華恋たち5人はうまく息の合ったダンスをしている。
「見事に息の合ったダンス」
俺は、華恋たちのダンスの見ていた。
まひるに関しては、朝から話しかけても顔を真っ赤にして、『うん』とか『そうだね』しか話してこない。
「京平、今度は私たちの番」
声をかけてきたのはひかり。一旦休憩を挟んで次は俺たちの番となっている。
「はいはいー」
俺はタオルをそこら辺に置こうと思ったら、まひるが来た
さっきまでとは、雰囲気が違うことがわかる
「京ちゃん、タオル受け取るね」
「いいのか?」
「うん!次出番でしょ?」
さっきのまひると打って変わって普通に接してきてくれた。
まひるは受け取ったタオルをジーとみていた。
「まひる、タオルに何かあった?」
「ううん、なんでもないよ!」
まひるはタオルを受け取ると教室の端に行った。
その後ろにひかりがいる
まさか、ひかりは朝の時何かあったのか?俺が日直でいないときに何があったんだ?
しばらく見ていると、まひるは顔を真っ赤にした
俺の目の前を花柳さんが通る。
「ばななはーん、今晩のご飯はなんど、」
ななに近づこうとすると
「うひゃーーーー!!」
いきなりまひるは叫んでタオルを投げだした。
「俺のタオルーーー!!!」
俺のタオルは香子に直撃した
「ちょっと、露崎はん、なにする!!」
花柳さんはまひるに言いかかる。
「今日のまひる様子がおかしい」
その後もまひるはなんだか変な感じがした。
授業もひと段落ついて俺は、ひかりに話しかける。
「なぁーひかり」
「なに?」
「なんかまひるの調子おかしくないか?」
「そんなことないと思う。それに乙女は秘密がつきもの。あなたの気のせいだと思う」
「絶対何か知っているだろう」
「京平、みんな知られたくないものは一つや二つある」
俺は、この場面でいうことではないと思いながらも納得せざる終えなかった
乙女ってやはり難しい
まひるは運動着から制服に着替えて、華恋を待っていた。
「帰ったら、まひるちゃん家のお芋調理しちゃうね」
そんな声が聞こえると
ななちゃん、双葉ちゃん、香子ちゃんが通った。
私は手を振って見送る
朝から、京ちゃんのこと考えすぎて、うまく京ちゃんと振舞うことが出来なかった。
「華恋ちゃん、まだかな」
まひるは華恋の帰りを待っていた。京ちゃんとは帰ろうと思ったんだけど、今日は難しいと判断して先に帰ってもらった。
朝から京ちゃんの枕のにおいやタオルを見てだいぶ、おかしい行動してた。
朝の出来事を考えていると華恋ちゃんがやってきた。
「んぱー、あ、まひるちゃん!お疲れ様!!」
華恋ちゃんは飲み物を飲みに来た。
「え、華恋ちゃん?まだ練習するの?」
華恋ちゃんは帰る様子がなく、また稽古場に戻ろうとしていた。
「うん!先に帰ってて」
華恋はロッカーにおいてある。水筒をまひるちゃんに渡した。
「これは、、、」
「京ちゃんからもらったの、私の水筒中身全部飲んじゃって、京ちゃんから奪った!」
華恋ちゃんは平然とおかしなことを言う
「奪ったって、華恋ちゃん、人ものを許可なく取ったらだめだよ」
「へーき、へーき!京ちゃん気づいてないから!」
華恋ちゃんは、水筒をロッカーに戻し、稽古場に戻っていく
「もう、華恋ちゃん、人のものを勝手に飲んだらだめだよ」
私は華恋ちゃんのロッカーを開けると水筒を取り出す
「あれ?これ京ちゃんさっき飲んでいたやつ」
私が見たのはタオルを受け取るときに見た水筒だった。
あれ?これって間接キス、、、、、
私は華恋ちゃんが口にしていた部分を見ていた。華恋ちゃんは正直羨ましい。。
ドクンドクンと心臓の音が聞こえる
私が水筒に口をつけようとしたところ
「忘れ物」
「うひゃーーーー」
後ろから現れたのは、ひかりちゃんだった。
私は水筒をぶん投げた。京ちゃんごめんね。
「いやだ、もう嫌だ、もうぐちゃぐちゃだよ。神楽さんが来てから、お部屋に関しても、私も華恋ちゃんも、しかも京ちゃんまで、返してよ。神楽さんは歌も上手いし、お芝居も上手だし、ダンスも上手じゃない。私には、京ちゃんと華恋ちゃんしかいないの。京ちゃんも違う女の子とばかり、話して、、もう、これ以上私のキラメキを奪わないで!」
まひるは涙を浮かべながら、ひかりに話していく
「奪うとか簡単に言わないで」
そんなことをひかりが言うとスマホががなる
それはオーデションの音だった
「あ、そっか」
まひるは何かを思い出しかのように我に戻る。
「星屑、あふれるステージに可憐に咲かせる愛の花、99期生愛城華恋、みんなをスタァライトしちゃいます!」
「きらめく舞台が大好きだけど、きらめくあなたはもっと好き、回る回るデュエットで、ずっと二人で回れたら、99期生、露崎まひる ずっとそばにいたのは私なんだよ」
目の前にいたのは、まひるちゃんだった。
「京ちゃん、私をずっと支えてくれる?」
「うん!僕がずっーとまひるちゃんを支える!」
「私が大人になったときに、迎えに来てくれる?」
私が目にしたのは、まひるちゃんが二役しているところだった。
「え、なにこれ」
私は唖然とする。
「お迎え?普通にいつでもまひるちゃんのことは迎えに行くよ!」
「じゃ、私が世界の果てにいっても迎えに来てね」
「うん!どこにいてもまひるちゃんを迎えに行くよ!」
「約束ね、私がどこにいても、迎えに来てください」
「わかった!」
「まひるちゃん、あのー」
私は、京ちゃんとまひるちゃんに何があったのか知らなかった。
「私ね、思ったの、私が持っているものと持ってないもの。それに京ちゃんは華恋ちゃんとひかりちゃんばかり、、、。華恋ちゃん、神楽さんが羨ましい。私がここであなたを倒して京ちゃんに見てもらうの。」
「え?」
まひるちゃんは武器を床に叩きつけると地面が割れた
「あれ、他のみんないないのか?」
俺がお風呂を上がるといたのは、ななだけだった。
「うん、みんな用事があるみたい」
「一人で用意するの大変だろ。俺も手伝うよ」
ななは一人でお芋の調理をしていた。
「ありがとう、京ちゃん。」
俺は部屋に荷物を置いてとキッチンに行った。
「ねぇ、京ちゃん。」
「ん?どうした?」
「京ちゃんって具体的にどんな記憶を失っているの?」
ななはジャガイモの皮をむいていると話しかけてくる。
「具体的に?そうだな。俺が記憶に残っているのは、小さい頃に約束した華恋とひかりの約束かな?一番抜けているとしては、花柳さんや双葉との記憶が抜けている。確かに会っているような感じがしているんだけど、その記憶がないって感じかな。」
「まひるちゃんとは?」
「まひる?まひるとは小さい頃遊んだことしかないぞ。なんでそんなことを聞くんだ?」
ジャガイモを包丁でカットしながら答えていく
「もしかしたら、まひるちゃんのと約束した記憶もあるんじゃないかなって思って」
「約束か、小さい頃の約束は、華恋とひかりしかないな。それに、まひるとは本当に小さい頃の幼稚園でのお話だしな、小さい頃の記憶って覚えていること少ないぞ?」
「確かにね、でも女の子は意外と覚えているよ」
ななは、やはり女の子ということもあり、分かるのだろうか
「なぁ、ばなな。」
「何?京ちゃん?」
「なんで、今日のまひる様子がおかしかったんだ?」
「京ちゃんそれ、本気で言ってるの?」
「え?いや、日直で朝いなかったし。朝、なにかあったのかなって」
「そっかー京ちゃんいなかったんだもんね。色々とばなナイスだったよ!」
「それを聞きたいの」
「乙女の秘密だよ」
口にシーっと人差し指を当てて、ななはウインクする。
「お前もか、、、」
俺たちは、みんなが帰ってくるまで料理をしていた。
「私、思い出したの、舞台少女になったわけを、この学園に来た理由も!ひかりちゃんと京ちゃんとの約束。私もスタァライトを。だから負けられないの誰にも」
華恋がそういうと二人の攻防は激しくなった
「私は京ちゃんに見られてないの!!華恋ちゃんみたく、注目されることもないし、輝いているわけでもない!私にはキラメキも何もないの!」
「まひるちゃんがきらめいてない?ノンノンだよ!まひるちゃんはちゃんときらめいているいるよ。京ちゃん言ってたよ。まひるちゃんはしっかりしているって、私やひかりちゃんの面倒を見てもらっているって、しっかり見られているよ!」
「え、京ちゃんがそんなこと言っていたの?」
剣を振り回して、まひるは防ぐ
「京ちゃんは、まひるちゃんのことしっかり見ているよ」
「そんな私、見られている!?」
「うん!だって京ちゃん、まひるちゃんは輝いているって、美しいって」
「そんなことを!?」
まひるは顔を赤くし、動きが止まる。
「まひるちゃんにもあるでしょ、まひるちゃんだけのキラメキが、、!まひるちゃんだけのスタァライトが!」
華恋は剣を向けるとまひるのボタンが飛んで行った。
「負けちゃった。」
私はお風呂に入っていた。
華恋ちゃんと話していた時に感じた。私のスタァライトが。おばあちゃんに言われて、ここにやってきた。私は京ちゃんとの約束を忘れていた。
お風呂を上がり部屋に戻ろうとするとななちゃんが声をかけてきた
「あ、まひるちゃん!まひる芋出来てるよ!」
リビングにはみんなが集まっていた
「今年も作り甲斐がありました。しかもなんと京ちゃんと二人で作りました。たくさん食べてね!」
テーブルの上にはたくさんの料理が並んでいく。
みんなでお芋を食べながら、華恋ちゃんはテレビを見ていた。
「あーーー忘れてた!!ダメ!!」
映像には、中学生の頃にインタビューされた内容が流れていた
『大切な人を笑顔にできるような温かいスターになりたいです』
と答えていた。
映像を見て、華恋ちゃん、京ちゃん、神楽さんもきらめいていると言ってくれた。大切な人たちを大切にしたいと思えば何度でもきらめける。
京ちゃんを見ると笑顔があった。
『やっぱり大好き』
京ちゃんはしっかり周りを見ている。華恋ちゃん、神楽さんだけかと思っていた。、私は、、、注目されていないと思っていた。でも、、、、
「あれ、なにこれ?」
華恋はもう一つのCDを見つけた
さっきのが終わったのでみんなが盛り上がっているときに入れ替えて再生をした。
映像には、京ちゃんとまひるちゃんが映っていた。これは空港?
映像にみんな釘付けになる。
『京ちゃん!京都に行っても私のこと忘れないでね!』
小さいまひるちゃんは京ちゃんに抱き着いていた。
『うん!まひるちゃんも元気でね!僕ももっともっとー大きくなる!』
『京ちゃん、、もう一度、約束して、、』
まひるちゃんは涙目していた
『約束?そしたらまひるちゃん泣かない?』
『うん。もう泣かないから、約束して』
『私がどこにいても迎えに来てください。』
『わかった!世界のどこにいてもまひるちゃんを迎えに行く!』
『やっぱり、行かないでー!』
まひるちゃんは再び京ちゃんに抱き着いていた。
録画をしているのはおばあちゃんだろうか。
『将来のお婿さんは決まったね』
と話していた。すると再生が終わり、私は周りを見渡すとみんな黙ったままだった。
まひるちゃんに関しては、顔を真っ赤にしている。
「わお、大胆なプロポーズね」
「いいですね、許嫁ですか、、」
クロちゃん、天堂さんがいう。
「ばなナイス!」
「京平、あなたね、、、」
ななちゃん、じゅんじゅんも話していく
「まて、少し話し合おう、俺は何もしてない!こんなの記憶ない!」
京ちゃんはみんなからの視線を釘付けになっていた。
(まひるちゃん、京ちゃんにこんなこと言われて羨ましいなぁー)
私は少し嫉妬した。
その映像になにか感じたのか、香子ちゃんが立ち上がり京ちゃんの所に向かう
「小野寺はん、もう我慢できまへん、いーや!京平はん」
香子ちゃんが京ちゃんに近づいていく
「おい、香子!」
何やら慌てて、双葉ちゃんが香子ちゃんを止める。
「いやや、うちだって約束したんや、もう思い出してもらうます!」
いきなり、何を言い出すのか、香子ちゃんは京ちゃんにキスをした。
「香子ちゃん!!」
まひるちゃんは必死に香子ちゃんを引きはがす
京ちゃんも抵抗してよ!
京ちゃんはいきなり、き、チューされてびっくりしたのか、動かない。
「これで完璧どす!」
香子ちゃんがどや顔で決める。
「香子!そんな状況じゃないだろ。しかも、戻るタイミングは、、、」
双葉ちゃんが香子ちゃんに何か言いかけた時、、
京ちゃんに反応があった。
「香子ちゃん、、、」
京ちゃんは香子ちゃんが離れた後、頭を抱えていた
「香子ちゃん、、ごめんね。守れなくて、、、」
そういって京ちゃんは気を失った
「やば、やらかしてもうたわ、、、」
香子ちゃんの顔が真っ青になる
「だから言ったろ!」
双葉ちゃんが香子ちゃんを怒る
京ちゃんが倒れている間、まひるちゃんは、
「京ちゃん、京ちゃん!!!」
まひるちゃんは京ちゃんに声をかけていた。
今までで一番長い文章になった。
次回、香子と双葉と京平の過去!楽しみにしててください!
書き留めしてて一応、週一という事にしてます。
あと、ばなな誕生日おめでと!!