きっと世界は上手く動いている   作:コアラのマーチ

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よろしくお願いいたします
小さい頃の京平は、僕っこにしました。急な変更ごめんなさい。
この次のやつが早く出来ちゃったのと、話の展開が遅いので早めに出しました。


恋愛という名の

「京ちゃん、、」

 

まひるは、京平を部屋に運んだ。男性ということもあり、3人がかりで運んだ。

 

「おい、香子、、、」

 

双葉ちゃんは京ちゃんの姿を見て罪悪感に浸っていた。

 

「なんどす?」

 

香子ちゃんは自分のしたことを理解していないのか、知らん顔をしていた

 

「お前、あの時に言われただろう、記憶を取り戻すときはもっと大事なことがあった時って」

 

「だからうちは今が大事だと感じました。」

 

「ねぇ、香子ちゃん、京ちゃんと何があったの?」

 

私は聞くことにした。京ちゃんと香子ちゃんたちの過去を、、

 

「私も聞きたい」

 

華恋ちゃんも発言する。部屋には、華恋ちゃん以外の人たちも来ていた。

 

天堂さん、クロちゃん、神楽さん、ばななちゃん、純那ちゃん

 

「双葉はん、話しましょうか。私たちの過去の出来事を」

 

 

「みんな、リビングに集まってくれ。ここでは、京平が休めないだろうから」

 

 

みんなリビングに移動すると、さっきまでの空気とは違っていた。

 

 

「さて、みんな集まったな。それじゃ、京平と過去に何があったのかについて話していこうと思う」

 

「うちと、京平はんは幼馴染どす」

 

「このことについては最初にあったときに話していると思うが、京平が記憶をなくした過程から話していこうと思う」

 

 

 

 

「香子ー、香子ー!!」

 

「香子お嬢様ーーーー」

 

香子は小さい頃から脱走していた。

 

「京ちゃん、遊びましょや」

 

香子はいつもの公園に行っていた。

 

「香子ちゃんいいの?僕と遊んでいて、、」

 

「いいんどす。うちだって毎日、毎日お稽古、お稽古疲れます。お花だって、お水ばかり与えていると枯れてしまうやろ?うちだって休養というのが必要なんどす。」

 

そういって香子ちゃんは、お着物の姿でやってくる。

 

「じゃ、おままごとでもする?女の子ってそうでしょ?」

 

「京ちゃん、うちをなめてるんどす?サッカーもできます!」

 

京平は、まひるとの癖でおままごとを提案してた。運動系を提案すると、まひるはいつもがっかりしていたので癖がついていた。

 

 

「わかったよ。でもお洋服汚さないようにね。。」

 

「あたりまえどす!」

 

いつもサッカーや鉄棒で遊んでいた。そのたびにお洋服を汚すから、怒られている。しかも僕まで、、、

 

 

「香子ー迎えに来たぞー」

 

 

そういってきたのは、双葉ちゃんだった

 

「京平、いつもいつも香子が悪いな」

 

「ううん、大丈夫。」

 

双葉ちゃんは、レジャーシートもひいて、お菓子も持ってきた。後でお金渡そう。

 

「京ちゃんは、うちがロボットになっていいんどす?」

 

お菓子を食べながら、話しかけてくる

 

「ロボットって別に、家の跡継ぎでしょ?無理なら親御さんに言えばいいのに」

 

「そんなこといっても京ちゃんも言えます?」

 

「言えないけど、、、しかも香子ちゃんのお父さん、僕にだけ厳しいもん」

 

 

 

そう、過去に、服を汚して帰ってきたときに、香子ちゃんが爆弾発言した

 

 

「京ちゃんはうちのお婿さんに来てもらう人どす!!」

 

 

「え?」

 

 

僕が香子ちゃんを見る。

 

「お前みたいなひよっこに!うちの香子を渡してたまるか!!!!」

 

「いりません!僕、そんなこと一言もいってな、、、」

 

俺は必死に抵抗する。腕を必死に横に振った。

 

「なんだと!うちの娘がいらないというのか!!」

 

「そんな理不尽な、、、」

 

香子ちゃんに助けを求めるが

 

「京ちゃんは、うちの事いらないの、、、」

 

上目遣いで、涙目をしてくる。

 

 

こんなことがあってから、香子ちゃんの家に行くたびにお父さんから殺される視線が始まる。

 

 

このことを思い出すたびにため息が出る

 

「ほら、香子帰るぞ」

 

双葉は、自転車に乗って帰る準備をする

 

「ほな、京ちゃん、また、明日、」

 

香子ちゃんは手を振る。

 

「うん。またね。お稽古がんばって。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在に戻り

 

 

 

「ここまでは、普通に遊んでいたんだ。香子が脱走して、そのたびに、京平と遊んでの毎日だった」

 

リビングで双葉が説明しているときに、みんなは真剣に聞いていた。

 

「香子ちゃんも、親のつながりがあるの、、、」

 

まひるに関しては少しショックを受けていた。

 

「まひるちゃん、そこ?!」

 

華恋がまひるにツッコミを入れる。

 

ある意味、京平のことになると頭のねじが外れる。

 

「それで、ここまでは、京ちゃんとの出会いだけど、記憶のことに関して教えてもらえる?」

 

ななは真剣に聞く

 

 

「ここからは、残酷な話だ。聞きたくない奴は聞かなくていい。もし、最後まで来たら、誰にも話さないでほしい」

 

 

「なんでそこまで、厳重なの?」

 

クロも我慢の限界なのか、イラついていた

 

「これは、花柳家が封印した犯したタブーだったからだ」

 

 

「タブーですか、、、」

 

天童も顎に手を当てていた。

 

 

「それじゃ、これ以上は待てない。みんな秘密は守ってくれ。」

 

 

双葉は真剣な顔をして、唾を飲み込み間を置く。

 

 

 

 

 

「京平は、、、、殺されたんだ。」

 

続けて、双葉はいう

 

「花柳家を襲ったという冤罪が、京平に降りかかって、皆から追われたんだ」

 

 

 

 

 




また、次回!
お楽しみに!!!
いつも読んでくれてありがとうございます。

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