「奴隷ってどいうこと?」
まひるが口にした
「そのままだ。お金持ちということで香子は嫁として迎えられたのではなく、奴隷として、、、、」
双葉は口にするのをやめた。
その場にいたみんなは察したのだろう
「それで京平はそのことに気が付いた。いや、私が助けを求めた」
「香子が危険な状態であること。そして、おじさんから香子は奴隷として買い取られていたことを」
幼少期
「なぁ、京平、香子が申し訳ないな」
双葉は帰り道に京平に謝っていた
「ううん、大丈夫。香子ちゃんもお嫁として修業しているもんね」
二人で帰っていたということもあり、双葉にとって幸せな時間であった。
「私さ、京平に相談があるんだ。」
「相談?」
「この前、お屋敷にいた時に聞いた話なんだけど、香子が奴隷としてあの家に行っているんだ」
「奴隷?だってお嫁として行くんじゃなかったの?」
「私も最初はそう思っていた。けど、調べていたらたどり着いたんだ。あの男のやつの名前はもっと黒く残酷だった。名前は『葛木(くずき)』」
双葉は立ち止まって下を向いていた
「葛木って、噂では、外国人の奴隷を雇っては、売買している?」
「そう。裏の世界では有名だそうだ」
「でもなんで香子ちゃんが奴隷?」
「なんでも新しい事業として、小さい女の子を売って大儲けしているらしい、なんでもアジア人は高く売れるって言われている」
「それで香子ちゃんが狙われてた。」
「その通りだ。」
京平も数歩先に行って後ろを振り向いて双葉と向かい合った
「そこで頼みがある。あの葛木から香子を助けてくれ」
双葉は頭を下げた。
「でもなんで、僕なの?」
京平が素朴な疑問をぶつける
「本当は私が助けたい。だけど香子は京平を待っている感じがする。だから助けてくれ、お願いだ」
「わかった。香子ちゃんを救って見せる」
二人はそこで指切りをして香子を助けることになる
いつものように香子は迎えに来た車に乗り込む
(はぁー今日も退屈なお嫁さん修行どすか、本当は京ちゃんと遊びたかったのに、これも京ちゃんと大人になったときに役に立つと思います!)
香子はもともと葛木のお嫁になる気はなかった。なんでもこっちが拒否すれば許嫁として解除されると分かったからだ。
いつものように車の窓を見て景色を楽しんでいた。しかしいつもとルートが違う
「ちょっと、いつもとルートが違いますけど?」
香子が運転手に話しかける
「いいえ。間違っていません。これからあなたは売られていくのです」
「売られる?一体どいうこと?」
「あなたは元々お嫁としてこられたわけではありません。」
「え?」
「あなたのおじさんが借金をして、そのお金の代償としてあなたが売られていきました」
「おじさんが、借金?」
香子は急いで外に出ようとした
「なんで、なんで開かないん!!」
「無理ですよ」
運転手が眼鏡をくいっとやって香子をみた
「あなたのような小さな女の子の力で開けるようにしていません」
「そんな、だれか、だれか助けて!!!」
香子は大きな声を出す
けど外には聞こえない。誰もこの車を見てないからだ。
「うち、これからどうなるの、、、」
香子は落ち込んだ。この世から消されるんや
そんなことを考えているといきなり車が曲がり始めた
「うわーーー」
運転手が何か大きな声を上げている
すると車は止まって、扉が開く
「香子ちゃん、こっち」
手を伸ばして香子の腕を引っ張っていく
「え、きゃー」
香子が悲鳴を上げる
「ちょっと、いきなり叫ばないでよ!」
声のする方を見ると京ちゃんだった
「京ちゃん。うちを助けに来てくれたの?」
香子は安心したのか、京平に抱き着いて泣いた
「よし、よし、今双葉が来てくれるから待っていて」
京平は香子を話して前に立ちふさがる
「何の用?」
いきなり話し掛けたことでびっくりしていた
「ちょっと、僕いきなり乱暴じゃないか、」
さっきの運転手がこっちにやってきた
「そっちこそ、香子ちゃんを売りさばこうとしていたくせに」
「子供が大人の事情に突っ込んではいけないよ。」
男は京平をぶん殴る
「京ちゃん!!」
香子は京平の所にいこうとする
「おっと、君は大人しくそこで見ていてね」
男は京平を殴る
「おら、おら、おら!!子供が調子に乗るなよ!!」
京平はみるみるボロボロになっていく
「もう、ヤダ、やめて、、」
香子は涙が止まらない
「もうやめて!京ちゃんを殴らないで!!」
香子は必死に叫んだ
「うわーー!」
運転手の男がいきなり倒れた
「香子ちゃん泣かなくていいよ。僕が絶対に守るから」
京平は運転手の男を倒した
「なめるなよ。クソガキ!」
するとナイフを取り出した。男は京平に向かって走る
「大人がそんな武器使わないで素手で来てよ。」
京平はよけると、ナイフを蹴り飛ばし、男の顔面を蹴っ飛ばした
「香子ちゃん。早く逃げて、いつ復活するかわからないから」
京平は疲れたのか倒れた
「でも京ちゃんが、、」
「大丈夫、香子ちゃんをちゃんと迎えに行くから待っていて、」
しかし、後ろから葛木がやってきた
「おい。これはどいう状況だ」
いきなり現れたことで京平も戦闘態勢は取れなかった。
「おい、お前はいつも俺の邪魔をする」
葛木は京平の所に行って腹をける
「香子のそばにいつもきやがって、調子に乗るなよ。俺が何者が分かっているのか」
ずっと腹をけり続けることで京平は何もできない
「まったく、ここで消さないといけないようだな」
近くにあったナイフを葛木がとる
「お前は俺の邪魔をしすぎだ」
ナイフを振り下ろすと京平に当たることはなかった
「なに!?」
「京ちゃんは傷つけさせまへん」
香子が京平を庇い、よけた
「まだあきらめないのか、お前は売られたんだ。奴隷として。いいから早く売られて片腕でも無くしてくれ」
ナイフを振り回しこっちに向かってくる。
「香子、ちゃんは誰にも渡さない、、僕が、守るんだ」
京平は立ち上がり、香子の前に立つ
「香子ちゃんは、奴隷として生かせない。僕が守る、絶対に。」
「そうか、だったら、守ってみろよ。永遠にな!!!!」
葛木は京平を刺した
「う、ぐはっ、、、」
しかし京平は負けずと葛木を背負い投げした
「これでお前は立ち上がることはできない。」
京平は刺されたところを抑えながら、勝利した
「京ちゃん!!」
香子が京平の所に向かった
「ありがとう。助けてくれて。うちを守ってくれて」
香子は京平を抱きしてめて今度こそ、本当の終わりと思った
「電気ショックは奴隷にいつもついている」
いきなりの呟きに二人は驚いた
「香子ちゃん!!」
京平は香子についている電気ショックを急いでとる
しかし、それは京平が持っているときに電気が流れた
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
もう、いくら助けを待っても現れることはないのか、京平は諦めかけていた
「パッピーエンドはいつも近くにあるぞ」
いきなり近くに現れたのはレインコートを着た男だった
「あ、あなたは?」
「お前は、そいつを助けたいか?」
男は香子を指をさし、訪ねる
「うん、助けたい。」
「そうか、なら強くならないか?」
「強く?」
「そうだ。お前はまだ弱い。だから俺についてこい。強くなるんだろう?だったら俺が強くしてやる」
「わかった。ついていく」
男は電気ショックの部品を破壊し、香子の所に行く
「この男には強くなってもらう、だから記憶を消していいか、」
「記憶を消す?」
「そうだ、このパッピーエンドはなかったことにする」
「それってこの場面だけどすか?それとも今までの記憶どすか?後者なら、京ちゃんにとってもうちにとってもつらい事どす!!」
「残念ながら後者だ。だから解除の方法を教えてやる」
現実
「これが京平が師匠と出会ったきっかけだ」
双葉は過去の事を話し終わる
「じゃ、京ちゃんが記憶をなくしていた理由は、強くなるため?」
まひるが香子に話す
「うちの名前と双葉はんの名前を忘れていた理由は、思い出すという課題のためでもあったんどす」
香子は説明を加える
「でもそういうのって何かまたなにか起きた時じゃないの?例えば電気ショックをまた与えるとか、事故がきっかけとか、、、」
「そうどす。だから思い出す条件は、うちからのキスということにしたんどす」
香子は腕を組み勝ち誇っていた
更新遅れてしまい。申し訳ございません。
リアルことが忙しく火曜日に更新できませんでした
来週は火曜日に出すので楽しみにしてください。
次回はアニメ第6話の話です。よろしくお願いいたします。