これはイギリスにいたとある少女のお話。
「ひかりちゃん!いちゃ、いやだよ!!なんでなんで」
華恋は滑り台を降りて泣きながら叫んでいた
「ひかりちゃんードンドンいちゃ嫌だ。」
「ロンドン!」
「京ちゃんからも何か言ってよ!」
滑り台の上で泣いている華恋
「僕も北海道にいくからそれぞれお別れになるよ」
華恋は、3人がそれぞれお別れになるのが嫌だった。
「京ちゃんもいかないで!!」
うわーーんと更に大きな声で泣き叫ぶ。
「しょうがないよ。僕の家、転勤族ってやつでどっかに行くことが多いんだ」
「離れ離れになるのは嫌だ!!」
「華恋!泣き虫はスターになれないよ!決めた!」
「じゃ、ロンドンに行かない?」
「私スターになるまで帰ってこない!華恋とも会わない!」
「なんでーなんでー」
「華恋、私がいるとすぐに甘えるから!」
「えーー電話は?」
「ダメ、」
「お手紙は!」
「それなら、、」
ひかりは華恋の力に負けていた。
「ひかりちゃんは華恋ちゃんに甘いよ」
僕は滑り台から滑ると
「京ちゃんは強制的に電話もメールも強制!!」
「最初から決まっていたよ」
はぁーとため息をついた
「京平は私に電話していいよ」
「え!!なんでなんで!」
「だって京平は華恋みたく甘えないもん」
上のほうでは二人の激しい言い争いが始まった。
「僕にとっては二人に会えないほうが嫌だよ」
聞こえない声で僕は呟いた。
そして、3人はある買い物をした。一人は王冠の髪飾り。もう一人は、きらめきの髪飾り。そしてもう一人には、、、、、、、
ロンドンの演劇学校では激しい舞台の稽古が行われた。
「もっと、もっと、もっと高みへ!!!」
ひかりは一人で自主練をしていた。
いきなりスマホの音が鳴る。
明かりがついて辿りついたのは、
「何ここ」
英語で話しかけてきたのはキリンだった。
「日本語のほうが良いですねレビューそれは歌とダンスがおりだす魅惑の舞台。これから始まるオーディションでトップスターの道が開かれるでしょう。」
「トップスター。」
「運命の舞台に立つもの無限のきらめきを放ちすべての才能を開花させ時を越えて輝き続ける永遠の主役」
「永遠の主役」
そうしてひかりはオーディションに参加することを決めた。
ひかりは戦った。己の力を発揮するために、トップスターになるために。華恋との約束の永遠の主役になるために
しかしひかりは負けてしまった。
最後の最後で負けてしまったのだ。
「嘘、、、」
「これですべてのオーディションを終了します」
キリンの声で幕が下りる。
「チッ、、間に合わなかったか」
オーディションの天井ではある男がいた。
朝起きて普通の日常何も変わってない。
朝起きる。シャワーを浴びる、体重測定をする。何も変わってない日常のはずだった。
しかし体重は130g落ちていた
レッスン中何も感じなくなった。舞台のキラメキ、高揚感、楽しみがすべてなくなった。
「私なんで舞台に立っていたんだっけ?何を目指して舞台に立っていたんだっけ」
ベンチに座って考える
「そうだ。華恋。約束したんだ。舞台での約束を。そして京平とも約束をした。」
ひかりは舞台であったキリンの存在を思い出し、連絡があったサイトの問い合わせに電話した。
「オーディションで最もきらめいたレヴューを見せたものは星のティアラが与えられ、トップスターの道を開かれるでしょう。負ければすべて奪われる。大切なキラメキもすべて」
「トップスターには燃料が必要です。」
「私をだましたのね!」
ひかりは怒りを露わにしている。
「それが私から奪ったキラメキ」
「あなたはキラメキを失ってなかった。いやその少しのキラメキが残るとは予想外でした。そこでもう一度チャンスを与えましょう。ですがこれも運命、次の舞台は日本です。」
「もう一度参加できるの。どうして!?」
「すべてをなくした舞台少女、何が起こるかわからない運命の舞台。私はそれが見たいのです。」
「参加するわ」
ひかりは即答で答える
「では手続きはこちらで」
舞台が下りていく
「待てよ、キリン」
上から男の声がした。
「これはこれは、あなたの噂はうかがってますよ。小野寺京平さん」
「そんなことはどうでもいい」
京平は上の柱から飛び降りてきた。そしてマスケット銃をキリンに向けていた
「ひかりをだましたって?」
京平は怒っていた。
「京平なの?」
ひかりは京平の後ろ姿を見て泣きそうになっていた。
「遅くなってごめんな。そして守れなくてごめん」
幼い頃華恋とひかりで買いに行った『髪留め』京平には別のものを渡していた 地球の形のペンダントだ
それがひかりには見えていた。小さい頃約束した。京平との約束
『どんな時も困ったら助けに行くね!僕は華恋ちゃんとひかりちゃんを守る!!華恋ちゃんが太陽で、ひかりちゃんは月!』
『それなら京ちゃんはどいう存在になるの?』
華恋が疑問を言う
『京平は地球!!』
大きな姿になって帰ってきた京平にひかりは泣きそうになっていた。
「さて、キリンお前を殺しに来た。」
「私をですか。あなたも知っているでしょうがこの舞台は舞台少女たちの同意を得ていますよ」
「でもそれは、だましている。今回のひかりのようにな」
「どうしてこの場所が?」
キリンは慣れているかのように言う
「ある少女がキラメキを失った。舞台に対する情熱、やる気を失って別の人物を演じているという噂が広まった。それを調査しに来たんだ」
「なるほど。流石噂の人ですね。」
「噂の人って?」
ひかりはなんのことなのかわからなかった
「知らないのですか?この方は世界で悪人を裁いている人物で、裏世界の殺し屋と言われています」
「殺し屋!」
ひかりはビックリして京平を見る
「でも悪人?」
疑問に思いながら発言する
「そうです。確か神楽さんの幼馴染でしたね。何も知らないのですか?」
「知らない。というか京平は電話しても出なかったから」
ひかりは京平を見る。
「ごめん。携帯を壊しちゃって、電話番号も変わったんだ。」
「お2人で話す時間が必要ですか?でしたら私はこれで失礼させていただきます。」
バン
「どさくさに紛れて逃げようとするな」
京平は銃をキリンに打った。あと数ミリという形であったがキリンのギリギリをすり抜けた
ひかりに向けた表情とは違い。真剣な目でいう
「京平、、、」
「キリン、本当ならここで殺している。しかしさっきの話でやめておいた。俺も日本に連れていけ」
「あなたもですか?いいでしょう。私もあの舞台に刺激を求めたいと思っていました。手続きは私がしておきます」
「今度覚えておけ。俺の幼馴染をだましたら次はないからな」
京平は銃を下した。そしてキリンは降りて行った
「京平。」
「ひかり。俺の事は内緒にしておいてくれ。いずれわかることだ。」
「わかった。私の口からは何も言わない。でも何があったの?」
京平と会ったひかりは色々な話をした。
「強く掲げた 手のひらすり抜け 奈落に落とした あの日の誓い 再び登る 運命の舞台 例え悲劇で 終わるとしても
99期生 神楽ひかり 全ては スタァライトのために!」
現在に戻り、ひかりはななと戦っていた。
「キリンから聞いたよ」
「ひかりちゃん色んな事があったんだね」
ななは刀を持って戦う。
「でも安心して、私が守ってあげる」
「私は知らない人に守ってもらうほど弱くないわ。それに京平が言ってくれたの『ひかりや華恋は俺が絶対に守る』って守ってもらうなら京平を選ぶ」
「そう。京ちゃんがね。京ちゃんはこの舞台を理解しているのかしら?」
「知らないと思う。この舞台が奪われるしかないという事、一人のためにみんなが犠牲になることは知らない」
「可哀想ね。京ちゃん」
「でも変えてくれると思う。未来はいつでも変えられる。『決められた運命は将来結婚を共にすると決めた人だけだ』それ以外決められた運命はないって京平が言ってた」
「変なこと言うね。京ちゃんは」
ななは力強くひかりに立ち向かう
ギン、バン、ギッ、キン、キン
二人のスピードが速くなる。
「それでも見えたの。京平がみんなを支えて守ってくれている未来が」
そういってひかりは覚醒する
その力に圧倒されたななは負けた。
「ポジションゼロ!!!」
カーテンが閉まり、ななとひかりが話す
「わかっているのスタァーライトは悲劇。いいの?華恋ちゃんと戦うことになる」
ななは背中を向けながら話していく
「更に、あなたはその味方を消そうとしていることも」
「いいの。それでも私は、華恋と、、、さらに京平と」
「最低ね。それなら京ちゃんの隣は私になるかな」
ななはひかりに言ってその場を後にした。
「京平の事を裏切る、、、、いやだ、京平の事は大好きなのに、裏切りたくない。助けて京平」
ひかりは涙を流していた。少女の声は誰も聞かれることなく、涙の声だけが舞台に響いていた。
華恋誕生日おめでとう!!!(遅れた)
今回も見てくれた皆さん、ありがとうございました!