小泉さん!誕生日おめでとうございます!!
女の子というのはとても分からない生き物だと思う。
一人で歩いている俺は昔の色んな経験を思い出していた。
小さい頃にまひると遊んだことで女の子とはこんな感じだという事
双葉と香子と一緒にいて活発的な女の子がいたという事
そして、ひかりと華恋二人に出会って初めて助けるべき女の子が身近にいるという事を気づかせてくれた。
そして今日この時すべての運命が決まる。オーディションという星の罪を犯したものが捕らわれしまう
俺はそこから人を助けるためにやっていた。罪を犯してまでも助けたい人がいる。
俺はこのオーディションのために準備をしていた。
「ひかりと華恋は今頃約束したタワーで話しているだろう。多分別れ話だと思う。華恋はまだ、その意味を分からない。いや理解しないというのが正しいだろう。」
一人そんなことを呟きながら、スマホの通知音が鳴る
「始まるか。最終日」
「「「「「わぁーー(ひゃ、ふぅ、)」」」」」
「ここは観客席?」
純那、なな、まひる、双葉、香子が順番に座った。
ついでに俺は香子の隣に座っている。
ステージを見るとテーブルを挟んで向き合って座っている。天堂とひかり
「これは」「どいうこと?」
華恋とクロが話す
「飛び入り参加された方がいたのでスケジュールを見直す必要になりました。ここまでの結果で合格する可能性は貴方たち4名。そこで最終日は2対2で行う特別公演、レヴューデュエットを開演します」
「タッグマッチという事ですね」
天堂が発言する
キリンが発言すると華恋が反応する
「ひかりちゃん!やっぱり二人でスターになれるんだよ!」
華恋にはひかりしか見えてなった。
「では、天堂真矢さん。選択希望舞台少女は?」
天堂はボタンをクロディーヌに投げた
更にひかりは、華恋に投げた。
それから4人は舞台の準備をする。
観客席には弁当が差し入れとしてあった
「ご丁寧にお弁当まで」
香子以外の4人は食べていた
「あ~あ、トップスターになれられへんのにこんなの見てられまへん」
香子はそういって立ち上がる
「ほら京平はん、双葉はん帰るで」
そういって俺もお弁当を取り上げる
「おい、今食べようと思っていたのに」
俺は香子に言う
「私は見ていくぜ。自分に足りないものを確かめたいからな」
双葉が箸を割って発言してきた
「私も見るわ。観て、練習して次こそ、負けないようにしなくちゃ」
「私もあの舞台に立てなくて悔しい」
「みんながどんな運命の舞台を演じるのか見たいから」
純那、まひる、ななが発言した
「俺も観ていく。華恋たちを見届けないといけないから」
俺もそういって席に座る
香子は考えて
「ふん!」と不貞腐れるが席に座った
「俺の弁当は?」
俺が横から聞くと
「これはうちが食べます。京平はんは自分で持ってきて食べなはれ」
そいって香子は俺の弁当を食べる
「まったく」
俺は再び立ち上がり、弁当を取る
「京平、こっちに座ったら?」
純那がそんなことをいう
「なんで?」
「だってあのままだと花柳さん。あなたに甘えそうだもん」
純那は香子に視線を向けていう
「そうだぞ、京平。香子に甘すぎだ」
双葉もそう発言する
「んな、京平はうちに尽くしてくれる男性どす。うちから離れたら罰が当たるでー!」
香子は必死に京平を呼ぶ
「まぁ、香子のことを想うなら離れるか」
俺はそういって純那の隣に座った
「もう!京ちゃんのおバカ!」
香子は怒っている
「香子、いいから席に座っておけ、始まるぞ」
「後で覚えていなはれ」
香子は俺を睨んでいる
後でか、後があればいいな。
「レヴューデュエット!!わかります」
4人の声が響く
『強く掲げた手のひらに 可憐に咲かせる愛の華 たとえ悲劇で終わるとしても キラめく舞台に飛び込み参上!99期生 神楽ひかり 99期生 愛城華恋 みんなをスタァライトしちゃいます!』
「 輝くチャンスは誰もが平等 だから愛のダンスで誰より熱く 自由の翼で誰より高く99期生 次席 西條クロディーヌ C'est moi, la star!」
「月の輝き、星の愛 数多の光、集めて今貴方の心に届けましょう 99期生 主席 天堂真矢 今宵、煌めきを貴方に」
「オーディション最終日運命のレヴューの始まりです。どちらか一方の上着が取れれば終了です」
その掛け声で始まった
「いきなり、激しい攻防だな」
西條に天堂二人の息はぴったりだ。攻撃を一気に仕掛けていく
西條はひかり、天堂は華恋。何も声をかけてないのに素晴らしいコンビネーションだ
剣の音だけがステージに鳴り響く。4人は息を上がっている。しかしスピードは落ちない
「キラメキがこんなにも」
「すごい二人とも」
「負けてられない」
まひる、なな、純那がつぶやく
しかし、華恋とひかりも負けてない
あの二人は二人で1つだ
ひかりの武器が華恋を運んで華恋が攻撃を仕掛ける。この一撃で決まる。
華恋の一撃が天堂の上着を取る
『ポジションゼロ!!!』
「レヴューデュエット終了します!!」
ライトが暗くなった
「待って!負けたのは私だけ!天堂真矢は負けてない!」
ライトがクロディーヌを照らす。
クロディーヌは涙目で自分の上着を取る
「天堂真矢は負けてない!!」
床に手をつき、涙をこぼした。
フランス語で二人は話す。お互いが素晴らしいライバルだと二人が認めている。それは傍から見てもそうだった。だからこそ、二人でしかわからないものがある。
しかし、二人が話終わるといきなり塔が動き出す
「最終オーディション 悲劇のレヴューの開演です。トップスターを目指して、歌って踊って奪いあいましょう」
ひかりと華恋が上がっていく
「そうよね。やっぱりオーディションの合格者は一人だけ。二人一緒にはスターになれない」
「わかります。」
キリンがつぶやく
「ありがとう。華恋」
「ひかりちゃん」
ひかりは華恋に話かける
「あなたは私を覚えてくれた、私と私たちでいてくれた。あなたのキラメキが私を照らし、導いてくれた。私を舞台少女に生まれ変わせてくれた。でも、あなたのキラメキは奪えばない。いいえ、奪わせない。」
そうして、ひかりは華恋の上着のボタンを切りつける。
「さようなら、華恋」
そうして、華恋は落ちていく。高い塔の上から
しかし、華恋は水に落ちなかった
華恋を受け止めたのは、京平だった。
「華恋、ごめんな。お前を助けることが出来なくて、でも信じてる。きっと華恋がこの道を壊してくれることをだから時間がかかってもいい。迎えに来てくれひかりを」
「京ちゃん?」
京平は華恋をそばに下すと、塔の上に上がる
「燃料なんていらない。」
俺が上がった時にはキリンとひかりが話していた
「舞台には胸を熱くし、心を焼く大量の燃料が不可欠。それをあなた一人で?」
「見たいんでしょ?予測不可能な舞台 これが私のスタァーライトよ」
「わかります」
ひかりが剣の刃の部分を強く握っている
「これにて、「待てよ」」
「なんですか小野寺さん?」
「俺も連れていけ。その舞台に」
俺はマスケット銃を向けてキリンを脅す
「スターは一人だけです。お引き取りを」
「ああ、俺は観客として入れろ。お前も行くんだろ」
「流石は、小野寺さんです。いいですか?あくまで観客としてですよ。あなたには特別なものを体験してもらいましょう」
「話が早いな」
俺は銃を下す
「ええ、出ないとあなたに殺されますから」
「では改めて、オーディションは終了。運命の舞台の開幕です!」
シャッターの閉まる音が響く
「京ちゃん?」
3月までには終わらせます