ようやく、わかった。
京ちゃんがくれた、あの何気ない言葉たち。ヒントはずっとそこにあったんだ。
「演習とか脚本のちょっとした違い。ずっと幽閉されてたんだ。クレールはあの塔に、そしてひかりちゃんはあの塔の中にいる」
——そうだ。ひかりちゃんは、舞台に囚われている。
スタァライト、その物語の奥に。
学校の一階、消火器の前。
そこは、すべての始まりの場所だった。
わたし、愛城華恋は今、そこに立っている。
「ひかりちゃんは星を掴もうとした罪を償うためにあの舞台に行った。でもそこは私たちの舞台じゃない!」
握ったバーベルが、手のひらに食い込む。熱い。けれど、この熱は恐怖じゃない。
「私たちはまだ、あの舞台に立ってない。私たちの舞台は——まだ始まってない!」
叫ぶように、壁にバーベルを叩きつける。
「答えて、ひかりちゃん! 私たちはまだスタァライトしてないっ!!」
ガンッ、と音が響く。
その音に混じるのは、涙と怒りと悔しさ。
そして、愛しさ。
「それに……京ちゃん!」
声が震えた。
「ひかりちゃんばかり助けてないで、私も助けてよ!! ひかりちゃんばかりずるい!!」
再び叩きつける。感情のままに。
「帰ってきたら……帰ってきたら絶対! たくさん甘えるんだから!!」
壁にぶつかるたびに、胸の奥の想いが剥き出しになっていく。
ぐちゃぐちゃな心が、音になって空気を震わせた。
「私は……私はスタァライトするんだから!!」
四度目にバーベルをぶつけたそのとき——
鈍い音が、変わった。
乾いた、何かが外れるような音。
「……出た」
その向こうにあるのは、始まりの扉。
見えた。道が、見えた。
「今行くよ。ひかりちゃん、京ちゃん——!」
拳を強く握り直す。
涙の跡を拭う間もなく、華恋は扉へと、歩き出した。
エレベータに続いていたその先は色んな道になっていた。愛情華恋は星見純那とエレベーターに乗っていた
「星を掴もうとした罪。トップスターを目指した私たち舞台少女ってみんな罪深い存在なのね。」
「うん」
「でもだから何、誰に何を言われたって掴んでみせるわ!自分星!それと京平に伝えてくれる?」
「京ちゃんに?」
「人生は計画通りにいかないって、責任とってもらうからって 舞台で待ってる。」
「責任って、、じゅんじゅんにまで手を出しているの」
華恋はため息をつきながら言う
次は露崎まひると愛城華恋は歩いていた
「別々の幕開け別々の筋書きから私たちは出会って同じ舞台に立ったんだよね。すれ違ってぶつかって、でも一緒にキラメキを見つけられた。」
「私もまひるちゃんとのキラメキ見つけたよ」
「この出会いにはきっと意味がある。京ちゃんに会ったら伝えてほしいの」
「まひるちゃんも?」
「私を苦しめた思いは重いって連絡も無視して、一人で先に突っ走っていくことに責任取ってもらうってね 華恋ちゃん舞台で待っているね」
まひるは華恋にいう
「う、うん」
本当に京ちゃんは一回殴られた方がいいと思う
幼馴染の石動双葉と花柳香子
「舞台が繋いだ腐れ縁か」
「舞台があったからうちらは今ここにおるんだね」
歩くエスカレータに乗りながら華恋は頷いていた
「でもこれが京ちゃんの考えたシナリオ通りなら納得できまへんな」
「そうだな。相談もしないし、ましてや仲間外れ」
「同じ舞台で同じご飯食べて舞台少女はつながってるんや、だから京ちゃんとも繋がらないといけません」
「「舞台で(待ってるよ)(待ってますよ)」」
「それと京平に伝えてくれ。帰ってきたら、覚えておけって」
双葉は華恋にいう
「うちからは忘れられない思い出を作るから必ず帰って来てと言ってください」
香子も続いていく
「うん!」
やっぱり一発ぶん殴る!
そして大場なな
「消えることのない灯り、尽きることのない興奮と情熱。記憶に焼きついた永遠の一瞬。いつか終わるからこそ私たちは今を激しく燃やすのね。その瞬間を一緒に。」
道を一緒に歩きながらななは空を見上げていた
「それと京ちゃんに伝えて、女の子を一人で待たせるのは星罪より重いことだよって 舞台で待ってる。」
「ななまで、、、」
華恋は呆れていた
西條クロディーヌと天堂真矢はブロックの上を歩きながらいた
「「舞台は私たちの心臓、歌は鼓動、情熱は血。私たちは舞台に生かされている。傷ついても倒れても舞台が私たちを蘇らせる舞台少女は何度でも生まれ変わることができるだから」」
「en attendant sur scène」
「舞台で待ってます」
クロと天堂が続けていう。
「それと小野寺さんに伝えてください。私は負けていませんと」
天堂がいう
「私からも言っておいて女の子はとても重い生き物よって」
クロディーヌがいう
「わかった」
華恋は返事をする
そして華恋は扉の前についた
振り向くと7人は舞台の階段で座っていた
「舞台で待ってて」
その言葉をみんなに伝えて扉を開けた。
暗闇の中を、華恋は歩いていた。
足音が硬く響く。何も見えず、何も聞こえない。
まるで、舞台袖のような——始まりの一歩を待つ、その刹那の静寂。
と、不意に。
ピリピリピリピリ——。
耳障りな電子音が、闇を裂いた。
突如として現れたその音に、華恋は反射的に走り出す。
音の先にあったのは、一台のスマートフォンだった。
「……これは、ひかりちゃんの……」
見覚えのあるカバー。華恋はそれをそっと拾い上げた。
そのすぐそばに、チケットが一枚、ぽつんと落ちていた。
【運命の舞台】
華恋はそれを見つめ、息を呑む。
「これって……」
運命。宿命。星の導き。これは「選択」だ。
「今、行くからね。ひかりちゃん」
小さく呟いて、チケットを握る。
その時、ふと視線の端にもう一つ、見覚えのあるスマホが映った。
京ちゃんのスマホ。
ためらいと罪悪感が入り混じる。
けれど、今はこの感情を置き去りにはできなかった。
そっと電源を入れる。
そして、目に飛び込んできたのは——
「もーーーう!京ちゃんのバーーーーーカ!!!女たらし!!!」
待ち受けには、華恋、ひかり、そして京平——三人で撮った笑顔の写真が並んでいた。
画面越しなのに、手が熱くなる。胸の奥がキュッと締まる。
「……こんな、うれしいに決まってるじゃん」
涙がこぼれそうになる。けど、今はその一滴さえ舞台に捧げる。
華恋は顔を上げた。
踏み出す先にあるのは、誰にもまだ見せたことのない、自分だけの舞台。
だからこそ、誓う。
「聖翔音楽学園 第99期生 出席番号1番 愛城華恋——入ります!」
扉の向こうで、愛城華恋が決意を胸に踏み出した頃——
外では、七人の舞台少女たちが、賑やかにテントを囲んでいた。
「だからそんな切り方するなって言ってんの」
双葉が鋭く指摘したのは、香子がネギを大胆にぶつ切りにしていたからだ。
「だって、ネギ憎いんやもん」
香子はぷいと横を向きながら、手を止めずに包丁を振る。
「え〜、おいしいよ? おネギ。京ちゃんも好きだよ」
まひるが横から笑いながら言った。
「じゃあ、うちのネギは京ちゃんに食べてもらいます〜」
嬉しそうに声を弾ませる香子。
双葉は眉をしかめながら、突っ込まずにはいられなかった。
「なんでそんなに嬉しそうなんだよ」
「だって京ちゃんに“あーん”できるもん。それは、うちの特権やし」
香子は満面の笑みで得意げに言った。
すると、まひるが眉間にシワを寄せて声を張り上げる。
「ダメ! 京ちゃんに“あーん”するのは私! 香子ちゃんの役じゃないよ!」
「そんな争いしなくても、私がするから安心して」
純那が割って入ると、どや顔でお玉を掲げた。
「お出汁は完璧。最高の状態で“あーん”させてあげるわ」
「みんなでやればいいでしょ」
ななが呟く
そんな5人で争っている中、他の二人は
「j'ai faim」
「私もペコペコです。」
お腹がすいたと言いながらカニを剝いていた
砂漠が広がる。どこまでも、星のかけらを埋め込んだような金色の大地。
その真ん中に、ひかりは立っていた。
上空では、幾千の流星が弧を描き、降り注ぐ。
年に一度の「星まつり」。
遥か昔、誰かがそう呼んだ夜。
「小さな国の小さな村に伝わる……夏の星まつり」
ひかりの唇が、そっと物語を紡ぐ。
「一年に一度、降りそそぐ流星の下で、私はフローラと……私はクレールと、運命の出会いをした」
その声には、感情があった。
記憶を辿るように、想いをなぞるように。
「来年もまたここで会おう。星まつりの夜に。
スタァーライト、それは星の光に導かれる、運命の物語——」
彼女はひとつひとつ、星を積み上げていく。
星の塔。願いの記憶。手の中の、たしかな想い。
「あなたを誰かはわからない……けど、大切なものだった覚えがある。
でも、思い出せない。取り戻せるかも……今日は一年に一度の星まつり」
それはひかり自身の祈りだった。
「その両方を積んだなら——あなたは、永遠の願いを手に入れる」
星が、高く積み上がる。
けれどその瞬間——
崩れた。
「っ——!」
星々が音を立てて崩れ、ひかりの身体が宙に舞う。
そして、砂漠に落ちた。
「私は……どうすればいいの……?」
儚い声が、星の下で震えた。
「二人の夢は……叶わないのよ」
ひかりの声は、絶望の詩だった。
「こうして二人は永遠に、離れ離れになり……。頭上では永遠に星々が瞬き続けるのだった。
スタァーライト。これは、遠い星の、ずっと昔、遥か未来の話——」
罪を、また一つ背負って。
その遠く。ひかりのいる場所から遥か彼方。
その舞台を見つめる二つの影。
「小さな国の、小さな村に伝わる星まつり——」
キリンが語りだす。
「永遠に積み上げては崩され、また繰り返す、終わることのない舞台。
他人のキラメキを肩代わりした、死せる舞台少女の贖罪」
そして、その傍ら。
鎖に繋がれた男がいた。
京平。
彼は身動きできず、ただひかりを見つめていた。
「星積みとは、星を重ねることでなく、罪を積むこと——」
キリンの言葉が冷たく響く。
「ひかりを助けに来たんだ……そのために、俺は……!」
思い出す。
あの日。銃を構えてキリンに迫った。
『俺も一緒に行く。あいつを一人にはさせない』
だが、舞台に足を踏み入れたその瞬間、鎖が闇から現れ、京平の身体を拘束した。
「……油断してた」
悔しさと、情けなさと、何より——守れなかったことへの怒り。
「殺し屋もここまでですかね」
キリンの皮肉に、京平は低く答える。
「……時が来れば、俺は動く。
今はまだ……我慢の時間だ」
「みんなー、できたよ!」
ななの明るい声が、中庭に響き渡った。
夜風が静かに鍋の湯気を撫でる中、彼女の手には熱々のカニ鍋が抱えられていた。
「ななちゃん、ひかりちゃん豆腐苦手なの」
「あっ、そうだった。いつも京ちゃんが美味しそうに食べるから、つい…」
「え〜、せっかく佐賀から取り寄せたのに〜」
まひるが口を尖らせると、香子が小さく笑った。
「ひかりちゃんが苦手なものを、京ちゃんがさりげなく食べてたもんね」
ななとまひる、香子。鍋を囲む輪の中には、いつものように笑いがあった。
けれど、その笑いの中に、確かに“欠けたもの”があった。
「ほんと、あの三人がいないと寂しいわね」
ふと、クロディーヌがぽつりとつぶやいた。
「そうですね。いつも賑やかでしたし」
天堂が頷く。
「よく京平は二人の面倒を見てるよ。あたしなんて、香子で疲れるのにさ」
「え、うちも京平に世話されてる側なん!?」
香子が少し頬を染めて言い返すと、双葉と純那がくすくす笑った。
「しかも京平は香子さんの面倒まで見ているでしょ」
純那がさらりと続けると、香子はさらにむくれる。
「見てて面白かったし、華恋ちゃんを見るのは楽しかったよ。短い時間だったけど、大切な時間だった。いつも京ちゃんが助けてくれたけど」
まひるの声はどこか遠く、懐かしさのにじむ響きをもっていた。
「羨ましいな」
なながぽつんとこぼした。
「ええ?なんで? いつも華恋ちゃんばっかりだったから、羨ましいのは私もだよ」
まひるが眉をひそめてななを見ると、ななは少しだけ目を細めた。
「何言ってるの? 京ちゃんは、いつも見てたでしょ。まひるちゃんのことも」
「そうかな?」
「そうだよ。私と料理してるとき、京ちゃんはよく言ってた。“まひるの負担になってないかな”って。部屋の掃除までしてくれているからって」
記憶を手繰るように、なながやさしく言う。
まひるはその言葉を静かに噛みしめた。
「…嬉しいな。京ちゃん、いつも見ててくれたんだ。でも一緒に料理してるななちゃんも、羨ましいな」
「それに香子ちゃんのことも」
ななが視線を香子に向ける。
「うち?」
「だって録画まで残してくれてるでしょ。…わたしなんて、何もないよ」
ななの声に、寂しさが混じる。
「なに言ってますの。ななはんは、京平から託されてるでしょ。みんなのこと」
「そうだぜ。なんたって、ななと純那だけだもんな」
双葉の言葉に、純那が頷いた。
「そうですよ。けど私は、小野寺さんからバームクーヘンをもらいました」
「それ謝罪のやつよ。香子がいたずらするから」
クロディーヌが間髪入れずに突っ込んで、みんなの笑いがまた一つ、弾けた。
「あははは…ほんと、みんなの中心にいたのは、華恋ちゃんとひかりちゃんと、京ちゃんだもんね」
まひるがぽつりと言うと、誰も否定しなかった。
だから、待ってるよ——。
その言葉は誰のものとも知れず、空に滲むようにこぼれた。
夜風が冷たくなってきた中庭。
その中心には、小さな鍋が3つ。
京平、華恋、ひかり――
不在の三人のために用意された鍋は、静かに湯気を立てていた。
華恋は扉の中に入った後砂漠に落ちたのだった
「いてて、」
腰をぱんぱんとしながら砂を落とす
周りを見渡すとひかりちゃんの姿があった。走ってひかりの元に行く
「ひかりちゃん!ひかりちゃん!」
必死に名前を呼びかけるが反応がない
「あなたは誰?」
ひかりは華恋の姿をみてなにも思わなかった
「え?どうして」
華恋は涙を浮かべながらひかりの腕をつかみながら言う
「記憶がないの私は」
ひかりは腕をほどいて歩きだした。そして星を積みに行く
「ひかりちゃん、、、」
ひかりの行く姿をみて落ち込む華恋だったがもう一人のことを思い出す
「そうだ、京ちゃんは?京ちゃんはどこに行ったの?」
華恋はひかりに問いながらあたりを見る。
「また飛び入り参加ですか」
キリンの声が聞こえた方向を見ると京ちゃんがいた.
「京ちゃん!!何しているの!早くひかりちゃんを!って、、」
華恋は京平の姿を見て息をのんだ
「一体何があったの?」
京平は鎖で縛られていて、身動きが取れない状況。華恋は言葉が出なかった
その間にも、ひかりは星を積む、そして星積みを壊しに来た星がひかりを落とす
「ひかりちゃん!」
華恋はひかりが落ちたことで言葉が出た
「京ちゃん!ひかりちゃんを助けてよ!」
華恋が必死に訴える
「なんで、その鎖くらいほどけるじゃん、いつも京ちゃんが私たちを助けてくれたでしょ?」
涙を流しながら華恋は京平の方を見た
「その鎖のせいで助けられなかったんだね」
「悪いな華恋。」
「ううん。京ちゃんでも難しい事あるよ」
「でも私が来たからほどけるでしょ?」
華恋は立ち上がりひかりの方を見た
また、ひかりが高い所から落ちていく
「京ちゃん、3人でスタァーライトしよ」
「全く華恋はいつも無茶ばかりだな」
「一体何を?」
京平は鎖をガンガンと音を立てる
「その鎖は簡単にはちぎれませんよ」
「いいから黙って見てろよ」
腕に力を入れて、鎖を千切ろうとする
「京ちゃん!!」
「くそったれ!!!!!」
その言葉で鎖が取れた
「あ~~~すっきりした」
「なんと取れましたか」
キリンは驚きながら言う
「これでひかりの舞台もおしまいだ。覚悟しろ。くそキリン」
京平は落ちているひかりを助けにその場でジャンプをした
「ひかり!!」
お姫様抱っこで受け止め、そのまま地面に降ろす
「帰るぞ、ひかり」
「どうして、どうして、いつも助けてくれるの?」
「そんなの決まっているだろう」
ひかりは首に手を回しながら答えを待っていた
「俺が死んでも守りたい人だからだよ」
「ほんと、だれでもそういう言うんでしょ?華恋もいつも飛び入りで、帰りたくなるじゃない」
ひかりは涙を流す。京平はひかりを地面に下した
「でも私は帰れない私は塔に囚われているから。さよなら華恋、京平」
舞台のセリフが途切れたことで砂漠に切れ目が生じた。
「約束したんだから、私は、私たちは絶対にスターになるって!!」
華恋は底に走り込みひかりを追った。
「京ちゃん!ひかりちゃんは任せて!!」
華恋は落ちながら京平に言う
「あぁ。俺もこの世界を終わらせる」
二人は知っている互いを信頼しているから。そして必ずやり遂げると
落ちていく華恋を見送った後、京平はキリンの元に行った
「なぜ私が見ているだけなのか分からない。分かります。舞台とは演じるものと見るものが揃って成り立つ。演者が立ち観客が望む限り続くのです。そうあなたが彼女達を見守り続けてきたように。」
「だからだよ。キリン。お前という観客を消せばこの舞台は終わる。」
俺は武器を取りキリンに向かう
「そうですか、その大きな鎌は私の首を切るため」
「あぁ。俺は殺し屋だ」
京平が歩いて近づく。
「私は途切れさせたくない。舞台を愛する観客にして運命の舞台の主催者。舞台少女たちの永遠の一瞬!ほとばしるキラメキ!私はそれが見たいのです。そうあなたと一緒に、わかります」
キリンは砂一色の世界を見ながら会話をしている
「舞台っていうのは素晴らしい。あるのものは命を懸け、あるものは時を懸け、あるものは人を懸ける。それが舞台だ。」
「わかります」
「けどお前の世界はつまらない」
「なぜですか?」
「結末の続きがないからだ」
「結末の続き?」
すると華恋とひかりが落ちていった穴から声が聞こえた
「あたし再生産!!」
「飛び入りした舞台少女が結末の続きを始める!?」
キリンは驚きながら華恋たちを見ている
「なんと、これは舞台少女の化学反応!私が見たかった世界!」
「最後に言い残す言葉はそれでいいか?」
俺は鎌を準備する
「私は幸せでした。分かります」
「さよならだ。永遠に」
京平がキリンを切った後
舞台服を着ている。華恋とひかりの姿があった
「星屑あふれるステージに華恋に咲かせる愛の花99期生愛城華恋あなたはスターライトしちゃいます。」
「生まれ変わったきらめき胸にあふれる光で舞台を照らす。99期生神楽ひかり。私の全て奪って見せて」
剣と短剣その二つが交わる瞬間だった
華恋がひかりのボタンを取ったのは
二人の戦いが終わりを迎えた
「覚えてる?あの約束のこと」
「覚えているよ。あの約束を」
ステージ上は二人は寝転んでいた
「ねぇ、京平は?」
「京ちゃんならもうすぐここに、、あ、きたきた」
華恋は上半身だけ起き上がると京平に手を振る
「ねぇ、京ちゃんはこれからどうするの?」
華恋は近づいてきた京平に質問する
「ここから出るってことか?」
「そうそう」
「歩いていれば出れるだろ」
「じゃ、三人で歩きますか!」
ひかりたちは立ち上がり京平の手を繋いだ。右は華恋、左はひかり
「なんか久しぶりだねこの感覚」
「幼稚園以来か?」
「そうだね!京ちゃん恥ずかしくていつも繋がらなかったよね」
華恋は笑いながら話す
「私もこの感覚久しぶり。」
ひかりは少し力を込めて握った
「京ちゃんはこれからどうするの?」
華恋は先程話してることを質問した
「これからって、ここを出た後の話か?」
「うん」
「俺は華恋とひかりを見守り続けて助けること」
「つまり?」
華恋は確信を聞くためにいう
「ずっとそばにいるよ。華恋たちが死ねまで」
「うん!!」
華恋は京平に抱き着いた
「おい!華恋、離せ!」
その姿を見てひかりも抱きついた
「おい!ひかりまで、、」
「私もずっと見守っていてね。」
「そして、ありがとう。華恋」
「もう絶対!離さない!!」
華恋は2人に誓った
その後第100回聖翔祭が行われた
俺たちが戻ってからの期間としては、俺とひかりの退学は無くなっており、今まで通りの生活に戻れたことだった。キリンの力が働いたのだろう
さらに帰ってきた夜は大変だった。泣きじゃくるまひる、抱き着くことを辞めない香子、手をつなぐなな、ずっと腕を組んで睨んでいた純那
双葉は俺の席の隣にいてご飯をくれた。
クロディーヌと天堂はずっとニコニコしていた。
ひかりと華恋が戻ってきてみんなで迎えて来てくれた時は嬉しかった
これが俺の守りたかった日常だったから。
この日常に浸っていていたい。
ステージから華恋の声が聞こえる
「京ちゃん!ありがとう!」
華恋は俺に向かっていう
「今回は華恋のお手柄だ」
「それなら一回私の言うことなんでも聞いてね」
華恋は俺に近づいていう
「いいぞ。」
「沢山甘えさせてね。」
華恋は京平にキスをした
「いつもありがとう。京ちゃん大好き」
他の8人が見ているなか華恋は大きな行動にでた
これで他の人から責められるのはまた別の機械という事で
スタァーライトこれは運命で結ばれた。9人の舞台少女が紡ぐ新しい永遠の物語である。
本当に読んでくれてありがとうございました。
ここから言い訳
長い間最終回をどう終わらせるかずっと悩んでました。どうすれば面白いかを考えていたらいつも間にか長い月日が経ってました。
クロディーヌと天堂のフラグを立てられなったことに大変後悔していますが改めて別のルートで考えてやればよかったなぁーと思いました。それもあって映画でやればよくね?と考えましたが映画編は考えていません。なので皆さんの想像にお任せします。本当に暇なときは映画編を作ろうかなって思います。
応援してくれた読者の皆様本当にありがとうございました。
私はスタァーライトを好きでよかったと本当に思いました。
また別の作品でお会いしましょう