『お持ちなさい。あなたの望んだ星を』
それは去年のスタァーライト、星の光に導かれる女神たちの話
去年のスタァーライトは、天堂まやと西条が主役だった。99回聖翔祭はとても素晴らしかったと華恋から聞いている。
「ま、間に合ったーー」
朝の教室で、響き渡る声
「おはよう。まひる。」
俺が挨拶をする
「京ちゃん、聞いてよ!!華恋ちゃんが起きなくて!!」
まひるから華恋に色んな起こし方をしても起きなかったと言われた。
「華恋は昔から起きないからな、置いて行ってもいいぞ。」
「ひどいよ。京ちゃん!!」
華恋は食べ物を咥えながら俺にいう
「ひどいっていうが、起きない華恋が悪い。しかもお前何食べているんだよ。」
「私が作ったバナナマフィンよ。」
ななが俺に言ってくる
「京ちゃんの分もあるから、食べてみて。」
「ありがとう。」
そう言って物を受けとる。
「もう、2年生にもなって遅刻するのはあなただけよ。」
星見さんが話しているところに入ってくる
「じゅんじゅんおはよう!」
華恋が挨拶をする
「じゅんじゅん!?」
まひるが驚く。
「露崎さんに迷惑かかるでしょ。華恋」
「華恋!?」
また、まひるが驚く
「昨日は疲れちゃってさー」
「私も疲れていました」
星見と華恋は昨日のことで盛り上がっているのだろう。
「何があったんだろうね」
まひるとななは話してた
ガラガラ、扉を開けて入ってきたのは先生だった。
「はい、では、ホームルーム始めるぞ、あれ、西條は休みか?」
教卓につくと、資料を配り始める
「これは来年の聖翔祭?」
「そうだ。小野寺と神楽は知らないから説明する。これはこの学園がやる舞台のやつだ。身内を招待して披露する。いわば文化祭みたいなものだ。」
先生がそう説明する
「それから大場が脚本と舞台を両方やる事になった。」
これまた、驚き発言
お昼休み、
「へぇーばなな、裏方もやるんだ。」
「そうなの、ほら去年の聖翔祭の時にね、裏方もいいかなって思って、」
みんなで中庭でランチをしている。
「ほな、うちが主役になれるようにあめちゃんあげます」
「こら、香子賄賂を渡すなよ。」
そう言いながら、石動と花柳は制服の胸元に飴をたくさん渡す。
「裏方といっても舞台に立つこともあるんだろ?」
「そうなの。さすが京ちゃんよくわかってるね」
「ななも舞台少女だ。脚本次第かもしれないけどな」
「私たちを活かすいい舞台をお願いします」
天堂も発言をする。
「ありがとう。天堂さん。去年のスタァーライト見たくすごく素敵なものにするから。」
「ひかりちゃん?」
華恋は座りながら、ひかりの制服の袖をつかんでいる。
いきなりひかりはテーブルに置いてある、ばななマフィンを手に取るとそそくさとどっかに言ってしまった。
「ひかりちゃん大丈夫かな?」
華恋がそんなことをいう
「大丈夫だろう、授業までに帰ってくると思うし」
ランチも終わり、みんな教室に戻っていく。
戻っても教室では主役の話もしている。そんな離れて俺は机に座っていた
オーディションをしっかりやってね、贔屓はだめだよなど、様々な会話が弾んでいた
「ボンジュール」
みんなの輪に入ってきたのは西條だった
「私としたら寝坊してしまったわ」
と後ろの方で会話が生まれている。
西條も色々あるのだろう。
座っていると昨日のことを思い出す。
「あなたはなぜ、この学園に来たのですか?」
天堂真矢は聞いていくる
「それはいずれわかることだ。今はまだ知るべき時ではない」
「そんなことを言ってあなたは私のことを舐めている!」
天堂は怒りを露わにしている
それもそうだ。俺が戦っている武器は、、、、
ない
「なぜ、素手で私に挑むのですか?」
「本当はペンを使いたいだけどさ、キリンがダメだって」
「私を舐めているのですね」
天堂は剣を俺に振るっている。
「だってペンは剣よりも強いっていうだろう?」
「これ以上私を怒らせないでください」
そういって剣をひたすら当てようとしてくる。
「悪いな。俺が武器を使うときは、大切なものを失う時だ。」
そいって俺は上着のボタンをとった。
あれから普段は普通なのだが、明らかに俺に怒っているのは確実だろう。
しかし西條が遅れた理由も昨日天堂と戦ったからだろう。天堂は2戦していると言っていたし、申し訳ない気持ちは自分にもある。
「考えず、自分のやることを全うしますか」
そんなことを考えながら1日を過ごした。
「んで、なんで俺と華恋は拉致られた。」
いきなり呼びださせれて囚われるとは思わなかった。
「ねぇ、ひかりちゃん、ちょっと待って、何これ、ひかりちゃんー、私何かしたー!とにかくちょっと落ち着いて話し合いをしよう」
華恋は必死に話す、それを無視するひかりだが、ご飯という単語を聞くとバナナマフィンを置いてきた。
「何もなしかい。」
つぶやいた言葉は聞かれなく、扉は閉じられた。
「京ちゃんと華恋ちゃん先に帰ったのかなー」
私、まひるは寮に帰っていた。
京ちゃんの部屋にも自分たちの部屋にも誰もいない。本当にどこに行ったのかな
お風呂にいるのかな?私は寮のお風呂に行った。
「華恋ちゃんいる?」
私がお風呂のドアを開くと
「ここにはおりまへんえ」
そこにいたのは香子ちゃんだった
「そっか、お邪魔しました。」
扉を閉めようとすると、
「せっかくだから一緒に入りまへんか?うちも双葉はんがいなくて退屈してますんよ」
言われた私はお風呂に入る準備をした。お風呂といっても温泉みたくみんな入れる大きさとなっている。
「ほんま、ありえへんわー、うちを1人にするなんて、まひるはんも捨てられた感じ?小野寺はんと華恋はんに?」
アヒルが目の前を通ろうとする
「そんな捨てられたとかじゃないから!」
「あら?いつも寝言、京ちゃん、京ちゃん、華恋ちゃん大好きとかいってはるのに?」
私は顔が赤くなる。
「あら、ほんまにいってはった?」
「そんなふざけないで!」
私は香子ちゃんに向かって行った。
「ふざけてますやな。あの2人が来てから」
「香子ちゃん?何か怒ってる?」
「うちは別に何も、だた、記憶がないということに怒っているだけどす」
香子ちゃんは自己紹介の時に記憶がないと言われてから京ちゃんに対して冷たくなっている。教室など普段の会話は特に無視をする。
「それは怒っているんじゃ、、」
「まひるはんはいいどすな、だって記憶に残ってますもん」
「そんなじゃ、ないよ。京ちゃんはいつだって、私を、」
「記憶というのは忘れられることが1番辛いことなんどすよ」
「それは、」
香子ちゃんのいうことも変ではない、私も忘れられていたら怒っていると思う。
「それより、小野寺はんは、一体何者なんどす?」
香子ちゃんがそう聞いてきたのは理由がある。
さっき、京ちゃんの部屋に入った時。パソコンがついていたということで偶々みてしまった。
「極秘任務、舞台少女の罪??」
京都弁って難しいなぁーー
まひるの誕生日おめでとう (遅い)
完結したら、短編として書こうと思います