『真ドラゴンボールZ』~もしもドラゴンボールZに劇場版の敵キャラが登場したら~ 作:タカシュン
あらすじ「バーダックは、自分の運命、惑星ベジータの運命、サイヤ人の運命、カカロットの運命のため、フリーザに戦いを挑もうとする。」
---惑星ベジータ---
バーダック
「ギネ、仲間を集めるぞ。
恐らく地下の酒場に集まっているはずだ。」
ギネ
「あぁ...私が支えるよ。」
ギネはバーダックを支えながら地下の酒場に向かう。
バーダックは酒場に着くと足を踏み外しギネごと倒れてしまう。
サイヤ人戦士1
「なんだ…なんだ?なんだバーダックとギネか?」
サイヤ人戦士2
「どうしたんだその怪我!」
バーダック
「皆 よく聞け。
フリーザ様 いやフリーザは オレたちサイヤ人を惑星ベジータごと滅ぼそうとしている。
トーマたちがフリーザ軍に〇された。このままでは、オレたちはフリーザに殺られる。
お、お前ら…オレと一緒に来い…
フリーザを倒すんだ!!」
サイヤ人
「は?何言ってんだお前…?大丈夫かバーダック。」
サイヤ人たち
「アーハハハハハハッ!!」
サイヤ人
「くっくっく。
こ、この星が消えてなくなるだと!
大丈夫かァ!お前!
ククク。フリーザ様がそんなことするわけないだろ!!
夢でも見てたんじゃねえかァ!?」
サイヤ人たち
「アハハハハハハ!」
バーダック
「ク……クソッタレー!!!
馬鹿どもが。
もう…頼まんっ!!
皆…全員…地獄へ落ちろっ…!
行くぞギネ!」
ギネ
「バーダックこれからどうするの?」
バーダック
「オレ1人でフリーザに戦いを挑む。」
ギネ
「そんな体じゃ無茶だよ。〇んじゃうよ。」
バーダック
「どの道 何もしなくても惑星ベジータごと破壊されたら オレたちは〇ぬんだ。
だったら一矢報いてやる。」
ギネ
「だったら私も行くよ。
バーダック1人にはさせないよ。」
バーダック
「ダメだ。
お前は戦闘には向いていない。かえって足でまといだ。」
ギネ
「そうだったね。
昔、そのことでトーマやセリパに迷惑かけたっけ。」
バーダック
「ギネ、お前の気持ちだけで十分だ。」
リーク
「バーダックさん オレは、アナタを信じます。
一緒に行かせてください。」
バーダック
「リークもありがとな。」
(く…まただ。)
バーダックは、また脳内に予知夢が起きる。
トオロ
「ワシは今、お前に未来を余地できる幻の拳を放った!
お前ら一族の…行く末が見えるはずだ!
言っておくが お前には呪われた未来しか待っていないぞ!!
我が一族と同じように滅び去るのみなのだ!!
その未来の姿を見て、せいぜい苦しむがいい!!
フハハハハハーーーッ!!!!」
バーダック
(…奴を…オレの手で…
オレが…オレが…未来を…変えてみせる……)
バーダックは惑星ベジータの大気圏に向かうのだった。
---惑星ベジータ付近---
フリーザは宇宙船から惑星ベジータを眺めていた。
フリーザ
「フフフフフウ…
これがこの星の最後の眺めになりますね…」
フリーザ軍兵士
「フ、フリーザ様!」
バーダックはフリーザ軍兵士たちと戦っていた。
バーダック
「フリーザ出て来やがれーーーー!!
フリーザーーーー!!!!」
フリーザ
「ザーボンさん。上部ハッチを開けなさい。」
ドドリア
「え!?」
ザーボン
「しかし、まだ部下たちが。」
フリーザは腕を組んだ手を下ろす。
ザーボン
「かしこまりました。」
宇宙船のハッチが開きフリーザが出てくる。
バーダック
「なぜ…オレたちを狙うんだ?
オレたちは…お前の命令通りに働いたのに…」
ザーボン
「身の程知らずが。」
ドドリア
「お前たちは、ただ利用されてただけだぜ。」
フリーザ
「サイヤ人には惑星ベジータごと消えて頂こうと思いましてね。
伝説の超サイヤ人でも現れたら不愉快ですからね。」
バーダック
「これで全てが変わる。惑星ベジータの運命、このオレの運命、カカロットの運命、そして貴様の運命も…これで最後だ!」
バーダックはフリーザに攻撃するがフリーザの技に吸収される。
バーダック
「な、何?」
フリーザ
「さあ、キレイな花火が上がりますよ。」
フリーザは惑星ベジータを破壊する。
バーダック&リーク
「うわあああああああ!」
---惑星ベジータ付近---
サウザー
「流石はフリーザ様。」
ドーレ
「これでサイヤ人は全滅か。」
サウザー
「ん?
なんだあれは。モニター確認。」
ドーレ
「サイヤ人のガキじゃないか。」
ネイズ
「遥か辺境の地球に送り込まれているな。撃ち落とすか?」
サウザー「ああ!」
クウラ
「放っておけ。
これはフリーザがまいた種だ。自分で狩らせろ。
しかし、赤子1人見逃すとは、フリーザもまだまだ甘い。
まぁ、フリーザの甘さは親父譲りかもしれんがな。」
---宇宙の別の星---
サイヤ人1
「何だって?」
ナッパ
「どうした?」
サイヤ人1
「フリーザ軍から連絡が 惑星ベジータに隕石が衝突し...しょ...消滅したと!」
ナッパ
「な...何だと?」
サイヤ人2
「ほとんどのサイヤ人は全滅ってことか。
なんで隕石の接近がわからなかったんだ!」
ラディッツ
「ラッキーだったっすね。
オレたちフリーザの招集命令を無視し。」
ベジータ王子
「チッ
ベジータ王になり損なったか。」
ラディッツ
「えっ?」
ナッパ
「ベジータ。弟 いたろう。」
ベジータ王子
「そういや、あいつどうしたんだろうな?
あ?
そういえば この前パパが辺境の星に飛ばしたんだっけ。」
ベジータの回想
ベジータ王
「ターブル。お前は戦闘には向かんから辺境の星に行って来い。」
ターブル王子
「父さん 弱くてごめんなさい。」
ベジータ王
「気にすることはない。お前もサイヤ人の血が流れている。
だから戦い続ければ、いずれ戦闘力が高くなるはずだ。
戦闘力が5000以上になるまでは 惑星ベジータへの帰還は許さん。わかったな。
だが、どうしても勝てない相手が現れたり、自分の身が危なくなったら いつでも助けを求めても構わん。私か兄がお前を助けに行く。
ターブルよ、お前は兄とは違い下級戦士判定だったが、お前も兄同様に私の自慢の息子だ。」
ターブル
「お父さん(涙)」
ベジータ王子
「ターブル。せいぜい〇ぬんじゃないぞ。」
ターブル
「ベジータ兄さん(涙)」
ベジータ王
「男がいつまでも泣くんじゃない。」
ターブル
「はい、ごめんなさい。
それでは、お父さん、ベジータ兄さん、星に行ってきます。」
ターブルは1人用宇宙ポッドで辺境の星に旅立ったのだった。
ベジータ王
(ターブルよ。必ず生きて帰ってこい。)
「柄にもなく子供の心配するとは、オレもまだまだ甘いな。
ハハハハハ!」
ベジータ王子
「パパ、ターブルの奴は行きましたね。」
ベジータ王
「ターブルは、無理だがお前は宇宙一の戦闘民族サイヤ人の王となるのだ。
我々サイヤ人は生まれてすぐに戦士の素質を検査する。
その中で数値の低い者共はターブルのように、ああして大した敵の居ない星に送り込まれるのだ。」
ベジータ王子
「クズどもが。」
ベジータ王
「王子よ!
お前はすべてにとっても超エリートのサイヤ人だ。
お前なら伝説のスーパーサイヤ人にだってなれるかもしれぬぞ。」
回想終わる
ベジータ王子
「まっ 興味はないが。」
サイヤ人2
「ラディッツにも弟が…」
ラディッツ
「フン あいつは 下級戦士って判定だったから……家庭用の育児カプセルの中ですよ。
みっともない。
ん...母さんからポッドで地球って星に飛ばされたって連絡があったか。
どうでもいいっ すけどねえ。」
---地球のパオズ山---
カカロット
「わーんわーん(涙)」
孫悟飯(祖父)
「ん?
こりゃ驚いた!赤ん坊じゃ!いったいどこから…」
悟飯は赤ん坊を抱きあげる。
孫悟飯(祖父)
「んー…?
ほほう、シッポのある赤ん坊かー!
ほほほー!こんなところに置いておくわけにはいかんなぁ!
ワシのところへ来るか?」
赤ん坊は悟飯を蹴る。
孫悟飯(祖父)
「いったーー!
こりゃ元気のいい子じゃ!
よーし!お前はこれから このワシ、孫悟飯の孫じゃ。よいな?
お前の名前は…そうじゃな、うーん…」
悟飯は空を見上げ、名前を思いつく。
孫悟飯(祖父)
「悟空じゃ!孫悟空じゃあ!!
悟空や、元気に育つんじゃぞ!」
こうして『ドラゴンボール』の壮大な物語は幕をあけたのであった。