僕は秘密を知っている。   作:ローランゲート・ぺろぺろ丸

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まだ引き返せますよ?











もう遅い。


NTRとショタコンとロリコン

 

おはよう。

今日も懲りずに朝が来たので、いつも通りぱっちりと目を開きベッドから体を起こす。

窓を開いて、残暑も終え涼しくなった風を浴びて深呼吸。うん、今日も良い一日になりそうだ。

 

僕は都内の小学校に通っている。

年齢は8歳で、性別は男。

いまいち伸び悩む身長に思うところはあるものの、それでも日々を楽しく生きようと前を向く普通じゃない小学生だ。

 

そう、僕は色々と普通じゃない。ふざけているわけでも、成長してから体を掻きむしりたくなるような恥ずかしい妄想をしている訳でもない。コレを見ているみんなとは違うんです。

それのおかげなのか、僕は他の同年代の子ども達より理屈っぽいところがある。別に、僕自身が物知りってわけでもないけど、とにかく変に成熟しているところがある。

人によっては嫌われやすいとは思うけど、今更どうにもならないのでほぼ諦めている。成長したらいい塩梅になると思うから、それまでの我慢だ。

 

『坊、まーた変な事考えておるだろう。』

「おはよう、狐さん。眠れた?」

『妾は霊体じゃ。眠らんでも問題ない。』

 

ところで、その普通じゃない部分の一つがこの狐さんだ。

詳しい事はわからないけど、どうにも僕に憑いているらしい。別に悪さもしないし、色々と物知りなのでお祓いする気もない。

でも、知り合いの除霊おばさん(32歳未婚)によると、とても危険な霊らしい。

 

(僕くんコレマジっべーヤツだから!お姉さんが一日かけて身体中清めるからお泊まりして、ね?)

 

って言ってたけど、なんか鼻息荒いし気持ち悪かったからお断りしておいた。僕の好みはロシア系の儚げ美少女だから来世にでも期待してもらおう。

 

こんな感じで、僕はモテる。でも、僕を好意的に見てくれる人の殆どは何処かおかしい。

除霊おばさんも、見た目だけは黒髪ロングのガチ清楚なんだけど。でも、黒髪ロングは基本地雷しかいないって知り合いのおじさんも言ってたから、おばさんとは距離を保ったお付き合いをしていこうと思う。

 

いつかおばさんが素敵な恋人さんと出会えるまでは、おばさんはショタコンである事は黙っておこう。僕だけの秘密だ。

 

僕の部屋は、お家の玄関に近い位置にある。廊下を右に歩くと、テーブルの椅子に座ってボーッとしているパパと、朝ごはんをテーブルに並べているママがいる。

 

「おはよう、パパ、ママ。」

「おはよ、ご飯もう出来てるから座りなさい。ほらパパ、いい加減起きたら?」

「…ぅ、ん…おはよう、2人とも。」

 

パパは朝がすごく弱い。無意識にテーブルに座るまではいいけど、その後はママがキスするまでこんな感じだ。愛の力は凄いと思う。でも、この2人も僕からすると少し変だ。

 

ママがエプロンをとって椅子に座り、みんなで手を合わせていただきますをする。

ママの料理はすごく美味しい。でもピーマンとにんじんはやっぱり美味しくない。朝ごはんには出ていないので、安心。

 

「そうだ、ボク君。あの話、どうするか決めてくれた?」

「あの話?」

「もうっ、忘れたの?去年からお願いしているじゃない!」

 

お豆腐の入ったお味噌汁を啜りながら、僕はママの言葉に惚ける。もちろん、ママが何を言いたいのかがわからないわけじゃない。でも、やっぱり嫌なものは嫌なのだ。

 

「ママをパパから寝取ってって話よ、忘れたの?」

『当然のように言ったぞ此奴。』

 

そんなもん一生忘れるべきだと思うんだ。

 

さも我が儘な子どもに仕方ないなぁなんて態度で接してくるママのおイカれ具合を無視して、僕は美味しいご飯を堪能する。パパはママの隣でソワソワしながら気付いていないフリをしている。

 

僕はこの【寝取って】の言葉の意味を知っている。この一見温和な2人の業の深さを理解している。

僕が同年代の子よりもズレているのは間違いなくこの2人のせいだ。

 

なぜパパとママの性的欲求を満たす為に、僕が一肌脱がなければならないのか。それは、僕のちんちんがパパよりおっきいからであり、パパがちょっと擁護できないレベルのドMだからであり、ママの愛情表現がエロ漫画みたいだからだろう。

狐さんは、僕の後ろでため息を吐いている。僕も正直同じ気持ちだけど、口の中に食べ物が入っているので口を開けない。マナーだもんね。

 

麦茶をコップに入れて、塩分で辛くなった口の中を濯ぐ。両手を合わせてご馳走様をした後、椅子から降りた僕はランドセルを背負った。

 

「寝とらないよ、行ってきます。」

「残念ねぇ、いってらっしゃい♪」

 

挨拶をして家を出る。少し変わったパパとママだけど、僕はそんな2人が大好きだ。

 

もちろん、2人の変態さんな所は僕だけの秘密である。

 

 

◾️

 

 

「おはよう、ボク君。」

「おはようございます、おじさん。」

 

家を出て少しすると、公園の前にいるおじさんが声をかけてくる。僕もいつも通りペコリと挨拶をした。狐さんは、『うへぇ…』って感じに顔を歪めている。どうにも、このおじさんが苦手みたい。

 

このおじさんは、いつもこの時間はこの公園の前にいる。何をしているのか聞いた時に、悪い子をお仕置きしてると言っていた。

 

良くわからなかったけど、僕が「僕の友達は悪い子じゃないから、お仕置きしないでね。」と言ったら、いい子だねと頭を撫でてくれた。

 

おじさんの事は良くわからないけど、いつも【タイプ「?」】と書かれた白いシャツを着ているから、僕ははてなおじさんと呼んでいる。

 

「おじさんは今日もパトロール?」

「そうだよ、ボク君は学校かい?偉いねぇ。」

「えへへ、ありがとうおじさん。」

 

おじさんは優しい人だ。たまに僕の友達の女の子を見る目が、未婚おばさんが僕を見る目にそっくりなるけど、「ボク君の友達だからね」って言っていつもの笑顔になる。

体のおっきいおじさんの笑顔は正直怖いけど、僕はおじさんがなんだかんだ優しい人なのを知っている。

 

「じゃ、行ってきます。」

「あぁ、頑張って勉強しておいで。」

 

そんなおじさんに手を振って、僕は学校へと向かう。

おじさんの事を考えながら歩いていると、ふと思いついてしまう。多分、おじさんは重症なロリコンなんだと思う。

僕の友達は凄く可愛い。もちろん、僕の理想とはかけ離れているけど。でも、これから大きくなったらもっと可愛くなると思う。

おじさんの好みはきっと成熟する前の女の子なんだろうな。

 

それでもおじさんは優しい人だから、この事は黙っておこう。

 

おじさんがロリコンなのは、僕だけの秘密だ。




僕君
主人公。幽霊が見える少年。美人な母親とイケメンな父親の間に生まれた勝ち組。いつも背後霊である狐さんと一緒にいる。
好きな食べ物はハンバーグ。16センチ(成長中)

狐さん
際どい巫女服みたいな衣装の巨乳の狐娘さん。僕君に取り憑いている。
恐らくこれから出てくるキャラクターの中では1番まともかもしれない。男の子が好き()

未婚おばさん
際どくない巫女服みたいな衣装の貧乳のお姉さん(32歳)。僕君のことが好き。2人きりになると10分ももたないくらい好き。狐さんを現状の難敵として日々精進している。

ママ
色気たっぷりな僕君のママ。僕君のことが大好き。パパのことももちろん大好き。でもパパの絶望しながらも興奮している顔が1番大好きな鬼ドS。

パパ
優しいイケメン。僕君とママが大好き。そんな2人がお風呂に一緒に入っているなんて、何処の家庭にでもありそうなシチュがとても大好き。どうしようもないドM。

はてなおじさん
ヤベー奴。

友達ちゃん
かわいい
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