これはDxDですか?〜いいえ、ゾンビです   作:絆蛙

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エピローグ そう、俺はゾンビである

一誠がなんか色々と主人公っぽい展開でライダーを倒したらしいが、俺はそんなことを考えてる暇がなかった。

いやぁ、まさか戦ってもないのに焼かれるなんて思わなかったよ? でもね? でもさ、これはおかしくない? いや、おかしいでしょ!

 

と俺はレイトウマグロパイセンを背中に携えながら突っ込んでいた。

ってか、流石に溶けているのかちょっと濡れているような・・・? なんで焼けてないんだ、このカジキマグロセンパイ。

 

「行け」

 

「嫌です」

 

「行け」

 

どうやら今日は厄日らしい。やれやれ、こんなゾンビをこんなことしたってなんの得にもならないぜ、衛兵さん。

 

「そんな怒ってるとストレスで禿げますよ」

 

「・・・」

 

「もしかして既に禿げてました?」

 

「・・・」

 

「手錠、外しません?」

 

「・・・」

 

返事がないただのしかばねのようだ。

そう、実は・・・実は! 何故か俺は捕まっていた。一体何をしたというんだ・・・。俺は単純に衛兵さんを吹き飛ばして、嫌々戦って、魔王様にちょっと文句言って、衛兵さんに炎移して、実は毒使ってたから戦いが終わったあとに目覚めたライダーに間違った薬を飲ませて気絶させてしまったから、思い出したように解毒薬をぶっかけただけじゃないか! 俺の何が悪いんだっ! 何もしてないだろ!

後はちょっと、うん。ちょっと会場の物を壊したのとダンボールで離れようと移動しようとしただけじゃん。

 

「はい、お手」

 

「・・・」

 

「・・・あっ、禿げてないな」

 

「貴様ッ・・・いい加減にしろっ!」

 

ひえっ!? こわいから、槍向けないで!? 刺されたら痛いでしょうが! そもそも鎧なんてあるから悪いと思うんですよ。あっ、ところで衛兵さんの甲冑かっこいいですね。

 

「サーゼクス様の客人でなければ、間違いなく刺している」

 

「大変ですね。キノコ食べます?」

 

「・・・貴様の事だと理解しているか?」

 

「失礼な。キノコは万能食材ですよ」

 

実際、俺が投げた水の瓶(マヒダケ調合)はライダーにも効いたらしいし。

試合中、最初の魔力砲? 避けきれてなかったからな! 俺の時に発動しろよ。俺はキノコ関係だと何故かマイナス方面の効果じゃなくてプラス方面の効果しか出ないから痺れてなかったけど。むしろ焼かれた時に前より少し熱い程度で済んだしね。

 

「そうじゃない!」

 

「えー、何が言いたいんです? うんまい棒の方が好みですか? 俺、結構もやし好きですよ」

 

『ギョエエエエ』

 

「・・・・・」

 

返事がないただの(以下省略)

レイトウマグロパイセンは魚の方が好きらしい。なになに、好みはガノトトス? そんな魚知りません。ツインテール? いや、あなたの好みは聞いてません。

貧乳派? あんたとは、いい酒が飲めそうだぜ。

 

「まったく、これだから今時の若い者は・・・」

 

「・・・クソッ!」

 

「悪魔って大変だなぁ・・・」

 

地踏鞴を踏む衛兵さんを見て、俺はしみじみと思ったことを呟いたら、額に青筋を立てた衛兵さんが槍を震わせていた。

 

「トイレでも行きたくなりました?」

 

「アアァアアアアアアア!!」

 

瞬間、俺の目の前で衛兵さんの槍が振るわれ、槍が地面に叩きつけていた。

もしかしたらと思って気遣ったらこれ!? どうしろと!?

 

「ふっ・・・そんな時もありますよね」

 

とりあえずニヒルな笑みを浮かべながら取り繕うように言ってみる。

いや、絶対そんな時はないと思うけど!

 

「フゥー、フゥー・・・」

 

「そういう時ってフーってゆっくりと静かに吐き、吸うのは自然に任せた方がいいですよ。その次に「ヒー」と短めに息を吐き、吸うのは自然に任せるんです」

 

ドヤ顔で豆知識を披露する俺。

大変な衛兵さんには正しい深呼吸をして落ち着いて欲しいものだ。

 

「ぐっ・・・もう良い。後は中に入るだけだ! ノックしてから入れ!!」

 

「はいはーい。あっ! 最後にひとつだけ言いですか?」

 

「・・・なんだ?」

 

「さっきのをやってからヒッヒッフーと三回に分けて息を吐いて、自然に任せたらより良いです!」

 

親指でサムズアップする俺。そんな俺を見てか、衛兵さんは---

 

 

 

 

凄まじい速度で槍を投げた。俺の頬を掠って壁に突き刺さる槍。頬から生暖かいものが流れた。

ギギギっと擬音がつくロボットのような動きで槍を見て、衛兵さんを見る。

衛兵さんの顔は、真っ赤だった。

これから導き出される結論は---

 

「もしかして、怒ってました?」

 

「分かって言っているのなら殺すぞ、貴様ッ!」

 

どうやら怒っていたらしい。一体、どれが原因で怒っていたのだろうか・・・。

ズンズンとイラついたように去っていく衛兵さんを見て、気づく。

 

「槍! 槍忘れてまーす!」

 

「・・・ッ!!」

 

すぐに戻ってきて引き抜いた衛兵さんは、何も言わずに去っていった。

・・・あれ、手錠外してくれないの?

 

「300%」

 

両腕に力を入れ、力づくで破壊する。

腕に残った手錠を砕き、手をパンパンっと払った俺は扉を見つめた。

大きくて、豪華な扉。俺の家とは大違いで住む世界が違うのだと理解させられるが、気にせずにノックする。

 

「入ってくれて構わないよ」

 

「お邪魔しまーす」

 

魔王様に言われたため、俺は素直に扉をバァン! と開けた。

開かれた先には、伝説のアイテムと魔王様が・・・! なんてことはなくて魔王様とメイドさんが居ました。

 

「来たようだね---その傷は?」

 

「滑り転びました」

 

血が流れたままだからか目を丸くした魔王様に真顔で言う俺。

衛兵さんに傷つけさせられたけど、彼は良い人だったので売らない。これからも頑張って精進してください。

 

「そういうことなら、仕方がないな。それより座ってくれたまえ」

 

「じゃあ失礼して」

 

俺が言われた通りに椅子がある場所に行くと、メイドさんが引いてくれる。

軽く頭を下げて礼を言うと素直に座らせてもらった。

 

「それでは、本題に入るとしようか」

 

「そうですね」

 

「まずはありがとう。キミのおかげで良い余興になった」

 

どうやら魔王様からも評価は良かったらしい。

よかったよかった。

 

「こちらこそ、条件を守って頂いてありがとうございます」

 

「兵藤一誠くんのことだね。最初に条件として言われた時は驚いたよ」

 

そう、俺は魔王様に『お願い』を聞くための条件として最初に提示したのがそれだ。

普通に通るとは思わなかったけどね。

 

「どうしてあんな条件にしたか、聞いてもいいかい?」

 

「大した理由じゃないですけど、せん---リアス・グレモリー先輩を救うのはアイツじゃなきゃダメなんですよ。第一、俺はきょうm・・・悪魔じゃありませんからね。リアス・グレモリー先輩を悪魔のリアス・グレモリーではなく、ただのリアス・グレモリー先輩として見てる一誠だからこそ、救うことに意味があるのです」

 

危ない危ない。魔王様の前で興味がないなんて言ったらどうなるやら。

この人、絶ッ対溺愛してるタイプだもん。じゃなきゃ、結婚式を壊して欲しいなんて頼まないよ。

 

「なるほど・・・そう考えて、か。しかしキミならどうだったんだ? 本当はライザーを倒すことは出来たんじゃないのかい?」

 

「さて、どうでしょうね。俺は全力でやりましたが結果がアレでしたし」

 

肩を竦めて言う俺に魔王様は目を細めるが、表情の変えない俺を見てか次第に笑みを浮かべた。

 

「ふっ、なら仕方がない」

 

「それより、報酬の方はどうなってます? 黒毛和牛食べたいです」

 

「もちろん用意してある。グレイフィア」

 

「はい」

 

魔王様がメイドさんを呼ぶと、メイドさんが袋っぽいものを机に置いてくれる。

本当に用意してくれるとは思わなかった俺は少し驚くが、持ってみようとし---

 

「重っ!? え? いや、あの・・・こんな頼んでないのですが」

 

30%の力を解放して持つが、少し重たい。

中身を覗いてみれば塊で渡してきたらしい。確かにユーなら一日か二日くらいあればすぐ食べ切ると思うけど・・・。

そもそも平気そうに持ってきたメイドさんは本当に何者なんだ。

 

「正当なる報酬だ」

 

「は、はあ・・・まあ、頂けるなら貰いますが」

 

流石魔王様。太っ腹らしい。

一般家庭の俺からしてみれば、これを買えば何日分のご飯代が消えることやら。

 

「もうひとつ、聞いていいかな」

 

「なんですか?」

 

報酬を貰ったから帰りたいしアーシアが無事なのか確かめたいところなのだが、流石に魔王様の言葉を聞かずに帰ったりはしないというか帰る方法がないっ!

 

「---彼女、ユークリウッド・ヘルサイズは元気か聞きたくてね」

 

その名前を聞いた瞬間には、色々な思考が吹っ飛んだ。

俺は椅子から離れ、一瞬で戦闘態勢に入る。

その名前だけは、いくら俺でも真剣になるし誰であっても警戒せざるを得ない。例えそれが、一般人や友人、魔王だったとしても。

 

「なんでユーのことを・・・?」

 

睨みつけるように魔王様を見る俺に対し、魔王様は余裕そうに澄ました顔だ。メイドさんに至っては、何も行動をしようとしていない。

もしかしたら俺が攻撃するかもしれないのに。

 

「確かに、普通の悪魔では気づけないだろう。だけどライザーくんとの戦いの怪我や先ほど怪我をしていたはずの頬が元通りに再生しているその不死性、さらに人間に近い気配、ライザーくんとの一戦で見せた神器(セイクリッド・ギア)でもなく仙術でも魔力でもない強化された攻撃---悪魔に限りなく近い性質を持つとすれば彼女の力しかないと思ったのだよ」

 

律儀に説明してくれるが、それはつまりユークリウッド・ヘルサイズという存在を知っているという人物になる。

だからこそ、警戒を高めて最大限の警戒に切り替える。拳は強く握り締め、両足にはいつでも駆け出せるようにする。

確かに、ユーの出身地は冥界だ。魔王様なら知っていても納得は出来る。だが別の目的があってユーを狙うなら、魔王様であっても俺は容赦はしない。

俺はいつも真面目じゃないとは自分でも自覚しているが、こんな時だけは真面目だ。この人とは三度話したが完全に信頼における人物だとはまだ断言できない。

 

「あんたの目的は? あんたもユーの魔力を狙っているのか?」

 

「そうだとしたら、キミはどうするんだい?」

 

「簡単だ・・・! 500%ッ!」

 

魔王など関係なく、俺はレイトウマグロを置いた後に迷わず、一瞬で目の前まで飛びかかった。

そして握り締めた拳を強く引き、上空から振り下ろす勢いを乗せようとするが魔王様は一切身動きを取らない。

俺を試すためのブラフ? それとも効かないという余裕?

 

様々な考えが脳裏を過ぎるが、一度空中に飛んで既に振り下ろしてしまっている俺には止めることは出来ず、そのまま拳は魔王様の元へ---

 

 

 

 

 

 

「うっ!?」

 

入る前に、凄まじい威力に叩き落とされたかと思えばメイドさんにうつ伏せに組み伏せられた。

500%の力を解放しているにも関わらずビクともしない。体を起こそうとするが、背骨辺りの骨を折られているのか上手く力すら入らなかった。

歯を軋ませ、睨むことしか出来ない。

どうせ勝てないと分かっていたが、それでも諦める訳には行かないのも事実・・・。なら---!

 

「まったく・・・ッ?」

 

俺を抑えながらため息を吐いたメイドさんが突如飛び退いた。

すぐに立とうとするが、再生が一瞬でされた訳では無いので膝を着く。

 

「・・・あー・・・まいった」

 

そして俺は膝を着いたまま顔を顰めると、素直に降参した。

流石にゾンビでも勝てない。それに魔王様の顔を見ると、何処か試したような表情だ。試したとしたら絶対今度ぶん殴る。

 

「これは・・・なるほど。あの状態で動いてガラスの破片で攻撃するとは。しかしサーゼクスさま。試すような真似をするのは関心しませんよ」

 

僅かに驚いた様子を見せたメイドさんの方を向くと、腕の部分のメイド服に小さく切り裂いた跡があった。ほんの、数ミリの、どこかに引っ掛けたか気づいたら破れたというほど、とても小さい。よく見ないと気づけないくらいだった。

だけど魔王様も何処か驚いた様子。

確かにメイドさんの言う通り、ライダーにぶん投げた解毒薬のガラス瓶の破片がポケットにあったから拳に突き刺してから動かない腕を強引に振るっただけだ。

クソ痛いし骨とか筋繊維とか云々逝ったのか再生するまで動かない諸刃の一撃だった。変な方向になってるし。

ゾンビであるからこそ、出来た芸当。

 

「そうだね・・・すまなかった神谷アユムくん。キミが彼女のことをどう思っているか知りたかった。勘違いしないで欲しいのだが、僕は彼女を狙っているわけではない。むしろ安心したよ 」

 

「・・・安心?」

 

純粋に驚いたと言わんばかりの魔王様を見て、何とも言えない表情になる。

 

「キミが彼女のことを大切に思っているということに。それに驚かされたこともある。グレイフィアに一撃を与える人間---いやゾンビがいるなんてね」

 

よく耳に入ってこないが色々と知りたいこと、聞きたいことはある。

でも結論は魔王様は敵ではないらしい。

そう思うと、警戒態勢を解くが、殴り掛かるとかいう無礼にも程があることをしたことに顔が青くなる。

間違いなく、死罪の可能性が高い。

 

「・・・すみませんでしたッ!」

 

ある程度再生を終えた俺は、膝を着いたまま飛ぶと空中で土下座の体勢を取り、地面に頭を擦り付けた。

少しの空白の後、誰も言葉を発することをしないことに疑問を浮かべて顔を見ると、魔王様は目を丸くしていた。

 

「ハハッ。なるほど、彼女が気に入った理由も少しは分かったよ。キミは随分真っ直ぐのようだ。別に何もしないから顔を上げてくれ」

 

魔王様が何やら言っているが、俺は不敬罪などで殺されるんじゃないかと気が気じゃなく、聞き取れない。

どうしよう、キノコでご機嫌取れるかな・・・いや、俺じゃないんだから無理だろ! レイトウマグロパイセンは? 無理、ってか置いたままだし。あー! もう、どうすればいいんだ!? いや待てよ? そもそも試した魔王様が悪いのでは? 逆に一発くらい殴ってもいいのでは?

 

「顔をお上げくださいませ。サーゼクスさまには後で私から注意をしておきます」

 

「え? グレイフィア?・・・いや、なんでもない」

 

何やらよく分からないが、メイドさんに体を起こされた俺はどうすればいいか分からずに不動となる。

 

「・・・し、死罪にとかは?」

 

しかし何も言わないと進まないと思った俺は絞り出すように声を出す。

魔王様はそんな俺に笑いかけて言った。

 

「そんなことはしないさ。言っただろう? キミと話をしたいから来てくれと。謝罪こそすれど、キミを咎めることはしない」

 

「そ、そうですか・・・良かった」

 

主に俺の人生が終わることがなくて。

戦いにもならなかったから分かったが、間違いなく魔王様と戦えば消し飛ばされそうだ。メイドさん相手にあっさり負けたし俺は雑魚なのかもしれない。例えるなら某世紀末な世界の北斗四兄弟の三兄。

 

「話を戻そうか。まず僕が彼女のことについて知っているのは、彼女があまりにも『裏の世界』で有名だからだ。僕たち魔王や他のお偉い方たちでも頭が上がらないほどにね。一応、僕は古くからの知人にはなるのかな。何れにしても、彼女は()()()()()だからね」

 

「え? ま、待ってください! 確かにユーが冥界出身なのは聞きましたけど魔王様や偉い人でも頭が上がらない? 全ての中心? それってどういうことですか!?」

 

突然入ってきたあまりのもの情報量に、混乱する。

裏の世界というのは俺の世界---つまり人間界で表、一般人たちのことを指すのはわかる。裏の世界は俺やアーシアが知っている悪魔や堕天使たちのことだろう。

けど全ての中心? 実はユーは物凄い人物? 全く分からん・・・というかこの人何歳だよ・・・。

 

「おや・・・もしかして彼女から何も聞いてなかったのかい?」

 

「は、はい。冥界のネクロマンサーであること、俺を生き返らせたこと、ユーの魔力を狙うものが大勢いることくらい・・・ですかね。無表情と声を出せないのは見ていて分かりましたけど・・・」

 

「そうか・・・」

 

「サーゼクスさま」

 

「分かっている」

 

俺がユーから聞いたことを説明をすると、魔王様は一度顔を伏せてメイドさんの呼ぶ声に頷く。

 

「彼女が話さなかったのであれば、僕からは何も話せない。神谷アユムくん。ただひとつだけ忘れて欲しくないのは、この世界で何よりも、誰よりも、どんな生き物よりも優しい存在が『ユークリウッド・ヘルサイズ』ということだ。出来れば真実を知ったあとでも、彼女を嫌いにならないであげて欲しい」

 

「・・・」

 

魔王様の言葉は、俺には全ては理解出来ない。

でも俺がユーを嫌う? まさか。命の恩人である彼女を俺が嫌うはずがない。これは絶対に違うと断言出来ることだが、仮にユーが人間の俺を殺した存在だったとしても俺は嫌いになることは無いだろう。というか殺されたことはどうでもいいし。

ただもし、魔王様に聞かされたことが出会ってそんなに経ってない頃の俺なら分からない。

だが何年も一緒に過ごした俺はユーの優しさを知っている。それが、誰よりも優しいことも。

俺が出会ってきた人物で優しいと思ったのは、アーシアとユー。ユーは同じくらいか、それ以上に優しいんだろう。

 

「私たちからお教えすることは出来ませんが、気になるのでしたらアユム様の方からお聞きください。どうしてヘルサイズ様が感情を殺したり、言葉を発さないか、などを」

 

そうメイドさんに言われた俺は、どう答えればいいか分からないままで居ると肉体が再生したことに気づき、レイトウマグロパイセンを背負う。

すると魔王様が立ち上がった。

 

「さて、話はお終いにしよう。キミの仲間たちやアーシア・アルジェントは既に帰っている。また会える日を楽しみにしてるよ」

 

メイドさんから帰宅用の転移用紙を渡されると、素直に受け取る。

黒毛和牛をしっかりと忘れずに持った俺は、未だに混乱する頭を整理しつつ頭を下げた。

 

「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。正直・・・ユーのことは、まだ分かりません。ですけど一つだけ言えることがあります」

 

「それは聞いても?」

 

「えぇ。ユーが例えどんな力があっても、どんな存在であってもユークリウッド・ヘルサイズという一人の女の子であることに変わりはありません。むしろ彼女に拒絶されないか逆に心配になるくらいですよ」

 

そう、そこだけは変わらない。

今更どんな存在だったとしても、ここまでずっと来たんだ。俺の中での癒しであることに変わりは無いのである。

ナイス、マイエンジェル。

 

「そうか。キミは本当に面白い存在のようだ。キミのことをこれからはアユムくんと呼ばせて貰ってもいいかな?」

 

「面白いとは、最高の褒め言葉として貰っておきます。呼び方はお任せしますよ。では、俺はこれで」

 

「あぁ。近いうちにそちらの方に遊びに行かせて貰うよ」

 

遊びに? まあいいや。

とりあえず背中と両手が重たくて帰りたいので、俺は転移用の紙を持って見ると眩い光が俺を包み込み、俺の意識は魔王さまたちが居た場所から知っている景色に切り替わった---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても、教えなかったということは彼女は彼を大切に思っているようだ。本気じゃないとはいえグレイフィアに一撃与えたのも面白い。彼女の近くにいるのもあって彼はあの歳で様々な死闘を繰り広げてきたのだろう」

 

「あのような痛みを無視するほど強引な攻撃には特性を理解していても少々驚かされました。アユム様なら、ヘルサイズ様について心配はないでしょう」

 

「後は彼次第・・・か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

景色が切り替わると、自身がよく知っている景色---というか玄関前だった。

何処に転移するか分からなかったけど良かった。

あとレイトウマグロパイセンも一緒だ。確認しておかないとね。

でもさ、なんでもう凍ってるの? ちょっと溶けてたよね? このレイトウマグロパイセンよく分からんわ・・・。

 

「ま、入りますかね」

 

色々と、衝撃なことが多かった。そういえば、あの衛兵さんは大丈夫なのかな。怒られないといいけど。

なんて途中から別のことを考えた俺は、何も考えずにドアを開けた。

ドアを閉めると靴があることからアーシアはちゃんと帰ってきていたらしい。ただ時間が時間だし、寝ているのだろう。

ゾンビや悪魔たち人外ならともかく、人間は寝る時間だ。俺も可能ならずっと寝たい。

 

「・・・ん?」

 

とりあえずレイトウマグロパイセンを玄関に立てて置いて靴を脱いで入ると、誰も居ないかと思っていたがリビングの灯りがついている。

つまり、誰かが起きてる・・・ユーか?

 

「ユー・・・? ただいま」

 

引き戸を開けて入る。

そこには銀色の長い髪に、貴族が着そうな紫色のドレス。プレートアーマーにガントレットを着ける美少女。

ユーは俺に気づいたのか、顔を向けてきた。

 

『おかえりなさい』

 

見せられた紙。そこにはそう書かれている。

彼女は喋れない・・・理由は気になる。けど、言わなかったってことはユーは知って欲しくなかったのだろう。

なら俺はどうするべきなのか---

 

「・・・?」

 

「あー・・・えっと、起きてたんだな」

 

何も反応を示さない俺に違和感を感じたのか、ユーは首を傾げる。

俺は誤魔化すように笑うと、ユーはこくりと小さく頷いた。

 

『そろそろ 帰ってくると思っていた』

 

「そうか・・・あー! そうそう、ユー。明日は楽しみにしておいてくれよ? 良い肉が手に入ったから明日はそれで何か作るから!」

 

このまま居たらいつかボロが出ると思った俺は矢継ぎ早に話すと、リビングを通ってキッチンへ向かおうとした。

しかし服を後ろから引っ張られる感覚に足が止まり、ユーに視線を向ける。

 

「ど、どうしたんだ?」

 

表に出さないように努めて平常を装うとするが、難しい。

ちくしょう! あの魔王様、気になること言いやがってッ! ユーについてならどう誤魔化そうとしても気になるだろ! ずっと気にはなってたけど理由があるみたいなこと言われたらさ! 魔王様の言葉も真実を知っても嫌いにならないで欲しいとか、気になるし!! なんだよ、全ての中心って? 偉い奴らが頭が上がらない?

 

『聞きたいこと あるんでしょう?』

 

ユーが見せてきたのは、間違いなく俺の動揺か、はたまた予感をしていたのか、知っていたのか・・・俺には分からない。

だけど彼女は間違いなく当てて見せた。俺が今、考えていることを。

だから、俺は---

 

「い、いや特にないから大丈夫だ。まあ、明日のご飯について聞きたいことはあるかなぁ」

 

誤魔化す。

聞いてしまえば、シリアスになりそうなことだ。俺は自分の性格から分かる通り、シリアスは苦手なのである。

どれだけ重たく、悲しいことを言われても俺にはそんな過去がないしどうすれば良いか分からない。

というか、アーシアの時だって正解かなんて今思えば分からないからな。もしかしたら、もっといい方法があったかもしれない。

少なくとも、あのようなことは言いたくない・・・またじたばたと羞恥心に悶えそうだし。

 

『顔に聞きたいことがあるって書いてる』

 

「え、マジ!?」

 

誰か人の顔に落書きしたのか!? と思って視線をユーに向けたら、ユーが横に首を振った。

違う、ということだ。

 

『やっぱり、あるんだ』

 

「・・・うぐ」

 

なるほど、カマを掛けられたわけか。ユーには嘘付けないなぁ・・・。

 

「はぁ・・・参りました。でもいいのか? ユーが言いたくないことなら、俺は・・・」

 

『向こうで』

 

「・・・分かった。先に肉を冷蔵庫に入れてくるから、ユーは待っていてくれ」

 

少し迷うように視線を張り巡らせたユーは縁側を指差した。

もう諦めた俺は素直に腐らせないためにもお肉を入れにいくことにする。

場所を変えたいのはアーシアに聞こえてしまう可能性があるからか、それとも純粋に外の風を感じたいからか・・・どちらでもいいか。

 

「お待たせ」

 

すぐに戻ってきた俺は、縁側に座って緑茶を飲んでいるユーを傍目に隣に座る。

ユーは湯呑みを置いたかと思うと、夜空を眺める。俺も同じように眺めてみた。

空は夜中なのもあって、暗い。でも星々はキラキラと輝いている。

相変わらず、夜は素晴らしいことだ。こういう時、景色がどうとか言うべきなのかもしれない。でも俺はそんなロマンに包まれたような言葉が浮かばなかった。

迷う。本当に聞いていいのか、と。ユーは俺に知って欲しくなかったからこそ、言わなかったんじゃないか? それとも、別の理由があったのか?

・・・あー。もう仕方がない。俺らしく行こう。ほんと、俺って主役向きじゃないな。主役なら、もっと別の解決が出来たのだろう。俺は所詮モブである。

 

俺は()()()真剣な表情を作ると、体の向きをユーに変える。

 

「ユー、教えて欲しい。今までずっと触れなかったし聞くつもりもなかったが、どうしてユーは感情を出さない---いや殺してるんだ?」

 

俺はユーを見つめるが、ユーはいつもと何ら変わりのない無表情。

そのまま見つめ合っていると、ユーが一度目を閉じた。

そしてほんの少しの間だけ無言の時間になると、スカート部分のポケットからメモ帳を取り出して俺にメモ用紙を渡してくる。

珍しく長いが、真面目に読むとしよう。

 

『運命の糸というものは ゆらゆらと横に揺れながら前へと進んでいる 揺れあい重なった糸と糸は 出会いを生む  そこに強い魔力の影響があると その揺れは大きく 激しくなる  故に 強い魔力を持つものは それを抑えなくてはいけない  私の魔力は 抑えることは不可能だった 動揺 不安 心の動きで魔力がすぐに乱れてしまう  それは運命の糸に干渉し 現実を変えてしまう だから私は 感情を出すことが許されない』

 

・・・全く理解出来なかった。思っていたより難しい・・・。

つまり、どういうことだ? 強すぎる魔力は影響を与えるが、ユーのは抑えるという制御が出来ない。強力な魔力は悪魔でいう魔王様とかが当てはまるか・・・?

そして感情を出せないのはその運命の糸とやらに触れてしまうから?

なら---

 

「えーっと。泣いたり笑ったり感情を出してしまうと、人の運命が変わるということ?」

 

頑張って自分なりに整理をして聞いてみると、ユーは頷く。

・・・そういえば、ユーと俺が会った時って『初めて見た 面白かった』『だから 二度とするな』って見せてきたな。

あれは無表情だったからお世辞かと思っていたが、どうやら感情が動くからやめろって意味だったらしい。

再び、紙を渡してくる。

 

『言葉を出せないのは 私の言葉には魔力が込められてしまうから  私の言葉を聴いた者は その言葉通りになる なってしまう  だから 私は声を出すことが許されない』

 

「言葉を聴いた者はその言葉通りになる? 文字通りか?」

 

俺の疑問に、ユーはペンを走らせて紙をまた渡してくる。

 

『私が寒いと言えば 聴いた者は炎の中でも寒さを感じる 逆に 暑いといえば 氷河の中でも暑さを感じる』

 

「事象すら変えることが出来るということか・・・!?」

 

いくらなんでもチート過ぎる。やろうとすれば、俺なんて触れることすら叶わずに消すことすら可能ってことだろ? 天気だって雨になれ、といえば雨になるし晴れになれ、と言えば晴れになる? ・・・誰も勝てねぇわ。そりゃあ、魔王様どころか、お偉いさん方は頭が上がらんわけだな。なんか悪魔って実力主義らしいし。

 

『私の言葉は 重すぎる  いつ どの言葉が力に変わるかは 私にもわからない  だから 一言も発することは許されない』

 

「それって、あーとかうーとかにゃーとかうーんとか、そんなふうに声を出すのはダメなのか?」

 

『出来ない 言葉が力に変わるとき 私の頭に激痛が走る あれは もう嫌』

 

強すぎる故に、代償が発生するってことか。

俺は普段から人間の力で動いているが、100、200、300と力を%にして人間の限界というリミッターを強制解除することで引き出すことが出来る。でも俺でも出力の限界ってのはあるからな。昔、ゾンビになってから中級魔獣? 魔物? みたいなやつと初めて戦った時は500%で腕が吹っ飛んだしそれと同じ感じなのだろう。

力の代償が痛みだとすると、なるほど・・・確かに嫌だ。

 

「それだけでも十分やばいけど、狙われてた理由はそれか?」

 

『まだある』

 

まだあるのかよ・・・その他にもあるなら、確かに狙われもするわ。

 

『私の手には治す能力 血液には不老の力があり 心臓は膨大な魔力を放出している』

 

「うえ・・・でも今までの話から察するに、治す力にもデメリットがあるのか?」

 

二つ目以降も凄いのだが、意識的に行えるのは恐らく治す力なのだろう。なんでも治せるならアーシアよりやばい回復の力になる。

 

すると、予想通りというべきかユーが頷いた。

 

『私が治したいと思ったら 触れることで治したい場所を治せる でも治した箇所の痛みを請け負う』

 

「仮に俺が腕から血を流してそれを治して貰ったら、同じ痛みがユーに入るのか」

 

ユーは再び頷く。

なんか謎を知るために聞いたはずが、余計に分からなくなってきた気がする。

一つだけ分かるのは、ユーに能力を使わせる訳にはいかない。

・・・ん? 待てよ?

 

「じゃあ、ガントレットとプレートアーマーにも意味があるのか? 例えば、能力を抑えたり封じる・・・?」

 

そう、何故ユーがいつもガントレットとプレートアーマーを付けてるのか、という問題が残る。ユーは風呂の時も外さない。

いや、覗いたわけじゃないよ。着替えを置いた時に脱いでないのが見えただけだ。

とにかく、何かと意味があるはずである。俺がたt---レイトウマグロパイセンを持つのと同じように。

 

『正解』

 

メモを見せてきて、ガチガチとガントレットで拍手をする。

 

「・・・こう、もっと目立つ超パワーとか動きを止めたり、念力みたいなのは、ない?」

 

『私の特異な力はそれだけ  これらの力に 私の意志は関係ない』

 

「それって・・・」

 

『そう 私が死んでも 魔力は発動することが出来るだろう  だから 私を殺したがる 体を手に入れるために』

 

自分自身の頬が、引き攣る感覚があった。

今まで狙ってきた連中は、ユーを狙っていた。それは不老の力だったり、膨大な魔力だったり---例え言葉の力や治癒能力が使えなくとも強力過ぎる力だったからなのか。

そして恐らく---ユーには戦う力がない。才能があるかは分からないが、それだけ強力な力があるなら何が来ても倒すことも、殺すことも出来る。

でも、ユーはしなかった。デメリットもあるのだろうが、それはきっと---ユーが誰よりも優しいからだ。

もちろん戦う力がないと断言出来るのは、ユーが自ら追い払うことをしないことから察することが出来る。仮に攻撃する手段があっても、強くないのだろう。

 

そんな風に考えことをしていると、俺の思考は驚愕と共に消え去ることとなった。

何故なら---

 

 

 

 

『嫌いに なったでしょう?』

 

そんな文字が、メモ帳に書かれていたからだ。

それだけではなく、ポタリ、ポタリと何かがメモ帳に落ちる。視線で追うようにゆっくりと上げていくと、いつも無表情である少女が、泣いていた。

 

「な・・・お、俺がいつユーを嫌いって言った!?」

 

あのユーが、感情を出していた。俺はそのことに動揺しながらも勢いよく立ち上がって大声で言葉を発していた。

そのせいか、今まで見ていた紙が散る。

 

『私の感情が動くと 近くにいるアユムの運命が一番変わってしまうから』

 

そんなことで、そんなことで俺がユーを嫌いになると思ってるのか? そんなの、俺は気にしないしどうだっていい。

いや違う。 彼女は、不安なんだ。今まで話してくれなかったのも、怖かったんじゃないのか? でも、今日彼女は俺に話してくれた。

魔王様が言っていた、真実を知っても嫌いにならないで欲しいとはこういうことか・・・。

 

『こんなバケモノみたいな奴が傍にいる それを知ったら 嫌いになるでしょう?』

 

人形のように綺麗なユーの顔が涙で崩れている。眉間に皺を寄せて、体は何処か震えていた。

まるで、これから訪れると思っている絶望に怯えるように。

 

まったく、なんでこうなる? アーシアも、ユーも、彼女たちは何もしてないじゃないか。そんな誰かを不幸にしたいなら俺を不幸にしろよ。こんな優しい彼女たちが報われないなんて、酷すぎる。

それに・・・泣いてるユーを見ると、何だか変な感覚になる。アーシアの時とは違う、別の何か。あっちは、初対面だったから焦りだった。

別に嬉しくて泣くのは良い。寂しくて泣くのは良い。悲しくて泣くのは良い。だってそれは、見方によってはプラスになるのだから。

だけど、今のユーは・・・プラスにならないだろう。

だったら、俺にやってやれることは簡単だ。いや、違うな。俺にはこんなことしか出来ない。本当に凄いやつなら、色々と手段を取ったり解決したりするんだろう。俺にはそんなことは出来ないから、俺に出来るのは俺の気持ちを、真っ直ぐぶつける! 俺みたいなやつは、主役にはなれない。でもさ、近くにいる人なら手を伸ばせると思うんだ。

 

「あのさ、ユー」

 

「・・・ッ」

 

俺が声を掛けるだけで、ユーはビクッと体を震わせた。

何処か今までにない感情がふつふつと湧いてきて拳を強く握り締めてしまうが、彼女を怯えさせないためにも強制的に鎮静する。

正直、俺には色々と分からない。ずっと人と関わるのは避けて来たし、家族の温もりって奴なんて知らない。人間として死ぬのは早かったし今は分かるけど毒キノコか分からずに食ったりもして死ぬ寸前になった。

だが、これだけは否定しないと行けない。それだけは、分かった。

 

「ユー。バケモノなんて何処にも居ない。俺の目の前に居るのは、俺を救ってくれた命の恩人で誰よりも心優しい女の子だ。一人の女の子でしかないんだよ」

 

「・・・」

 

『私 一緒にいてもいいの?』

 

俺の言葉に、ユーが新しいメモを見せてくる。

そのメモ帳に書かれた文字を見た瞬間、俺はユーのメモ帳とペンを取り上げて文字を書いてから突きつけてやる。

するとユーは瞳を大きく開いて、涙を溢れさせた。

 

「本当に、今更なんだよ。もう何年一緒にいると思ってるんだ? 今まで俺が狙われたのも、確かにユーが原因かもしれない。でも俺は気にしてないしもう四年---いや、五年も一緒に暮らしてきたんだ。そんな俺が、どんなことがあってもユーを嫌いになるはずがないだろ。どんなものが来ようが、ドンッと来いって話だ」

 

未だに涙を流すユーの頭に、俺は手をそっと置いた。

・・・これはまだ、表立って言えないけどさ。俺がユーに救われたのは、命だけじゃないんだ。だから嫌いになることは歴史が変わっても有り得ない。例え記憶が消されたとしても、嫌いになることはないだろう。

 

「ユー、笑いたい時は笑ったらいいんだ。辛かったから、辛いって言えばいい。泣きたくなったら、俺の胸で良ければいつでも貸してやる。運命がどうとか・・・そんなのは全部俺がなんとかしてやる。初めて会った時から、それは変わらないだろ? どんな運命だろうが、越えてやるよ。どんな敵が来ても、俺らしくぶっ倒してやる」

 

ユーの頭を慰めるように撫でる。俺の気持ちが伝わるように、少しでも彼女が安心出来るように。泣き止むまで、傍に居る。

例え魔王だろうが、神だろうが、ドラゴンだろうが、龍神だろうが---何であれ、ユーと居るための代償なら安い代償だ。

何故なら俺は、死なないからな。

---そう、俺はゾンビである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『私 一緒にいてもいいの?』

 

『当たり前だ ずっと俺のところにいろ 絶対に離れるな』

 

雲に隠れていた月は、満月であり。

まるで二つのメモ用紙の約束を取り付けるように夜空から光源が照らしていた。

 

 





フェニックス編、完結となります! ライザーが負けた理由は、実は神谷くんの仕業でしたというのと、ユークリウッド・ヘルサイズの真実を出すことが出来ました。何年一緒に暮らしてきたかも出すことが出来たぜ・・・!

ユーの能力や真実については、変えたら別のキャラになるので基本はコピペです。ですが、主人公が聞こうとせず誤魔化そうとしたのに話そうとしたのが自分から、というのはこれゾンと違う点かな。
そして一章の一話の上にもう一話投稿してます。第二巻(章)までのキャラ設定です。何度か作者が忘れかけてるのが理由と、本編で出せなかった補足ですね。
あっ、次回は聖剣になります。
感想や高評価、くれても・・・ええんやで?

ヒロイン数

  • ユーとアーシアのみ
  • うるせぇ!増やすんだよあくしろよ
  • 投稿日数増やせ、ハゲ
  • 戦闘シーンはやく♡
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