これはDxDですか?〜いいえ、ゾンビです   作:絆蛙

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『私には見ていることしか出来ない。どれだけアユムが傷ついても苦しんでも痛めつけられても、私には何も出来ない。アユムは戦いが好きでは無いということを知っている。だから私はどんな時だって、彼の戦う姿から目を逸らしてはいけない。それはきっと私がアユムに出来ることのひとつだから。それでも……』





第七話 増える黒歴史

 

 

 

 

 

 

光が弾け、姿が映る。

ヴァーリ自身は今までの禁手のフォルムと基本は変わらないが微妙にドラゴンっぽくなっている、後は単純に大きくなっているな・・・5~6メートル級のドラゴンといった様相だ。

そんな能力まであるのかよ。

 

「お、おいドライグ!なんだよ、あれ!?あれも禁手(バランス・ブレイカー)なのか!?その割にはさっきよりも凄まじい力が・・・!」

『いいや、相棒。アレは禁手(バランス・ブレイカー)ではない。アレは覇龍(ジャガーノート・ドライブ)というものだ・・・まさかここで発動するとは』

 

一誠の質問にドライグも驚いているようだった。

あれはそれほどのものなのか。しかし流石に予想外すぎる。デカすぎんだろ・・・。

 

『詳しい説明は後だ!相棒の禁手(バランス・ブレイカー)も間もなく解ける!その状態であれを相手にするなら死ぬぞ!』

「だけど逃げたって・・・!」

「せっかく覇龍(ジャガーノート・ドライブ)を発動したんだ。一撃で終わってくれるなよ?」

 

一誠とドライグが話している間にもヴァーリが動く。

禁手をしている一誠が全く反応出来ないほどの速度。

ヴァーリが肉薄した瞬間には、俺は既に飛び出していた。

 

「おい一誠!どけっ!」

「---アユム!?」

 

手荒な手段だが、800%の力で加速した俺は一誠をリアス先輩がいる方向へ蹴り飛ばす。

鎧が解除されていたが、おそらく制限時間だろう。

俺の蹴りで解除されたことはないはずである。きっと、たぶん。いや、そう信じたい。俺のせいじゃないよね?

 

「ぐっ・・・!?」

 

しかし思ったより力は強く、800%を維持しているにも関わらずヴァーリの拳を受けただけで俺の体は吹っ飛んでいた。

威力高スギィ!

 

「くそっ、あいつ俺を庇ったのか・・・!」

 

そんな声が聴こえた。さすが俺のゾンビ耳。

正直間一髪だったが、殴られたのが俺でよかったな。

防御したはずなのに片腕が吹っ飛んだわ。治ったけど。

にしても・・・いやーこれはちょっと・・・キツいっすねー。

 

「ちょうどいい。まだキミとは決着をつけていなかったな、神谷アユム」

「はっ、んなの興味ねーよ。にしてもそんな隠し球があったなんてな」

「まだ完全にものにはしてなくてね。簡単に使える代物じゃない」

「そうか、それを聞いて安心した。もとよりお前をぶん殴りたかったんだ、その鎧諸共お前をぶちのめしてやるよ」

「・・・おもしろい!だが力の差は歴然だ」

「来いよ、ヴァーリ。さっきアーシアを狙った分のお返しをしてやる。俺は恨み深いんでな!」

 

生半可な状態で勝てるような相手ではないとさっきの一撃で思い知った俺はカジキマグロセンパイを置いて徒手空拳に変える。

ヴァーリと俺が動くのは、同時だった。

 

「800%っ!」

 

巨体の割に凄まじい速度で接近してきたヴァーリに対し、俺は側面に回って拳を叩きつける---が、大きさの差もあってか大したダメージが入ってないように見える。

 

「っそだろ、おい!?」

 

ちょっとは怯むとは思ってたのだが、即座に後ろに跳ぶと濃密な魔力弾が先程居た位置を通り過ぎた。

あれは当たったら痛そうだな・・・。

 

「その程度か?」

「言ってろ」

 

俺は僅かに視線をヴァーリから外す。

ここには魔王さまもレヴィアたんもアザゼルも天使の人もいる。

この戦いを見ている。

けど、正直800%の出力じゃヴァーリには勝てないだろう。

トップの連中がいる場で力を引き出すのはやりたくなかったが・・・やるしかないか。

俺にとって奥の手というのは存在しない。いや嘘、一つだけ存在するが、それは奥の奥の手だ。だから俺は必要な時に必要な力しか使わないって決めていた。

当たり前だ、ぶっちゃけ過去にこいつより強い龍と戦ったことがある。名前は忘れたが、あんな化け物に比べたらじゃがいもだとかジャガーとかよくわからん姿のこいつは小さく見えるぜ。

いや今はそれよりもだな。

 

俺はヴァーリに視線を戻すと、既に目の前に居た。

地面を踏みしめ、拳を握りしめる。

800%じゃ足りないのだろう。でもいつ俺が全力を出していると言ったのか。何よりも俺はな---

 

「ユーが見てる前で二度と負けないって決めたんだよ!1000%ッ!」

「・・・くっ!?」

 

巨体だろうと関係なしに、避けてから放った俺の拳がヴァーリの顔面に突き刺さる。

そのまま拳を突き出し、一気に吹っ飛ばした。

ヴァーリはすぐに体勢を整えていたが、今度はこちらから出る。

 

「1100%ッ!」

「ぐおっ!」

 

全身に出力を纏わせ、加速しながら懐へ入った俺の蹴りがヴァーリを打ち上げる。

急激に力が上がったんだ。すぐに対処出来るはずもない。

何より巨体になってる分、視野は狭まっているし攻撃出来る範囲も増えている。

 

「1200%ッ!」

「ぐはあああ!?」

 

体を捻りながら地面を強く蹴ることで飛び上がり、衝撃で地面が壊れるが関係ない。

追撃するように俺の拳がヴァーリの腹部に昇龍拳(アッパーカット)を叩き込む。

その際に腹部の鎧が砕け散り、やつは吐血しながら更に上空へ吹っ飛んでいた。

空を飛べない俺にはそれ以上の追撃は不可能なため、地面に着地する。

 

「・・・まずいか」

 

あれで終わってくれたらよかったのだが、残念ながら終わってくれないらしい。

上空から無数の魔力弾が降り注いでくる。

その場に留まるとやられるだけのため、俺は走って避けていく。

避けていきながらユーやアーシアたちの方を見れば、そっちはそっちで魔王さまたちトップが守ってくれてる。心配はないだろう。

なんかユー以外が驚いてるけど。

俺はひたすら走りながら避けていくが、このままではジリ貧だ。

 

「くそ、卑怯者ー!こちとら空を飛べないんだぞー!ぐぼらっ!?」

 

攻撃は寸前で回避出来たが、爆風までは避けられなかった。

俺の体は地面に転がり、自らゴロゴロと転がる。

すると次々と魔力弾が着弾していき、強引に体を起こして体勢を整えながら見上げる。

限界が近いのか、肩で息をしているヴァーリ。

一方で土まみれな俺。どうにかして近接に持っていかないといけない。

 

「く、はは・・・面白すぎる。本当に面白いぞ神谷アユム!キミの力は計り知れない。まさか未完成とはいえ、覇龍(ジャガーノート・ドライブ)の俺とここまで渡り合うとは!」

「俺は面白くねーよ。つーか降りてこい!それとも怖くて遠距離でしか攻撃出来ないってか、ああ!?」

「言われるまでもない!」

 

あっ、そこは乗ってくれるんだ。

空中で加速したヴァーリが接近してくる。

攻撃のチャンスが来たことで俺は迎撃しようと拳を握りしめ、正面から来たヴァーリに右拳を引き絞りながら突き出す。

が、突如として目の前から消えた。

 

「!」

 

気配を感じて背後を見れば、手が向かってくる。

捕まる訳には行かず、俺は即座に地面を蹴って横へ跳ぶと、叩きつけられた手が地面を強く打ち、衝撃で吹っ飛ばされた。

巨体な分、威力も十分なんだろう。しかも追撃されないように空中へ逃げてやがる。

おいおいこれどうするんだよ、知らんがな(他人事)

 

『Half Dimension』

 

うそやん・・・その状態でも使えんの?

咄嗟に飛び退いたが、背後にあった木が圧縮されていく。

殺す気かよ!いや食らっても死なないわ、あれ。

ただ泣くくらいに痛そうだから受けたくない。

俺は起きた現象に頬を引き攣らせていると、振り向きざまに腕を振るう。

頭上に影が差し、見上げればヴァーリが飛んでいた。

 

「しまっ」

 

気がついた時には遅く、俺は一瞬だけ1200%を使用すると出力を0に戻す。

その瞬間、俺の両腕の防御を貫き、腹に凄まじい衝撃が襲いかかりながら地面に強く叩きつけられ、盛大に血を撒き散らしながら吹っ飛んでいく。

 

「ごほっげほっ・・・」

 

腹に風穴が開き、思わず抑えてしまうが痛い。

めっちゃ痛い。いくらゾンビとはいえ、痛覚がある。

いや痛覚がないようにも出来ると思うけど、人間らしさを忘れないようにユーがそうしたのかもしれないが。

にしても治るだけで痛いものは痛い。

あー泣きてーあーやめてーなー。でもユーのために逃げる訳にはいかない。ユーのために負ける訳には行かない。

それにヴァーリに反撃は加えておいた。おそらく俺のラリアットを飛んで回避し、そこから地面に叩きつけてきたんだろう。その威力が強すぎて吹き飛んだみたいだけど、追撃されなかったのが救いだ。

 

「あ、アユムさん!今---」

『ダメ』

「彼女の言う通りだ。今動けば彼の邪魔になってしまうよ」

「く・・・アユム・・・俺に力がもっとあれば・・・!」

 

どうやら心配されているらしいな。

普通の人間だったらもう死んでるからね?ゾンビじゃなかったら既に生きてないからね、これ。

 

「し・・・ぱい、いらねーよ。や・・・られ、るだけじゃ・・・ない」

 

回復してないせいで喋り辛いが、腹部と両腕は徐々に治ってきている。

アーシアの治癒があれば全快していたが、彼女を危険に巻き込む訳にはいかない。

特に人間のアーシアはより危険だからな。

 

「あれは・・・」

「へえ」

「一瞬で反撃したみたいだね」

 

トップの人たちは分かってるみたいだ。

なぜヴァーリが追撃に来なかったのか。

正確には来れなかった、というのが正しい。

まあ、今砕かれたんだけど。

 

「まさかあの一瞬で氷を利用して足止めするとは、本当に面白いことばかりする」

 

あの一瞬、俺は近くにあったレイトウ本マグロパイセンを地面に突き刺し、氷の柱を作った。

時間はかかったが、タダでやられる俺じゃないのである。

それでやつの翼を凍らせたのはよかったが、まあ半減を持つヴァーリとは相性が悪く、普通に耐久値消されたんだけど。その代わり半減を一瞬だけ無効化出来たので俺に対しての半減は無理だったようだ。

それでもズルすぎるぜ。けど、ヴァーリも長くはなさそうだ。

あの姿を維持するには膨大な魔力や体力が必要なはず。万全ならまだしも消耗しているヴァーリは長く保てない。

それでも結局空から攻撃されれば俺には何も出来ない。

 

「空さえ飛べりゃあなー」

 

毎度毎度思ってることはそれだ。

残念ながら俺以外の人外ってなんやかんやで空を飛べる手段持ってるんだよね。

俺の場合跳躍するしかないから正直空中戦はめっぽう弱い。こればかりは俺が本気を出そうとも出さなくとも何をしようとも変わらない。

まぁ速度で上回ってぶん殴るっていうゴリ押しなら可能なんだけど。

ないものを願っても仕方がなく、俺は立ち上がると向かってきたヴァーリの攻撃を避けながら何度も何度も拳を叩きつけていく。

触れられたらまずいなら、触れられなければいい。1200%で十分可能だった。

戦いの中で成長する厄介さは一誠の方が上だな。

 

「オラっ!」

「ッ!」

 

空中にいるヴァーリに向かって拳を叩きつけようとし、案の定素早く回避された。

 

「空飛べるのずりぃいいいいい!!」

 

俺の心からの叫びと共に魔力弾が俺を飲み込んだ。

かなりの力が込められていたであろうヴァーリの一撃により、俺は地面に大穴を開けながら地面へ叩きつけられる。

大の字で仰向けに倒れていた。

多分あとちょっとだと思うんだよね。かなり限界っぽくはある。

 

「にしても、本当にどうにかならないものか・・・」

 

穴から這い上がってくると、相変わらず空に留まっている。

あまり動ける力はないはず。

一瞬だけ無効化した後に近接攻撃を受けてないからヴァーリは消耗する一方だ。

未完成なのが救いだったな。触れられたら面倒になるが、スタミナまでは回復しないらしいしどうせ長くは無い。

しかし俺としては一度ぶちのめしたい。

けど拳がまず当たらない。

跳躍じゃ届いても避けられるだろうし、この辺にはさっきヴァーリが空間を歪めたせいで蹴れる木がなくなってしまった。

 

「おい、神谷アユム」

「ん?」

「空さえ飛べりゃいいんだな?」

「それはそうだけど・・・」

 

諦めて跳躍でどうにかしようと思っていたら、アザゼルに呼び止められた。

この言い方から考えて何か策があるのだろうか。

 

「だったら・・・くれてやるよ」

「うおっ、あぶなっ!?」

 

懐から何かを取り出したかと思えば、凄まじい速度で飛んできた。

即座に1200%でキャッチするが、下手したら突き刺さってたじゃねーか!

 

「って、これ・・・なんで?」

「お前がコカビエルの脳天にぶっ刺したままだったやつを回収しておいてやったんだよ。ついでに面白い効果があったみたいだからな。解析出来なかったのが悔やまれるが、改造しといてやった」

 

いい顔でとんでもないことを言ってないか?

しかしまさかバールのようなものが還ってくるとは思わなかった・・・これでどうしろと?

ヴァーリは・・・まあ何か新しい手でも使うのかと待機してくれてくれてるみたいだけど、これ武器だからね?投げるしか無理では?

どうやってこれで飛ぶんだよ。流石の俺でも無理だと思うわ。てっきり竹のコプターかと思ったぞ。

 

「いいか、それを使いこなすには代償を支払う必要がある。お前にその覚悟があるか?」

「説明不足すぎて分からん。でも今はなんだっていい。あいつを殴れるならな」

「アザゼル、彼に何を?」

「見てりゃ分かるって」

 

魔王さまも分からないようで聞いてくれたが、説明してくれない。

いや確かに見りゃ分かるもんなんだろうが。

・・・大丈夫?これ本当に大丈夫?代償が再生出来なくなるとかゾンビの力を一時的に失うとかそういったやばいものじゃない?それなら俺死ぬよ?

 

「覚悟はいいな?お前がそれを使う意志を持てば使い方は自ずと分かるはずだ。だけどな---」

「はあ?もういいや、わかったよ」

 

正直全く分からないんだが、アザゼルがそういうってことは・・・まさかさっき使ってた人工神器ってやつだろう。

なるほど、それなら納得がいく。

しかしこれをどう使えというのか。いや、使うという意思が大事なら一誠たちと同じようにすれば・・・ん?なんだこれ、呪文か?これでいいのか?

さっきのヴァーリと同じ感じか。ならば---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「---ノモブヨ ヲシ ハシタワ ドゲダ グンミーチャ デー リブラ・・・?」

 

その瞬間、ピンク色の輝きが俺を包み込む。

何が何だ、と驚く暇すらなかった。

着ていたはずの制服が弾けるように破け、形成された光が次々と俺の体を包み込むと何かが纏われた感覚と共に光が消失する。

力が()()()溢れてくるような感覚。それこそ鳥肌が立つくらいのもので、しかし俺の視界にはふわり、と見覚えのない衣服があって。

何故か視線が物凄く感じる。

その先を見れば、アザゼルは爆笑。魔王さまと天使の人は驚いていて、レヴィアたんはなんかキラキラしてる。

リアス先輩は驚いていて、姫島先輩はなんか面白いものを見たかのような笑顔。

木場は困惑しており、小猫ちゃんも珍しく驚いている。

ギャスパーは同類を見つけたかのような感じ。

アーシアは顔を赤くしてるが、目をぱちくりさせているかわいい。

ユーは変わらず無表情だから分からない。かわいい。

 

「お、おいアユム・・・。お前、そんな趣味が・・・」

「あ?なんの・・・こ・・・と・・・」

 

一誠が割と引いたようにそんなことをほざきやがったので、俺は皆の視線を浴びてるのが俺というよりは服装だったので、見下ろした。

・・・見て、しまった。

 

服、白がメインの魔法少女みたいな服。ピンクと黒が入ってる。

ひらひらのスカート。

頭、リボンの着いた可愛らしい帽子。

 

「なんでだよっ!!!」

「うぉおっ!?」

 

俺は1200%の力で腹を抱えて爆笑しているアザゼルに向かってバールのようなものを投げた。

慌てて避けられたが、関係ねぇ!

こいつは殺す!今すぐ殺す!

 

「ふっざけんなお前!なんで俺が女装しないといけねーんだよ!そんな趣味鼻っからないに決まってるだろ!おい一回殴らせろ!」

「危ねぇな、それはお前が最後まで話を聞かないからだろうが!」

「誰がこうなるって想像出来るってんだ!?代償ってこれ?これなの!?最初に言えよ!つーかなんで俺にこんなとんでもないもの渡しやがった!?」

「そりゃあ、お前・・・そいつは本来ユークリウッドのために作ったもんだからな」

「尚更んなもの俺に渡すんじゃねぇえええええええええ!!そもそも!誰が好んで野郎の女装見たいんだよ!」

「ぼ、僕は似合ってると思います!」

「やめて!ギャスパーはそうだと思うけど!ギャスパーが着たら可愛いと思うけど!俺には合わないから!」

「そ、そうでしょうか・・・えへへ」

「ってそこ赤めるとこか!?いやそれよりも!このままじゃ俺が女装癖のある変態に思われんだろ!!もしかしていつも一誠の変態的な思考に使われるドライグの気持ちはこれか!?これなのか!?今俺は、凄く泣きたい!!」

『分かってくれるか・・・!』

「おぉい!ドライグ!?」

「あ、アユムさん!その、どんな服を着てても良いと思います。服が可愛いのは、あの・・・事実ですし・・・似合ってますから!」

「アアアアアァァァ!!」

『アーシア。それは トドメ』

「えっ!?」

 

何もかもが嫌になってきたが、心に凄まじいダメージを受けた俺はその場で頭を抱えて叫ぶしかなかった。

 

「ふむ・・・日本の男子はあのような服も着るのか」

「それは誤解だ!!」

「神谷くん・・・僕はどんなキミでも受け入れるよ」

「余計にカオスになるような発言すんじゃねぇバカァアアアアア!」

「アユムくんは本当の魔法少女だったんだね☆」

「違います!!」

 

ちくしょう、このままじゃ俺の精神が死ぬ!

その前にヴァーリをぶちのめす!そしてアザゼル殺す!

確かに!確かにユーが着ればこの服は可愛いと思うが---野郎が着て誰得ですか?

 

『きゅー』

「ファッ!?」

 

更に。

アーシアに抱えられていたはずのうさぎが跳び出してきて、俺の元へ跳んできた。

流石にそれは危ないと巻き込む前に帰えそうとうさぎさんを受け止め---白色の光が俺を覆う。

嫌な予感を感じた俺は慌てて体中を見て、違和感を感じた頭部に視線を向けると耳が生えていた。

うさぎさんの。

茶色の。

うさ耳。フードみたいな。

 

「なんでそうなるんだよぉおおおおおおお!?」

 

次々と起こる現象に俺の頭はこんらんした!

 

「く、くハハハッ!な、なんだよ、それっ・・・笑いすぎて苦しくなってくるぜ」

「お前やっぱぶっ飛ばす待ってろ!!」

 

姿に関してはもう諦めるしかない。

多分今の俺はいつも以上に目が死んでいることだろう。

色々ありすぎてお腹いっぱいだ!ひとまず終わらせる!

 

「ヴァーリィイイイイイ!!」

「流石の俺も驚いたが・・・来るか・・・!」

 

1200%の力を込め、地面を砕きながら跳ぶ。

瞬間、俺はヴァーリを通り過ぎた。

えっ。

 

「なにっ!?」

「んだ、これぇええええ!?」

 

おかしい!おかしすぎる!1200%の出力じゃねぇ!

力自体はそうだけど、足が段違いに---

 

『きゅきゅー?きゅっ!』

 

どうやらうさぎさんの強化によるものらしい。

なんというかこう、普段はよく分からないけど今は分かる。

言葉が通じるというか・・・とにかくこの状態は一体化してるようなものなのだろう。

・・・それよりこのままだと堕ちるんですけど?そのまま追撃されるからやばいぃいいいい!!

 

「ぎゃあぁああああああ!?」

「ふぅ、こんなに笑ったのは今日が久しぶりだな。っと、んなことよりさっきも言ったがその状態なら飛べるはずだ!」

「そうだよ☆魔法少女なら飛べるはずだよ、アユムくん!」

「だから魔法少女じゃないですってぇえええ!!」

 

アザゼルは後で〆るとしてレヴィアたんは何故俺を魔法少女にしたいのか。そもそも魔法『少女』じゃないよ!!

というか飛ぶって何、飛ぶって何!?俺やったことないんですけど!!

 

「想像以上だ、神谷アユム!」

「あっ」

 

俺が混乱した後にさらに混乱していると、そんな未知の力をぽんぽんと使えるはずもなく。

俺はあっさりとヴァーリの拳を受け、凄まじい速度で空中から流れ星の如く墜落した。

 

「直撃した!?」

『アレはモロに入っているな』

「な・・・アユム!」

「もう自棄だ!くたばれぇええええええ!」

 

防御力が上がってくれてるのか大したダメージはなかった。

そもそもヴァーリ自体が既に弱っている。

最初に比べて威力が出ていない。

しかし肉体ダメージは少ないが俺の精神的な体力がもう赤ゲージである。泣きたい。

 

『Divide!Divide!Divide!Divide---』

「バッキャロー!そんなの今の俺のメンタルに比べればいくら半減されても痛くも痒くもねえわ!とっとと砕け散りやがれ!!」

「ならば!」

 

瞬間出力1300%。

一直線に向かってくるヴァーリに対し、俺もまた一直線に向かっていた。

跳躍力だけじゃ落ちる!落ちずとも威力が下がる!土壇場で身に付けるしかねぇ!

飛び方くらい教えろってんだよ!

 

「飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ飛ぶ、飛べる---!」

 

ただの念のようなものだが、ひたすら飛ぶイメージだけを頭の中で浮かべ続ける。

すると体中に何か、少し熱い感覚が駆け巡り空中で加速した。

制御出来るようになったと信じ、俺はさっき拾ったバールのようなもの---

 

「!?もう、どうにでもなりやがれ!」

「武器が変わっただと!?」

 

わけが分からないままチェンソーをヴァーリに叩きつける。

質量とかその辺のうんぬんかんぬんが気になるどころだが、もう疲れた。

鎧と刃物がぶつかり合う音が鳴り響き、火花は散る。

鎧ごと右腕を切り落としたいところだが、それじゃ俺の心は晴れない。

 

「どっせえええええ!」

「ぐっ・・・ぉおぉおおおおお!?」

「ごふぅぅっ・・・!?」

 

俺の拳がヴァーリの胸の宝玉を破壊し、ヴァーリの左腕が俺の腹を貫く。

正確には魔力弾が貫いたのだが、俺は吹き飛ぶよりも早くにヴァーリの頭に頭突きを全力で放つと、ヴァーリの鎧は解除されながら堕ちていき、俺もまた同様に堕ちていく。

受け身を取ることすらできずにお互い勢いよく叩きつけられ、脳が揺さぶられた影響でふらふらするが地面に手を付きながら起き上がると、ヴァーリもまた立ち上がっていた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・ッフフフフ!最高だ!期待通り・・・いやそれ以上だ!やはりキミは俺をとことん楽しませてくれる。はっきり言ってもう戦えそうにないが関係ない。ここ迄来たら最後まで戦おう!!」

 

あれだけダメージ与えてなんでまだやる気なんだよ。いいよもう俺やる気ないよ。

萎えたよ・・・というよりも気づいたんだ。これ、パンツ見えてるなって・・・この格好から察するに、パンツも女の子のやつに変わってそうだなって・・・ああ消えたい。もう泣きたい。つらい・・・。

色々突っ込みたいけど、もう心がつらい・・・。

ヴァーリが意気込む一方で、俺はだんだんと気持ちが沈みつつ体育座りに移行した所で学園を包んでいた結界が破壊され、一人の男が降り立った。

 

「よぉヴァーリ。迎えに来たぜぃ!・・・って、随分とボロボロだな?」

「美猴か、何しに来た?」

 

死んだ目をさらに死んだ目で向ければ、そこには中華風の衣装に身を包んだ黒い短髪の男性で、その手にはどこかで見たことのあるような棒を持ってるのが見える。

 

「北のアース神族と一戦交えるから帰って来いってよ。んで、その伝言を届けに来ていざ結界を破壊しようしたらいきなり結界が強化されちまってわけさ。・・・ひょっとしてヴァーリのせいか?」

 

そういえば結界よく壊れなかったな・・・と思ったけど、魔王さまたちが強化してくれてたんだな。

俺の心も強化して欲しかったな・・・。

 

「まっ、そういう訳だからとっとと帰るぜぃヴァーリ。流石に治療しないと戦えないだろう?それとも一人寂しくベッドの上で待ってるって言うなら別だけどよぅ」

「それは嫌だな。ここでは十分楽しめた。大人しく今回は引くとしよう」

「テメェ後から出てきてなんなんだお前!」

 

気にならなかったといえば嘘になるが、一誠が聞いてくれた。

俺は正直話せるメンタルじゃないから助かる。いっそのこと誰も俺に話しかけないで欲しい。

 

「そいつは美候---闘戦勝仏(とうせんしょうぶつ)の末裔だ」

 

一誠が理解出来てない顔をしている。

何処かで聞いたことがあるような、ないような気がする。お前いつもそれだな。

覚えるのだるいから仕方がないね・・・。

 

『分かりやすくいえば』

『孫悟空』

「へっ?そ、そ、孫、悟空ぅぅぅぅぅぅっ!?」

「正確に言えば孫悟空の力を受け継いだ妖怪だな。しかしまさか、おまえまで『禍の団(カオス・ブリゲード)』入りとは世も末・・・いや、『白い龍』に孫悟空か。お似合いでもあるのか」

 

アザゼルの言葉に孫悟空の妖怪とやらはケタケタと笑う。

しかしユーは物知りだなぁ。お兄ちゃんの心がちょっと回復したよ。

 

「俺っちは仏になった初代と違うんだぜぃ。自由気ままに生きるのさ。俺っちは美猴。よろしくな、赤龍帝。そっちは・・・死霊使いの不死者か。よろしく頼むぜぃ」

 

何故か俺も軽い挨拶をされたが、美候とかいう妖怪は持っていた棍をくるくると回し、地面に突き立てる。その瞬間、地面に暗い闇が広がり、それにヴァーリと美猴が沈んでいく。

何それ便利。

 

「待て、逃げる気か!?」

 

何故その行動に出たのかは分からないが、追おうとした一誠が膝を着く。

体力も完全に切れたのだろう。

俺?俺は全然動けるけど止めたら戦わないといけないし放置かな・・・というかマジでメンタル崩壊しそう。この服解除出来ないんだけど。

 

「次に会う時は今日以上に激しくやろう。何より神谷アユム---キミの本気をその時は見たいものだな」

「・・・」

 

言うだけ言っていったヴァーリは美猴が足元に生み出した闇に共に沈んでいった---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事後処理に魔王さまがた達が追われたり悪魔や天使、堕天使の共同作業で学園が直されていく中、俺はずっとその場から体育座りして動いてなかった。

変わらず魔法少女みたいな服で。

うさ耳生やして。

フードみたいなのと一緒に!

パジャマじゃねーんだぞおい!何帽子の代わりにしましたみたいな感じに変わってるんだよ!

 

「はぁぁぁ・・・」

 

クソデカため息。

俺の黒歴史のひとつになるだろう。どうやったら戻れるんだろうね、これ。

今回の戦いにおいて割と腹とか胸とか貫通してた気がするけど、そんなの気に出来ないレベルでメンタルが追い詰められてしまった。

だって、この服!女の子の服!ギャスパーみたいな中性的ならまだしも!俺みたいなやつのこんな姿!誰が見たいんだってばさ!?

ぬあああああ!アザゼル許さんマジで許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さーん!!あいつはボコす!片腕失ったんだったらもうひとつ奪ってやる!それか俺と同じ目に---おっさん相手は俺より悲惨だからやめとこう。俺が吐きそうだ。

ふっ、結局分かったことは一つ。

絶望が俺のゴールだ・・・。

 

「アユムさん!」

 

辛すぎてぼうってしていると、声が聞こえる。

地面をただ見つめていた俺はゆっくりと顔を上げると、アーシアが抱きついてきた。

咄嗟に体育座りをやめて受け止める。

 

「アーシア?」

「怖かったです・・・」

「ああ・・・そりゃあんな戦いあったもんな」

 

絵面がかなりやばいとは思うのだが、肩を震わすアーシアを離すわけにはいかないだろう。

その辺は考慮していなかった。アーシアは人間だ。あのクラスの戦闘を見た事なんてない。

 

「違うんです・・・アユムさんが死なないのは分かってても、たくさん怪我して傷付いて・・・私には何も出来ませんから、そんな姿を見ていたら怖くなってしまって・・・」

 

あっ、これ俺のせい?

うーん・・・確かに俺は痛いだけで死なないからな。場合によってはダメージなんて無視するし。

 

「・・・そっか」

「でも・・・アユムさんがこうして無事だと思うと、とても安心しました」

 

そうやって笑顔を向けてくれる。

俺は泣きたくなった。

こんな・・・こんな・・・こんな魔法少女みたいな服を着てる男にこんなことを言ってくれるなんて!

・・・あっやっぱむり。思い出したらつらい。いやいや俺よりもアーシア優先だ。

 

「じゃあ・・・アーシアが良ければ治してくれないか?時間が経てば回復するけど、まだ治ってなくてさ」

「!は、はい。お任せください!」

「頼むよ」

 

割と正解な選択を珍しく選んだ気がする。

何処か嬉しそうにアーシアがお腹辺りに神器を使ってくれる。

絵面がさらにやばくなった気がするが、気にしたら負けだろう。

 

「アユム!」

「神谷くん!」

「アユム先輩・・・!」

「神谷先輩」

 

なんか次々ときた。

やめろよ、俺を嘲笑いに来たのかお前らぁ!

ギャスパーと小猫ちゃん以外ぶちのめすぞ!え?二人は何もしないのか?後輩になにかする訳ないだろ!

 

「なぜこっちに来た?」

「いや、心配でさ。俺を庇ってくれたんだろ」

「あれくらい何ともないから気にするな。死なないし。それにドライグも言ってたと思うが、禁手が解除されたお前なら死んでたからな」

「けれど神谷くんは本当に僕たちの想像を超えていくね。あの白龍皇相手に全く引けを取らない戦いをするなんて・・・」

「か、かっこよかったですぅ・・・!」

 

褒めてくれるのは喜ぶところだと思うが、全く嬉しくもなかった。

俺はもう大切な何かを失った気がするのだ。

 

「・・・その格好、いつまでしてるんですか?」

「グハァッ!?」

「アユムぅぅうう!」

 

悪意のない言葉が俺の精神によりダメージを与えてくる。

思わず吐血してしまった。

それほどの攻撃力を秘めている。

 

「・・・もうお嫁に行けない」

「婿では・・・?」

「だ、大丈夫ですよ。アユムさん!しっかりしてください!」

 

いくらアーシアの神器でも心までは回復出来るわけではない。

可能であるならば記憶を末梢したいレベル。

それよりもまずは服をどうにかしたいのだが、色々とやりとりしているトップ陣営たちは終わったのか後にしようとしている。

それに気づいた一誠が何かを話して、木場も何かをお願いしてるように見える。

しかし俺は大事なことに気づいた。

これ、うさぎさんって大丈夫なのか、と。

 

『きゅ〜っ』

「おわっ」

 

そう思ったら、頭の部位が弾けて帽子に変わるといつの間にか俺の肩に乗っていた。

自分の意思で解除できるのか・・・って、早く聞かねぇとまずい!

 

「おいアザゼル!これどう戻れる!?」

「・・・ん?ああ、まだその状態だったのかお前」

「ぶっ飛ばすぞ」

「言葉と行動が一致してないからな!?」

「避けるとは卑怯な!!」

「わざわざ食らうバカはいねぇよ!」

 

さらっと500%でチェンソー投げたのだが、あっさり避けられた。

片腕のくせに平衡感覚狂ったりしてないのか、こいつ。

 

「ったく。その状態から戻るならお前が自ら解除すればいいだろ。強く思い描けば出来るはずだ。ただし注意点として---」

「こうか?」

「聞けよ!!」

 

いや、早く戻りたかったし。

そう思って元の姿に戻るように強くイメージしていたら光が全身を包み込み、弾けるように無くなった---全部。

 

「・・・」

 

そう、全部である。

予想外の事態に固まる俺と、突如として静かになった周り。

視線が集まる感覚があった。

ゆっくりと視線を下げれば、なんということでしょう。

上半身下半身共に衣服がなく、ZENRAという状態。

 

「なんでぇえええ!?」

 

この状況はまずい、と胸と下半身を隠すが---

 

「はうわ!?」

「神谷先輩。その・・・」

 

手遅れだった。

頭から煙でも出てるんじゃないかと思うくらい顔を真っ赤にしているアーシアと心無しか赤くなってる小猫ちゃん。

違う、違うんだ。俺は悪くない。全部アザゼルが悪い!

 

「どうして!こうなる!?」

「だから言おうとしたってのに・・・」

「そんなこと・・・そんな、こと・・・」

 

思い出されるのはさっきの言葉。

『その状態から戻るならお前が自ら解除すればいいだろ。強く思い描けば出来るはずだ。ただし注意点として---』

ただし注意点として。

た だ し 注 意 点 と し て。

 

「アァアアアアアア!!!」

 

気づくかボケェ!!

仮にそうだとして何故全裸になる!俺の服消滅してんじゃん!!

ちくしょう!大丈夫なのかこれ!色んな意味で大丈夫なのか!?

冷静になろう。

冷静になって周りを見渡そう。

大半は目を逸らしたり隠してる。ヨシ!

何人か気絶してる。ヨシ!

何人か真っ赤になってる。ヨシ!

何人か点滅してる・・・あれ、天使だよね?大丈夫だよね?あれ。まあヨシ!

何人か驚いてる。ヨシ!

何人か目が怖い。ヨシ・・・ヨシ?

知人だとリアス先輩は呆れたように顔を覆ってため息を吐いてるだけ。姫島先輩はいつも通りでよく分からん。ゼノヴィアは考え込んでるけど分からん。一誠は・・・同類を見るような目だったので石ころ300%で投げて額に当てておいたからヨシ!

生徒会長と副会長は同情するような目を向けてくるが、まあいい。

アーシアと小猫ちゃんは・・・ごめん。間近くだったから後で何とかしよう。

ギャスパーはなんかキラキラしてる。なんでだよ。

木場はタオルくれた。ありがとう。お前そこまでイケメンなのか。女だったら惚れてるぞお前。

魔王さまは苦笑してる。レヴィアたんは・・・なんか驚くだけで済んでた。

天使の人は問題なさげ。アザゼルは問答無用でぶちのめす。

うん、何も問題ないな!

 

『アユム』

 

貰ったタオルを腰に巻いて何とか大事な箇所を防いだが、近づいてきたユーを見て俺は非常に焦った。

冷や汗が流れてくる。

幻滅されたら・・・死ぬ!

 

「・・・へ?」

 

若干身構えていたら、俺の手には柔らかく小さな優しい手が包み込まれていた。

予想外のことで固まる俺に、ユーは変わらず無表情だ。

 

『お疲れ様』

 

そのメモを見た瞬間、俺は全てがどうでもよくなった気がした。

ユーはただ労っただけかもしれない。それでも俺にとって、ユーのその言葉は何よりも嬉しくて、思わず口元が緩む。

まぁ全裸にはなったし体に何度か穴が空いたりしたし女装する羽目にはなったけど。

それでも俺はその言葉だけで戦った価値があると、そう思ったんだ---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前・・・高校生のくせに意外と大きいんだな」

「アザゼル、お前、ぶっ飛ばす」

 

何処がとは言わないが掘り返してきやがったアザゼルを殴りにかかったりはしたが、殴れなかった・・・というよりはさすがに魔王さまたちに止められたのでこの後は普通に帰った。

というか俺半裸だしやることないからな。

後のことは魔王さまたちに丸投げして、小猫ちゃんとアーシアには何でもすると約束したのと土下座した。

そういえば結局このバールのようなものはなんなんだろうか。チェンソーに変形するとか構造どうなってるんだよ・・・神器はなんでもありか。

 

 





待たせたな!これゾンといえばこれですよね。
元々魔装(魔法)少女はこの章で出す予定でした。ずっと書きたかったんだよね、なおシリアスな空気は存在出来なかった。
まあ原点とは違う存在でもユーの下僕なら可能だと思うし…ただ当然ながらこの世界にはヴィリエは存在しませんし魔装少女や女王であるリリアも居ません。メガロもいないため、ハルナが持ってるものとは別系統となります。だから色も服もちょっと違う。
そのため神器のスペシャリストに何とかしてもらった。この人二次創作書く側からすると便利で助かる。ユーと昔からの知り合いですから、有り得ない話でもないでしょう。
ウサギさんは主人公の強化パーツ。

語る程度ですが、主人公の(ユーと出会う前と出会った後の)過去

  • ちょうだい
  • いらない
  • 女装しろ
  • それよりはよイチャイチャしろ
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