ウマ娘2X21 【王の銘は唯一人】取得√実況プレイ───があったなら 作:一般へっぽこヒト息子
Obey
従う。
符牒は15番目のO。
王の号令は此処に。
Step
歩み。
符牒は19番目のS。
王の足跡は鮮やかに。
Wield
振り回す。
符牒は23番目のW。
王は嵐となって揺り動かす。
Besieging
悩ませる。
符牒は02番目のB。
王は、触れた。
Fluke
偶然。
符牒は06番目のF。
眺める者よ、其の出逢いはなんと評す?
Junction
接合点。
符牒は10番目のJ。
繊維を紡ぎ、王に外套を造ろう。
まだ糸の一本にすら届かない、ばらばらな
from:someone
まるで、風の様だった。
私には難しい事は分からない。だからこんなありきたりな例えしか出来ないけど。
地面を、ターフそのものを揺らしたと錯覚させる様な踏み込みを感じた時…
───此処に確かな、風が吹いた。
◇◇◇◇◇◇◇
from:King_Halo
函館レース場。
梅雨期の湿気で尾が萎える初夏、其処を抜けての7月は爛々とした陽気が良バ場を創る。
何時ぞやの記憶でこの時期を小暑といい、此れには更に七十二候で言うところの
曇る事を知らないとでも言いたげな晴れ様は、然し北国の大地に暑過ぎるを
…こと、レースを控えたウマ娘を除けばだが。
「蹄鉄良し、脚元良し……気力良し。ふぅ…」
そのうちの1人が私だ。今日に向けた追い切りでほんのちょっとばかり疲労はあるものの、逆にそれが身体的な緩みがない証明なのかも知れない。
流石にこのレースの後は休養を入れたいところだが…其処まで考えてるとなるとあの存在の手腕も空恐ろしいと言うべきか。識っているのと実際に感じ入るのではこうも違う。
…いやいや、今はレースを注視しないと。
改めて函館レース場の俯瞰図を…記憶としては見慣れたその構図を観る。
函館レース場、芝1200m。
スタート後は向正面から第3コーナー迄大体700mの直線、高低差約3.5mのなだらかな登り坂。そして第4コーナーでは1.5mを駆け降り、大体260mの短い直線へ。
此れが何を意味するか。
「キング?今大丈夫?」
…戸を叩く音が聞こえた。
声からしてトレーナーだろう。
「大丈夫よ。入って頂戴」
「うん、入るね……レースの予習?」
「ええ。一流たる者、最後まで準備は怠らないものよ」
「…そっか。流石だね。
…よかったら、キングなりの意見を聴かせてくれないかな?」
意見。意見と来るのね…
「そうね…単純な一般論でいいのかしら?」
「勿論。意見っていっても、そんな小難しくなくていいよ」
「ならまぁ、難度はやや高いと言おうかしら」
そう。函館レース場の短距離戦は私にとって───広く言って差し・追込のウマ娘には難しいレースと言える。
「難度がやや、高い…どうしてそう思ったの?」
「…このレースは10人立て。私は7枠8番と外枠からの発走ね。まず大きな不利として、そもそも函館レース場は最後の直線が短い点。私が差しウマ娘なのはメイクデビューでも見せた通り。レース場自体が直線勝負をしにくい形なのよね。だから大方前残りになるレースになる。
次いでコーナー自体に登りと降りが設けられている点。平坦な箇所が殆ど無いから外枠なのも含めてコーナリングには相当気を遣いそうね。先の点と合わせて…コーナーで先団に入り、インを突いて先頭に出るって展開には難しいでしょうから、降りで加速しつつ外を回して直線に入る戦法になるって言い切れるんじゃ無いかしら」
実力が拮抗してるなら正味、このレース場で外を走る差しウマ娘は掲示板が良い所だとは思う。勝ちに行くなら持つべきは或いは…
「ま、だからこその対策もしてきて……ちょっと、聴いてる?」
「…あはは…うん。此れは私が何か言う事も無いなぁって思ってね」
「聴いておいてそれなの…もう」
「ごめんごめん。でも其処まで分析が済んでるならきっと大丈夫。それに…対策があるんでしょ?」
「ええ、勿論よ」
改めてコースの見取り図を2人で挟む。
「まずもってこの1200mは4コーナーに入るまでの前半戦を登り坂で争うわ。前残りになりやすい特色故、先団勝負は熾烈になるでしょうね」
「其処に足のとられやすい洋芝のコース。つまりは…」
「前半戦で使う力は見た目以上に相当な物になるでしょう。そして短い直線である事から───」
「重要なのは
「詰まるところ登攀を苦とせず、かつ瞬発に長けたパワーでの勝負、ね」
「其れを見越しての坂路を始めとしたパワー中心のトレーニング。参ったなぁ…」
立つ瀬がないや、とトレーナーは白旗を掲げた。
…最も、私にしたってトレーニングの種別其の物はあの存在に従ってである以上、何を言えたものではないのだけれど…そう言えば、トレーニングをした際にトレーナーに窺いを立てたものの、彼女から特段否をつけられてないわね。私は何のトレーニングがどの能力を伸ばすのかを数値で把握できるから良いにしても、彼女はそうではないはずだ。
「…私からすれば、貴女が異を唱えないのが気にはなったけれど」
「んぇ?あぁそれは…キングがそう考えた、からかな?」
「フゥン?堂々と付和雷同の宣言かしら?」
「いやいや違うよ!?トレーニングの内容も練られてたし想定された意図も理解出来たし、何より……キングの考えは尊重されるべきだと思うからね」
…私の?
「どう言う事?」
「なんて言うのかな…勿論道を提示したりするのは当たり前の事だし、そう求められるのなら何処迄だってプランを詰める。其れがトレーナーの仕事。」
でもね。
そう前置いた彼女の瞳が、私を見据えた。
「私はやっぱり、ウマ娘には、好きな道で輝いて欲しいから」
やけにぼやかした様な、抽象的な言葉が飛んできた。
「…というと?」
「……私が名のあるトレーナーじゃ無い事は知ってる?」
「よく聞くよく観ると言う点ではね。ただ
「………ありがとう。例えばなんだけどね…三冠を目指したいとか、ステイヤーとしてスプリンターとして頂点に立ちたいとか。そう言う夢は幾らだって持っていいと思うの。キングだって勿論ね。
そして其処に至るまでの道を考えて示して、擦り合わせる…其れが、其れこそがトレーナーのやるべき事だって、つくづく身に染みた。私がやらなきゃいけないのは、勝手に与えて導く事よりも背を押す事だった。
───そして、観たかったのは、やっぱりやりたい事をやりたい様にやっている子なんだって事、思い出したからかな」
くしゃりと笑みを浮かべた顔から伝わってきたのは、自分の夢とその背景である悲しさ。
トレーナーの身の上ははっきり分かる訳ではなかったが、それでも彼女がどんな
「───ふふっ。トレーナーったら」
「あはは…私が偉そうな事言っても説得力は無かったかな…?」
「いいえ。まるで質問の答えになってなくてね」
「えっ……ええっ!?変な事言ってた!?」
「ええ。とても変な事をね…ま、私が間違わない限りは尊重してくれるし、間違ったなら其れは止めてくれるって事で解釈しておくわ」
「キングヘイローさん、準備お願いしまーす!」
戸の向こうからかけられる言葉で認識が此処に戻ってくる。
「時間みたいね」
「そうだね。いよいよ重賞……重賞…私重賞って初めてだった!?えっとえっと、キング体調は大丈夫だよね?蹄鉄も靴も異常無し?後は後は…そうだ9番と10番はどっちもメイクデビューは先行で後直線はムーニーバレー*2
程じゃなくても日本最短だから早めの抜け出しを心掛けてね後はえっと…!」
「落ち着きなさいおばか!!」
「はいいぃっ!!?」
「もう…今更慌ててどうするのよ…」
全く……締まらない人だこと。
ある意味で其れが有り難くもあるのだけれど。
「……大丈夫よ。貴女は私を信じた。なら今度は私の番。このキングに
「…っうんっ!行ってらっしゃい、キング!」
◇◇◇◇◇◇◇
バ道を、行く。
「私はやっぱり、ウマ娘には、好きな道で輝いて欲しいから」
思い出されるのは、トレーナーの言葉。
「観たかったのは、やっぱりやりたい事をやりたい様にやっている子なんだって事、思い出したからかな」
彼女は知らない。知るはずもない。
───知って欲しくも、なかった。
私の道は、
糸の見えないマリオネットは自分で動いている様に見えるだろう。実際にはただの人形であったとしても、其れを見ている側はそうとは限らない。
なら人形自体が生きていて、
───
…今は、考えるのを辞めた。
否、そもそも決めた筈だ。
後ろへ振り返るな。
進め。
私の脚は、ただ前に。
墓標の群れを踏破する迄。
翠玉は鈍く、然し泰然と光を反射する。
◇◇◇◇◇◇◇
正直な所、レースの時間が大好きだ。
最も、余程の事情、優しすぎたり臆病すぎたり等がないほぼ全てのウマ娘が走る事を何よりの心の解放としている以上は、どうした急にと言われても仕方がないのだが。
私の場合は、あの存在が関わってくる。いや、関わって来ないからいいんじゃあないの、という話だ。
何でもあれは“レース自体には干渉出来ない”らしいのだ。他の時間、朝の起床から夜の就寝…或いは夢の中までそうなのかしらね。まぁほぼ四六時中ついて回られてる中で、なんと其れが発生しないタイミングがある事が分かっている。
その内の1つがレースで走っている際中…ひいてはゲート入りからウイニングライブが終わるまでなのだ。
小学生時代はウイニングライブに相当する様な文化があったりなかったりしたが、兎も角現状レース中だけでもあの声を聴かなくていいのは清々する。
無論役に立たない事は無い。殆ど完璧と言っていい具合に体力のラインを見極め、どの程度まで攻めるか。レースの出走に際する対策等でも…利点は数知れない。レース中に第三者の直接指示が聴けるのであれば尚更だろう。
だが其れは其れ。
もっと単純に、私が私だけになった様で、何というか───。
『8番キングヘイロー、ゲートの中でも大きく伸びをしています』
『此の時期にしては落ち着き払ってますね。とてもリラックス出来ているんじゃないでしょうか』
………。
隣どころか四方から凄い視線を受けてるが、ゆっくりと肩を回して準備は出来てますアピールに切り替える。
…此れはそう、ただ闘志が漏れ出てるだけよ。そうよね。うん。
耳に熱が行くのを感じながら…………スタートを切る。
GⅢ、函館ジュニアステークス。
世代最初の重賞、鬨の声を挙げるべく───少女達が舞う。
◇◇◇◇◇◇◇
from:someone
「圧倒的な大本命。贔屓目が入ってる事は否定出来ないにせよ、勝つのは彼女でしょうね」
「故に見せてもらいますよ、キングちゃん。今日の私が貴女から学べる───その全てを」
紛れた異物は樽の中の腐った林檎か、朱に交われば赤ともなるか。
万事は
なんてコ゜ッ、出してやがる…RIDE ON…!
あれは…応援団タイチョウ!?…キング・ヘイローだぞ…
プリトモダァ…///髪型もサイドテールで新世代型系統確立()が捗る……捗りすぎてオレオ止まんねェオレオ!!
去年はアレだったのもあってお誕生日にこんなカッコかわふつくしい衣装貰えてウレシイ……ウレシイ……(ニチニチ)
衣装違いってそれよか新しいウマ娘がほちいって思いもあったからか今まであまり食指が動かなかったんですが今回はやばいですね…おばいつぉ出来ないのにえい!しん!ふらっしゅ……ぶりに課金しそうでマジ狂い!
フッ!!ハッ!!!!
読者!!!どうしてシングレを読みに行かない!!??!?!?1!17!!!第二章までの76話が全部見られるのは5/8まで!!76!!!お前は甘い!!単行本の買い様見せてやる!!!!!(突然脚から生えてくるオベイユアダイマコト兄ちゃん)
研究室やらなんやらに追われながらなんとか1個内々定を無事確保し確実に就職浪人が消えてやっと親に顔向けできると安心してたらお嬢の誕生日だったのでどんなに短くても初投稿です(受験浪人大学留年奴並感)
こんなの書いてる時点で末代までの恥だぞとか言う人は制圧力強すぎ問題から
台詞と地の文の配分がわからねぇ!!!!!
──────
このSSもどきでの閑話は周辺人物の動きだったりお嬢の周りで起きてる事を其々の視点中心で書いてるので台詞多めにしたい所もあるしそれはそれで見辛いし切りどころもあるくない?って思うしで中々…難しいねんな。此れしか言っとらんやん猿ゥ!
ウワーッ!?VMが最強の
…冷静に考えると牝馬限定戦で距離も1600とエリ女保たない子でも目指せるってなら態々牡馬に混じって古馬戦線やるよか狙い目だしやらない理由無いんですよね。
なんでかウマ娘ウイポダビスタetc競馬ゲームだと影が薄い気がしないでも無いですが(超絶偏見)ウマ娘だとげんさく牡馬も女の子だからシナリオに中々出てこないってのもありそう。というか普通に前からなかったっけって思ったら2006年から開始でかなり新しいGⅠなんですね。カブトにボウケンジャーと同期って考えるとおーん…ってなる。ならそもそも00年代以降のおうまさんの許可が中々……許諾して下さい!なんでもしますから!!(禁句)
ただ近年の牝馬はかなりビッグネームが出てますし牝馬戦線にも注目ですね!
ね!ソダシちゃん!!久々の芝だけど頑張れ!!!
タクヤ?今“4/1に発見される者”ד金襴緞子”の同い年組の子モチーフでルドルフ世代に闘いを挑むって電波を受信しました。すぐ書けますか?(一般鬼畜マネヱヂヤア)
マジかよぉ!毒電波ってチョーSだよな!(バックレ)
ところでこのSS擬きって何が望まれてるんですかね(市場調査)
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もうちょいゲームっぽく淡々とIKEA
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互いに話せるなら方針とかは2人で立てろ
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薄味でも大事なのは超スピード!?(レ)
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え!?また6k字越えの閑話を?
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君もう帰っていいよ!(失踪)