少年は一人だった親に捨てられ頼れる親戚もいない故に少年は孤児院に預けられたがすぐに抜け出した
何故なら生きるために必死でもがくと決めた少年にとってそこは生ぬるく感じたからそれから少年は考えたどうすれば誰にも邪魔をされず自我を通せるか答えは簡単に出た
それは財力·権力そして暴力
少年にとってすぐに使えるのは暴力しかなかった、だが普通の子供の暴力で世の中に自我は通せない
また少年は考えた答えは簡単に出た世界に通用する暴力になればいい
それから少年は誰にも師事することなく山奥でひたすら思い付く限りの修行をした
修行をすること二十年
少年の肉体は青年と呼べるほどの肉体に
青年の暴力はいつしか洗練された武術へと昇華した
青年は旅に出た日本、敵はいなかった
そして海外、敵はいたが強敵は居らず
青年は三十路の大人となった
青年の武術はありとあらゆる武を取り込み
三十後半で彼は最強となる。
世間は彼を最強と呼んだ
だが、最強という頂きは彼に達成感と共に虚しさを与えた彼は世界に絶望した誰もが彼を最強と称え敬った
最強の頂きは彼を独りにした
彼は世間から逃げた
それから誰もいない山奥でひたすら武術を研いた何故ならすることが無いから
何故逃げたのに鍛えるのかと聞かれたら彼はこう答えるだろう
『特に理由はないただの習慣だ』
誰に見せるわけでもない武術を研くこと五十年
彼は八十の年寄りとなった
年寄りだが彼の肉体はとても年寄りと呼べるほどの肉体ではなく例えるなら仙人、無駄な肉はなく引き締まっておりまだまだ現役の肉体しかし彼はもうこの世界に飽きていた今では習慣の武術鍛練もしないで山奥に建てた屋敷で自分の人生が終わるのを待っていた。
それから五年ついに彼の人生は終わりを迎えた。
白い空間に彼は居た
声が聞こえる
《聴こえるか最強よ》
《我の名は建御雷神》
《お前の一生しかと魅せてもらった》
《褒美にお前に闘争の世界を送ろう》
《その世界は我が管理するケンガンアシュラという世界だがお前は知らぬからどうでもいいだろう》
『聞きたい』
《!!……喋れるか、いやお前は最早半神に近いのか》
『そんなことはどうでもいい俺が聞きたいのはそこで俺の武は通用するのか?』
《お前の武は通用するがまた鍛えねばなぬ》
『そこに敵はいるか?』
《安心しろ敵も強敵もいる》
『分かったすぐに行こう』
《お前に与えるのは闘争とお前の武それだけオマケで鍛える為の若さをお前に与える》
《忘れるな我は観ているがこれ以上は何もしない》
《また魅せてみよお前の武を》
因みに不定期更新です
すいません思いつきなので
ストックができ次第連投できればなと思います。