怪壊廻奇譚!   作:ぽっとでの急須屋

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【前回のあらすじ】
澪の治療をした暦と忍。
彼らは村の住人が何かしらの能力を持っていると推測した。
澪はなぜ傷つけられたのか?
放火の犯人は誰なのか?
謎は増えるばかりである。


第6話 めしうま

 ジュルジュルジュル。

 

 澪が粥を飲み込んでいく。それに伴い、大きな木の器に並々と注がれた粥がみるみると減っていく。

 

 目の前の粥にがっつく様は、まるで砂漠を彷徨歩いた旅人がやっと見つけたオアシスの水で枯れた喉を潤すかのようだ。

 澪は口を動かす度に、傷ついた身体を栄養で満たし、一心に生きる喜びを味わっている。

 

 粥も食べやすいようほぼ液体状になっているとはいえ、これほど噛まずに次々と口へ含んでいくのを見ると、ちょっと心配になってくる。

 

 いや、まじで。その吸い込みは機械なんだよな。唯一変わらない吸引力のやつ。

 

 そんな僕の心配も他所に、澪はひたすらに粥を飲みすすめ、恍惚とした表情を浮かべている。体の割には胃袋が大きいのだろうか、その勢いは衰えることなく、やがて器は綺麗に空となった。

 

 「ぷはぁ~!」

 

 いや、おっさんかよ。

 

 大食いキャラの萌えには一定の理解を示している僕だが(というか女の子は皆かわいい)、澪が空腹になっている理由を考えると、流石に手放しに萌えることはできなかった。

 

 澪が食事をすすめていく様子を端から眺めていた僕の方はというと、吸血鬼の力の恩恵なのかそれほど腹も減っておらず、あまり箸が進んでいなかった。食べ物は残さず食べる主義の僕だが、このままだと危ういかもしれない。

 

 そういえば、忍は腹を空かしているのだろうか。僕はちらりと自分の影を見る。

 

 吸血鬼の忍は僕の血を飲めば最悪何も食わなくても生きていける。元の世界でも好物のドーナツ以外はあまり口に入れようとしなかったからな。目の前にある山菜ばかりのご飯では、そもそも食べたいと思わないかもしれない。

 

 空腹ほどではないにしろ、満足に好物を食べられないのは辛いだろう。その苦痛を忍に与えてしまっている事実が、より一層僕の胸を罪悪感で締め付ける。

 

 なんて偽善的精神だろう。僕はそれを望んで押し付けているというのに。

 

 澪の長い黒髪が囲炉裏の光を浴びて微かに光る。澪の体は治療の過程で忍が綺麗に洗っていた。そのおかげで土と打撲まみれだった澪は、まだ傷痕を残しているものの年相応に溌剌とした様子になっていた。

 

 死人のような土色に変化していた肌も、粥を食べて元気が出たのか、少し赤みが戻ってきたように思える。

 

 彼女は病み上がりだというのにこちらの制止も聞かずに腹一杯粥を食べ、なんとも幸せそうにしている。しかし、彼女が幸せそうにすればするほどある疑問が募っていく。

 

 なぜ、彼女はリンチを受けていたのか?

 

 人は見かけによらない、と言う。

 いったいその言葉の根拠はなんなのか。

 目は口ほどに物を言うとも言うじゃないか。

 

 たしかに、視覚から得た情報だけで全ての内面を知ることは不可能だ。人と関わる過程で外見と性格のギャップに驚かされることも少なくない。けれど、内面が表情や仕草に現れるのもまた事実だと思うのだ。

 

 今ほどあったばかりの少女ではあるが、やはり悪事を働くような子には見えない。だとしたら、あの集団的暴力を受けていた理由は正当なものではなく、冤罪か虐待によるものなのだろうか。

 

 澪に聞けば分かるかもしれない。だが、聞いてしまってもいいのだろうか。誰だって嫌な記憶には蓋をしておきたいものだ。それをさっきあったばかりの部外者に掘り起こされでもしたら、尚更だろう。

 

 ただ、そんな心配も澪には不要かもしれない。というのも、澪の今の様子は、まるでさっきまでの惨状など忘れてしまっているかのようだからだ。

 

 それが更に謎を複雑化させる。

 

 人は傷つけられることを本能的に恐れるものだ。自分の身を守るためにもなんとか避けようとするものだ。這いずってでも、命乞いをしてでも、回避したいと思ってしまうもののはずなのだ。

 

 普通、ならば。

 

 だが、澪の様子を見ると、痛そうにはしているものの恐れや不安、怒りや悲しみの表情などは一欠片も現れてはいないようだった。

 人は見かけによらないと言う。

 その言葉の通り、もしかしたら思いを胸に隠し、無理をしているのかもしれない。

 難しい話だ。

 踏み込みにくい話だ。

 だが、聞かなくてはいけない話だ。傷つけられていた理由が分かるのと分からないのとでは、今後の動きが大きく変わってくる。

 それこそ、澪の命がかかっているかもしれないのだ。

 

 「なあ、澪。お前はなんで殴られていたんだ?」

 

 僕は誤解を生まぬよう単刀直入に聞いた。

 

 「……?」

 

 それに対して澪は不思議そうに首をかしげた。

 

 「お前が殴られていたのは、放火と何か関係があるのか?」

 

 「……??」

 

 質問の意図が伝わっていないのかと思い、放火の件も含めて新たに質問する。が、またもや澪は首をかしげた。

 

 二回連続で首をかしげられると何だかこっちが不安になってくる。大丈夫だよな、僕。ちゃんと日本語話せてるよな……?

 

 「なぜ、なぐられた、あなた?」

 

 「………………???」

 

 ふむ、なるほどな。

 そういうことだったのか。

 それが知れたなら、この事件解決したも同然だ。

 さて、僕はうつ伏せで寝るとするか。果報は寝て待てと言うからな。いや、決して少女が反応してくれなくて、ショックで落ち込んでるとかじゃないからな。ただ、なんかちょっと眠くなったっていうか、床に伏せたい気分っていうか、夢だと思いたいっていうか。反応がない機会って少ないから意外と傷つくとか、そーいうのじゃないから。

 

 ……ぐすん。

 

 「あの……」

 

 大学生にもなろう男がうつ伏せになって現実逃避をしている姿を、澪は哀れに思ったのか、とうとうその口を開いた。

 

 「あの、あたし殴られてなんかいないっちゃ……」

 

 「え?」

 

 殴られてない? どういうことだ? 

 僕が見たときは確かに暴力を受けていたはずだ。見間違いなんかじゃない。

 もしかして、澪は頭の打ち所が悪くて記憶喪失になっているとか? だとしたら大変だ。素人知識じゃどうしようもない。一刻も早く病院へ連れていかないと。

 

 「でも、君だって傷つけられて……」

 

 「え? ……ああ、これんことか。これは皆の愛だっちゃ。激励みてえなもんだっちゃ」

 

 「そんな、馬鹿な……。だって、あんなに……」

 

 あんなにボロボロだったというのに、そう僕は言おうとした。だが、寸でのところで思いとどまったのは澪の顔を見たからだ。

 嬉しそうにに頬を緩ませ、恥ずかしそうに赤らめていた。

 そんなものを見せられてしまったら、僕はもう何も言えない。

 壁を感じる。言葉は通じようともその壁は越えられない。なにせ、それは心の壁だ。いくら同じ言葉で話したところで、結局それを思い感じるのはその人自身だ。だから、澪が思い感じたことを、僕が全くおなじように思い感じることはできない。

 そこにはズレが生じる。ズレは隔たりとなり、隔たりはやがて絶壁となる。

 つまり、澪と僕は理解しあえない。

 少なくとも、今はそういうことなのだ。

 

 ぎゅるるるるるるるるる…………。

 

 「………………」

 

 なん、の音だ?

 絞殺されている地獄の悪魔のうめき声のような、もしくは、今にもブレーキを破壊して走りだそうとする車の嘶きのような、そんな音だ。およそ、人が発していい音ではない。

 おいおい、流石にこれは僕の聞き間違いだろう。まさか、まさかだ。

 なんの音か。その問いの答えは、意外でもなんでもなく、すぐ近くにあった。

 というか、目の前だった。

 

 ぎゅるるるるるるるるる…………。

 

 僕が現実から目をそらしていると、催促するかのように再び音が鳴った。

 

 お、おそろしい。

 

 僕がゆっくりとそちらに視線を移すと、そこには飢えた猛獣の姿があった。

 

 涎が口から滴り落ち、目はぎらぎらと怪しく光っている。どうやら、可愛らしい少女は頭の中を飢えで満たし、理性を噛み砕いてしまったようだ。

 

 次に噛み砕かれるのはなんであろう……。

 

 「うまそう…………」

 

 「は、ははぁ。確かに、この料理うまそうだよな。というか、実際僕も食べたけどうまかったし。お前は粥を食べ終えたけれど、まだ腹が減っているみたいだな。なるほどなるほど。そんなに食べたいならやるよ。ほら、僕って意外と少食なとこあるからさ。燃費がいいのか分からないけど、もう腹減ってないから……!」

 

 うっ、澪の目がさっきから全く動いていない。

 ずっと僕の目をガン見してくる。

 

 こえぇよ。なんで見てるんだよ。今は何を食べるかって話だろ。目の前の料理を見て「うまそう」って言ってくれよ。僕の方を見るな。

 

 澪の目は完全に捕食者のそれだった。殺気というよりは食気と言った方が正しいだろう。僕を食べたいという澪の気持ちが僕をグサグサと刺してくる。もちろん、食べるというのは性的な意味じゃない。

 

 どうせ食べるなら食器に並べて欲しい、とか。とんちんかんな願いが僕の口を突いて出そうになるが、いや待て待て、まず食うなよ。

 

 「いただきます!」

 

 「来るんじゃねぇ!!」

 

 大食いキャラじゃなくて人食いキャラかよ!

 萌えねぇ!

 

 じりじりと寄ってくる澪に、僕は正面を見せながら後ろに下がっていった。

 こういうのは背中を見せたら一気に襲われてるって言うからな。

 

 「ステイ、ステイ、ステイ」

 

 両手を前に出し制止するよう呼び掛けるが、澪は既に人の心を失ってしまったようで、ただひたすらに僕の隙を伺っていた。

 

 「っ、やめてくれ……! こんなところで死にたくない」

 

 僕の脳裏に今までの人生が投射される。

 これが俗に走馬灯と言うやつだろう。

 

 色々なことがあった。

 地獄に落ちたり、妹の正体を知ったり、猫に好かれたり、蛇に絡まれたり、蝸牛と一緒に迷子になったり、猿に殴られたり、元彼を退治したり、人形にピースされたり。

 子供の頃はこんな奇想天外な人生を歩むだなんて考えもしなかった。だが、僕はこの人生を後悔することはあっても投げ出そうとは思わない。

 素敵な人生だったと思う。

 何より誇れる人生だったと思う。

 

 天才の友人ができた。彼女は頭がいいだけでなく、いつだって僕の精神的支えになってくれた。彼女がいなければ今の僕はいない。彼女のことを僕は友人として好きだった。

 

 迷子の友人ができた。彼女は最終的に神になったが、神になっても気さくなやつで、毎日話すのが楽しみでたまらなかった。彼女のことを僕は友人として好きだった。

 

 変態の後輩ができた。時にはセクハラをされたり、膝蹴りをされたり、セクハラをされたりした。人格者でありながら変態だったし、彼女の汚部屋を僕が掃除するのはもはや恒例だった。彼女のことを僕は後輩として好きだった。

 

 彼女たちだけじゃない。僕はもっと沢山の人と関わってきた。

 斧乃木余接、彼女は怪異退治のエキスパートだった。

 老倉育、彼女は僕の幼なじみだった。

 忍野扇、彼女はもう一人のぼくだった。

 そうだ、僕は。

 僕は、一人じゃなかった。

 僕は孤独じゃなかった。

 何ものにも代え難い大切な友人たちが僕にはいたんだ。

 

 莫大な情報と、膨大な感情が、頭の中を駆け巡る。見えるし、聞こえるし、感じる。確かな実感となって僕はそれらを思い出していた。

 

 戦場ヶ原ひたぎ、僕の最愛の恋人だ。

 出会いこそ最悪だったけれど、今ではそれも最高の笑い話だ。

 蟹に願い預けていた彼女の重しを、今は彼女自身が背負っている。投げ出すことなく、逃げ出すことなく、彼女は自分の過去を背負い続けているのだ。

 僕はそんな彼女を守ってやりたい。気高くも儚き彼女の人生の隣で僕も歩いていきたい。

 僕は戦場ヶ原ひたぎのことを、恋人として愛している。

 

 「思い出した……! 僕には元の世界で待っている人がいる!」

 

 澪からしたらわけが分からないだろうが、僕にはどうしても帰らなければ行けない事情があるのを思い出した。

 こんなところで誰かの夕食になるつもりはない!

 

 「これでも喰っとけ!」

 

 僕は澪の方へ踏み出した。手負いの獣は凶暴だという。そこに飢えまで加わった澪は、おそらく加減を知らない。あのまま澪が動くのを待っていたら、いずれ痺れを切らした彼女が僕の急所を狙わないとも限らない。

 

 吸血鬼の再生能力は弱点がないわけじゃない。死ぬほどの損傷を何度も喰らえば、その分再生能力も下がってしまう。食われ続ければもしかしたら死ぬかもしれない。

 

 だから、狙いは絞らせて貰う。

 

 僕はピッチャーがオーバスローでボールを投げるように、全体重を左足へ移しながら前へと踏み込み、右腕を振り下ろした。

 

 全身の筋肉をフルで使って繰り出される、渾身の一撃だ。

 

 当然、この殴り方は予備動作が大きくなるため避けられる可能性がある。澪が痛みにいくら抵抗がないからといって、わざわざ食らわなくてもいいものを食らってくれるとも思えない。

 

 だが、()()()()()()()()()()()()

 

 僕の右手から赤い液体が噴き出す。僕の爪が手の平に食い込み出血したのだ。

 

 腹が減っている澪は僕の何を欲していたのか。

 それは肉だ。

 僕のご飯は山菜ばかりであり、澪のご飯は粥だけだった。傷ついた体を癒すには圧倒的にたんぱく質が足りない。それを澪は本能で感じ取ったのだろう。

 

 だから、僕を喰おうとした。

 

 そんな澪に右手の血飛沫はどう映るだろう。きっと、肉汁が溢れ出るステーキを見た人が思うことと同じだ。

 

 「おいしそう!」

 

 これに尽きる。

 

 澪が口をかっ開き、爪を向き出しにした両手で、勢いよく僕の右手に噛みついた。

 歯が皮を破り、肉を貫き、骨まで到達する。走る激痛に一瞬体が震えたが、それでも構うことなく拳を振り抜く。

 

 ドォンッ!!

 

 澪の後頭部がぶつからないよう左手で支えながら、床に右手ごと勢いよく叩き込んだ。

 頭を打ったら最悪死ぬからな、それは僕の望むところじゃない。

 澪は背中を強打し、一瞬手の力が緩むがそれでも口は離さなかった。

 

 「グルルルルルル!」

 

 唸り声を上げ、更に深く僕の右手に噛みついてくる。砕かれそうになった拳を、僕はより強く握ることで対抗する。

 床に倒して終わりではない。僕の本当の狙いはその次だ。

 床に仰向けになった澪を、そのまま部屋の柱へと引きずっていく。

 

 「忍、出てきてくれ!」

 

 「呼ばれて飛び出て、儂参上! 中々愉快なことになっておるのう、お前様よ」

 

 「ああ、ちょっと油断した。忍、縄で澪を柱に縛ってくれないか」

 

 「ふむ、よかろう。お安いご用じゃ」

 

 いつのまにか手に現れた縄を使って、忍は手際よく澪を柱に縛り付けた。

 

 「で、お前様のその腕はどうするんじゃ? まさか、喰われるままにしておくわけじゃないじゃろ」

 

 「ああ、そうだな。だから、次は刀を出してくれ」

 

 僕の提案に忍は少し顔をしかめたが、やれやれといった様子で承諾してくれた。

 

 「すぐに癒せよ」

 

 「分かってるさ」

 

 スパンッ!

 

 忍が刀で僕の右手の付け根を斬った。歴戦の怪異殺しといだけあって、忍の太刀筋は綺麗なものだった。

 僕は力を込め、右手を瞬時に再生させる。すると、澪の口に咥えられていた僕の元右手は、塵となって消えてしまった。

 

 「ふぅ、一件落着だな」

 

 「落着と言うよりは不時着じゃがな」

 

 「まぁな」

 

 問題は何一つ解決してないし、山のように残っている。とりあえず、村のことを探るのは後回しにして澪の食糧を確保しないとな。また暴れられても困る。

 

 「ヨモギのばあさんにまた料理を貰いに行くか」

 

 ヨモギのばあさんと言うのは、この村の住人だ。忍と僕が澪を治療し終わった後にここの家を訪ねてきた。そのとき、忍は人の気配を感じて即座に僕の影に潜ったため見つかってはいないと思う。

 ヨモギさんは僕へ澪の治療の感謝を述べた後、「よかったら食べれ」と言って、澪用の粥と僕用のご飯を置いていってくれた優しいお婆ちゃんだ。

 

 「儂、あの女嫌い」

 

 「なんでだよ。別に何かされたわけじゃないだろ」

 

 「ふん、理由なんかないわ。なんとなくうさんくさいんじゃ。だいたい、人を好きになる時と同じように、嫌いになる時も理由なんか必要ないじゃろ」

 

 「そうかもしんないけどさ」

 

 僕としてはことを荒立ててほしくないし、邪険に扱ってほしくもない。あの人はある種の恩人みたいなものだからな。

 

 「ふーーーーーん、お前様はあの女の肩を持つんじゃな。いいもんね、儂もう知らない!」

 

 「おい、忍!」

 

 あ忍の機嫌を損ねてしまった。これは不味い。

 忍は影へと潜ってしまった。

 こういう小さな不満の積み重ねが、溜まりに溜まってある日爆発するからな。早めに芽は潰しておこう。

 

 「悪かったよ。忍が嫌いだって言うんなら、僕もちょっと警戒してみるよ。ほら、謝るからさ。この通り」

 

 僕は両手両膝を床につき、顔を上げて謝った。

 ようはスフィンクスのポーズだ。神々しいだろう。

 僕がその姿勢で待機していると「仕方がないのう」 と言って、忍が僕の影から出てきた。僕の目と忍の目が交差する。

 流石にスフィンクスのポーズをされて許さない人はいないだろう。最大限の謝罪の姿勢だしな。と、思いながら円らな瞳で忍を見る。

 

 「こっち見んな!」

 

 忍の目潰し!!

 

 「僕の目がああああ!!! なぜだああああああ????」

 

 「もう知らない!」

 

 ちなみに、忍の機嫌は頭を撫でたら直った。




○独自解釈ポイント
・吸血鬼の再生力のくだり

 スフィンクスのくだりは正直キャラ崩壊だし、いつか書き直すかもしれません。
 個人的に暗い話というか、あまり明るくないパートなので、ギャグでお茶を濁そうとしてしまいます。悪癖ですね。
 行間や段落の付け方を変えました。読みやすいでしょうか? よかったら、感想で教えていただけると幸いです。

 短編の方も読んでみてください。多分、きっと、おもしろいですよ。

 

短編何読みたいですか? ※お気軽にお答えください!

  • 東京校女子が忍と茶会
  • 東京校女子が暦&忍と任務
  • 七海がしゃべくり007を見る
  • 東京校女子が忍とパジャマパーティー
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