怪壊廻奇譚!   作:ぽっとでの急須屋

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※注 アンケートで多かった猥談回です。
 猥談回なので下系の話が出てきます。
 苦手な方はブラウザバック推奨!

 このシリーズはメインストリーとはIFであり、時系列もバラバラです。メインストリーと設定がちがう部分もあるので混乱しそうな方はブラウザバック推奨!

 というか、書きながら思ったけど意外と猥談難しいです。
 高専生がそんなにオープンじゃないからってのもあるけど。


猥談in鍋パ

某日_高専寮内

 

 「おいおい、鍋にちくわ入れるなよ。何でも入れて良いとは言ったけど、ちくわは無いだろ」

 

 「えー、そう? 阿良々木先輩って好き嫌い多いタイプ? 俺結構好きなんだけど」

 

 「ケチケチすんなよ。何も美味くなくたっていいんだ。楽しめればよ」

 

 そう言いながら、パンダは自分の器に肉団子をよそっていく。

 

 「って、パンダ先輩って肉食うの!?」

 

 「笹でも食べると思ったのか? 生まれた頃から俺は雑食だぜ。あー、肉うめー」

 

 「ああ、それ俺が作ったやつなんだ」

 

 「結構簡単に作れるんだろ、知ってる」

 

 「あれ、俺言ったけ?」

 

 「前に俺が同じやつ作ったんだ、お前から教わったってな」

 

 パンダに続いて恵も自分の器によそっていく。白菜、しらたき、きのこの三種だ。

 

 「おいおい、肉も食えよ」

 

 「別に良いだろ。野菜食いたいんだよ」

 

 「ダイエット中か?」

 

 「うるせぇ…」

 

 「にしても悠仁の作った肉団子やっぱうめーな!」

 

 「しゃけ」

 

 「でしょ! 自炊歴長いから結構自信あんだ」

 

 「いや、マジで凄いよ。店出せるレベルだぜ、これ」

 

 「褒めたってなんも出ねーよ、阿良々木先輩! てか、阿良々木先輩って自炊すんの?」

 

 「まー、するけど。虎杖のやつ食べた後だと自信ないな」

 

 「そりゃそうだろ。悠仁は女子力なら東京校一だし」

 

 「しゃけ」

 

 「えっ、そうなのか? それはちょっと意外っていうーか。あー、いやでも、釘崎と真希の二人なら納得できるのか……?」

 

 「あー! 言うねー、阿良々木先輩! 後で二人に言っちゃお」

 

 「いやいや、今のナシ。あの二人を敵に回すのは恐ろしすぎる。ただでさえ、良い印象持たれてないのに」

 

 「あー、暦のあだ名『変態サンドバッグ』だもんな」

 

 「そうなんだよ。というか、付けたのお前らだけどな」

 

 「ちゃんと多数決取ったんだよ。それとも、五条先生が考えた『歩く死刑囚』の方がよかった?」

 

 「いや、いいわけないだろ! 人の死刑を弄ってくるとか倫理観どうなってんだ!?」

 

 「まー、固いこと言わないでさ。同じ死刑同士、仲良くしようよ」

 

 「ああ、ありがとなって。別に、死刑が理由で仲良くなんかなりたくないけどな」

 

 「そういえば、暦って元の世界に彼女いたんだろ?」

 

 「えっ、マジで!?」

 

 「ああ、そうだけど。誰から聞いたんだ?」

 

  「五条先生がチラシにして配ってましたよ。『号外、号外ー!』とか言って」

 

 「あの人は……! まぁ、別に隠しとくことでもないけどな」

 

 「それで元の世界の彼女(元カノ)とはどういう感じだったんだ?」

 

 「おい待てパンダ。元の世界の彼女と書いて、元カノと読むじゃない。今だって付き合ってるよ!」

 

 「でも、数ヵ月くらい会ってないんだろ? あっちだって忘れてんじゃないか?」

 

 「痛いとこつくなー。ハハハー、パンダって笹食うんだよな?」

 

 「わりぃわりぃ、からかいすぎた。だからその笹を下ろしてくれ」

 

 「あ、そっか。阿良々木先輩ってそのうち帰るんだ」

 

 「そうだな。まー、今年中には帰れるんじゃないか?」

 

 「えー、寂しい。また遊びに来てよ」

 

 「そんなポンポン来れるもんでもないだろ。平行世界だぞ」

 

 「まぁ善処してみるよ」

 

 「いくら」

 

 「棘の言う通りだよ。彼女の話はどーしたんだよ」

 

 「そんなに聞きたいのか? むしろお前たちこそどーなんだよ。浮いた話とか聞かないけど」

 

 「……」

 

 「……」

 

 「……」

 

 「……」

 

 「なんで目をそらすんだ? もしかして、本当に誰もいないのか? 流石にそんなことないよな……? パンダ以外は結構イケメンなのに?」

 

 「暦は分かってねーな。俺こそ一番モテるだろ」

 

 「なんで?」

 

 「パンダだから」

 

 「話になんねーな」

 

 「確かに、伏黒とかってモテそーだよな」

 

 「はぁ? なんで俺が……」

 

 「イケメンだし、判断力あるし、家事できるし、頼りがいあるし」

 

 「別にそれだけでモテるわけじゃないだろ」

 

 「でも、阿良々木先輩だっているんだよ?」

 

 「おい、どういう意味だそれ。返答次第では戦争だぞ、虎杖」

 

 「確かにな……」

 

 「んー? 恵、お前もやるのか?」

 

 「伏黒って禪院先輩と付き合い長いんだろ。どうなん?」

 

 「いや、あの人とはそういうのじゃない」

 

 「真希はやめとけ、あいつにはもう王子様がいるからな」

 

 「えっ、だれだれ? まさか狗巻先輩?」

 

 「ちげーよ。今海外に行ってる乙骨先輩のこと」

 

 「俺が会ったことない乙骨先輩かー。あれだよな、恵が唯一手放しで尊敬できる先輩ってやつ」

 

 「おまっ、言うなよ……!」

 

 「なにー? 聞き捨てならねーな。俺たちは尊敬できないっていうのか!」

 

 「だって、先輩たちってすぐふざけるじゃないですか」

 

 「まぁな」

 

 「しゃけ」

 

 「そりゃそうだ」

 

 「はぁ、そういうとこですよ」

 

 「そもそも恋愛するって言ったってさ。東京校って女子少なくね?」

 

 「そうだな。それこそ僕が知ってるのなんて、家入さんに冥冥さんと新田さん、あとは釘崎と真希だろ。真希は除くとして残ったのは4人か」

 

 「げ、阿良々木先輩って年齢とかおかまいなし?」

 

 「当たり前だろ。僕は女性なら全て愛せる」

 

 「ツナ……」

 

 「いや、誤解だよ。最愛の人はもちろん彼女だ」

 

 「いつか後ろから刺されそうですね」

 

 「ははっ、斬られたことなら何度もあるけどな」

 

 「笑えねーよ」

 

 「そう考えると京都校って女子多くね?」

 

 「言うほど多いか? 真依に桃に霞、教師もいれるなら歌姫だろ。生徒3人に先生1人だ」

 

 「そっか、じゃああんま変わんないんだ?」

 

 「釘崎とかどうなの? 僕はあまり知らないんだけど」

 

 「いやぁ、釘崎は……」

 

 「ああいう感じなんで」

 

 「あー、そう」

 

 「好きなタイプか、考えたこともないな」

 

 「パンダはそういうのないのかよ。上野とか行って探してくれば?」

 

 「あいつらは俺にとって年下の家族みたいなもんだから」

 

 「じゃあ結婚できるじゃん」

 

 「「「は?」」」

 

 「すじこ?」

 

 「え?」

 

 「まあ、阿良々木先輩がイカれてんのは今に始まったことじゃないから。伏黒は好きなタイプとかいねーの?」

 

 「特にない」

 

 「うわー、ぽい」

 

 「チッ、……そういうお前はどうなんだよ」

 

 「えっ、俺? (ケツ)身長(タッパ)のデカい女の子かな」

 

 「外見かよ」

 

 「いいぞー、虎杖。性に忠実なのはいいことだ」

 

 「こんぶ」

 

 「え、狗巻先輩ってそういうの好きなんだ」

 

 「好きなタイプであなたの性欲の強さが分かります」

 

 「なにそれ、心理テスト?」

 

 「今スマホで高身長、ケツデカって調べたら出てきた」

 

 「どんな調べ方してんだよw」

 

 「よーしやるぞ。『重要な異性のポイントはどれ? A.身長 B.胸 C.尻 D.性格 E.服装 F.髪型』さあ、どれだ?」

 

 「えー、尻か身長で分かれんの? うーーーん、じゃあA」

 

 「……Dで」

 

 「Fだな」

 

 「狗巻はBか。じゃあ、僕もBで」

 

 「まずAからだな。『Aを選んだあなたはハードルが高ければ高いほど燃えるタイプ。相手のことを征服したいと思いつつも、実はかなりのテクニシャン。性欲は80点。毎日のようにパートナーを満足させることができるでしょう』」

 

 「へー、ちょっと合ってるかも」

 

 「で、次はBな。『Bを選んだあなたは欲求に忠実なタイプ。目先のことにとらわれて独りよがりなエッチをしがち。でも、純粋だからこそ可愛がられるかも。性欲は70点。技術を身につければパートナーをより満足させることができるでしょう』」

 

 「ツナ」

 

 「ああ、褒めるのか貶すのかどっちかにしてほしいよな。でも、70点てそこそこあるんじゃないか?」

 

 「へへーん。性欲で狗巻先輩と阿良々木先輩に勝ったー♪︎」

 

 「くそ、男としてなんか負けた気分だ」

 

 「明太子……!」

 

 「次はDか。『Dを選んだあなたはむっつりすけべです』ぶはッww」

 

 「「「ギャハハハハハwww」」」

 

 「お前w むっつりってww マジかよw」

 

 「こんな断言されることあるんだなww」

 

 「どんまーいw」

 

 (うぜぇ……)

 

 「えー何々? 『マセているのか、かっこつけているのか。外見より中身を大事にするあなたはとにかく慎重派。好きな人にも中々好意を気づいてもらえないかも。付き合ったときは優しくパートナーの要望に応えます。性欲は50点。あまり高いとは言えませんがきっかけがあれば燃えるでしょう』」

 

 「最後は俺か」

 

 「パンダ先輩は何で髪型なの?」

 

 「毛並みって大事だろ」

 

 「あー、やっぱパンダ基準なのね」

 

 「『Fを選んだあなたはかなりの変態。女の命とも言うべき髪に興奮しているのは年中発情している証拠です。野獣の様な性欲はもはや絶倫。パートナーと立てなくなるまでやっちゃうかも。性欲は文句無しの100点。パートナーを労りましょう』」

 

 「絶、倫……!」

 

 「伝説じゃなかったのか……!」

 

 「すじこ……!」

 

 「おう、わりぃな俺の一人勝ちで。ま、程々に敬ってくれや。はっはっはっ!」

 

 (帰りてぇ……)

 

 「鍋もそろそろ無くなるな」

 

 「シメは何にするの? うどん?」

 

 「どうしよ、ラーメンかな」

 

 「おかか」

 

 「ご飯ってのもあるぞ」

 

 「俺もうどんがいいです」

 

 「じゃ、うどんにするかー」

 

 「え、いいの? ありがとうございます!」

 

 「ありがとうございます」

 

 「ぶっちゃけ何でもいいしな」

 

 「あー、うめー。久しぶりに腹一杯食ったかも」

 

 「そうなのか? 虎杖って結構食うイメージだけど」

 

 「うーん、食べるは食べるんだけど、満腹ってのは中々ないかな」

 

 「へー、胃袋デカいのか?」

 

 「かな? 分かんないけど」

 

 「結構楽しかったな、男子だけでやる鍋パも」

 

 「しゃけ」

 

 「……悪くないですね」

 

 「おー、よかった。楽しんでもらえたようで。まぁ、またやろうぜ」

 

 「おう、ご馳走になるぜ!」

 

 「しゃけ」

 

 「ご馳走さまでした! 今度組手やろうね、阿良々木先輩!」

 

 「はは、お手柔らかに頼むぜ」 

 

 「ご馳走さまでした」

 

 「じゃあなー、おやすみ!」

 

 「「「おやすみー!」」」

 

 「こんぶー!」




 吹き出しだらけの回。
 はじめての試みですがどうでしょうか。
 私としてはわちゃわちゃした感じがでたかな~と思わなくもないです。
 もしかしたら、キャラの動きをちゃんと入れて書き直すかもしれません。
 想像してたのと違ったらごめんなさい。

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