プラモバトルマスターズ   作:幻宮 水希

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長い前置き、設定を

時は近未来。宇宙人が侵略してくる事も無く、テロリストが戦争を起こす事も無く、魔法が突然生まれたわけでもない世界。

しかし、決定的に今と違うところが一つだけあった。

それは、PBMP――PlasticBeMovedParticle(プラスチックを動かす粒子)という粒子ができたことである。

この粒子は、とあるガンプラアニメを見てそれに影響された一人の天才が、独学で一から作り出し、開発に成功した画期的な粒子である。

この粒子を結晶化させた物体をプラスチック製(少々例外はある)の製作物に埋め込む、または、粒子を練りこまれたプラスチックを使用する事によって、その製作物を意のままに動かす事ができる。

そして、その製作物を利用したプラモバトルが世界中で爆発的に広まり、人気となった。

このバトルには色々なものが戦っている。ガンダムはもちろん、色々なロボット作品のものが出てくる。(ただし、作者が知っているものだけに限る)

この物語は、いつの間にかこの世界で生まれてしまった陰謀に巻き込まれた少年が、少しそれと戦い、少し真剣になる(つまり、ほとんどが物語の核心に触れずに進んでいく)というものになる。予定である。(ここの辺りは温かい目か生暖かい目でご覧ください)



前書きと始まり

 

 

「なんじゃこりゃあ!」

 

これがこの体になった俺の第一声であった。

 

 

時がさかのぼる事七時間前、俺はいつも通り自分の部屋で眠りについていた。その時、窓の外にチラッと影が見えたが、野良猫だろうと思い、ぐっすり寝てしまった。

 

そして目が覚めると、現実は小説より奇なり。世界が十倍以上にも巨大化していたのである。いや、最初だけそう思っていた。しかし、本当は自分が小さくなっていたのである。

 

そして叫んだ今にあたる。

 

「それにしても、何で急にちっちゃくなったんだ?」

 

何で、というのは、動機と方法両方の事を指す。しかし、考えてみても非現実的な事に対する思考能力を鍛えていない(友人にそういう事をしている変な奴がいる)ので、全く分からない。とりあえず今の自分の姿、特に顔を確認するために隣の妹の部屋にある小さめの鏡(小さくなった俺から見ると全身丸写しできるだろうが)の前に立ってみると、さらに意外な事実が分かった。

 

「俺、武装神姫になってるじゃん!」

 

武装神姫、今俺が例えとして出したそれは、この世界にPBMPが出る前の、さらにその十数年ぐらい前にオタクたちの中でブームになったアクションフィギュアシリーズの事である。

 

一時期停滞していた時期があったため、俺が自分専横の一体(テンペスタ)を買うために一万六千八百円を亡き者とさせるというまでにいたる時期があったが、PBMPが生まれ次第、根強く残っていたファン達のおかげもあり、他のロボット達を差し置いて一番のシェアに上りつめた(理由は、まあホームページやアニメ、ゲームをしてくれればそれにはまる代わりに分かるだろう)という奇跡の復活者である。

 

「そんな説明はさておき、これ、どのタイプのものでもないよな」

 

そっち方面の知識を思い出しても一致するものが見当たらない。それ以前に、前の自分の雰囲気が三割(それでも十分かもしれないが)しか残していないこの体に、どうやって人間である自分の意識がはいったのかが不思議である。

 

あの粒子の原作にもそんなシステムは無かった。まさかライドオンシステムの被検体になったのか? と思ったりしてみたが。元の体がないと困った事だらけである。

 

「う~~ん、そろそろおきよう」

 

やばい!妹が起きる、そしてこのあられもない姿(身長役十五センチのほぼプラスチック製の女体の俺)ガ見つかってしまう!

 

そう思い考える事を忘れ自分の部屋へ駆け込む。

 

「そうだ、折角だし兄ちゃんも起こすか」

 

そのセリフを聞いた瞬間、全身に戦慄が走る。いや、これはスパークか!

 

「なんて思ってる場合じゃない」

 

ひそひそ声(そういえば声も元とは変わっている)で叫んだ後、自分の、かなり整頓されたオモチャケース(ミニ四駆ピットを豪快に改造したもの)の中に入る。このとき初めて、この身長でよかった。とおもった。

 

「あれ、いない、隠れたのかな? じゃあ丁度いいや、兄ちゃんのテンペスタちょっとだけいじらせてもらおう」

 

OH MY GOD 今俺はそのテンペスタの隣に居るんだぞ!

 

「たしかここだっけ、あれ、なんか違うタイプのも置いてある。ははーん、さては私にないしょでもう一機買ったな」

 

いや、買ったのではなくなったのだけど。と内心汗ダラダラになりながら、汗ひとつかいていないオレの体に触れたあと、テンペスタの

方を取り上げ、そのまま自分の部屋に帰っていった。

 

「ふう」

 

とかいてない汗を拭い、幸い残ったテンペスタの武装を装備し、PBMPの力もあってアニメ同様に飛ぶ。

 

どこに行こうかと思ったところで、同じ部活で、同じ趣味を持っているが、非現実シュミレーションをしているというメカマニアの友人宅へむかうことにした。

 

 




今度も十二分の一サイズプラモデルバトル物です。

こんなのを出したら面白くなるんじゃないかな。というロボットがあったら、使って欲しい設定や能力、または絶対にこれが無いといけないよな。と思える設定などを追加で書いて、感想に載せてください。自分の持っている文章力と時間で書けるものであれば書く努力はしますので。よろしくお願いします。
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