チートを得たFateオタクの転生幻想入り   作:野良ノルス

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〜これまでのあらすじ〜
突如幻想郷を覆った謎の霧。
その元凶を止めるべく、切宗達は「紅魔館」と呼ばれる
巨大な洋館に向かった。
切宗が門番 紅美鈴との戦いに勝利し、館に入って見た光景は、、、
ナイフを構えて階段の踊り場に立っている銀髪の少女と、
傷だらけで気絶した霊夢達だった。




十話 門番とメイド 後編

???「ようこそ、紅魔館へ。」

切宗「よう。俺の仲間を散々痛め付けてくれやがったのはテメェか?」

???「えぇ。」

切宗の瞳が真紅に染まる。

???「しかし、彼女と戦って良く勝ち残りましたね。」

切宗「当たり前だ。王たる俺が、あの程度の雑魚、羽虫を叩き落とすよりも簡単だ。」

???「(口調が変わった?高圧的と言うか、傲慢と言うか。腹が立って来ましたね。)そうですか。」

切宗「貴様はとことん不敬だな。王の眼前で膝をつく事もなく、名乗りさえもしないとは。」

???「他人に名乗らせる時は、自らが名乗りを上げてから言う物ですよ?((怒」

切宗「衛宮切宗だ。殺す前に覚えて置いてやろう、貴様の名は?」

咲夜「十六夜咲夜。死ぬ前に覚えて置いて下さい。」

切宗「ほう?ならば精々、足掻き様でこの俺を興じさせてくれよ?」

咲夜「態度を改めて再訪問願います!」

切宗「断る。仲間を散々ボコボコにしてくれた礼は、たっぷりしなければならん。」

咲夜「そうですか。ならば、永遠に来ないで下さい。幻世・ザ・ワールド!

切宗「!?」

瞬間、幻想郷の時が止まった(・・・・・・・・・・)

咲夜「私だけの時間。幻想郷の賢者でさえも、能力を使わなければ脱出不可能の時間の牢獄。」

咲夜が投げたナイフが、切宗の眼前に大量に止まる。

咲夜「時は、動き出す。」

切宗「そう言う事だと思ったぞ、雑種。だが、その程度の小細工は相手を選んでからするんだな。虎よ、煌々と燃え盛れ(アンフェル・シャトー・ディフ)。」

切宗が消え、全てのナイフが叩き落とされる。

咲夜「ッ!?(そんな、向こうには時間干渉系能力者はいないはず!)」

切宗「勉強が足りなかったな雑種!(エドモン・ダンテスの宝具、超高速思考を無理矢理身体に反映させる事で時間を停止させたかのような光速移動が出来る、虎よ、煌々と燃え盛れ(アンフェル・シャトー・ディフ)だ。こいつはスピード感溢れる戦いだな。因みに、こっちの武器は黒鍵だぜ。)」

片方が消え、館内には、ナイフがぶつかる音と、服が裂ける音だけだった。言葉は要らない。二人は、共通してそれだけを考えていた。

咲夜「幻葬・夜霧の幻影殺人鬼!!

切宗「ふうぅッ!(能力のおかげで、黒鍵の残数を気にしなくて良いのが救いだな!)」

咲夜「中々の強さですね!ですが、さっさとケリを付けさせて頂きます!」

切宗「奇遇だな!俺も同じ事を考えていた!」

咲夜「ラストワード、、、」

切宗「原初を語る。 天地は分かれ、無は開闢を言祝ぎ。 世界を裂くは我が乖離剣。 星々を廻す臼、天上の地獄とは創世前夜の終着よ。 死をもって鎮まるがいい、、、」

しばしの沈黙が流れ、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両者が動いた。

 

 

 

 

 

咲夜「デフレーションワールド!

切宗「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)

咲夜は時を止めているが、切宗も、彼の放った深紅の嵐も止まらない。

咲夜「何故、止まらないの?!(あの男は、同じ時間停止で相殺して動いているのだろうけど。)あの深紅の嵐は止まるはず!」

切宗「無駄だ。天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)は強力な時空断層を生み出しているのだ。時間を止めようが関係ない!なにせ時空を断つのだからな!(しかもヘラクレス並のパワーに『マジカル☆八極拳』の震脚でフルブーストかけてんだ。止まんねぇよ。)それと、たとえ全てのナイフを束ねたとしても、究極の一には届かない!」

咲夜(くっ。負ける!この私が!)

咲夜が投げた大量のナイフ諸共、深紅の嵐に飲み込まれ、そのまま紅魔館の外壁をぶち破って辺りの森を更地に変えた。

切宗(まぁ咲夜は無事だろうけどな。いやはや、切り札だねぇ。エヌマエリシュは。)

咲夜「な。何故傷が、、、」

切宗「こっちにゃ、あんたを殺す理由はねぇ。別に、回復したって良いじゃねぇか。」

咲夜「貴方は甘い人ですね。まさか敵すらも、はたまた、自らを殺そうとした者すら、そうやって助けるのですか?」

切宗「向こうが根っからの屑野郎でも無けりゃ。」

咲夜「では、私は死んだふりでもしましょうか?」

切宗「そーしてくれると助かるな。」

(バタリ。)

切宗「さってとっ、ほらー、オメェら起きろ〜?」

[続]

 




咲夜との戦いに勝利した切宗は、ルーミアと共に地下へ向かう。
そこで目にしたのは、所々無惨に破壊された巨大な部屋と、その中心で泣き叫ぶ金髪の少女だった。
一方霊夢と魔理沙は、異変の首謀者と遂に対敵する!
次回、「狂気と苦悩」!
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