「クリスマスですね〜」
「クリスマスだね。」
「クリスマスだな。」
「「「去年は…はぁ。」」」
俺らは去年のクリスマスのことを思い出す。
〜去年クリスマス〜
「はっはっはっ!メリーーー!クリスマース!はっはっはっ!」
「そこの松風トレーナーさん!落ち着いてくださーい!」
「私は松風じゃなーい!サンタクrrrrrス!」
「狂気ッッ!」
〜現在〜
と言うことがあった。その事があったことにより松風はクリスマスの日は謹慎となった。毎年クリスマス謹慎だそうだ。俺からしたら自業自得であろうと思ってしまった。
「さて、クリスマスパーティをするしかないよな?」
いつの間にか居た中山がそう言う。まあ、クリスマスパーティぐらいなら俺も参加する気だったから「まあいいが。」と言った。
「じゃあ、場所はここでいいか?」
「うーんまあ?」
クリスマスパーティ会場は俺のトレーナー室。買い出しは珍しく坂本が担当するらしい。中山はライスなどを呼びに行くのを担当して、俺はパーティ会場を作るのを担当にされた。まあ、畳とこたつなどを用意するだけなんだが…。
坂本がトレセンから出ていくのが窓から見える。連れていってるのはオグリではなくカフェを連れていた。まあ、オグリを連れて行くと大変になるからだろう。
「あの…トレーナーさん。」
「お?どうした?」
「本日は…スペちゃん達とクリスマスパーティ行っても…」
「構わん行け。」
「でも…。 」
「構わん行け。」
「わかりました〜。」
グラスは「すみません。」と言ってトレーナー室を出ていった。ハヤヒデは「仲のいい同期だな。」と言って手伝ってくれた。
「ハヤヒデは…パーティないのか?」
「ふむ…チケットはトレーナーくんにプレゼントを強請って買い物だ。タイシンは…どこだろうな。」
「ええ....どうゆうこと…?」
「ブライアンは焼肉パーティーがあるそうだ。まあ、今日は私はトレーナー君の近くに居るよ。」
「ああ…うん。」
「そういえば、サトノ君を呼ばなくていいのか?」
「知らない内に居るでしょ。」
「そうですよ!私はもう居ますよ!」
「な?」
「そ…そうだな。」
俺はダイヤがいることを気づいていた。なんだがワクワクしているようだ。
「トレーナーさん!どうして私を呼んでくれないんですか!」
「キタサンと出掛けてるもんだと…。」
「今日はトレーナーさんと出かけるために元から予定は開けてますよ!」
「…ウス。」
俺はダイヤの圧に負けて言葉を発することが出来なかった。ハヤヒデは「トレーナー君…君は大変だね。」と肩に手を置いて同情してくれた。するとドアが開いた。
「お待たせしました。トレーナーさん。」
「ん?えっ…アルダン…?」
「どうされました?」
「今日…メジロで集まってるんじゃ…?」
「そうですね。私はお断りしました。」
「…ウス。」
俺は再びアルダンの圧に負けて言葉を発することが出来なかった。ハヤヒデはさっきと同じように肩に手を置いて「トレーナー君…本当に大変だね。」と言って同情してくれた。
担当になっていない2人が参加する同期トレーナークリスマスパーティが夜に開催された。
「じゃあ!これより我ら同期組のクリスマスパーティーを開催する!」
「「「カンパーイ!」」」
トレーナー組がコップをぶつけ合ってテンションを上げていく。ウマ娘達はウマ娘達で話していた。
「アルダンさん!」
「どうされました?ダイヤさん。」
「トレーナーさんのことお好きなんですか!」
「そうですね…。そうなるかもしれませんね。」
「なら、私とライバルです。」
「そうですね。」
「トレーナー君は大変だな。」
「じゃあ、ハヤヒデさんはどうなんですか!」
ダイヤはハヤヒデに聞いているのを聞いているが、ハヤヒデは「私はまだ元気でね。そんなことを考えてる暇はないんだ。」と言ってダイヤは「そうですか…。」と落ち込んだ感じに耳が垂れる。次にカフェとライスが話していた。
「ライスさんは松風トレーナーさんのいい所ってどこですか?私にはタキオンさんが二人にいるように思うのですが…。」
「お姉様はね!確かにタキオンさんと同じような性格をしてるけど、ちゃんと分かれば優しいお姉様だよ。」
「そうですか。ところで…タキオンさんは?」
「タキオンさんは…多分、実験してるはずだよ?分からないけど。」
「そうですか。タキオンさんらしいですね。」
2人は2人で仲良く話しているようだった。すると、トレーナー室のドアが開いた。
「すみません!ここに松風トレーナーさんはいらっしゃいますか!?」
開けたのはたづなさんだった。松風は呼んでいないと伝えると「松風トレーナーさんが脱走しましたので、見つけた場合はご報告ください!」と言って、ドアを閉めた。
「あいつ…人間じゃないよな。」
「松風は人間じゃない。」
中山と坂本がそう言う。あいつはタキオン印の薬をキメすぎて人間の形をやめた奴だと俺は思っているんだが。
「ふぉっふぉっふぉっ!メリーーー!クリスマース!」
「この声、あいつだな。」
俺らはバズーカを取り出して「みんな!バズーカは持ったな!行くぞ!」と言ってトレーナー室を走って出ていく。ライス、ハヤヒデ、カフェは「いつもの捕獲作戦が始まったか。」と思いながらジュースを飲んでいた。
「坂本は練習場へ!中山は校門!俺はウマ娘寮に行く。」
「坂本了解。」
「中山わかった。」
3人で分かれて向かう。ウマ娘寮に来た。すると、赤い服を来た人物が俺の前に立った。
「ふぉっふぉっふぉっ!ふむ。君が追いかけてくるなんて予想外ではあるんだけどね。」
「お縄につけ松風。」
「それは無理なご相談だね。私はサンタクロースだから良い子にプレゼントをあげなければあげないからね。」
「それは本当にちゃんとしたプレゼントなのかい?」
「大体はね。」
「そうか。それなら、中身を見させてもらおう!」
俺は松風に向かって小型薙刀を取り出して、切りつけた。しかし、その薙刀は止められた。
「忘れたのかい?私は鋼鉄ぐらいに硬いのを。」
「それならば!」
俺は松風を殴り続ける。体をドンドンと殴るが、松風は無傷で俺の事を殴った。
「この世界は!サンタクロースを求めてる!俺がそのサンタクロースになるんだ!」
「ぐっ…。」
「お前にもわかるだろう?子供たちはサンタクロースを信じている。だから、俺もこうやってサンタクロースになった。わかるか?」
「そうだな。」
俺は握っていた拳を離した。すると、松風は「おお!わかってくれたのか!」と言って俺の手を握った。
「そうだろう?プレゼントを渡さなければ、子供達やウマ娘達が可哀想だろう?さっさ、俺と一緒にプレゼントを配ろうではないか。」
「ああ。わかったよ。」
「おお!」
「お前が…ブラックサンタってことがな!」
俺は松風を殴り飛ばした。松風は飛んで行ったが、すぐに着地をして「やはり、わかってくれなかったのか。」と言って、地面に手を置いた。地面からは黒いものが松風を包み込み、筋肉がムキムキになる。
「ふむ。これが我が社の特別兵器。名前はそうだな『ナノ○シーン』と言っておこうか。行くぞ!」
「受けて立つ!」
「「はぁぁぁぁぁ!」」
俺と松風は拳をぶつける。しかし、2人の力はほぼ同じだった。
「松風トレーナーさん見つけましたよ!」
とたづなさんが走ってきた。俺は「たづなさん危ない!」と言うが「お構いなく〜。」と言ってオーラを纏い始めた。俺はそのたづなさんを見て「あっ、これやばいやつだ。」と思い、撤退を始めた。
「ここがお前の死に場所だ!」
「受けて立とう。」
たづなさんは伝説のスーパー○イヤ人となって、松風を圧倒した。
「そんなはずでは!」
「なんなんだぁ?今のは?」
「待て!落ち着け!ぐっは!」
たづなさんが圧倒的に松風をボコボコにして、トレセンのお仕置部屋へ連れていかれた。
その後、寮前で疲れて座っていると「どうしたんですか〜?」と後ろから話しかけてくる聞き馴染みのある声が聞こえた。
「ちょっとあったんだ。それはそうとメリークリスマス。グラス。」
「メリークリスマスですトレーナーさん♪」
「サンタコスのグラスさん可愛いです。」
「ありがとうございます♪皆さんに着て欲しいって言われてしまって…。」
「うん。いいと思うよ。」
「では、来年のパーティーでまた着ますよ。」
「そうか。そう言えば、クリスマスプレゼントが…またないんだが。」
「構いませんよ?トレーナーさんが隣に居てくださるだけで、私からしたらプレゼントです。ですから、少しだけ手を握ってください。」
「ああ。グラスの手は暖かいな。」
「何を言ってるんですか。トレーナーさんも暖かいですよ。」
俺らがそう話していると、周りにポツポツと雪が降り出して、ホワイトクリスマスになっていた。色んなことがあったが、俺らの中では1番幸せのクリスマスになった。
どうも清く正しい綾凪です。
本日はクリスマース!ってことでクリスマス編です。
ネタにネタを詰め込んだクリスマス編
最後には恋愛をぶち込む当たり、何も考えずに書いてたのが丸わかり。
多くを語ってしまうとクリスマスが終わるのでここであとがきを終わらせていただきます。
それでは、本編は今年中に出ればいいね!
綾凪九尾でした!