今(現在2021/06/20 02:26)完成です。
まだ4話目ですが…実のところ久しぶりの小説書きだったんです。
投稿してから1週間ほど休んでおりまして、今週から書き始めたこの小説。
どんな話だったのかも忘れてしまってます。しかし、皆さん。恋愛はお好きですよ?ってことで実験的でありますが視点移動をしてみました。まだ私も簡単に使えるって訳ではありません。ちゃんと練習して使えるようになりますので生暖かい目で見ててください。
今回の話は…なんだろ…
スリーマンセルが始まるようで始まらない話です。
まあ、グラスと主人公の話なんでね。
恋愛系はこれぐらいで次回からはオグリの復活ですね。
あらすじ的には
『URAでタマに負けたオグリと坂本はトレーニングに力が入っていなかったがオグリの一言で坂本がやる気になる』って感じです。
まあ、ほとんど私の妄想で夢の話です。
私みたいな人は多分いるでしょう。居なきゃこの小説は読まれませんね。
不快に思ってしまわれたらすみません。
次回以降はこんな不快にさせる言葉は前書き及び後書きには書きませんのでご安心を。
どうか、この小説をよろしくお願いします。
出来れば、感想または評価をつけて頂けたら幸いです。
それと、読者の皆様の友人や家族、ネッ友の方にも宣伝してもらえたら幸いです。
もちろん、ウマ娘を知っていなければ意味がありませんが…
では、そろそろ小説を読んでもらいたいので私はここで。
次回もどうぞよろしくお願いします。
綾凪九尾でした。
俺たち同期は今理事長室に居る。松風は「少し遅れる。すまないね。」とだけ連絡をして音信不通になった。理事長室の空気が重くなる中、松風が「渋滞に嵌ってしまってね。申し訳ない。」と言って中に入ってきた。理事長は外を見て待ってくれた。俺が理事長に話しかけると理事長はこちらを向いた。
「うむ!よく集まってくれた!今回招集したのは他でもない!2人目のウマ娘をトレーニングしてもらう!」
俺は、理事長に向かって「2人目ですか!?」と言うと理事長は返事してくれた。
「肯定!!トレセンを盛り上げるつもりでよろしく頼む!」
同期達は許諾したが俺はグラスだけをトレーニングすると決めていたが理事長の頼みならばと思い渋々承諾した。俺はそそくさと理事長室から出ていき、自分のトレーナー室に帰った。トレーナー室では、グラスがソファで寝ていた。俺は優しく起こした。
「グラス?ここで寝ると風邪引くぞ。」
「えっ…あ、トレーナーさん。すみません。テストなどが重なってしまい、寝てしまいました…。」
「勉強することはいいが…無理しないでくれよ?」
「わかってます〜♪ところで、理事長さんに呼ばれてたみたいですけど…どうされたんですか?」
「あー…スリーマンセルでトレーニングしろって言われた。」
「スリーマンセルですか。どなたをトレーニングするのか決めているんですか〜?」
「いや…まだ決めてないんだ。だが、この『ビワハヤヒデ』はどこかで…」
「私は心当たりがありませんが…」
「あっ、思い出した。」
「本当ですか?」
「前の中山の時に話しかけられたな。炭酸水がうんたらって言われたが…」
「炭酸水ですか?」
「ああ。炭酸水。」
「??」
グラスの頭の上にハテナマークが浮いているのが見えた。悩んでいるグラスもなかなか可愛いものだが、話が進まないので名残惜しいが話を進めようとした時トレーナー室のドアからノックする音が聞こえた。俺は「どうぞ〜」と外に聞こえるように返事をした。ドアを開けてきたのは『ビワハヤヒデ』だった。
「やぁ、トレーナー君。」
「どうした?ハヤヒデ」
「君との約束の件でね。ゆっくり話そうと思ってな。」
「そういえばそんな約束してましたな〜。」
「覚えていてくれたか。それならいいんだ。ん?君がワンダー君かな?」
「どうも〜♪グラスワンダーと申します♪」
「私はビワハヤヒデだ。よろしく頼む。」
「顔合わせは終わりか。んで、ハヤヒデは何を話に来たんだ?」
「ふむ。その件なのだが…私のトレーナーになる気は無いか?トレーナー君。」
「へえ?」
「ん?理解できなかったかな?難しくはないはずなのだが…もう一度言おう。私のトレーナーになる気は無いか?トレーナー君。」
「あらまあまあ…」
俺はビワハヤヒデからの逆スカウトを受けた。グラスはニコニコして口に手を押えていた。俺は少し考えた。
俺はグラスの生涯トレーナーとして生きると決めたが理事長からの命令と思いつつ…俺は考えた。その時間なんと1分。俺は覚悟を決め、ハヤヒデに返事をした。
「わかった。トレーナーの件受けよう。」
「そうか。理論上そうなると思っていた。よろしく頼むトレーナー君。もちろんワンダー君もだ。」
「よろしくお願いします〜♪」
グラスはハヤヒデに敵対オーラを出さずに挨拶をした。俺は修羅場を越えれたと思った。同期のトレーナー達は後日、担当ウマ娘が決まったと風の噂で聞いた。中山は『マルゼンスキー』。坂本は『マンハッタンカフェ』。松風は『アグネスタキオン』だった。
特にアグネスタキオンとマンハッタンカフェはクラシック三冠を狙うハヤヒデの大きな壁になるだろう。しかしそれでも、俺はハヤヒデをトレーニングすることを決めた。
そして数日後、グラスが俺の自室に来た。
理由を聞いたところ…
「トレーナーさんがちゃんとしたご飯食べてないと思ったんです〜♪ですから、私がご飯でも作ろうと思ったんです。」
どこかで、俺の食事がバランスの良くない食事と聞いたのだろうか俺とグラスはトレセン近くの商店街に来た。この商店街が『ハルウララ』や『ナイスネイチャ』がよく使っている商店街で、ウマ娘達には優しい店主さんが多い。
よく言われることは「お兄ちゃん…グラスちゃんの彼氏さんかい?」とよく聞かれる。俺は「まだ違いますよ〜」と躱す。グラスは俺の言葉を聞いて頬を紅く染める。それが商店街に行くと日常茶飯事になっている。商店街の人たちももうわかっているのか、聞いてくることは無くなったが花屋さんはよく花言葉が告白系の花を渡してくる。早くプロポーズしろってことだろうがウマ娘と結婚出来るのだろうか。俺はそんなことを考えながらグラスと買い物を進めた。俺は妄想でグラスにエプロン姿を見て「あっ尊い。」と思いつつ、意識を離さないように必死にしていた。グラスは俺の顔を見ずに黙々と野菜を選んでいた。グラスはいつも下ろしている髪の毛をポニーテールにして買い物に来ていてそんな姿のグラスが新鮮で口角が上がってしまう。
俺はそんなグラスを見ていると後ろから呼ばれた。
「やぁ、今葉。何をしているのかな?」
「ん。あー松風か。お前こそ何してるんだよ。」
「私か?私はだな。ふっ、少しタキオンの実験用具を買いに来たんだけどね…ん〜商店街にはないのかな?」
「逆にあると思う方が頭おかしいだろ。」
「それもそうだね。どこか知ってるかな?」
「知ってたらもう言ってる。」
「そうだね。おっと…デートの邪魔だったかな?」
「えっ?」
俺はグラスを見るとグラスは般若みたいな顔をして松風を睨みつけていた。松風は「すまないね。邪魔をしてしまって。」と言ってどこかに消えていった。グラスの方を見るといつものニコニコ顔に戻っていた。
「今のはどなたですか?トレーナーさん。」
「今のは同期だよ。ライスシャワーのトレーナーだ。」
「なるほどです〜。トレーナーさん今日はカレーにしましょうか。」
「カレーか。あっでも俺辛いの無理だぞ?」
「そうですか♪なら、甘口と中辛を混ぜましょうか♪」
「実家ではそうだったな…。」
新婚みたいな会話を商店街でしていた。周りの目は「早く結婚しろお前ら」みたいな感じだった。俺の本音としては「できるのならしたいよ?でも、していいものか。」と思ってしまう。グラスはそれを許すのだろうかなども考えてしまうが、遠くない未来にそうなるかもしれないと少し未来が楽しみになる。今はグラスが作るカレーライスがとても楽しみだった。グラスが会計を終わらせて「行きましょか〜♪」と言って俺らは俺の自室に戻った。俺は、最近の徹夜のせいで瞼が重くなった。グラスは俺の状況に気づき言葉をかけてくれた。
「トレーナーさん。お疲れのようですし、お休みになったほうがよろしいと思いますよ。ご飯の用意は私がしておきますので、出来たら起こしますね?」
俺はグラスの言葉を聞いてから意識を手放した。夢の中では、グラスが「ユメヲカケル」を踊っているシーンが流れている。隣にはハヤヒデが踊っていた。グラスとハヤヒデが背中を合わせてグータッチをするシーンが見えた。俺はそれを見て安心した。そのシーンがずっと流れていたが、急に目の前が暗くなり、俺の目の前からグラスが消えていた。ハヤヒデもどこかに消え俺は一人ぼっちになっていた。俺は孤独に襲われて泣いてしまった。その時に目が覚めると台所から「トントントン♪」とリズム良く野菜を切る音が聞こえる。何も考えずに俺は台所に向かった。グラスが俺に気づいて包丁をまな板の上に置いて話しかけてくれた。
「おはようございますトレーナーさん。意外とお早いですね。あら?どうしました?私の顔になにか付いですか?」
俺はグラスがいることを再確認するとグラスを抱きしめた。
グラスは「トレ…ナー…さん?」と戸惑っていた。俺は自分がしていることに気が付き、すぐにグラスを離した。すると逆にグラスが俺を抱きしめた。
「私はずっとこれをしたかったんですよ?でも、トレーナーさんは…いつまでも堅物で私の気持ちに…気づいてますか?/////」
グラスは頬を紅くしてそっぽを向きながらそう言ってきた。俺が怖がっていた結果がなかったようだった。グラスは居心地が悪くなったのか「トレーナーさん。待っててくださいね。すぐに作りますから〜。」と言ってまたまな板の方を向いた。俺は、刃物を使っているのでここで抱きつくのは違うも思いリビングに戻った。
《グラス視点》
どうしたらいいのでしょうか…まさかトレーナーさんに抱きつかれるとは思ってもいませんでした。匂いとか大丈夫でしょうか…念の為に香水を振っといて正解でした〜。キングさんには助けられました♪
しかし、私は少し暴走してしまいました…まさか、私から告白みたいな言葉を言ってしまうとは思ってもいませんでした。ですが、ここは大和撫子。落ち着いて取り乱したところは見せません。深呼吸をして、気持ちを入れ替え。無心でカレーライスを作る。それが今の私がすることです。でもダメ…トレーナーさんと結婚式を挙げているシーンが目に浮かぶ…ダメですよ!私の妄想…無心です。あっ愛情は忘れません♪
これだけは言えます。
トレーナーさんは誰にも渡しません♪
《今葉視点》
グラスのあの言葉はなんだ?告白…じゃないはずだが、でもグラスって意外と甘えっぽいところもあるから…んー?
まあ、グラス特製のカレーライスでも待つか。
俺は、グラスが作っているカレーライスを待ちながらテレビを見た。テレビでは大井競馬の第11レースが行われようとしていた。グラスが台所からリビングに来た。どうやら、グラスの同期『エルコンドルパサー』が出走しているようで応援のためにこっちに来たみたいだ。ダートのコースはグラスとは無関係だが同期のレースは別だ。ダートが出来るウマ娘と芝が出来るウマ娘。グラスは芝が出来るウマ娘だ。でも、エルコンドルパサーは芝もダートも出来るオールラウンダー的存在でもあった。俺とグラスは見入るようにテレビを見た。すると野菜を煮込んでいる鍋がお湯を吹いてしまいいい所でグラスが台所に走っていった。俺も後ろからついて行くとグラスは「ふぅ」と息を吐いて振り向くと俺が居たから下を向いた。俺は無言のままリビングに戻り座った。グラスは結果だけを見に来てカレーを作りに戻った。俺はお茶を飲みゆっくりしていた。グラスは台所からチラッとこっちを覗いて「トレーナーさん。カレー出来ましたので…準備してもらっても…いいですか?」と言ってきたので、俺は台所に行くとグラスと目が合った。俺は何もすることなくリビングに戻った。グラスは頬を紅くしてまま鍋の方を向いた。グラスは無言のままご飯を盛り付け、カレールーをかけた。グラスは両手にカレーライスをもってリビングに来た。俺の前にカレーライスを置き俺の隣に座った。グラスは手を合わせて俺の方を見た。俺は「いただきます」と言ってスプーンを取った。グラスは頬を赤くして俺の事をじっと見て食べるのを待っていた。感想を聞きたいのしっぽがソワソワしている。俺はグラス特製カレーを口に運んで食べる。味は母親のカレーとはまた違う味でこんなカレーを食べたのは初めてだった。俺はグラスに感想を言おうとスプーンを置いた。グラスは少しシュンとして、話しかけてきた。
「お口に…合いませんでしたか…?」
弱々しい声で俺に言う。勘違いをしているようだ。俺はすぐに誤解を解いた。
「その逆だ。お口に合いすぎて大好きだ。」
「トレーナーさん…お口がお上手ですよ♪」
さっきの落ち込んでいたのに俺の一言ですぐに顔に笑顔が戻る。ああ…癒しだ。
「ふぅ…食った食った。ところでグラスさんや。」
「どうされましたか〜?」
「そろそろ門限じゃないか?」
「そうですね〜。外泊届出してますよ〜。」
「相変わらず、用意周到…」
そろそろ俺が理事長に怒られるんじゃないかってぐらい外泊届を出している。寮長からはよく睨まれる。まあ、誤解を解くために毎回説明しているが…それでもグラスの寮の人達には「グラスさんの彼氏さんだ…」とか言われて毎回汗をかく。まあ、彼氏で済むのならいいが…。俺は時間を見るともう23時だったのでグラスにお風呂を勧めた。
「グラス。時間が時間だ。お風呂入っちゃってくれ。」
「いえ、トレーナーさんが先に入ってください♪」
「いや、俺は大丈夫d…」
「入ってください♪」
「あっ…はい。」
グラスの圧に俺は屈してお風呂に入った。もし結婚した時は大変だろう…と思いつつお風呂に向かうと…
「トレーナーさん。なにか考えてますか〜?」
グラスは何かを感じ取ったように俺に聞いてきた。俺がガクガクとして振り向くと、ニコニコと笑っているグラスがいるがあの笑顔を裏は鬼のような顔をしているはずだ。俺は刺激をしないように返事をした。
「は…ハハハ…まさか。グラスは可愛いなって思っただけだよ。」
「そ…そうですか〜♪それならいいです♪」
何とか機嫌を直し俺は脱衣場で服を脱いだ。グラスに支えてもらってもう3年と長いようで短い時間だった。これからもグラスに支えられながらトレーナーをするんだろう。俺は死ぬまでトレーナーとして生きていくつもりだ。もし結婚できなくても、その時はその時だ。養子でも取ろうかと軽く考える。洗濯物を洗濯機の中に入れ風呂場のドアを開ける。誰か居たらそれはそれで事件だが、誰も居るはずなく風呂場に入る。シャワーがお湯に変わるまで出して、シャワーを浴びた。俺はあることを思い出した。
「(この家…布団1つしかない!!)」
そう、かなりの緊急事態なのだ。今から布団を買いに行くか…いやもうホームセンターや布団屋は閉まってる。俺は目を見開いて焦に焦った。
《グラス視点》
先にお風呂に入ってもらいましたので、布団でも引いておきましょうか。トレーナーさんは「布団は押し入れの中だ。まあ、グラスに言っても泊まることないから言う必要ないか。ハハハ」と言っていたのを思い出した。私は『ユメヲカケル』を鼻歌で唄いながら押し入れに向かった。私は押し入れを開けて思い出した。
「(トレーナーさんのアパート…ってことは布団は1つ…?)」
押し入れに入っている布団が物語っていた。私は目をぐるぐるさせ、布団を持った。持っていく時布団に顔を埋もれてしまった。その時布団の匂いがトレーナーさんの匂いで私は布団に顔を埋もれさせて深呼吸をした。
トレーナーさんに包まれている感じでとても安心できた。
私は布団を床に引いて、リビングに戻った。トレーナーさんはまだお風呂に入ってる。私は最近付け出した日記を取り出して、今日あったことを書き記した。『2月○×日 今日はトレーナーさんにカレーを作った。口にあってよかった。』とだけ。恥ずかしいからここではあまり書かないでおこう。そろそろトレーナーさんが出てくるから日記を片付けてトレーナーさんが出てくるのを待つ。私もお風呂に入るのならパジャマが必要だと思い出し、カバンの中からパジャマを取りだした。トレーナーさんに見られても恥ずかしくないパジャマを。何を考えてるんだか…私は。暇あればトレーナーさんって私はトレーナーさんがいないことを良いことに呟きたいことを呟いた。
「はぁ…トレーナーさんの隣に入れればどれだけ幸せなんでしょうか…」
《今葉視点》
俺は体を洗い終えて、脱衣場に出た。バスタオルで拭いて下着を履きズボンだけを履いた。上半身はまだ冬だが暑いので裸のまま出た。リビングではグラスがボーッとしているが俺はそんなの関係なくリビングに戻った。グラスは俺に気づいて「あっ!おかえり…なさい…トレーナー…さん/////」と照れて言ってきた。何かおかしいことがあっただろうか?また今度中山とか坂本に聞いてみよう。俺はグラスにお風呂に入るように勧め、シャンプーやリンスの場所などを教えてからお風呂に入れた。俺は寝室に行き布団を引こうと思ったらもう引いてあったので俺は布団の上に寝っ転がった。しかし、根本的な解決はしていない。そう、布団が1つしかないことが解決していない。俺は考えに考えたが思い浮かばなかった。このままグラスと同じ布団で…いやいや。ダメに決まってる。そんなのスクープ物だ。とりあえず俺は、何とかして寝るとしよう。そうしよう。グラスには布団に入ってもらって…うん。我ながら最高の考え。自分を自分で褒め称える寂しさを噛み締めながらドライヤーで髪の毛を乾かす。グラスは俺の事をどう思っているのか…普通にトレーナーなのか…それとも友?仲間?もしかしたら好きな人?はっ自分の言葉に笑いが出る。そんな恋愛映画みたいなことが有り得るか。俺はグラスがいないことを良いことに呟いた。
「どう思っていようが…俺はグラスのことが好きなんだよな〜。」
グラスが出てきてないことを確認するために脱衣場のドアを見る。誰もいない。俺は立ち上がり現場犬のように「OK!」とポーズを取り座った。一応念の為だ…。聞かれたら活火山に飛び込みたい。
《グラス視点》
まさかトレーナーさんが上半身裸で出てくるとは思っていませんでした。しかし、トレーナーさんと同じシャンプーを使えて嬉しい限りです。しかし、これでいいのだろうかと考えてしまう。このままトレーナーと担当ウマ娘という関係のままで…私は自分の想いを伝えることが苦手だ。大和撫子のように自分の想いは隠してしまう。それが恋心であっても…トレーナーさんは私のことをどう思っているのだろうと思いつつ私は脱衣場へ出る。その時トレーナーさんの言葉が聞こえてきた。「どう思っていようが…俺はグラスのことが好きなんだよな〜。」と。私は確信した。私たちは両思いなのだと。私は、トレーナーさんにも見せたことの無い満面の笑みで喜んだ。しっぽも取れるんじゃないかとぐらいブンブンと揺れる。おかげさまでしっぽは振りすぎにより乾いていた。私はニヤニヤを止めるために精神統一をして、脱衣場から出た。
《今葉視点》
グラスが出てきて、数十分が立った。そろそろいい時間なので寝ようと話になった。俺とグラスは寝室に向かうが布団は1つ。グラスと俺は時が止まったが、グラスが布団に寝ればいいと言うとグラスは「トレーナーさんの方が疲れてますから布団で寝てください。」と言われた。しかし、俺はここは譲らない。グラスの方が疲れているのだからと半強制的に布団に入れた。するとグラスは顔を赤くしてそっぽを向いた。俺は今の状況を冷静に考えると年頃の女の子(ウマ娘)を布団に押し倒したやばい状況になっていたことを理解した。俺は直ぐに避けたがグラスは俺のパジャマの裾を掴んで一言言った。
「トレーナーさん。一緒に寝ませんか?」
「…えっ?」
俺は唾を飲み込んだ。まさかの添い寝のお誘いだった。前に温泉旅館の時もそうだがどうしてこうなる。俺は反論しようとしたが、グラスの眠たそうな顔に反論できず仕方なく一緒に布団の中に入った。
グラスは布団の中に入ると直ぐに寝てしまい寝息が聞こえてきた。俺は、グラスが横で寝ていて寝顔も見れる状況で寝れるわけでもなく、コンディション『寝不足気味』を翌日取得することになった。そして、グラスにも怒られ。グラスの寮の寮長『ヒシアマゾン』にも怒られた。会長は何も言わなかった。俺は次から気をつけようと思いつつトレーナー室で昼寝をする。グラスを想いながら…