魔法科高校の劣等生~Absolute Terror~   作:taipho

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入学編1-1

魔法────────

このおとぎ話の産物は二十世紀初頭に現実の技術として体系化された

 

2030年前後より始まった急激な寒冷化に伴い食糧事情は悪化

 

エネルギー資源を巡る争いが頻発し

 

2045年、20年に及ぶ第三次世界大戦が勃発

 

人口は30億人まで激減した

 

この戦争が熱核戦争にならなかったのは一重に魔法技能士の世界的な団結によるものだった

 

そして二十一世紀末不安定な状勢下で各国は魔法技能士の育成に競って取り組んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

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国立魔法大学付属第一高等学校入学式当日

 

中条『まもなく入学式のリハーサルを行います。関係者は講堂に集合して下さい』

 

朝早くから新入生の入学式の最後のリハーサルで校内がドタバタしているなか、校門前にて一組の男女が言い争いをしていた……というよりも興奮する美少女を落ち着いた雰囲気のある青年が諌めていた。

 

深雪「納得出来ません!」

 

達也「まだ言ってるのか……?」

 

だが少女の方は落ち着かないようで……

 

深雪「なぜ!お兄様が補欠なのですか!?入試の成績はお兄様がトップだったじゃありませんか!!本来なら私ではなくお兄様が……」

 

達也「……深雪」

 

言い争いをしている男女こと司波兄妹は普段は言い争いをしないほど仲が良い。深雪は達也のことを大切に思っており、達也も深雪のことを大切に思っている。

 

だが深雪にとって、今回の入学試験の結果は納得のいくものではなかったらしい。

 

達也は妹を落ち着かせるように説明する。

 

達也「落ち着け深雪。此処ではペーパーテストより魔法実技が優先されるんだ。補欠とはいえよく一高に受かったものだと……」

 

深雪「そんな覇気のないことでどうしますか!!」

 

だが深雪の一喝で黙らせられる。

 

深雪「勉学も体術も!お兄様に勝てる者などいないというのに!!」

 

深雪の評価は間違ってはいない。達也に勉学も体術も勝てる人間などそうそう居ない。

 

だが次に出てきた深雪の言葉は達也にとって看過出来るものでは無かった。

 

深雪「魔法だって本当なら――」

 

達也「深雪!!」

 

深雪「!?」

 

突如声を荒げた達也に、深雪はハッと息を飲む。

 

達也「それは口にしても……仕方の無い事なんだ。分かっているだろ?」

 

深雪「も、申し訳ございません……」

 

すると達也は自分の左胸を見る。そして今度は深雪の左胸の辺りを見た。その視線の意図は深雪も理解していた。

 

深雪の制服には八枚花弁のエンブレムがあるが、達也にそのエンブレムはなく、無地である。

 

第一高校では一科生と二科生と区別するために制服に違いがあった。

 

エンブレムが無い達也は二科生であり、エンブレムがある深雪は一科生ということである。

 

そして兄に叱られ落ち込む深雪に、達也はソッと手を乗せ頭を撫でた。

 

達也「謝ることは無い。お前はいつも俺の代わりに怒ってくれる。その気持ちは嬉しいよ。俺はいつもそれに救われてるんだ」

 

深雪「嘘です……」

 

すると途端に二人の醸し出す雰囲気が甘い空間へと変わっていく。

 

深雪「お兄様は何時も私を叱ってばかり……」

 

達也「嘘じゃないって。お前が俺の事を考えてくれているように……俺もお前の事を思っているんだ」

 

深雪「…………」

 

達也の言葉に深雪は固まる。

 

深雪の様子に達也は首を傾げるが、特におかしなことを言ったつもりはない。

 

深雪「お……お兄様……そ、そんな……」

 

すると深雪は頬をもの凄い勢いで赤くさせていく……そして達也に背中を向けクネクネ動きながら……身体全体で喜びを表していた。

 

深雪「『想っているなんて』」

 

達也「?」

 

そんな深雪の様子を見て女心を読むのが不得手な達也はますます首を傾げる。

 

達也が言った言葉は文字通り『思っている』なのだが、深雪の中では『想っている』と伝わったらしい。

 

達也(何か致命的な誤解をしているような………まあいい)

 

達也は気にしないことにした。

 

達也「深雪」

 

深雪「はい」

 

達也「お前が答辞を辞退しても、二科生の俺が代わりに選ばれる事は無い。賢いお前なら分かるだろう?」

 

深雪「そ、それは……」

 

達也は二科生であるため深雪が答辞を辞退したとしても代表に選ばれる事はあり得ない。

 

それだけ一科生と二科生の差は大きい。

 

深雪とてそれは分かっている。

 

理解はできる……だが納得はできなかった。

 

しかし……達也の次の言葉で深雪の考えは変わる。

 

達也「それにな深雪、俺は楽しみなんだ。可愛い妹の晴れ姿を……この駄目兄貴に見せてくれよ」

 

後ろから達也にささやかれるように耳元で言われた深雪は、先ほどとは比べ物にならないくらいに顔を赤らめる。

 

なんとか再起動した妹は愛しい兄に言葉を返す。

 

深雪「お、お兄様は!駄目兄貴なんかじゃありません!!わたしの敬愛する……世界一立派なお方です!!」

 

達也は自分を悪く言うことがタマにある。たとえ兄自身の言葉であっても深雪はそれを絶対に認める訳にはいかなかった。

 

深雪「ですが……分かりました。ワガママを言って申し訳ありませんでした。それでは……行って参ります」

 

達也「行っておいで」

 

深雪「はい!見ていてくださいねお兄様!」

 

達也「ああ」

 

そして深雪は答辞のリハーサルにいくため元気よく講堂へと向かった。

 

そして達也は入学式までどうやって時間を潰すかを考えながら校舎を見上げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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国立魔法大学附属第一高校───

 

魔法技能士育成の為の国策機関であるこの学校に入学を許されたこと自体、魔法と言う希少な才能を認められたエリートである

 

刹那(……………希少な才能を認められたエリートである………か。しかしこの学校には……………………………ん?あれは……………)

 

刹那は見覚えのある背中を見つけた

 

刹那「初めまして。君はペーパーテスト1位なんだってね」

 

達也「どちら様ですか?それに、何故自分の入試の成績を?」

 

四葉から与えられた指示は刹那が四葉として目立つ事で司波兄妹の特殊さ(・・・)を隠すこと

 

その目的は司波兄妹と四葉に繋がりが全くなかったと周囲に示す為だ

 

だが、初対面で今知り合ったことにしてしまえば目的を果たしつつ交流を持てる事をお互いに理解している為、この様にお互い初対面を演じた

 

刹那「あぁ、ボクの名前は四葉刹那。キミが想像している通りの四葉であっているよ。入試の成績を知っているのは校門前のアレだけ目立つ場所で美少女の首席さんが言っているのを聞いてしまったからだね」

 

達也「四葉…………。失礼。自分は司波達也です」

 

刹那「それから、ボクも新入生だから敬語は辞めて欲しいかな」

 

達也「そうなのか………。では、敬語は無しでいこう。よろしく頼む」

 

刹那「こちらこそよろしく!司波くん」

 

自己紹介を終えた2人は近くのベンチに座り、入試の問題についてや自身が気に入っている本について談議して時間を潰していた

 

???「新入生ですね?」

 

が、突然先輩と思われる女性から声を掛けられる

 

???「そろそろ入場の時間ですよ?」

 

達也(一科生の先輩か…………!!………CAD………)

 

刹那「(葉山さんから警戒するように言われてた人だ…………)はい、ありがとうございます。そろそろ向かいますね」

 

達也は女性がつけているCADに目を付ける

 

刹那は女性を警戒してそそくさと逃げようとする

 

真由美「あぁ、ちょっと…………。私は生徒会長を務めています、七草真由美です。ななくさと書いて七草と読みます。よろしくね?」

 

生徒会長はあざとく首を傾げつつウインクをする

 

達也「(数字付き(ナンバーズ)…………しかも七草か…………)俺………あ、いえ、自分は司波達也です」

 

真由美「司波達也くん………そう、貴方が………。そちらの方は?」

 

刹那「…………四葉刹那です」

 

刹那が名乗った瞬間、真由美の表情が一変する

 

真由美「四葉!?貴方が四葉くんなの!?と言うか2人はどういう関係!?」

 

刹那「司波くんとは先程初対面で入試のペーパーテストが1位だったそうなので気になってボクから話しかけたんですよ」

 

真由美「そうなの………よろし「会長〜!!」ければ…………」

 

なにか告げようとした真由美の声を遮って書記の中条あずさが真由美に駆け寄る

 

あずさ「リハーサル始まりますよ〜…………?………お話中でしたか?」

 

達也「いえ、失礼します」

 

あずさが話を遮ったことに気を遣うも達也が話をぶった斬って刹那と2人で会場に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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達也(前半分が花冠(ブルーム)、後ろ半分が雑草(ウィード)……………最も差別意識があるのは差別を受けているものである、か…………)

 

達也は入場して刹那と別れ、自身の席を探しながら新入生をそう評価した

 

一方の刹那はと言うと

 

刹那「お隣いいかい?」

 

前方で女子に囲まれる為避けられていた席に堂々と座り、少し離れたところに座っている男子達にある種の尊敬と女たらしでは無いかという疑惑と女子に囲まれると言う嫉妬が混ざった目を向けられていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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副会長『続いて、新入生答辞。新入生総代、司波深雪』

 

深雪「穏やかな日差しが注ぎ、鮮やかな花びらが舞うこの麗らかな春の佳日、名門魔法大学附属第一高校高校に入学することが叶い、とても嬉しく、また光栄に存じます。私は新入生を代表し、第一高校の一員としての誇りを持ち…………」

 

深雪の答辞は式に参加した多くの生徒達を魅力した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式が終了し、生徒証の配布とクラス発表が行われ、達也と千葉エリカ、そして柴田美月は同じEクラスだった

 

千葉エリカ、柴田美月とは入学式で達也の隣の席に座った少女達で座る際に美月が達也に話しかけた事がきっかけで3人ともそのまま一緒に行動していた

 

刹那は深雪と共にA組となり、内心で平等にクラス分けすると事前に言った学校側に若干の不信感を募らせていた

 

そして初日が終了し、何事もなく生徒たちは下校した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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入学2日目、この日は受講登録と授業等の見学が行われた

 

刹那は兄と仲良くなった事を口実に深雪と自己紹介を交わし、深雪は兄が魔法技師志望である事等から、刹那は自身の端末と共に魔法師の魔法発動を支援する機械────通称CADを自作している事から共に工房見学をした

 

そして昼休み──────

 

普段クラスが別れている司波兄妹が始業後から授業が全て終わるまでで唯一共に過ごせる時間なのだが、ここで問題が起きた

 

深雪「お兄様!!」

 

達也「深雪……」

 

深雪「御一緒してもよろしいですか?」

 

深雪は食堂にて達也を見つけ、声をかける

 

達也はクールに対応するが深雪にとってはそれだけでも嬉しそうにしている

 

エリカ「深雪!ここ空いてるよ」

 

エリカが少し美月に寄ることで深雪が座るスペースを作る

 

深雪「ありがとうエリカ!」

 

???「えーと、誰?」

 

と、ここで達也達と共に食事をしていた達也のクラスメートである西条レオンハルトが達也に質問する

 

達也「司波深雪、妹だ」

 

レオ「へぇー」

 

深雪「初めまして、司b「司波さん」!!」

 

深雪の自己紹介は別の男の声によって遮られる

 

???「もっと広いところに行こうよ」

 

男の名前は森崎駿、深雪と刹那のクラスメートである

 

「邪魔しちゃ悪いよ」

 

別のクラスメートも深雪を窘めるように言い放つ

 

深雪「あ、いえ、私はこちらで………」

 

森崎「え?司波さん………」

 

森崎は座っていたエリカに目を向けると嘲笑うかのように言い放った

 

森崎「ウィードと相席なんて、辞めるべきだ」

 

当然、目を向けられたエリカは気を悪くする

 

エリカ「はぁ?」

 

だが、森崎に続くように言い放つ

 

「一科と二科のケジメは、付けた方がいいよ」

 

コレに今度はレオが声を低くして食いつく

 

レオ「なんだと?」

 

レオが立ち上がって場が一触即発になる中、深雪は双方を窘めようとする

 

刹那「家族が一緒に食事をしようとしていてどこにケジメなんか要るんだ?」

 

森崎「!!?………誰だ!?」

 

刹那「おいおい、クラスメートの顔ぐらい覚えろよ。自己紹介したろ?ボクの名は四葉刹那だ」

 

刹那がその名を口にすると場は騒然とする

 

刹那「で?教えてくれよ森崎クン?家族の食事の何処にケジメが要るんだ?」

 

森崎「た、例え家族であってもウィードはウィード。この学校にいる以上は一緒に居るべきじゃない!」

 

森崎は力強く言い放つ

 

だが、

 

達也(マズイな………刹那にその発言は自殺行為だぞ)

 

森崎のこの発言は刹那の逆鱗に触れた

 

刹那「オマエ、ウィードがオマエ達より劣ってると思うからそう言うのか?」

 

森崎「そ、そうだ!!僕達ブルームはウィードなんかとは実力が違う!!一緒に居たって足を引っ張られるだけだ!!なら、実力が高いもの同士の交流の方が余程有意義だ!!」

 

森崎は雰囲気の変わった刹那にたじろぎながらも途中から勢いを取り戻し、力強く言い放つ

 

だがこの発言を聞いた刹那の表情は死人を覚悟した達也を驚愕させるものだった

 

刹那の表情はキョトンとしていたからだ

 

刹那「キミって凄い自惚れが強いひとなんだね」

 

刹那は悪気ひとつなく明るい声で言い放った

 

森崎「なっ!?なんだと!?」

 

刹那「キミは入試2位のボクや1位の司波さんが自分達と居れば有意義…メリットがあると思ったんだろ?」

 

森崎「そうだ!!ウィードと違い近い実力を持つ僕達となら司波さんだって今より効率よく実力を付けられるハズだ!!」

 

刹那「キミさ、それ本気で言ってんの?入試2位のボクから言わせればキミら実力なんて二科生でも代わりになる程度なのに?」

 

森崎「!!?………人を侮辱するのもいい加減にしろよ!!5位の僕の代わりが二科生でもできるだって?巫山戯るな!!」

 

刹那「なら、今からそれを証明しよう」

 

明るくなった刹那に気を抜いてしまった達也は焦った

 

達也「まて!!ここは食堂だ!!喧嘩は良くないだろう!!俺達はもう済ませたから……………行こうみんな」

 

達也達二科生が席を立つ

 

揉めた原因が居なくなったことで毒気が抜かれた刹那も深雪と共に立ち去り、森崎は怒りに震えながら忌々しげに刹那を睨んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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放課後、深雪と刹那が再び達也達の元へ合流し、一緒に下校しようとしていたが校門前でまたしても森崎達と遭遇してしまい、深雪と一緒に居たい森崎達と昼の食堂では大人しかった美月が言い争いを始めた

 

美月「いい加減に諦めたらどうなんですか?」

 

森崎「僕達は彼女に相談することがあるんだ!!」

 

「そうよ!少しだけ時間を貸してもらうだけなんだから」

 

両者の言い争いを横目に達也は原因となってしまった深雪を慰めていた

 

美月「とにかく!深雪さんはお兄さんと一緒に帰ると言っているんです!!何の権利があって2人の仲を引き裂こうと言うんですか!」

 

そして美月のこの一言は深雪にクリティカルで刺さり、深雪は顔を赤らめて達也に謎の弁解をする

 

達也はそれに、ツッコミを入れているがそうしてる間にも言い争いはヒートアップする

 

森崎「コレは1-Aの問題だ!ウィードごときが僕達ブルームに口出しするな!!」

 

美月「同じ新入生じゃないですか………貴方たちブルームが今の時点で一体どれだけ優れていると言うんですか!?」

 

美月の言葉に我慢が限界を超えた森崎は

 

森崎「どれだけ優れているか………知りたいか………」

 

レオ達を挑発した

 

達也(マズイな………どうにかして刹那を止めなければ………)

 

レオ「ハッ、おもしれぇ。是非とも教えてもらおうじゃねえか」

 

森崎「いいだろう。だったら教えてやる」

 

森崎がCADにサイオンを流し込み魔法を発動させようとする

 

森崎「これが、才能の差だ!!」

 

森崎が拳銃型CADの引き金を引こうとした瞬間

 

キュイィィィィン

 

謎の見えない壁に吹き飛ばされ気を失った

 

「な!?何が起こった!!」

 

刹那「それがキミらの言う実力だよ。今のはボクがやった。けど、誰もそれに気がつくことができず1人やられた。そしてやられたあとも慌てふためくだけ。戦場なら、当然今みたいに威力を抑えたりしないつまりは………今ので1人死んだよね?」

 

「ひ、ヒィィィ………」

 

刹那の殺気にクラスメート達はビビり倒した

 

だが、そこで乱入者が現れた

 

真由美「辞めなさい!自衛目的以外での魔法による対人攻撃は、犯罪行為ですよ!!」

 

摩利「風紀委員長の渡辺摩利だ。事情を聞きます。全員ついて来なさい!」

 

刹那「事情も何もそこで伸びてるヘッポコクンしか魔法を使おうとしてませんよ」

 

生徒会長と風紀委員長の登場にその場に居る全員が動揺する中、刹那が風紀委員長に言い返す

 

摩利「そうなった経緯を聞くと言うんだ!大人しくついて来い!」

 

刹那「事情なんて言わなくても見てたんですから知ってるでしょ?さ・え・ぐ・さ・せーとかいちょおさん?」

 

真由美「!!」

 

真由美は図星を突かれ、受け答えができない

 

刹那「経緯は簡単、家族の時間を邪魔しようとした不埒者共を追い返そうとしたら魔法で攻撃しようとしてきて勝手に吹っ飛んで行った。それだけです」

 

摩利「その吹っ飛んだのが問題だ!誰かが魔法を使ったんじゃないのか!?」

 

刹那「サイオン検知器とかで調べたらいいじゃないですか?どうせ出てきませんけど」

 

真由美「どういうことかしら?」

 

刹那「誰も魔法を使ってない。それだけです」

 

真由美「そんなことがどうしてわかるのかしら?」

 

刹那「ボクは精神系統魔法が使える影響でサイオンの流れ等に敏感ですから」

 

真由美「四葉の精神魔法……………か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国立魔法大学附属第一高校────

 

この学校に入学を許されたこと自体魔法と言う希少な才能を認められたエリートである

 

しかし、この学校には入学の時点から優等生と劣等生が存在する


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