原因は恐らく『異能殺し』だと思っています。まぁ、私も書いてる内に、ちょっとオカルトチック過ぎて、銀魂らしくねぇなとは思いましたけど・・・
これはあくまで、銀魂要素を入れたハイスクールD×Dの二次小説ですので、多少のオカルト要素は目を瞑っていただけたら幸いです。
さて、気を取り直して第3章の続きといきましょう。今回は陸兎たちが作中で散々言ってた東北、北海道を担当する十天師が登場します。ついでに、白龍皇も。
「スッゲー・・・」
自分たちをかなり苦しめていたコカビエルだったが、それをいとも簡単に倒してみせた
「これが陸兎の・・・十天師の本来の力・・・」
一誠の隣でリアスが呟く。十天師という退魔師が、どれだけ規格外かを改めて感じ取った。
そう思いながら、陸兎のことをジーと見つめていた一同だったが、木場がある異変に気づいた。
「魔法陣が消えてない・・・?」
そう、地面に展開されている魔法陣がまだ消えてないのだ。
まさかと思い、一誠たちがグラウンドの方を見ると、そこには斬られたはずのコカビエルが立っていた。
「しつけぇな。まだ生きてやがったのか」
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・この俺が・・・貴様如きに・・・負けるはずがない・・・」
体から血を流し、黒い翼も斬られて、息も絶え絶えに立っているコカビエルだが、その瞳には目の前にいる陸兎に対して強い殺意が感じられた。
だが、陸兎はその強い殺意に臆する様子はなく、今度こそ止めを刺してやろうと二本の刀を再び構えたその時だった。
パリンッ!
突然結界が割れる音が鳴り響き、それと同時に・・・
ドーン!
コカビエルがいた場所に、突如上から黒い光が猛スピードで降ってきて、地面に衝突した。グラウンドに衝撃が響き渡り、辺りに砂煙が舞う。同時に、地面に展開されていた魔法陣が消えた。
一誠たちは突然結界が破壊された事に驚きながらも、凄まじい砂煙と衝撃の余波に飛ばされないよう必死に足を踏ん張る。
「おいおい、まだ0時になってねぇだろうが・・・」
だが、陸兎だけは何処か焦っているような顔で呟いた。
やがて衝撃で生まれた砂煙が徐々に晴れていき、閃光が落ちたと思わしき場所から人影が現れた。
「やれやれ、強ぇ堕天使と戦えるって聞いて、青森からひとっ飛びして来たってのに・・・」
砂煙に映っている人影から声が聞こえてくる。声質からして男だと一誠たちは判断する。
そうしている間にも、砂煙は徐々に晴れていき、砂煙に隠れていた人影が遂にその姿を現した。
「よりにもよって、一番見たくもねぇ野郎の顔を見ることになるとはなぁ」
そう言いながら、陸兎を不機嫌そうな顔で睨んでいたのは、黒髪に赤メッシュを付けている少年だった。
背は陸兎と同じくらいあり、白い服の上に黒いジャケットを羽織り、両手を紺色のズボンのポケットに入れながら陸兎を見つめるその瞳は、獣のように鋭く、普通の人が見れば思わずひるんでしまう程の力強さがあった。
不機嫌な顔で陸兎を見つめる少年に対して、陸兎もまた不機嫌な顔で少年に話しかける。
「それはこっちのセリフだバカヤロー。テメェ、なんで結界の中に入って来やがった?」
「そりゃ、邪魔だったからぶっ壊したに決まってんだろ」
「入ってきた方法は聞いてねぇよ!なんで人様の結界の中に勝手に入って来たのか理由を聞いてんだ!」
「こんな町のど真ん中で結構な規模の結界を張ってんだ。興味が湧かねぇわけねぇだろ」
「・・・あっそ」
当たり前と言わんばかりの顔で言い切る少年に、陸兎は疲れ切った様子で言った。
そんな様子の陸兎を無視しつつ、少年は陸兎に問う。
「んで、討伐対象の堕天使の幹部はどこにいんだ?教えろ、俺がすぐにぶっ潰してやるよ」
「どこにいるもなにも、今お前が踏んでるだろ」
「あぁ?何言ってんだ?俺が踏んでるのはただの地面だろうが」
「いや、今お前が踏んでるただの地面が、お前が探してる堕天使の幹部だよ」
陸兎に言われて少年が足元を見ると、顔以外の部分が地面の奥に埋まっていて、泣きそうな顔で気絶しているコカビエルの顔面が彼の靴に踏まれていた。
「うわっ、何だこいつ?ひょっとして、さっきの着地だけでくたばったのか?堕天使の幹部ってのは、ギャグ補正があれば、簡単に倒せる存在なのか?」
「んなわけあるか。俺がこいつを虫の息にした所に、お前がいきなり乱入して来て、そのまま止めを刺したんだよ」
「え?何お前、俺が来るまでに、こんな弱そうな奴を虫の息にすることしかできなかったの?うわっ、ひょっとして舐めプか?今時舐めプとか流行らねぇぞ。こんな舐めプ野郎と同じ組織の所属とかマジ勘弁してほしいぜ」
「ねぇ、斬られたいの?ひょっとして今すぐここで斬られたいタイプ?何なら、俺が介錯してやろうか?その赤メッシュごと、みじん切りにしてやろうか?」
明らかに煽っている少年の発言に、青筋を浮かべる陸兎。
すると、今までの二人の会話を呆然と聞いてた一誠が我に返って、突然現れた少年に突っかかろうとする。
「やい、テメェ!いきなり現れて――「やれるもんならやってみな。この世で赤メッシュに一番相応しい人間は、俺か美竹蘭だって事を教えてやるよ」いいか!俺は――「うっせー、アフグロ派。赤メッシュなんて、思春期真っ盛りのJKが後の黒歴史になるとも知らずに付けてるようなモンだろうが。普通は猫耳だろ猫耳。戸山香澄様が率いるポピパが一番だろ」オマケに――「あぁ!?ポピパなんて愛と勇気と主人公補正だけで生きてるバンドだろうが。ここはやっぱ、Roseliaと肩を並べる事ができるアフグロが最強だろ」を吸うのは俺だけ――「オーケー、ならば戦争だ。ポピパの素晴らしさをケツの髄まで教えてやるよ」俺はハーレム王にな――「上等だ。いつも通りがモットーのアフグロ魂で跡形も無く燃やし尽くしてやらぁ」って聞けよお前ら――っ!?」
ドカーン!
一誠を無視し続けていた少年だったが、突然陸兎の方を向いたまま目にも止まらぬ速さで腕を振るうと、陣風が一誠の真横を通り過ぎて、後ろにある校舎の壁を破壊した。
何が起きたのか分からずに破壊された校舎の壁を呆然と見つめる一誠たち。そこに、少年が目線を一誠の方に向けながら、苛立ち混じりの声で喋る。
「うるせぇんだよカエル野郎。さっきから耳障りな声で喚きやがって・・・死にてぇのか?」
少年の鋭い眼光から、凄まじい殺気とコカビエル以上のオーラと闘気が溢れ出し、それを正面から受けた一誠は、顔を青くしながら体を震わせた。
少年はそれを一瞥すると、つまらなそうに口を開いた。
「あーあ、せっかく強ぇ野郎と戦えるって聞いて来たってのに、いざ来てみれば、
「そんなことはないさ。少なくとも、面白いものは見ることができたからな」
少年が上を見上げながら喋った事と、突如上から聞こえた声に、陸兎たちは一斉に上を見上げる。
そこにいたのは、全身に白い鎧を纏っている人物だった。鎧の各部分には宝玉のような物が埋め込まれていて、背中から生えている青い翼が月明かりの光に照らされて、光り輝いていた。
突如現れた謎の人物に一誠たちが驚く(陸兎だけは気づいていたのか、特に驚いた様子はない)中、少年が謎の人物に話しかける。
「纏っている気からして、俺と同じ臭いがするが・・・テメェ、白龍皇だな?」
「ご名答。我が名はアルビオン。君やそこの
『!?』
二人の会話を聞いてた一誠たちは、二つの内容に驚かされた。一つは赤龍帝と対をなす存在である白龍皇がここにやって来たこと。もう一つは、白龍皇と話している少年が、二天龍に並ぶ龍の宿主だということ。
目を見開きながら驚いている一誠たちをよそに、少年と白龍皇は会話を続ける。
「まさか、ここで俺の同類と会えるとはなぁ。せっかくだし、いっちょここで殺り合おうぜ」
「俺もそうしたいところだが、生憎俺の目的は君と戦うことじゃない。そこで埋まっているコカビエル。それと、フリード・セルゼンの回収をアザゼルに頼まれてね」
「そう固い事言わずに遊ぼうぜ。こっちはさっきから体がうずうずして仕方ねぇんだ・・・!」
「本音を言えば俺もだ。これだけ強力なオーラを持つ相手と戦うのは久しぶりだからな・・・!」
お互い闘気を湧き上がらせながら、黒いオーラを放つ少年と白いオーラを放つ白龍皇。二人の纏っているオーラは凄まじく、近くで見てた一誠たちが冷や汗をかきながら体を震わせる程だった。
すかさず、陸兎が二人の間に入って止める。
「やめとけ。お前ら二人が暴れたら、せっかく助かったこの町があっという間に滅ぶだろうが。オメェも、こいつや俺と戦うために来たわけじゃねぇだろ?」
「チッ・・・まぁいい。勝負はお預けといこうぜ、白龍皇」
「そうさせてもらうよ。ここで君と戦えば、俺は本来の目的を達成できなくなる体になってるかもしれないからな。だけど、せっかく会えたんだ。名前を聞かせてくれないか?君と・・・コカビエルを斬ったそこの十天師よ」
白龍皇は少年と隣にいる陸兎の名を問う。
二人は一度顔を見合わせると、再度白龍皇の方を見ながら名前を言う。
「八神陸兎。この学園の2年だ」
「
「八神陸兎に無六龍牙・・・覚えておこう」
そう言うと、白龍皇は埋まっていたコカビエルを引っこ抜き、近くで倒れていたフリードを担ぐ。
『無視か白いの?』
空に飛び立とうとした白龍皇を呼び止めたのは、『赤龍帝の籠手』から発せられた声だった。
『生きていたか赤いの』
『赤龍帝の籠手』発せられた声に反応するかのように、白龍皇の鎧の宝玉から声が発せられた。
『せっかく出会っても、この状況ではな』
『いいさ、いずれ戦う運命だ。そこにいる黒い龍も含めてな。また会おう、ドライグ』
『あぁ、またなアルビオン』
お互いに別れを告げて、二天龍同士の会話は終了した。
二天龍同士の会話を見届けた白龍皇は、一誠の方に顔を向けながら喋った。
「全てを知るには力が必要だ。強くなれよ宿敵君。今の君では、俺やそこの無六龍牙には勝てない」
「なんだと!?」
一誠にそう言い残し、白龍皇は青い翼を広げて飛び立った。
それを見た龍牙も、後ろに振り向きながら帰ろうとする。
「俺も帰るぜ。討伐対象が消えた以上、もうここに用はない。それに、依頼が済んだらベットで一つになろうぜって
「勝手にしやがれ。つか、一生してろバカップル」
さり気なく番になろうとする龍牙に向けて、吐き捨てるように言う陸兎。
しかし、訳も分からずに散々好き放題させられて、一誠が黙っているはずがなかった。
「待てよ!お前らはいったい何なんだよ!いきなり現れたと思ったら、すぐに帰ろうとしやがって!つか、女の子とベットに一つになろうって・・・お前、童貞卒業者かよ!チキショー!」
「・・・はぁ~」
嫉妬混じりの一誠の叫びを聞きながら、龍牙はめんどくさそうにため息をついた直後
シュッ!
「!?」
『神速』で瞬時に一誠の目の前まで移動して、人差し指を一誠の首元から僅か数ミリ手前に突き付けた。
一瞬の出来事に目を見開いて驚く一誠の顔を確認した龍牙は、再び後ろに振り向いた。
「お前に一つ忠告してやるよカエル野郎。俺に喧嘩を売りたけゃ、今の動きくらいは目で追えるようになっときな。じゃねぇと・・・その首が一瞬で吹っ飛ぶと思え」
言外に自分はいつでも
残された一誠たちは、ただ呆然と黒い閃光を見上げていたが、いち早く我に返ったリアスがパンッと手を叩いた。
「色々あったけど、ひとまず町は救われたわ。皆のおかげよ」
いくらかの蟠りを残しつつも、ひとまず駒王町は救えたことに、一誠たちは安堵する。
そんな中、陸兎は聖魔剣をジーと見つめている木場に話しかける。
「復讐を終えた気分はどうだ木場?」
「・・・君の言った通りだったよ。復讐を終えても、そこに喜びは感じなかった。でもね、虚しさは感じたけど、同時に見つけることができたんだ」
「見つけること?なんだそりゃ?」
「僕の生きる意味さ」
そう言うと、木場はリアスの下に歩み寄る。
そして、彼女の前に立つと、その場で膝を付いて頭を下げた。
「部長、僕は部員の皆を・・・何よりも、一度命を救ってくれた貴方を裏切ってしまいました。お詫びする言葉が見つかりません」
「でも、貴方は帰ってきてくれた。それだけで十分。それに禁手化なんて、主として誇らしい限りよ」
「っ!?・・・部長、僕はここに改めて誓います。僕、木場祐斗はリアス・グレモリーの眷族『騎士』として、貴方と仲間たちを終生お守りします」
「ありがとう、裕斗」
そう言いながら、リアスは木場を自身の胸に引き寄せて抱きしめた。
その光景を他の皆は暖かい目で見守っていた。
「アバぁ!オマム、ウゥアアアシンオト!」
「黙ってろ。今、いいシーンなんだから」
ただし、一誠だけはリアスの胸に抱きしめられている木場に物申そうとしたが、後ろから陸兎に羽交い締めにされ、更に口元を手で塞がれて上手く声が出なかった。
もっとも、一誠の嫉妬は、この後木場へのお仕置きとして行われたお尻叩き千回を見たことで、消え去るのであった。
「無事かいソーナ?」
「えぇ、貴方が咄嗟に受け止めてくれたおかげで何とか・・・」
先程、空から舞い降りた黒い閃光によって、結界が強制的に破られ、結界を張っていたソーナ達シトリー眷属の面々は、その衝撃で吹き飛ばされていた。
ソーナだけは剣夜が咄嗟にお姫様抱っこで受け止めたから特に怪我はしてないが、他の面々はあちこちで倒れており、今は麗奈が一人一人の治療に回っていた。
「それよりも剣夜。あの黒い光は何なのかしら?それに今回の件、貴方たちが日本陰陽師協会から依頼を受けていた事は知ってたけど、貴方はいつもと違って何処か焦っているように感じたわ。もしかして、さっきのあの黒い光が、貴方が焦っていた事と関係があるのでは?」
険しい顔で剣夜に問いかけるソーナ。
剣夜は少し顔をしかめたが、諦めた様子で話した。
「あの黒い光の正体は、僕たちと同じ十天師の一人だよ。今回の件で僕らが依頼を達成するのに時間が掛かれば、この町に派遣される予定だった」
「同じ十天師・・・それが、貴方が焦っていた事と何の関係が?」
「簡単なことだよ。彼が本気で暴れたら、この町を滅ぼすことぐらい容易いからさ」
「!?・・・彼がですか?」
「そう・・・彼の名は無六龍牙。『
コカビエルの騒動から数日後、暗い夜の公園のベンチで一人座っている少女がいた。
「・・・・・・」
覇気の無い様子で一人座るゼノヴィアは、これまでの出来事を思い返す。
聖剣を回収し、教会本部に帰ろうとしたゼノヴィアに待っていたのは、教会からの追放だった。
理由は話してくれなかったが、おそらく、神の死を知ってしまったからだろう。
とにもかくにも、ゼノヴィアは教会を追放され、今は何も無いただのゼノヴィアになってしまった。
何故、自分だけが知りたくもない秘密を知ってしまったのだろう。一緒に派遣されたイリナとは、空港で別れた。その際に見た異端者となった自分を侮蔑するかのような目と心無い言葉は一生忘れないだろう。
これからどうすればいいのか。何のために生きていけばいいのか。信じていた神を失い、ゼノヴィアは見えない路頭に迷い込んでしまった。
その時だった。真っ暗な彼女の世界に一筋の光が差し込んだ。
「よぉ、そこの死んだ魚の目よりも酷い目をしてやがるお嬢さん。何か困りごとでもあるのか?」
「君は・・・」
不意に声を掛けられ、俯いていた顔を上げると、そこにいたのは僅かな間だったが、共に戦った悪魔ではない人間の少年。自身を見つめるその目は、コカビエルと戦った時とは違い、とても濁っていて、まるで死んだ魚のような目だった。
その光はあまりにも濁っていた。けれども、真っ暗な世界にいたゼノヴィアにとっては、とても眩しく感じた。
陸兎はゼノヴィアの許可をもらうことなく、彼女の隣に座る。ゼノヴィアも陸兎をベンチから払い除けるようなことはしなかった。
「「・・・・・・」」
しばらくの間、お互い無言だったが、先に口を開いたのは陸兎だった。
「辛ぇのか?」
「!?・・・あぁ」
「そんなにショックだったのか?」
「・・・生きがいだったからな」
そう呟きながら俯くゼノヴィア。
陸兎は一瞬ゼノヴィアに顔を向けたが、すぐさま顔を前に戻すと、ゼノヴィアに言い聞かせるように口を開いた。
「落ち込むなって言うつもりはねぇ。けど、そういうのは早めに割り切った方がいいぞ。死んだ奴は口も利かねぇし、何も与えねぇぞ」
「!?」
陸兎の言葉が気に食わなかったゼノヴィアは、感情を剥き出しに叫んだ。
「君に何が分かる!神を信仰してない君に!神は私の全てだった!私の生きる意味だった!それを――」
「でも、お前は生きてるだろ」
「!?」
「確かに神はいねぇ。けど、それを信じていたお前は生きている。なら、お前ができる事といったら一つ・・・
「・・・・・・」
陸兎の言葉に、ゼノヴィアはただ黙ったまま俯く。
「これだけは知っておきな。お前の道を決めんのは他の誰でもねぇ。
「私の道・・・」
ゼノヴィアの呟きを耳で聞いた陸兎は、ベンチから立ち上がった。
「俺が言えるのはここまでだ。後はお前自身で決めな・・・まっ、少なくとも、自分の信じた道を進んでいりゃ、少しは楽に生きれると思うぜ」
そう言い残し、陸兎は公園を去っていった。
残ったゼノヴィアは、陸兎に言われた自分の道について必死に考えた。
考えに考えて、やがて一つの答えに導いた彼女は、公園を出ると、ある場所に向かうのであった。
・無六龍牙(むろく りゅうが)
見た目は「バンドリ」の美竹蘭をTS化した感じ。作中で描写されてた通り、陸兎と凄く仲が悪い(「銀魂」で言う銀さんと土方みたいな関係)。
長かった第3章も次回で終わりです。お楽しみに。