apexのランク配信が終わった私は流石に30時間もやってると眠気がヤバかったのでベッドに入って寝ようとした時、バンっと勢いよく扉が開いた後鬼の形相を浮かべているマネージャーさんがやって来た。
「花沢さん!!今日は大規模企画があるので!今すぐ身支度して下さい!」
「いや.....今配信が終わったばかりで....」
私が配信した後で疲れていると伝えてみた。だけど、マネージャーさん圧がある笑みを返してくるだけで、取り付く島もなかった。ここで駄々こねてもマネージャーさんの怒りにガソリンを撒くだけなので、渋々身支度準備をするのだった。
一通りの身支度が済んだ後はマネージャーさんの車に乗り込み、Virtualサンシャインまで車に揺られている時、マネージャーである枦山さんに話しかけられた。
「見てない事を前提に話すんですけど、今年の夏に〝Under・The・VirtualWorld〟という〝AirLive〟さんと共同で行うプロジェクトがあるんです。その顔合わせを再来週に行うのですが......花沢さんの私服って、今来ているのと他にありますか?」
「持っている私服ですよね?ジャージ上下が五着、外用のが一着あったかな?」
「だと思いましたよ。初めて会った時はもっとしっかりしている人かと思ったら、ゲーム以外は全然生活力がなくて、びっくりしました。顔合わせは再来週あるので、今週か来週には私服を買ってください____いや買え。私も同伴しますから、ね?」
「......分かりました。」
到着した後、マネージャーさんから今回参加する企画をまとめた台本を手渡され、社内へと入り入社許可書を首に下げて、マネージャーさんに今回の企画で使うスタジオに案内された。
「スタジオに着きましたので、渡した台本をしっかりと読んでおいて下さい」
「はい、分かりました」
マネージャーさんに言われた通りに、台本へと目を落とした。
一頻り読み終わった私は喉が渇いたので、スタジオ前の廊下にあった自動販売機へ足を運び、コーラを買おうとした時、青葉から話し掛けて来た。
「超久しぶりにコーラでも飲もうかな」
「あ!八森さんじゃないですか!ここで会うのはデビュー前くらいですね!」
「あー、確かにそうですね」
私自身、事務所のスタジオを使ったことなんてこの前のリレー配信が初めてだった。そもそも行く理由がないから同僚とスタジオとか社内で会う機会がないんだよね。
「今回の企画さ、面白そうだよね?だって、正月に見てたアレを実際に体験できるし!でしょ、八森さん」
「そ、そうだね」
前に会った時も思ったけど、青葉は陽寄りの人間だな。このグイグイと距離を詰めてくる所とかがそうだね。これじゃあ、積極的に接する気が引っ込んじゃった。
スタジオへ戻るとスタッフさんの他にライバーらしい人がちらほらといる中で、望がこちらに気付いたようで大きな声で呼んだ声に反応して、近くにいた人達もこちらへ視線を向けた。
「あ!青葉さんと八森さん!」
「(めっちゃ視線が凄い向けられてくる)」
数秒間。私と青葉さんを見つめてるとそれぞれ話してた相手と会話に戻って行った。
「(あー凄いドキドキしたぁ.....あんなに視線を向けられたの、競技シーン以来久しぶりに感じた)」
その後何もなく生配信が始まった。
#Virtualサンシャイン#格付けチェック
Virtualサンシャイン格付けチェック
チャンネル登録者数8,346人
上位チャット 5,108人
コメント:GACKTポジは誰だ?
コメント:レオン様ー!
コメント:伏間GACKTはヤバい
コメント:イッツショウタイム!
「第一回!Virtualサンシャイン!格付けチェック~~~!」
各々チームのライバー達がわいわいと声を上げる中で、〝うるせぇーーー!もううるせい、もううるさい〟の一言から場の空気を掴み込んで進行を始める夢見は先ず自分の自己紹介から始めた。
「はいっというわけで......てか僕凄い所にいるね。僕の顔よりでかい花がありますけれども、司会を務めさせていただきます。ヴァーチャルシンガーソングライターの夢見翔です。よろしくお願いいたしまーす」
周りライバーからのヤジを気にもせず、企画の説明や参加しているライバーの紹介を難なくこなして、本題である格付けへと進んだ。
「では、早速やっていきましょう」
そう言った後配信画面に『チェック1:音楽』と表示が変わり、どんなものかを説明し始める。
「チェック1は音楽です。片方は夢見が作詞作曲したもので、もう片方が黄仙が作詞したフリー音源作曲となっております。因みに曲のテーマは失恋となっています」
出されたチェック1におー!と感心した声を上げる中で、ライバーにどっちを当てるのかを話す。
「こちらね、どっちを当てればいいねんとなりますが、間違えるとシンプル心が痛くなるので、僕のを外したチームをワンランクダウンさせます。皆様は夢見の曲を当てていただきます」
夢見の自虐的発言に引き笑いを発するライバー達の中から『夢見の曲は一流扱いなんだ』と言われた夢見は動揺しつつも、ちゃんと進行していった。
「この問題を答えたチームを『一流ライバー〟から〝超一流ライバー』へとランクアップできるというね。出題する問題の中で唯一のサービス問題となっております」
その後はそれぞれのチームから代表者として、『みかえる』からは彩坂藍、『洛陽』からは朝日ねね、『元ゲーマーズ』からは八森百夏、『元Peoples』からは社会、『 OD(おなえどし)』からは八雲霞が出る事になった。
「では、スタンバイの方をお願いします」
私を含めた代表者は場所を変えて、スタッフに案内された通りに席に着いてヘッドホンを装着した。
「まずは朝日ねねさんと八森百夏さんのお二人に音楽を聴いてもらいます。残りの御三方はイヤホンガンガンに出題外の曲を聞いているので、周りの音が聞こえません」
私...二人に対して準備は大丈夫かと夢見からの問い掛けにOKサインで返した。
「はい、では流しますので....リスナーさんもお聞きください!」
流れて来た曲は今回の企画の為に作られたとは思えない程の完成度のあまり、どっちが夢見なのか、黄仙なのかが分からない私を置いて進行していった。
「では聞いていきましょう!あれ八森さん?大丈夫ですかね?やめときますか?.......すいませんが、ねねさんからお願いします」
若干パニック状態の私を置いて朝日ねねから聞いていった。
「私...未来人はBに行きます」
「なるほど....理由とかありますか?」
「何となく好きだったから」
「そうですか。では、Bの待機部屋へと移動してください」
朝日ねねは選択肢Bを選び、夢見に案内されてBの待機へと移動して行った。
「腕を組んで考えております八森さん。聞いていきましょう.....どちらを選びますか?」
「......えーっと、Bにします」
「選んだ理由としては何ですか?」
「聞いててBの方がいい感じだなと思ったからです」
「なるほど!そうですか。では、Bの待機部屋へと移動してください」
Bで合っていて欲しいと祈りながらBの待機部屋へと移動して行き、数分後には先程イヤホンを付けて待機していた『みかえる』チームの彩坂藍さんだけがBの待機部屋へとやって来て、残りの二人はAの待機部屋へと行ったようだ。
正否を伝えにくるであろう夢見翔を待っているとポロンと音が鳴り。
「残念!不正解です。『みかえる』『元ゲーマーズ』『洛陽』の三チームはワンランクダウン!」
「はい!という事で、第一回Virtualサンシャイン!格付けチェックの結果はこうなりました!」
ばん!っと勢いよく画面が切り替わり、最終的な格付けの結果が表示された。
最後のチェック問題を外さなければ、ギリギリ『そっくりさん』で留まれたのに青葉が思いっきり外してしまい、『映す価値なし』となったのはちょっとだけ青葉に文句を言いたかった。.......結局の所はV太陽内でのGACKTポジ卯村コウで、元にした番組通りとはなんだけど、毎年『映す価値なし』を受ける大御所ポジションとなってしまったのは『みかえる』と『元ゲーマーズ』の二チームだった。
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【Virtualyoutuber】V太陽を応援スレpart90
1:名無しのリスナー ID:YRk5iPUq9
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・関連スレ
【ヴァーチャルyoutuber】V太陽アンチスレpart132
・前回スレ
【Virtualyoutuber】V太陽を応援スレpart89
次スレは>>950が立てて下さい
2:名無しのリスナー ID:p2z8b0OFd
>>1乙
3:名無しのリスナー ID:yyfdDsmAD
>>1サンクス
4:名無しのリスナー ID:F+Zc0c5aa
声劇部の春講演なかなかに良きものでした
5:名無しのリスナー ID:BEtT+cfUK
格付けは年一でいいからまたやって欲しい
6:名無しのリスナー ID:BP3w0O7ZA
>>4わかる
7:名無しのリスナー ID:iq2x7NgVW
過去最大の人数じゃなかった?
8:名無しのリスナー ID:xjydJGz8K
あってるよ
9:名無しのリスナー ID:tX7vv9+ZY
OFNもOFNでよかったな
10:名無しのリスナー ID:0VLCWxGG9
それに絡むるるがいい味出してた
11:名無しのリスナー ID:a31t7Jo7n
社と黄仙が書いた脚本が好きだわw
12:名無しのリスナー ID:YblFexC2N
こんな学園に通いたい人生だった....
13:名無しのリスナー ID:KIzxErpeH
今回のメンバーに限らず、色々なライバーとやって欲しいな
14:名無しのリスナー ID:JqVD58QMN
>>5それも元旦とは言わないけど、一月中がいいな
15:名無しのリスナー ID:YT9QmMulY
にしても、ゆめおの司会ヤバかったなぁ
16:名無しのリスナー ID:/FpQLKAEi
美月委員長に対する返しも天才だったし
17:名無しのリスナー ID:KcTu5cqj5
ゆめおは司会適正Sだな
18:名無しのリスナー ID:XLeuSNxus
本業の人か?と思ってしまうぐらいには凄かった
19:名無しのリスナー ID:4CzYroYut
あの立ち回りはプレデターだわ
20:名無しのリスナー ID:j0yy6p4oN
ゆめお光ってたなぁ
ここからが先の話が本編です。
今までの話は本編での引っ掛かりが出ないように色々な事を書いていたのです。
なので、毎日投稿は今話で終了です。