NOUMINかぶき町日記   作:レタス次郎

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基本的に話は毎回短いし、不定期更新です。

それでは、どうぞ。


NOUMIN日記帳 第ニ訓

♦︎月÷日

 

 

ついに寺子屋に通い始めた。名前は『松下村塾』。偶然にも家の近くにあったので通うことにしたのだが、俺には心配なことがある。

それは、俺、友達できるかなー、ということ。

確かにみんな元気な子ども達で、先生、名前は『吉田松陽』って人もすごく優しそうなのだが、それでもやっぱり不安にはなる。

自己紹介もちゃんとした。みんなも俺に話しかけたりもしてくれた。

…うん、寝よう。取り敢えず、これから頑張ろう。

 

 

♦︎月&日

 

 

結論から書くと、友達はできた。やったぜ。

そして、友達ができた経緯も書いていく。

まず、剣道の授業があったのだが、俺は毎日鍛錬を続けてきたんだ。

そりゃ負ける訳にはいかない。大人気ないとは思うが、俺は手を抜かずにやった。順調に勝っていったのだが、その途中、『坂田銀時』って銀髪の男の子と、『高杉晋助』ってクールな感じの男の子、『桂小太郎』って髪を後ろでまとめた男の子、その三人だけは俺に喰らい付いてきたのだ。

それはもう驚いた。だから俺は嬉しくなって、更にギアをあげてしまったが。

その後、その三人と俺は話をして、仲良くなったという訳だ。

まぁ、自分が勝手に友達認定しただけで、相手がどう思ってるかは知らないが。これで特になんとも思われてなかったら恥ずか死ぬが。

 

 

 

♦︎月℃日

 

 

松陽先生と手合わせした。この前の剣道を見ていて、何か思うところがあったらしく、丁寧に指導もしてくれた。曰く、力をもう少し抜いた方が良い、とか、剣の振りをもう少し小さくしよう、とか。他にもあったが、それはもう分かりやすい指導だった。その指導を受けて、また鍛錬をしようとしたら、

「君は休むことを覚えなさい」と怒られた。確かにそうだ。俺はこれまで休んだ記憶がない。という訳でその日は鍛錬を休んだ。先生がおやつをくれた。饅頭だった。どこからか現れた銀時君に一瞬で奪われたが。その後銀時君は先生に拳骨を落とされていた。天誅!まぁ、結局銀時君と小太郎君、晋助君、それに俺を含めた四人で食べたが。結局饅頭を賭けた大乱闘が始まったが。美味かった。仲が深まった気がする。ちなみに先生との手合わせではボコボコにされた。つょい。

 

 

 

 

 

 

 

 

♠︎月#日

 

 

今日は普通の座学だった。まぁ、俺からすれば簡単だったんだけど。

晋助君や小太郎君はちゃんと話を聞いていたのだが、銀時君は殆ど寝てた。

拳骨落とされてた。そのことについて、晋助君と一緒になって煽ってたら、何故か小太郎君も含めて追いかけ回された。晋助君と小太郎君は捕まった。

またそのことについて銀時君と一緒に煽ってたら、今度は二人に追いかけ回された。そんなことを繰り返していると、最終的に先生に四人まとめて怒られた。

 

 

 

 

♠︎月(・・?)日

 

 

また剣道の授業があったので、俺が密かに鍛錬を積んでいる、NOUMINの

『秘剣 燕返し』を先生に見てもらった。先生はとても驚いていた。

なんでも、これは人が扱える剣術の限界点のような代物らしい。

ただ、まだ完成には至っていない、とも。

先生は、時間があるときはこれからも鍛錬に付き合ってくれるようだ。

あと、その風景をみんなに見られていたらしく、「今のは何だ」とすごい質問攻めに合った。つかれた。しかもその中にいた銀時君達が、鍛錬に加わりたいらしい。小太郎君と晋助君はともかく、銀時君まで言ってくるとは思わなかった。まぁ、勿論大歓迎なんだがね。

とにかく、これからもめげずに鍛錬を続けていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⇔月(・∀・)日

 

 

今日で俺は15歳になった。銀時達も中々にたくましく育っている。

先生はなぜか見た目が変わらないが。ただ、俺は精神年齢彼らの倍くらいあるので、もう前世?の記憶は殆ど覚えていない。

それも少し悲しいことだが、もう割り切るしかないのだろう。

あと、俺が山籠りした時に手に入れたNOUMIN風の袴のサイズが合うようになったので、これからはそれを着ていくことにする。

よし、これで残るは『燕返し』だけだ。必ず習得してやるよ!

待ってろよNOUMIN!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♨︎月ヽ(;▽;)ノ日

 

 

18歳になった日。

ついに『燕返し』を使えるようになった。

これまで長かった。これで、やっとあのNOUMINの領域へ到達したのだ。

これで後は技術面や基礎的な面での能力向上だけだ。

他にも、銀時達はめっちゃ強くなってて、正直こわい。

だが、彼らの本質は今も変わっていない。晋助はちょっと厨二病が入っているが。小太郎は電波に磨きが掛かっているが。銀時は特になんとも無いが、

 

 

 

 

♨︎月( ̄O ̄;)日

 

 

最近、幕府が何やら動いているらしい。なんでも、幕府に背く者を処刑するとかなんとか。俺達には関係無いだろうが、少し不安だ。

という訳で、家の近くの見廻りをすることにしたのだ。

その途中、先生がいたので話しかけてみると、どうやらこれから酒を呑むつもりだったらしい。その流れで、俺も付き合うことに。先生と俺は、月を眺めてちびちび呑んでいたのだが、不意に、先生が、君達には私はもう必要ないでしょうみたいなことを言ってきた。なにを言ってるんだか。そんなことは絶対にあり得ない、みたいな言葉を返したら、先生は笑ってた。

…関係無いが、NOUMINが月見酒を好いていた理由が分かった気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

*月( *`ω´)日

 

 

先生が、連れて行かれた。

 

 

 

 

 

 

 

*月⚓︎日

 

 

俺や銀時、小太郎、晋助が中心になって、先生を取り戻す為に戦う決断を下した。そりゃそうだ。いきなり大切な恩人を奪われたんだから。いずれ仕掛ける。先生を、日常を。俺達の手で、取り戻す為に。

 

 




タイトルにかぶき町とあるのにまだそこまで進んでいない。
タイトル詐欺
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