ファイアーエムブレム覚醒~Susanoh's lust sin~   作:昆布さん

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と、いうわけで。
前回の続き、ハザマさんによるイーリス王都攻めです。あとセリフからわかりますが、彼はハザマであってユウキ=テルミではありません。というかテルミがいなくなりました。理由は後々。
では、本編をどうぞ。


七章 陥落

ハザマは到着するや深いため息をついた。

「あーあー何やってんですか?まだ大通りの端っこじゃないですか」

場所はイーリス王都。

ギャンレルの指示でここまでやってきたハザマの前にはイーリスの天馬騎士たちと、それより多くのペレジア兵の骸が転がっている。

ハザマはバタフライナイフを抜くとめんどくさそうにため息をついて天馬騎士団に歩み寄る。

「やれやれ・・・面倒なんですがねえ。手っ取り早く終わらせるとしましょうか」

言いながら手近にいるペレジア兵の頭を刎ねる。

「ヒィっ…!ハザマ殿、いったい何を!?」

「何って決まってるじゃないですかぁ。整理ですよ整理。役に立たないゴミのために国庫の支出は増やせませんからねえ。残念ですが、ここで終わってくれません?」

その言葉が終るのとどちらが速いか。天馬騎士の槍がハザマを襲う。

「か・・・はっ…!?」

「貴様!?いったい何を!」

串刺しになったのはハザマではなくペレジア兵。

その後頭部を掴んだままでハザマは嗤う。

「いやはや流石は少数精鋭のイーリス天馬騎士団だ、攻撃の直前まで殺気を感じさせないとは。はっきり言って予想以上でしたよ。しかしゴミはゴミなりに役に立つものですねぇ…」

クツクツと喉の奥で笑いながら、ハザマは天馬騎士の胸をナイフで抉る。

そんな様を見て双方黙ってはいられない。

「貴様ぁ!」

気炎を上げる天馬騎士。

「ヒ…テメエらひるむんじゃねえ!逃げたりしたら…!」

「はっ!はいいいいいいいいっ!」

恐怖に背を押され、必死で進むペレジア軍。

「おお、こわいこわい」

3人葬るだけで双方にここまでの混乱を起こす男。そんな彼自身はそんな戦場を面白そうに眺めていた。

 

・・・・・

 

それから数刻の後、ハザマは街道の端で人を待っていた。

そのためにわざと一人を五体満足のままで逃げ延びさせたのだから。

「おや、意外と早いですね…数は・・・」

小さく見える天馬に目を凝らすハザマ。次の瞬間、閉じているようにも見える両目から金色がのぞく。

「ビンゴォ!いやあ運が向いてきましたねえ!さあお仕事と行きましょうか・・・ウロボロス!」

フィレインはそれを認識できなかった。

気づいたら蛇頭の鎖が主を捕縛して森の中に消えていた。

かくしてエメリナは王城脱出ののちわずか1日で捕縛されることとなり、その瞬間イーリス王都の陥落が決定づけられたのだった。

 

・・・・・

 

一方のクロムたちはフェリアまで逃げ延び、そこでエメリナが公開処刑されるという情報を聞いた。

「・・・ジン」

なんだ。とヨシュアの声の方を向く。

「・・・わかった」

そういってヨシュアから受けたのは気絶したリズ。

「やはり・・・酷だったか」

「そうだな。せめて報告の間だけでも席を外させていればよかったか。まあ、これから俺は戦術を考えないといけない・・・何とかしてエメリナ様を助けないと」

「ああ」

腕の中で眠るリズに目を落とし、ジンは何事か呟き、あてがわれた部屋向かい、彼女を横に寝かせ、自分も休むことにした。




頼んでたペルソナQが昨日届きました。
気付けば完徹してたぜ!
いやホントやめ時わかんねえですよ。
ちなみにうちは3を主役に選びました。皆さんの主人公はどっちですか?
では次回、八章 竜の少女でお会いしましょう。
ちゃおちゃおー。
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