人は現金なもので数字で結果が出てるとやる気になるものですね笑
雌のティガレックス。
同種との邂逅は異性だったりと、ヒトだった頃の俺からしてみるとハードルの高いコンタクトだと思われたが、意外と話が通じ彼女から現在いる雪山の情報や彼女自身の事など教えてもらった。
-テノー-
彼女の名である。まぁ個体別に名称があるのはモンハンの世界では違和感はない。ヒトの生活と共存しているアイルー達にも個別の名があるくらいだ。
一応、俺も違和感が無さそうな名をその場で決めて名乗ったのだが、彼女からは〈坊や〉呼びのままらしい。まぁ新米ハンターならぬ、新米ティガレックスだから無理もないか。
そんなこんなで互いに名乗り、彼女は雪山付近を住処としていることが判明したところで、俺は彼女が話の合間に食糧を得ようとしていたことを思い出し、この場にて互いに別れることになった。
〈情報提供感謝するよ。またどこかで会うことがあって争ってない限り、旧交をあたためたいね。〉
〈そうさね。どんな縁があるかわからないからね、アタシからもお願いするよ。
じゃあね。アタシはボチボチこの辺を彷徨いて餌を探すよ。〉
〈そうか。まぁあっている保証は無いが、ハンターが雪山の高所にいて気配によって獲物が減っているなら、低所にある泉付近にでもいるかもしれないな。
俺はしばらくこの山の探索をするよ。〉
そうお互いに行動指針を話し合ってから別れた。
ファーストコンタクトにしては上出来といえる。気性の荒い同胞ではなかった上にそれなりに友好的な接触が出来た。
さて、こちらもそろそろ移動して周囲の探索や獲物を狩っていきたいところである。
まだ大丈夫そうだが、生きている以上ハラは減る。それに、折角モンスターの中では結構上位のティガレックスになったのだから、有り余るパワーを解放して狩猟することもしてみたいというものだ。
〈まずは、エリアでいう7の旧ベースキャンプ跡地にでも行ってみてなにか物色してみるか。〉
方針が決まったことだし、俺もさっさと移動を開始した。
結論から言うと、ベースキャンプ跡地での収穫はあまり無かった。
そりゃあまぁ、ヒトの為に作られた場所だからモンスターが利用出来そうなものなんて無いし、仮にあってもヒトが使うように作成されていたりサイズだったりするから、モンスターが使えたりなんてない。そもそもそんな器用なモンスターじたいが稀なのだか。
だが全くなかったわけじゃない。パーツとして欠陥だが落とし穴用と思われるネットがあった。コレ自体は、獲物を手に入れた時に運ぶのに便利そうだから、噛みちぎらないよう口に咥え運ぶことにした。
そして、知識としてはあったが薬草類や鉱石といったものを物は試しにと食してみた。
モンスターの中には、そもそもがそれらを主食としているものや傷を負った際に、回復力を高めるために食するものたちもいるぐらいだ。
一部。好んで食べたいと思えないものもありそうだがふとした事が切っ掛けで、事態が好転したり俺自身に変化があるかもしれないため色々試してみた。
まったく進展ないやんけ!
えぇはい。まぁそうなんですが。
そろそろティガレックスの動いてる描写もしなきゃですね。