事件が起きたのは、岩手県の雫川である。
「おい、何だあれは。」
「何かな。」
「お、おい、この人死んでるよ。」
「何ぃ!。」
2人は、慌てて交番へ行き、事のあらましを説明した。
2時間後に、岩手県警捜査一課の刑事たちが到着した。
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「本当か。」
「名前は、山根 光彦さん 25歳です。」
「それで、住所は。」
「現住所は、東京都千代田区です。」
「やはり、平泉の白骨と雫川の死体も関係ありますね。」
「それは考えられるな。」
その事件は、すぐに特捜班に伝えられた。
「何、雫川で死体。」
「ああ、今岩手県警から連絡が会った。」
「それで、被害者の身元は。」
「被害者は、東京都千代田区の山根光彦だ。」
「それで死因は。」
「岩手県警では、絞殺の後に遺棄したと思われる。」
「恐らく、3人の犯行だろう。」
と、菅原は言う。
「と言う事は、犯人は3人って事は間違いないみたいだね。」
「うん、それで被害者の2人について何か分かったのか。」
「いやー、それが。」
そこへ、歩夢としずくがやって来た。
「二人に共通する事が分かったよ。」
「えっ、それ本当か。」
「ええ。」
「その二人は、何かの事件で目撃したための口封じと思われるの。」
「えっ、それ本当か。」
「はい。」
「わかった、すぐに岩手県警に知らせておく。」
と、高杉班長はすぐに岩手県警に報告した。
「そうか、歩夢としずくの推理通りならな。」
「うん。」
「それにしても、驚いたな。」
「ええ、言い出したのはせつ菜ちゃんの方だから。」
「よし、歩夢ちゃん達の推理なら、この線で捜査してみるよ。」
「うん。」
特捜班は、岩手県警にも協力して捜査を再開した。
「えっ、清人さんとはまた別の人。」
「ええ、この40代の人はどうやら別人みたいよ。」
「と言う事は、犯人はまた別ルートに乗ったと考えられるわよ。」
「問題は、犯人はどんなトリックを使ったのかだ。」
「そうね、東北新幹線で停車する駅に心当たりあります。」
「確か、福島と郡山と仙台と、後は終着の盛岡だな。」
「それは考えられるな。」
「問題は、どこで特急に乗り換えたかだ。」
「そこなんですよね。」
「もし、歩夢としずく達の推理だったら。」
「事件は、解決ですね。」
「ええ。」
「A・ZU・NA探偵団には、敵わないな。」
「ええ。」
「素人にしては、中々いい感をしているようだな。」
「ええ。」
「問題は、どんなトリックを使ったかだ。」
「そこなんだよな、問題は。」
「ええ、そこなんですよね。」
どんなトリックを使ったのか