キタサンブラックとサトノダイヤモンドに振り回される話。   作:blue ponta

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初投稿ですー
読むのは楽しいですけど書くとなると難しいですねクォレハ…
誤字脱字あればご指摘よろしくお願い致します。


episode0〜1 「出会い」〜「募る恋慕の情」

俺が明確にトレーナーを目指し始めたのは中学生の時のことであった。

父の影響で小さい頃からよく競馬に連れて行かされたので、各々のウマ娘が走り、栄光を掴み取る様を見ていたのだ。

確か、小学生の時はウマ娘の走る競馬なんて興味がなく、当時は競馬場に行ってもレースに見向きもせずゲームをしていたような気がする。

だが、いつもは無愛想だった父がそこで見せる色々な表情を見ると、俺も次第に興味が湧いてきたのだった。

 

様々な展開をしていくレースを見て湧き出たのは、

「いつか育てたウマ娘を大きなレースに出させて優勝させたい」

そんな感情だった。

 

 

 

 

俺は運動があまり出来ず、中学校の中では中の下という微妙な位置であったが、勉強はそこそこ出来て、定期テストではいつも20番以内に入っていた。そして、トレーナーになりたいという夢を抱いて、ある程度の進学校に進んだ。トレーナーになれなかった場合、大学進学の道を残すためだ。高校では学校の勉強しながらもトレーナーになるための基礎知識を学んだ。多忙な日々を送ったが、とても楽しかった。高校3年間はあっという間に過ぎ、トレーナー登用試験も合格した。両親は一抹の不安が見られたものの、理解を示してくれた。

 

そしてこの春、新たに「トレセン学園」に赴任することになった。駅からはとても近いわけじゃないが、いい場所だ…

 

学園には色んなトレーナーがいて、中には超ベテラントレーナーもいた。だが、それぞれが自分のウマ娘に対して向き合っているため、あまり他のトレーナーとは関わらず、情報交換もしていないようだった。

 

 

 

ある日、学園内を散策していると2人のウマ娘が一緒にランニングしていた。ただまったり走っているわけでなく、真剣に自分の体を追い込むように共に走っている。やがて、減速すると亜麻色の方のウマ娘が話しかけて来た。

「こんにちは、新しいトレーナーの方ですか?」

「ああ、この春着任してきたばかりのトレーナーだ。

まだ分からないことも多いが、よろしく頼む。」

俺がそう答えると、今度は黒色の髪をした方のウマ娘が答える。

「あたし、キタサンブラックって言います!んで、こっちが…」

「私はサトノダイヤモンドって言います。よろしくお願いしますね」

 

これが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドとの最初の出会いであった。

 

──────────────────────────

 

あたしがトレーナーさんと会ったのはダイヤちゃんと一緒にランニングをしている時だったんだ。まだ、ちょっと陰キャっぽかったんだけど、高校生みたいで、顔立ちも整ってた。

サトちゃんが話しかけると意外と物腰柔らかでかなり優しかった。その後、カフェとか行って色々話したんだけど、とっても話が面白かったんだよね〜

その後、ダイヤちゃんと寮で「いい人だね〜」って話し合ったんだ。

 

その次の日、新しいトレーナーはあたしとダイヤちゃんのトレーニングを見学することになった。ダイヤちゃんとあたしはまだちゃんとしたトレーナーがいなかったから、自分たちでメニューを決めてトレーニングしてたんだけど、新しく来たトレーナーは自分たちのやるトレーニングについて色々アドバイスしてくれた。そのおかげで、その日は色々勉強出来たし、効率的なトレーニングの組み方も教えてくれたんだ。

 

 

「ねえ、ダイヤちゃん。私たち、まだちゃんとしたトレーナーが居ないよね?」

その日の夜、お風呂に入ったばかりで長い髪を梳いているダイヤちゃんに言ってみた。

「うん、そうだよ。でもそう言うってつまり…」

やっぱりダイヤちゃんも思ってたんだ。

「大変じゃない?やっぱり毎日トレーニングを考えるの。他の娘達もトレーナーがメニューを考えてやってるみたいだし、あの人をあたし達のちゃんとしたトレーナーにすべきじゃない?」

あたしがそう言うとダイヤちゃんは少し困った顔を見せて、

「でもあの人はまだここに来たばっかりだよ?来たばっかりなのにいきなり2人のトレーナーになるなんて…」

そう。そこが困ったところで、いきなり2人のウマ娘のトレーニングを見るなんて大変なことなんだ。1人のウマ娘に1人のトレーナーがついて育てるというのが、普通なのに…

しかもトレーナーはこの間まで高校生だったみたい。こんなに若い人はトレセン学園にはいない。でも…

「…でも、私はトレーナーにしてもいいかも。ちゃんとトレーニングについて理解してるし、私の走り方もキタちゃんの走り方もよく見てたし…」

ダイヤちゃんのその言葉を聞いてあたしは決めた。

「じゃあ、行こう!ダイヤちゃん。お願いしに。」

あたしがそう言うと、ダイヤちゃんも決めたみたいで力強くうなづいた。

 

 

 

 

 

そうして私たちはお願いしに行きました。最初はびっくりしていたようですが、顎に手を当て少し考えたあと、首肯しました。

翌日から正式に契約したトレーナーさんは私たちのトレーニングメニューを考えて来てくれました。最初はまだまだ私たちのことを知らなかったみたいで大変そうだったけど、日に日にちゃんと私たちの体力やコンディションに合ったトレーニングを考えて来てくれました。

 

「〜ということで今日はちょっと厳しいトレーニングになるが大丈夫か?」

トレーナーと契約して随分経ったある日、いつも通りトレーナーさんがメニューを教えてくれると、キタちゃんが答えた。

「はーい!大丈夫でーす!その代わり、ご・褒・美、貰えますかぁ?」

トレーナーさんは寝耳に水のような顔をして

「良いけど…何がいいんだ?」

「あたしはー、なでなでが欲しいですっ!」

ずるいっ、私も!

「あーっ!キタちゃんずるいっ!トレーナーさん、私もお願い出来ますか?」

「…分かった。2人が頑張ったらな?」

トレーナーさんがそう答える。

「やったっ、じゃあ先行くね〜キタちゃんー!」

「あっ!待ってダイヤちゃん〜!」

 

 

 

 

その日、キタちゃんも私もいつも以上にトレーニングを行いました。そして、トレーニング終わり、

「よし、今日のトレーニングは終わりだ。よく頑張ったな、2人とも。」

「トレーナーさん、じゃあご褒美お願いします!」

そう言うとトレーナーは困ったように

「はいはい、こっちおいで。」

そう言って私の頭を撫で始めました。

トレーナーさんの手は私の手よりも一回り大きかったですが、とても優しく撫でくれました。そして、他に何も考えられないほどの心地良さがありました。

「…トレーナー!あたしもやって!」

暫く、心地よさに浸ってしまいましたが、キタちゃんの声によってトレーナーさんは私を撫でるのをやめてキタちゃんを撫で始めました。

キタちゃんは今まで見たことの無いような蕩けた顔で、トレーナーさんに撫でられていました。

…何故でしょうか、羨ましいと思う反面、心の底でなにか黒色の感情が渦巻いているのを感じたのでした。




pixivで上げたのをこっちでも上げました。

こんなの思いつきじゃないと書けないですw
これから微ヤンデレにしていくぜ(ニチャア)
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