鈴木悟の職場の先輩が、ユグドラシルのサービス最終日に新規ユーザー登録しました 作:挫梛道
「先輩…凍てつく波動も使えたんですね?」
「応。如何にも"ラスボス御用達"みたいな感じで、かっけーと思ってなw」
「…………………………。」
※今回もネタ祭りです。
◆タナカside◆
『『『『♪Estuans♪interius♪ira♪ vehementi♪
♪Estuans♪interius♪ira♪ vehementi♪
♪Sephiroth!♪Sephiroth!♪』』』』
さ・て…
敵ボスのソロは見事、或いは不様に消滅自滅。
鈴木曰く、あの
アイツは それを、
しかも、その攻撃も不発に終わるが、ロンギヌス使用のペナルティは生きており、ヤツだけが その存在を『無』に帰す事に。
それで残るは、夜の砂漠の上空(謎の光源で昼の様に明るい)に浮かんでいる、あのセフィロスとか云う
『『『『♪Sors immanis♪et inanis♪
♪Sors immanis♪et inanis♪』』』』
…………………………。
どうでも良いが、その取り巻きのコーラスがウゼえ。
俺の
…となると、彼方の
…まさか、本当に単なる
「よし、アレで最後だ。行くぞ!」
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
鈴木の言葉に、皆が応える。
最後の総力戦…と言っても、空の上に位置取っている相手は、此方も飛行能力や遠距離攻撃出来るヤツしか、もう出番が無いけどな!
「「「《
鈴木とナーベラル、はにゃーんは飛行魔法で。
「シズさん!」
「ん。」
バステトは
その背にシズも一緒に乗せて、空を舞う。
「行くぜ!」
「…で、ありんす!」
そして俺とシャルティアは、装備している鎧の能力で。
「それでは、我々も。」
「ええ。」
「ウム!」
「はい。」
「はい!」
「はぁ~い♪」
アルベド、デミウルゴス、コキュートス、セバス、クライム、エントマは自身の翼(コキュートスとエントマは『羽』な表現の方が好)を広げて飛翔。
…って、セバスの竜人モード、かっけーっ!!
◆タナカside・了◆
≫≫≫
◆アインズside◆
ザッ…!
先ずは散開して、セフィロスを包囲。
正直な話、ソロは この世から消えたのだから、一応は魔導国、延いてはナザリックと【セラフィム】のGvGは此方側の勝利として、この場を去っても良いが、やはり あんなのを放置する訳には往かない。
絶対に暴走して、世界中に大被害を被る…
故に この場で確実に、倒しておくしか無い。
例えるなら、『GvGが終わったと思ったら、偶々その場でレイドボスのイベント(強制)が始まった件』…みたいな感じ?…ちょっと違う?
≫≫≫
「先p…タナカは、シズとバステトの前に!
…頼めまs…るな?」
「応よ!」
現在のメンバーで、
そして集団戦では、回復役を最優先に護る必要が有る。
先輩には悪いが、こういう時には本当に、理想な
とりあえずはバステト(…とシズ)の護衛に就いて貰う。
留守番となった地上の方の守りと回復は、マーレとルプスレギナに任せよう。
『『『『♪Veni, Veni, Venias♪ne me mori facias♪
♪Veni, Veni, Venias♪ne me mori facias♪』』』』
「…先ずは、あの小煩い
《
ボヮワァッ!
此方の初手は、あの歌を煩わしく感じていたデミウルゴス。
小型天使群に高位階の葵炎を浴びせるが、
『『『『♪gloriosa, generosa♪
♪gloriosa, generosa♪』』』』
「な、何とっ?!」
その天使達は、ダメージを…攻撃を受けた素振りを全く見せず、合唱し続ける。
「…ナラバ!」
ドッ!
コキュートスが4本の
斬々々々!
「…ム!?」
剣と槍による激しい斬撃を、更には返しの刃で敵本命であるセフィロスにも放つが、
ドォッ!
「グ…?!」
反撃の《
「コキュートス!」
「ツ…心配ニ及ビマセン、アインズ様。…ソレヨリモ…」
ダメージの心配は無用と言うコキュートスが、自分の仕掛けた攻撃による感想を語り始めた。
「アノ小サキ者共、我ガ一撃デモ、ダメージヲ負ワセタ手応エハ マルデ無カッタデス。
但シ、アノ セフィロスナル者ニハ、攻撃ガ通ッタ感覚ガ確カニ有リマシタ。」
…らしい。
魔法も物理も効かない。
それ、何処の先輩!?
「ならば、本体を狙うのみです!」
その中、被弾しながらも、突撃を仕掛けたのは竜人化したセバス。
「えぇい!♪」
それを援護する様に、エントマが大量の黒死蝶を呼び寄せ、セフィロスに仕向ける。
ふゎぅぅぅん…
『……………』
これが黒い鱗粉を撒き散らしながらセフィロスに纏わり着くとウザいと感じたか、この異形天使は それを振り払い、
どっどっどっどっかーん!
其処にセバスが飛び込み、
「覇ッアァ~ッ!」
ドォッ!
竜人…いや、ドラゴン独特の闘氣…竜闘氣とでも言うべきか?…を、それこそドラゴンの顎を型どるかの様に重ねた両手から、闘氣弾にして撃ち放つ!
「フハャハハハハハハ!
ま~だむゎだぁ!さあ~ぁとぇ、ど~んどん逝っきゃあっすずぉ~っ!」
ドッドッドドドォッ!!
しかも、連発で…って、テンション変わってるぅ?!
『……………………。』
無表情なセフィロスだが、この攻撃を受けた一瞬、僅かに動きが鈍くなったのを、確かに確認出来た。
そして、この戦闘の方向性が決定。
「よし、本体に集中攻撃を仕掛けるぞ!
コーラス隊は、無視してOK!」
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
≫≫≫
「《
「《
「《
(…中略)
「《
「《
「《
アルベドとバステトが、攻・防・速・他の各種 補助系の魔法・スキルを次々と使用、バフ効果を固める。
…因みにだが先輩は、この補助系の魔法やスキルも
「解せん。」
≫≫≫
ドッガァッ!
「「「「!???」」」」
「「「「きゃあっ!?」」」」
そしてセフィロスの攻撃。
全方向…地上含む…に、《
「
「《
「《
ガシッ!
ん。
彼方の守りは、あの3人に任せよう。
「
ブォッ!
此方の攻撃開始。
え?そんな大きなの、何処に仕舞ってたの?…なーんて突っ込みは、しない。
兎に角シズが、超巨大ミサイルをぶっ
「きゃぁあっ?!」
「あーれー。」
「ひぃんん!?」
…が、その反動に乗っていたペガサスが耐えきれず、後方に飛ばされてしまう。
ちゅどぉん!
そしてミサイルの方は、見事にセフィロスに直撃しての大爆発。
爆煙が立ち込め、
「や、やったのか?」
「「それ、言っちゃダメなヤツぅっ!」」
クライムの台詞に、思わず俺と先輩がハモらせる。
『………………………。』
煙が晴れると、ほーら、だ・か・ら・言ったじゃないか!やはり平気な…いや、頭から血を流しているセフィロスが。
一応は攻撃が、効いているみたいだ。
「も~、何やってるんですか!?」
「…てへ?」
「誤魔化さないで下さい!
てゆーか!無表情な『(≧▽≦)ゝ てへ♡』…しかも疑問形は、止めろ下さい!
…ったく!…召喚…
ヒュィィィン…
ペガサス毎に吹き飛ばされたバステトが、シズに何やら文句を言いながら、召喚魔法を。
空に、小さいながらも細かい術式が記された魔方陣が浮かび、其処から姿を見せたのは、黒鎧に黒マント装備、頭から2本角を生やした銀髪の優男…もしかして、上級魔族か?
シュゥ…
この魔族が、右手に光、左手に闇属性の魔槍を創り出し、それを同時投擲!
ボォォオオオンッ!!
大爆発、再び。
凄まじい破壊力だな。
あのレベルの魔族を召喚するとは…改めてだが、バステトは優れた
流石はプレイヤーが誰も居なくなった後の、【ネコ様大王国】の代表代理を務めていただけは有る。
カッッ…!
「「!?」」
だがセフィロスも反撃の超光子砲を、シズとバステトに撃ってきた!
「タナカ・バリアーっ!」
ガィッ
「「タナカ様!」」
しかし これを、護衛役に就いていた先輩が、身を呈してのブロック。
ダメージは無い様だけど、先輩…ついに自分で言う様に なりましたか。
「攻撃を緩めるな!ガンガン行け!」
「「「「は…はい!」」」」
そして先輩が激る。
ダッ…
「…往クゾ!」
「はい!」
それに応える様に飛び出したのは、コキュートスとクライム。
ドッドッドッ…
「「!!」」
但し、この2人は基本、近接戦闘専門。
敵も それを感じたのか、 馬鹿正直に 正面から仕掛ける2人に向けて、弾幕の様な魔力弾で迎撃。
武器が届く間合いに入らせようとしない。
「《
「《
ゴッゴォォォォン!!
『…………?』
しかし此処で、はにゃーんとナーベラルが魔法で援護。
セフィロスの背面2方向からの雷撃!
2つの同属性魔法の破壊力は単なる足し算に留まらず、個々の倍々のダメージとなり、そして一瞬動きが止まったセフィロスに、
「
「クライム・ストラッシュ!」
斬々!
コキュートスとクライム、各々の最大必殺技が炸裂した。
「まだよ!」
「その通り!」
「…で、ありんす!」
其処に間髪入れず、アルベド、デミウルゴス、シャルティアの3人が、3方から飛び出した。
ブォオオォっ!
「「「!!???」」」
しかし、このタイミングで、全方向の凍てつく波動が!
ドッゴォォォッ!!
「「「「「「?!!!!」」」」」」
更には同じく、全方向への《
防御強化を
この殆んど『嵌め』と言っても良い戦法に、攻撃に出た3人だけで無く、殆んどの者(先輩は数に入れてない)が大ダメージを。
「だ・か・ら!それが、ど~ぉうしたぁっ!」
それでも構わず、アルベドが
「蒼天魔斬!…&、薪割りダイナミック!!」
斬々!
2連続の大技を繰り出す。
彼女はナザリックNo.1の防御特化(先輩除く)だからこその、芸当だ。
「《
ブボゴォォッ!
続いてデミウルゴス。
特大の黒紫の火球を飛ばし、着弾と同時に爆裂させる。
それなりにダメージを負っている筈だが、「それで攻撃は出来ませんでした」とは守護者として赦せないのだろう。
「ハァァッ!」
斬々々々々々々々々々々々々々!!
そしてシャルティア。
セフィロスに突撃しながらも、
スポイト・ランスの
…でも やっぱり あれって、ちょっとキタナイよな!
「
ズバアッ!
其処から繰り出したのは、そのスポイド・ランスによる"捻り"の要素を加えた刺突技。
『…………………………。』
セフィロスの無表情鉄面美は変わらないが、ダメージが蓄積されているのは分かる。
「「よし、仕上げるぞ!」
だぜ!」
…………………………………………。
またも先輩と声が重なるが、気にしない。
今まで溜めていた魔力を解放して、最後の締めに入ろうとした時、
ゴォォォ…
「何だと?!」
それより先に、セフィロスが攻撃に移った。
クソ!アイツは本当に"溜め"も詠唱も無しで、上位階の魔法?スキル?…が、使えるのかよ?!
アイツを創ったヤツ…確か、あざ★ぜるとか言ってたか?
マジにクソ運営並みにクソヤローだな!
もしも会う事が有ったら、絶対に殺す!
しかもアレは、
ヴォオオオッ!
「「「うわぉっ?!」」」
「「「きゃぁっ!?」」」
やっぱり!《
さっきの《
「し…召喚…!」
ポンッ!
此処でバステトが、回復特化のモンスターを召喚。
青ボディに黄色い触手なスライム数匹が、味方全体に効果が及ぶ上級回復魔法を…って?
「う…ぅぅう…」
え…え゙ぇぇえーーーーっ?!(強制鎮静)
な、何で先輩が、ダメージ受けて苦しんでるの?
m(_ _)m
すいません…思った以上に戦闘が長引いてしまいました。(当社比)
作者は『決着決着詐欺』です。
次回こそは…
感想よろしくです。