鈴木悟の職場の先輩が、ユグドラシルのサービス最終日に新規ユーザー登録しました   作:挫梛道

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ベルvsベート、決着!
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この作品は、『オーバーロード』を原作とした、二次創作です?
 


異端(イレギュラー)正史を改竄(オリジン・ブレイク)するのは間違っているだろうか?②

◆ヘスティアside◆

「おいドチビ! ホンマに戦らす気なんかい?!」

ベル君と凶狼の一騎討ち(タイマン)が始まろうとした時、ロキが僕に尋ねてきた。

 

「仕方無いだろ? 寧ろキミん処の凶狼君の方が、戦る気満々なのだし?」

「心配してないんかい?」

「そりゃあ心配してたけどさ、タナカ君達が大丈夫って言ってるんだし、大丈夫だろ?」

「そーや! タナカ…か?

そっちの目付きが893な男その他大勢、一体何者やねん?

何時の間に、そんなに眷属増やしてんのや?!」

「……………………………………………………………………………………orz」

「せ、セージ様?!」

「うわー?タナカ君がorzったぁ?!

ロキ!タナカ君はなあ、そういうのを凄く気にしてるんだぞ!…アルベド君、スティスティ。

彼等については後で話すさ。アルベド君、マジにスティスティ。」

ロキの893発言でorzったタナカ君、それでブチギレしたアルベド君、それを抑えるアインズ君達。

 

「いや、その…ごめん…な?」

そうしたプチ混沌な中、

「始め!」

「死ねや、雑魚!」

ベル君vs凶狼の戦闘(バトル)が始まった。

 

バスッ…バシィッ!

 

「が…?!」

一撃で終わらさんとばかりな、凶狼の顔面狙いのハイキックを、ベル君はガッシリと防御(ガード)

そして次の瞬間、隙だらけな相手の右脇腹に、左の平手打t

「掌打だ、掌打。」

そ、その掌打を炸裂させた!

 

「いやいやいや、有り得んやろ?

ベートの あの蹴りを防御…したにしろ、何で その儘 吹っ飛ばされんねん?!」

「いや、あんな()()蹴り、普通に受け止められるだろ?」

「はああ!? か、軽いいぃ??!」

ロキの疑問に、タナカ君が解説。

確かに修行中のセバス君の蹴りの方が、見るからに重そうで、凄くエグかったよな…

 

「クソガキがっ!」

 

蹴々々々々々々々々々!

 

凶狼からすれば、まさかの反撃。

格下が自分の攻撃を躱し、更に逆に一撃を当てたのに完全にキレたらしく、今度は上中下段の蹴りを連打、弾幕の様に繰り出してきた。

…が、

「何や、あのガキ?舐めプか?

何、目ぇ瞑ってんねん!…って、何で それで あぁも全部避けてんのや?!」

「違います。ベルさんは今 視覚で無く、()()で蹴りを察知して、対処してるのです。

ですから今のベルさんには、下手なフェイントも通用しません。」

その通り。あの高速連打を、ベル君は目を閉じた状態で全て避けているのだ。

そう言えば、セバス君との組み手、ベル君は魔法で目が見えない状態でしてたんだよね。

その成果が現れているよ。

 

「…ガァッ!ちょこまかと!」

そのベル君の回避にイライラがピークに達した凶狼が、右脚を大きく正面に蹴り上げるが、それもベル君は楽々躱す。

 

「…死ねや!」

 

ぶんっ!

 

だが、今の凶狼の攻撃は、それで終わりじゃなかった!

その高く上げた脚を、ベル君の頭上に落とす…踵落としだ!

 

ガシゥッ!

 

「何…ぃ?」

しかし その本命だった攻撃も、()()()()()()()()()()()な顔、目を見開いたベル君は両腕を交差させて(クロスガード)で受け止める!

 

「哈ッ!」

 

バシッ!

 

そして即座、「足下が お留守になってますよ?」とばかりに身を低く屈め、高速回転の足払い!

 

「っ!」

これで凶狼がダウン。

 

「嘘!嘘でしょ!?」

「あのベートを?!」

「あの小僧、何者なのだ?」

この展開に、ロキ・ファミリアの面々は驚きを隠せない。

 

「ガ…キィィ…!」

「ベート!油断するな!

その少年、只者じゃないぞ!落ち着け!」

「っるっせぇ!黙ってろババァ!

雑魚の分際で…ぶっ殺してや…?」

エルフ君がクールダウンを呼び掛けるも、完全に頭に血が上り詰めた凶狼には、その声は届かない。

しかし、その間もベル君のターンは続いていた。

ダウンから立ち上がろうとしていた凶狼。

その時 既にベル君は その間合いに詰めていて、

 

バキィッ!

 

「ぅ…げ…?」

その立てていた片膝を、踏み台に見立てた様に駆け上がり、相手の顔面に強烈な膝蹴りを撃ち込んだ!…に、してもエグい!ベル君、それはエグ過ぎるよ!

 

「ぁ…が…」

そして再び倒れた人狼に対して、ベル君は少し距離を空け、また何かを狙ってるかな姿勢を見せる。

ずっとベル君のターンだ!

 

ダッ…!

 

そして人狼が体を起こすタイミングに合わせ、ベル君がダッシュで空いた距離を詰めた!

 

「舐めるな!雑魚が!」

しかし、その動きを見ていた人狼が、廻し蹴りで応戦。

 

ス…

 

「な?」

しかししかし、ベル君は それすらも想定していた!

ギリギリの間合いで高くジャンプして それを躱すと、その儘 空中で相手の頭を両足で挟み込み、体をバク転みたいに回しての、脚を使った投げ技?

 

どんっ!

 

「がはぁっ!」

…で、凶狼の脳天を地面に突き刺した!

 

「な、何やねん?!今の投げ技?…は??」

「あんな技、見た事無い…」

僕と同じく、見た事も聞いた事も無い大技に、ロキ達も驚きを隠せない。

 

「ふふん…見たか、ミドリムシ共。」

「あれこそ、タナカ様の得意技の1つ…」

「フランケンシュタイナーですわ。」

ふらんけんしゅたいなあ…タナカ君が教えた技か?

これで決まりか?…と思ったら、ベル君が更に動く!

 

「極めちまえ、ベル!」

タナカ君の指示に応える様に、うつ伏せに倒れる凶狼の(マウント)を取り、右脚を両脚で捕縛(ロック)…って?

 

「あー、こりゃ決まったっスね。」

そして左腕を両手で然と掴み…

こ、この技って確か、タナカ君が訓練の際にベル君に仕掛けていた…

 

「…そう、この地味技こそ、」

「タナカ様の決め技(フィニッシャー)の1つ~♪」

「タナカさん直伝…獣神・鬼殺しーーーッ!!」

 

ガシィッ!

 

一気に その腕を絞め上げる!

 

「ぐわわわゎゎわーっ?!」

かなり極っているのだろう、凶狼が凄い声を挙げる。

 

「どうだ?関節技教えといて良かったろ?役に立ったろ?(どやあ)

あーあ、ベルの特訓、俺をクビにしてなかったら、もっと強烈な技も教えられていたのになー?(どやあ) 」

あー、どや顔ムカつく!

 

「『参った(Give up)』と言って下さい!

…さもなくば この腕、折ります!」

「巫山っ…戯るな!誰が、テメーみてーな雑魚なんかに!

どうせ、本当に折る根性なんて持ってねぇんだろ?!

折れるモンなら折ってみやがれ!」

技がガッチリと極った状態で、ベル君が凶狼に降参を求めるが、相手は それを完全に拒否。

腕降り発言も、ハッタリと思ってる様だ。

 

「ベル、構わねぇ、殺っちまえ!」

「ベルっちー、後の心配は無用っスよー!」

 

コク…

 

しかし、タナカ君ルプスレギナ君の呼び掛けに小さく頷くと、

 

ボキィッ!!

 

うぎゃぁぁぁああ…ッ!?

 

 

 

≫≫≫ 

「クソ!止めろ!誰がテメーなんかに!」

「はぁ?!負け犬は大人しくしてるっスよ。

大体、お前の都合なんて、知ったこっちゃ無いっス。

コッチはタナカ様が治せと言ってるから、治してやってるだけっスよ。」

…あの後、戦闘はロキによって止められた。

当然、ベル君の勝利として、だ。

まあ、完全に一方的な戦闘内容に加えて、最後は腕を折られたんだから、当たり前だよね。

 

「しっかし、お前ん処の眷属(こども)、マジに骨折るて…ホンマに容赦と言うか、迷いが無いなぁ?」

「そりゃあ…ね…」

「???」

そりゃあ、普段の修行で、骨やら内臓やらヤっちゃっても、ルプスレギナ君の回復魔法で直ぐに全快してるからね!

その所為か、ベル君が その辺りの感覚が麻痺してる感は否めないよ。

 

「しかも今回の場合、ルプスレギナの()()()()が確定してたからな。」

ん、それな!

だから骨の1本2本、普通に躊躇無く折れるよね!

 

「それで、や。そいじゃ改めて、このタナカ達が何者なんか、説明して貰うで?」

「ん。分かったよ。

信じられないだろうけど、実はタナカ君達は、異世k

「クッソがぁぁぁあっ!!」

「へ?」

「べ、ベートぉ?!」

タナカ君達の事をロキに話そうとした時、ルプスレギナ君からの魔法による治癒を終わらせた、凶狼が また暴れだした。

 

「ベート!」

「あかん、完全にキレとる!?」

「ベート、落ち着きなさいよ!」

格下相手?にボコボコにされ、それで その後に回復して貰ってで、プライドがズタズタになっての大暴走だろう。

 

「このクサレ(アマ)ァ! テメーも要らねぇ事してんじゃねぇっ!!」

「!!?」

その最初の矛先は、一番近くに居たルプスレギナ君に向けられた。

望まない回復を、『嫌々に』『仕方無く』『お情け』でしてもらったのが、余程 屈辱だったのだろう。

それは正しく凶の狼。

女性が相手とか、既に関係無い…既に それを気に掛ける冷静さを失っている感じだ。

 

ぶんっ!

 

打ち下ろしの暴の左拳がルプスレギナ君に迫るが、

「ろざんしょーりゅーはっスーーーーーーっ!!」

 

轟ッ!

 

それは彼女の、アッパーブロウで簡単に迎撃され、逆に天高く打ち飛ばされてしまう。

 

グシャァッ!

 

そして垂直に、頭から地面に激突。

 

「…これは もう、回復する義務なんて無いっスよね、タナカ様?」

「ああ、もう必要無い。」

「ぅ…」

多分、今日一番の大ダメージを受けたであろう凶狼は、気を失ってこそないが、また動けなくなってしまった。

 

ざわ…ざわざわ…

 

「な、何者だ、あの姉ちゃん?」

「あのベートを…」

「てゆーかベート、3連敗?」

そして それを見て、周囲が また ざわめき起つ。

今更だが、このケンカの見物人(ギャラリー)は、僕達やロキ・ファミリアの面々だけじゃない。

有名店の外だったから、最初から人の往来は多く、しかもケンカをする片方は かなりな有名人だったからだろう、最初は僕は その場に居なかったが、アインズ君が言うには一番初め、タナカ君とのバトルの時から かなりの人数が、野次馬として集まっていたらしいのだ。

 

「女にワンパンで敗ける凶狼www」

「その前は子供に一方的www」

「情けねーwww」

「普段 偉っそうな態度なのに、アレかよ?」

「ウケるwww」

その彼等が、倒れて動けない凶狼に、蔑む視線と嘲笑を浴びせている。

この凶狼、普段から多方面に憎まれる様な、横柄な振る舞いをしていたのだろう。

 

「グ…ソが…」

それに対して、忌々しそうな顔を見せる事しか出来ない凶狼。

別に同情なんかの感情は沸かない。

何よりベル君に対して、散々と言い放ってくれたんだ、良い気味だよ!

 

≫≫≫

「げ…マジかいな…?」

「ああ、マジもマジ、『真実』と書いて『マジ』な真実(マジ)だよ。

この事はヘファイストスや建御雷神(タケ)、ミアハには既に話してるし、来週の神会(デナトゥス)で、正式に話す心算さ。」

…あの後、改めてロキにはタナカ君達が異世界からの来訪者だという事を話した。(異形の事は黙っている)

最初は驚いたが、タナカ君やルプスレギナ君の異常な強さを見たからか、最終的には納得した様子だ。

そして この後は、お互いに店に戻って食事再開な気分には なれn

「それじゃ、お食事再開と参りましょう。」

「ご飯♪ご飯♪」

…訂正、ロキ・ファミリアの面々は そんな気には なれなかった様で、自分達の拠点(ホーム)へと戻る事に。

 

「さて、美味しい酒が飲めそうですね。」

「お供しますぞ、デミウルゴス殿!」

…僕達の方は、ソリュシャン君とエントマ君が先頭となり、また お店に入り直そうとした時、

「ちょっと、待って…」

そんな僕達を呼び止める声が。

 

「何だい?僕達に、何か用か…ぃ…?」

「…少し、話をしたい。」

振り向いてみると、其処には1人、呼び止めた声の主が。 

…ヴァレン某!

 




ダンまちクロス、今回で終わらせる予定だったのですが…
次回で締めます。
 
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