鈴木悟の職場の先輩が、ユグドラシルのサービス最終日に新規ユーザー登録しました 作:挫梛道
ヒ〇ムちゃん優勝記念回?
m(_ _)m
技についての、そして効果音乱発についての突っ込みは、堪忍しろ下さい…
◆アインズside◆
「それでは、試合開始!」
ナザリックの第6階層の闘技場とは違う、ブドーカン式な闘技場。
昔、動画で観た、スモーみたいな
但し、大きさは普通の土俵の約2倍。
その四隅に、高さ約2㍍の金属製の柱が設置されている武台での、先輩&エイデイ vs 閻魔殿NPC2人、4人が同時に入り乱れる形式のタッグマッチが始まった。
因みにルールは
「これは、面白そうだね~?」
「「わくわく。」」
「あの2人が組むのが、不安なんですけど…」
そして見学は、俺、シャルティア、アルベド、バステト。
更には閻魔さんと双子の座敷童(NPC)の一子さんニ子さん、鬼娘(NPC)のマキさんだ。
「そら!」「オラッ!」
先手は閻魔殿側…
「っ!」
この2人掛かりのドロップキック、先輩は難無く躱すと、
「エイデイ!」
バシっ!
ヴァストドロームを廻し蹴りで吹き飛ばして、エイデイにパス。
「シャッ!」
バキっ!
「…がっ!?」
更にはピカロにも、浴びせ蹴りを決める。
バシッ!
そしてエイデイも、ヴァストドロームにボディアッパー。…からの、
どんっ!x2
「「…っ!?」」
2人同時、それぞれの相手にフランケンシュタイナーを繰り出した!
「「うぉっしゃあぁっ!」で、ありんす!」
それを見て、アルベドとシャルティアがガッツポーズ。
「「クソがっ!」」
しかし、やられた2人も黙っていない。
バシッ!
お反しとばかりな前蹴りから、ハンマースルーを仕掛けるが、
「「おーらっ!」」
「「??!」」
どがっ!
「「…っ!!?」」
それは両者共に切り返され、逆に振られての同士打ち正面衝突だ。
「テメー!何やってやがる、このタコ!」
「ハァッ?そりゃコッチの台詞だ!」
これに互いが言い争いを始めるが、はっきり言って、そんな場合じゃない!
バシッ!x2
「「ぬゎっ?!」」
その隙を突いた、『チーム・ネコ科』の跳び蹴り、そして、
バコッ!x2
「「~っ!」」
先輩がピカロにアッパー掌打、エイデイはヴァストドロームに膝蹴りを打ち当てる。
「く…ぞ…」
ヨロ…
そして、先に立ち上がったピカロに対して、
「「せーっの!」」
ズバンッ!
「がはぁっ!」
「えぃ~YAっ!」
バンッ!
「「ぅぐぉっ?」」
更にはヴァストドロームを捕らえたエイデイが、ダウンしているピカロの上に、ボディスラムを叩き落とす!
「行くZE!」
「応よ!」
そして2人のターンは終わらない。
ピカロに照準を合わせた2人。
先輩がピカロを肩車で持ち上げる。
「ハッ!」
そこにエイデイが跳躍しての大技、ダブルインパクト式のフランケンシュタイナー!
「…っざっけんな!」
ガシッ…
「?!!」
しかし、その回転の前に、ピカロがエイデイの体をガッシリとキャッチ、
ドゴォッ!
「ガッ…?!」
「え、エイデイっ?!」
逆に雪崩式パワーボムに切り返し、エイデイの脳天を土俵に叩き付ける!
「ガァッ!」
「…!」
バシッ…バキッ!
そしてヴァストドロームも、先輩にトラース・キックからのラリアットで、ダウンを奪う。
「尤も、ダメージは入ってないんだよな。」
「ええ。確かに彼奴等も、格闘能力は強者…と言っても、それは間違いないでありんす。」
「しかし それでも、セージ様の素敵防御♡の前には無意味だわ。」
今回の模擬戦には、先輩の
つまり この模擬戦、最初から先輩の圧倒的有利なのだ。
「うぉぃっ!」「でゃっ!」
それでも起き上がりの先輩を狙い、前後からのラリアットで追い打ちを仕掛ける閻魔殿側の2人だが、
ス…バギッ!
「「ぐぇっ!」」
これは先輩が身を屈めて躱し、再びの誤爆。
互いの腕が、互いの喉元に喰い込む形になった。
「ケホ…だから さっきから、何やってんだよ、オマエ!」
「知るか!そりゃ俺の台詞だ、このクソタコ!」
そして再び、言い争いを始める2人。
いや、そんな暇が有るのなら、反撃しろよ。
ビギィッ!x2
「「ぉわっ!」」
ほーらね。
パワーボムのダメージから復活したエイデイが、ピカロに水面蹴り。
先輩もヴァストドロームに浴びせ蹴りを放つ。
グィ…シュンッ…
「な…」
そして相手の頭を掴み、無理に立たせた先輩は その
ググィ…
「に…」
そしてエイデイは、ダウンしているピカロを
ググッ…
そしてそして先輩も、空中で相手に同じ技を極めるとヴァストドロームを下側にして、その体勢の儘 スピードを乗せての急降下!
ドガッ!
「「ぐがはぁっ!!?」」
ヴァストドロームとピカロ、互いの胸板を激突させる大ダメージ技だ。
ダメだ、チームワークが違い過ぎる。
先輩の
「うわ…あの2人、確かにウチの問題児だけど、格闘じゃ かなり強いんだよ?」
閻魔さんが驚いているけど、個々の強さだけじゃ、勝てないから。
「おら!」「ハッ!」
先輩達は止まらない。
ぐぃ…
各々 相手を捕まえると、同時に縦方向に抱え上げ、
「あれは!」
「フィニッシュだわ!」
あ、終わた…
2人が共通で得意としている大技、垂直落下式ブレーンバスターの共演だ!
「ぐ、ぐぞがっ!」「舐めんな!」
しかし これは、2人も その危険性を知っているのか、必死に抵抗。
足をバタつかせて等で体勢を崩して、技から脱出すると、
バギッ!x2
各々が至近距離からのエルボーと頭突きを繰り出して、先輩とエイデイを吹き飛ばす。
「「…………………………。」」
そして2人は時間にして、1秒も足らぬ間だけど顔を向け合うと、
バギィッ!x2
「え?」
「「はぃ?」」
「「「な?」」」
「「む。」」
え…えぇぇえーーーーーーーーーっ?!
互いの顔面に、グーパンチ!?
「…よし、」
「…殺っちゃいますか!」
そして改めて、目の前の相手に歩み寄る。
表情が読めないピカロは兎も角、ヴァストドロームは顔付きが変わってる。
余裕めいていたニヤケ顔が消え、真剣な表情となっている。
何あれ?もしかして反省して目醒めて、(主に精神的に)パワーアップしたとかいうヤツ?
「おらっ!」「そらっ!」
ベキッ!
「「ぬゎっ?!」」
そして この2人、先輩とエイデイを逆方向に蹴り飛ばし、各々が追撃。
2vs2の現状を、1vs1を2組な状況に作り替えた。
「ん、確かにコレなら、チームプレイとか余り、関係無くなるからね。
連携で勝てないのを理解した上での、良い判断だよ。
本当は分断させてから、1人を2人掛かりで攻めるのがベターだろうけど、それは それで、難しそうだからね。」
閻魔さんが嬉しそうに、満足気に呟く。
ん、先輩…成長させちゃったね?
「でりゃっ!」
ガィンッ!
「テッメ…!」
ピカロが先輩の頭を鷲掴み、金属柱に打ち付ける。
当然、ダメージは無いだろうが、
「…それでも、恐いのは怖ぇんだよ!」
…らしい。
ガァンッ!
「ぐぉっ!」
そして お返しの鉄柱攻撃だ。
≫≫≫
「シャァアッ!」
「ヒャハっ!」
一方の、エイデイとヴァストドローム。
彼方がラフファイトなら、此方は技巧戦。
互いの腕、足、関節、背後を取ろうとする、目まぐるしい攻防が繰り広げられる。
「ハッ!」
バシッ…バタン!
「…っ!」
それを一先ず制したのはエイデイ。
前蹴りからのカニ挟みでダウンさせると、うつ伏せで足を固めてからの顔面絞め…STFに捕らえた。
「カァァッ!」
「ゥギャァ…ッ…」
「どうします?
「じょ、冗談しょ…!」
オニヒさんの問い掛けに、否で応えるヴァストドローム。
「たりゃっ!」
バシッ!
「…ぐ!?」
普通なら、ガッチリ極って脱出不可能だったろうが、これはエイデイの運が無かった。
確かに相手が、
この男の、羽織っているマントから生えている様に見える、タコみたいな触手。
実はコレが、歴とした身体の一部だった。
昔、先輩と対戦したリザードマンが、尻尾を鞭の様に打って関節技から抜けたのと同様に、この触手を使って技から脱出。
「「うぉっ!」」
ビシッ!
それから両者共に高く跳び、ドロップキックの相打ち。
「シッ!」
先に立ち上がったのは、エイデイ。
どうやらスピードは、エイデイの方が上の様だ。
背中に一発エルボーを落とすと、体を起こさせて鉄柱に激突させる。
そして その体を抱えると柱の上に座らせ、首を脇で捕まえての、
ズガァッ!
スゥイング式DDTが決まった!
「……………っ!?」
「残・念♡」
な…?
完全に決まったかと思った…しかし、頭が地面に激突する前、ヴァストドロームは先に
「さぁ~て、次はぁ!この、僕ちゃんのぉ、ターンだぁっ!!」
勝負を着ける心算だったのだろう、一瞬だが動揺により、動きが鈍ったエイデイにヴァストドロームが反撃。
ズゴッ…ドスッ!
鳩尾に右の拳を埋め、体が『く』の字に曲がった処、首筋に左の肘を落とす。
ぐぃ…
そして両肩で、エイデイの体を横向きに抱え上げた儘、大きく旋回しながらジャンプ。
「食らえ
必殺!タァ~ィム・ボム!!」
ドガァッ!!
空中で その体勢を変えて、変型の垂直ブレーンバスターの様な技で、脳天を
「クッ……!」
「嘘ぉ?!あれ喰らって、起きちゃう?」
しかし、それでも必殺には至らなかった。
全身フラフラだが、それでも立ち上がるエイデイに、ヴァストドロームの方が驚いている。
「…でも!」
ガシィッ!
「……………っ?!」
しかし、ヴァストドロームは焦る事無く次の技…変則の飛び付き式の三角絞めを極める。
しかも、触手をエイデイの残る手足に絡ませ、完全に脱出不可能の状態で、頸動脈を絞め上げる!
「…っ………………………………」
「そ、其処までです!
エイデイさん、失神!」
結果、エイデイは この技で
「あぁ~、きっつ!」
≫≫≫
「おらぁ!」「うるぁっ!」
そして、先輩とピカロの方は、互いのパンチや掌打、蹴りが飛び交う乱打戦。
時折に投げ技が挟まれるが、基本は殴り合いな様相だ。
「クソがっ!」
この2人、此方はピカロの方が、スピード・テクニックに分が有るらしく、且つトリッキーな動きで先輩を翻弄している。
バシンッ!
「ぐぁ…?!」
「せ、セージ様?」
今も先輩がパワーボムを仕掛けるが、それは序盤の逆パターン。
フランケンシュタイナーで切り返された。
まぁ、ダメージは無いだろうけど。
「チィ、物理も魔法も効かないヤツなんて、どんな罰ゲームだ?」
ピカロは そうボヤキながら、次の技を繰り出す。
ぐぃ…
正面から
バダンッ!
旋回しながらの、ジャンピング・フェイス・バスターを決めた!
相手が先輩じゃなかったら、普通に終わっている大技だ!
「どーせ効いてないんだろ?…だがな、これなら、どうだ?」
しかし、ピカロの攻撃は、これが終わりじゃ…いや、本命じゃなかった。
先輩の体を上半身だけ起こすと、首に足を引っ掛けて一回転、
ぐぃっ!
「ぐぁあっ?!」
もう片方の足と両腕を締め上げ、まるで見た事も無い…変型の羽折り固めみたいな技に捕らえた!
腰、肩、腕、足を一度に責める荒技だ!
「ぐ…ぐがぁあっ!!?」
そして不味い!
明白な弱点という訳じゃないが、先輩の完全物理防御の抜け穴の1つ…
そう…先輩は、関節技は、普通に効く!
【今回の おまけ(笑)】
「処で鈴木…『チーム・猫科』って、ありゃ何だ?」
「え?先輩とエイデイのコンビ名ですよ。
なかなかカッコいい、良いネーミングでs
「お前、後でOHANASHIな。」
「(」゚o゚L)何故にっ?!」
≫≫≫
次回か次々回で決着させます。…させたら良いかな?