最後のプロフィール書きたいが為にこの小説書いたところあります
はじめに目に入ったのは知らない天井とツインテールの白い女の子だった
「んん? ここは…?」
「目が覚めた! ちょっと待ってて! 人を呼んでくるから!」
気が付くとふかふかのベッドで目を覚ました。状況がよく把握できていないためか混乱しているとドアが開かれ、幾人かが入ってきた。服装はどれも「東京」では見ることのない意匠であり、ますますよくわからなくなってくる。すると浅黒い肌の蒼い髪をした男から声を掛けられる。
「安心したよ。まさか3日も目を覚まさないから心配していたんだ。」
「3日? 3日も寝ていたのか… そういえばいくつか聞きたいことがあるんだけど。いいかな?」
「それよりも!まず何か食べないと!何か持ってくるね!」
「あっ ちょっと待っ」
返事をする前にツインテールの女の子はドアを開けてどこかへ行ってしまった。
まずいことになった。
匂いからしてここには人間しかいないことはほぼ確実であり、したがって出されるであろう食事は喰種である自分には食べることのできない者であり、正体をばらす事になりかねない。
慌てる素振りを見せた俺に対して先ほどの蒼い男は
「本来なら大聖堂で治療するのがセオリーだが、お前の身元が分からない以上身柄は騎士団が預かることになっている。お前も何か訳ありなんだろう?俺はガイア。話してくれれば身分の証明の時融通はしてやる。」
「ありがとう。でも話す前に質問がいくつかある。ここはどこなんだ? 少なくとも東京ではないように思えるんだけど。」
大聖堂や騎士団といった言葉から自分の住んでいる文化圏ではないように感じたことと、見たことのない服装などからどこか遠くまで流れ着いたのかと次々に疑問が沸き上がる。
「トーキョー? いったいどこの国なんだ?少なくとも俺はそんな名前の土地は知らないぞ?」
「嘘でしょ! じゃあ日本は?いやアメリカとかも聞いたことはないのか?」
「ああ。おそらくお前は誰も知らないような土地から来たらしいな。 記憶喪失あるいは…! ひょっとして外の世界から来たのか?」
東京という誰もが知るような土地の名前に覚えがないと返され途方に暮れていると、突然外の世界というさらに突拍子もないことを言われ戸惑う一方、ここは異世界なのではないかという疑念が重くのしかかる。
部屋の中の空気が重くなっているとドアが開き先ほどの少女が入ってきた。
「バーバラ、胃に優しいもの持ってきたよ~。さあちゃんと食べないと元気でないよ!」
「い いや俺 腹はそんなに減って「グウゥ~」…えぇっと…これは違」
「何言ってるの!そんなお腹鳴ってるのに違うわけないでしょ!」
恐れていたことがさっそく起きてしまった。喰種は人間からしか栄養を摂取することが出来ない。
もし普段人間が食べているものを食べた場合まず食材を味わうことが出来ないのだ。水と珈琲を除けばすべてが不味く感じるほか消化する前に吐き出さなければ体調を崩すなどまさしく毒と言って差し支えないものなのだ。
断ろうとするが、なぜかお椀に入ったおかゆから目を離すことが出来なかった。いや、それどころか今までに嗅いだことのないとてもいい匂いがする。
いやいったい何を考えている?今までこんなことはなかった。ここにきておかしなことばかりが起こっている。
「…食べてくれないの?」
「! ごめん!食べるから!(ええい、南無三!)」
食べることを何度も拒否したためか若干涙目になったバーバラという少女は上目遣いでこちらを見上げてきた。その威力は計り知れないもので先ほどから頭にあった食材への不安や正体がばれることへの恐怖というものはすべて消し飛び、スプーンでおかゆを口に運んだ。
その瞬間
「!!!!!!!!!!! これはッ!」ガツガツ
「ど どうしたの!? のどに詰まっちゃうよ!」
「ははっ すごい食い意地だな」
ひたすらおかゆを口に運ぶこと30秒。 すっかりお椀はからになり俺は目から大量の涙を流していた。
「ほんとにどうしちゃったの!? もうガイアさん笑ってないで助けて!」
「さすがに心配になってきたな。ああ手伝うよ。 大丈夫か?」
初めての感覚だった。 生まれて初めて味わうことのできた食事にただひたすら感動していたのだ。それに先ほどまで感じていた空腹感もすべて消え去り、代わりにこれ以上ないほどの幸福感に満たされていた。
「ああ。 こんなに旨いものを食べたのは初めてだ。ありがとう。 本当にありがとう。」
「ここまで言ってくれるのはなんだか恥ずかしいな。 でも私はモンドのアイドルなんだから!元気になってくれて嬉しいよ~」
屈託のない笑顔に心が洗われるような気持でいると
「そういえばお前が何処から来て、何者なのかを知らなかったな。先ほどのトーキョーという地名といいお前に興味がわいてきた。」
ガイアからいつ聞かれるのだろうと思っていた質問が飛んできた。喰種が食べることのできる料理が実在している状況といい、いっそすべてを話してみようと決心した。ショックが大きいかもしれないと考え、バーバラには席を外してもらった。
東京という都市に住んでいたこと。 自分は喰種であり本来はヒトしか食べられないが共喰いをすることで生きてきたということ。 そして人間に育てられたこと。 そして家族を殺した喰種に復讐を果たしたのち、死神によって駆逐され、気が付いたらここにいたこと。
10分ほどで話し終えた。ぽつりぽつりと話していたがガイアは口を挟まずに聞いてくれた。
「…話を聞く限りではお前は外の世界からやってきた喰種という生き物というわけだな?」
「ああ。でも気になることがいくつかあった。なぜ俺はあのおかゆが食べられたのかが分からない。何か体に異変でも起こっているのか?…これは?」
ポケットに何か入っているのに気が付いた。炎が描かれた赤い宝石のようなものが入っていたのだ。
「驚いたな。それは神の目だ。」
「?」
「それは元素の力を操れるようになる外付けの魔力器官。見たところ火の元素を操れるみたいだな。」
「よくわからないけど炎みたいのなら前から使えたよ。」
「お前には何度も驚かされるな。」
その後ガイアから元素の力の使い方や自分の体が人間とかけ離れている旨を伝え、改めてここは自分のいた世界ではないことを認識した。
気が付くとかなり時間がたっており、また疲れが押し寄せてきたためにあくびを漏らしてしまう。
「いろいろ話は聞けたことだし、俺は代理団長殿に報告をしてくるぜ。なに心配するな悪いようにはしないさ。 あとお前と同じ外からやってきた旅人がいるんだがそちらにも話を通しておこう。もしかすると同郷かもしれないな。」
「それは楽しみだ…すまない、かなり疲れた。今日はこれで寝ることにするよ。」
「じゃあな。 ゆっくり休め。」
今日は驚きの連続だった。願わくば平和に過ごせますように。そんなことを思いながら俺は眠りについた。
プロフィール
名前:播磨 身長:160cm 体重:58kg 年齢:23歳
好きなこと:釣り 人助け
ssレート喰種 「獣」
赫子:甲赫 鱗赫
甲赫は鎧のように纏い、超高熱の鱗赫で攻防一体の赫子を操る。
喰種に対して非常に好戦的で共喰いも積極的に行った結果、赫者となる。
全身に硬質の甲赫と3000度を超える鱗赫が密着し生半可な攻撃が通らなくなる。
しかし赫者状態では全く制御がきかず素早さや技量が全て失われるため自分から使うことは無い。
赫者となり暴走しているところを有馬貴将に駆逐。