プリキュアオールスターズVSハデス   作:リゲイン

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姫と騎士と分離ヤミー

ジャッカル「なんか面白くなりそうだけどね」

 

ジャミル「私が行きましょうか?」

 

ジャッカル「ジャミル、お前がか?」

 

ジャミル「ええ、試したいことがありましてね」

 

ジャッカル「分かったやってみろ」

 

ジャミル「はい」

 

その頃、ソラシド市では

 

エル「えるぅ~ えるぅ~」

 

ツバサ「プリンセス、今は無理です」

 

エル「えるぅ~」

 

あげは「ツバサ君、一緒に買い物行かない」

 

ツバサ「はい」

 

エル「えるぅ~」

 

あげは「ごめんね、ちょっと出かけてくるから」

 

エル「えるぅ~」

 

ジャミル「大丈夫よ」

 

エル「えるぅ~」

 

ジャミル「大丈夫、貴方のその欲望を解放しなさい」

 

エル「えるぅ~」

 

クジャクヤミー「ツバサと一緒にいたい」

 

その時

 

ソラ「エルちゃん、お待たせしました」

 

ましろ「ごめんね」

 

エル「ショラー ましゅろ」

 

その頃、SORASHIDO MALLでは

 

あげは「ツバサ君はどこか行きたいところある?」

 

ツバサ「あっ、いえ」

 

あげは「そう、じゃあ付き合ってよ」

 

ツバサ「はい」

 

その時

 

あげは「なんだろう、騒がしいね」

 

ツバサ「行ってみましょう」

 

あげは「そうだね」

 

そして20分後

 

ツバサ「あれは、ハデス!!」

 

あげは「行こう」

 

ツバサ「ハデス、そこまでだよ」

 

クジャクヤミー「見つけた」

 

ツバサ「えっ」

 

クジャクヤミー「ツバサとずっと一緒にいる」

 

あげは「ツバサ君!!あっちの方はたしかましろんの家」

 

その頃、虹ヶ丘家では

 

ソラ「それにしても、暇ですね」

 

ましろ「そうだね」

 

ソラ「あれっ、電話ですね、もしもし、あっ、あげはさんどうしたんですか?えっ、分かりました」

 

ましろ「どうしたの?」

 

ソラ「ツバサ君がハデスにさらわれこっちに向かっているみたいで」

 

その時

 

クジャクヤミー「ここだ」

 

ツバサ「うわっ、何が目的で僕を」

 

クジャクヤミー「私はクジャクヤミー」

 

エル「えるぅ~」

 

クジャクヤミー「大丈夫よ」

 

ツバサ「プリンセスに近づくな」

 

クジャクヤミー「何言ってるの?私はこの子から生まれたヤミーなのよ」

 

ツバサ「プリンセスから生まれたヤミー」

 

ソラ「それはどういうことですか!!」

 

クジャクヤミー「あらっ、聞いてたの?」

 

ソラ「ふざけないでください」

 

エル「チュバサ」

 

ましろ「もしかしてあのヤミー、まるでエルちゃんを私達を守ってるように見えるんだけど、まるで親鳥が子供に餌を与えるかのように」

 

その時

 

あげは「大丈夫、二人とも」

 

ましろ「あげはちゃん」

 

ソラ「大丈夫です」

 

エル「あげは」

 

あげは「大丈夫だよ」

 

クジャクヤミー「寄るな、お前には用はない」

 

ソラ「仕方ない、みんな行くよ」

 

3人「うん」

 

クジャクヤミー「面白い」

 

キュアバタフライ「なんでエルちゃんを守ってるの」

 

キュアスカイ「あのヤミーはエルちゃんのツバサ君と一緒にいたいという欲望から生まれたヤミーなんです」

 

キュアバタフライ「そういうこと」

 

キュアウィング「そんなのは、許さない、ひろがるウィングアタック」

 

クジャクヤミー「そんなのはさせないよ」

 

キュアスカイ「ヒーローガールスカイパンチ」

 

クジャクヤミー「ふざけないで、私はまだ、ぐ、ぐがあああああ」

 

キュアスカイ「えっ、なんなの」

 

キュアプリズム「ヤミーが」

 

キュアバタフライ「分離した!!」

 

オオカミヤミー「グルルルル、聖あげは、お前さえいなければ」

 

キュアバタフライ「うっ、このヤミー私を」

 

キュアスカイ「でもなんでヤミーが分離したのですか」

 

その時

 

ジャミル「それはその赤子の欲望が二つあったからよ、これはさすがに予想外だけどね」

 

キュアスカイ「貴方は」

 

ジャミル「私はグリードのジャミルよ」

 

キュアプリズム「グリード以前のボッコスって奴と同じ」

 

キュアバタフライ「欲望が二つってどういうこと?」

 

キュアスカイ「そういうことですか」

 

キュアプリズム「どういうことですか?」

 

キュアスカイ「一つはウィングと一緒にいたい、そして、もう一つはバタフライが邪魔だという欲望」

 

キュアバタフライ「そういうことね」

 

オオカミヤミー「お前がいなければ」

 

キュアプリズム「させないよ、ヒーローガールプリズムショット」

 

オオカミヤミー「くっ、覚えておきなさい」

 

クジャクヤミー「おのれ、これでも食らいなさい」

 

キュアスカイ「させません、ヒーローガールスカイパンチ」

 

キュアウィング「ひろがるウィングアタック」

 

クジャクヤミー「仕方ない、覚えておきなさい」

 

エル「えるぅ~ えるぅ~」

 

ソラ「でもエルちゃんが無事でよかった」

 

ましろ「そうだね」

 

あげは「でもエルちゃんから、ヤミーが生まれるとはね」

 

ツバサ「そうだね」


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