ノー『  』・ノーライフ   作:偽帝

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人間タケ○プター!

舞台はいつの間にかビーチから古代文明の建物へと変わっていた。

 

 

(何でジブリールはあの動物を呼び出したんだろう・・・)

 

 

シェイナは階段状になっている上の部分を見つめる。

 

 

そこではゴリラとキリンとゾウを合体させて2で割ったような・・・いわゆる気持ち悪い動物に追いかけられているステフがいた。

 

 

「もうっ!しつこいですわぁ!!」

 

 

「もとにもどってるな・・・よし」

 

 

普段なら助けるが、先ほどのこともあったのであえてどういう行動をとるか気になっていたが、いつも通りのステフだったのでシェイナは視線を元に戻す。

 

 

「次は『ま』だよな・・・?」

 

 

「はい♪」

 

 

「んーとねえ・・・」

 

 

シェイナは直ぐにステフを指差して、言った。

 

 

「回る」

 

 

言った瞬間、ステフを追いかけていた動物がボンッと煙とともに消える。

 

 

同時に自分の意思じゃなく勝手にステフが回転し始める。

 

 

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・

 

 

飛行機のプロペラのように少しずつ早くなっていく。

 

 

「うわっ!?あわわわ・・・」

 

 

以外にもまだ目が回っていないステフを見たジブリールはぱちぱち、と拍手する。

 

 

「凄いですね彼女。貴方と血の繋がった人類種(イマニティ)だからですか・・・?」

 

 

「・・・かもな。おーい!ステフ!くれぐれも両手を伸ばしたりするなよ~!!」

 

 

ステフの余りの速さに回りに風が出来始めていたのでシェイナは少し叫びながら言った。

 

 

「あへ!?」

 

 

なんとかシェイナの言っている言葉が聞こえていたステフは何とか手をクロスさせて広げないようにしていたが、ついには回転の速さに負けてしまう。

 

 

「ほぅわぁぁぁぁぁ~!!」

 

 

伸ばした手がプロペラ代わりとなり、ステフはゆっくりと風を纏いながら空中に浮かぶ。

 

 

「~~~~~~!!」

 

 

本人は完全に目が回っていて状況が理解できていないみたいで、気絶しているような顔をしていた。

 

 

(あれ、本で見たタケ○プターとかいうやつにそっくりだな・・・)

 

 

ステフの姿が本で見たタケ○プターと完全に一致していて、シェイナは呆然と見つめていた。

 

 

「やっぱ、り、ステフは捨て、歩・・・」

 

 

白がぼそっといったことにシェイナは反論の使用がなかった。

 

 

そしてわざとgoodポーズを作り、空中のステフに向ける。

 

 

(頑張れ!ステ○プター!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22秒後・・・

 

 

 

「うう~」

 

 

ようやく地面に着地したステフは激しい酔いで足がふらついている。

 

 

階段に座りがくっ、と頭を落とす。

 

 

(今絶対中身出たな・・・)

 

 

シェイナからはギブアップしているステフから中身が合掌しながら出たような気がした。

 

 

そして向き直ると全く関係の無い質問をする。

 

 

「・・・そういえば何も食べなくても良いの?」

 

 

「はい♪私達に食事は必要ありませんから」

 

 

「へえ~・・・」

 

 

(神は食べるのに、天翼種(フリューゲル)は食べないのか・・・)

 

 

ジブリールの答えはシェイナにとても興味を沸かせるものだった。

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