・・・・・で、場所は変わってエルキア城の大浴槽。
お風呂の温度を一定に保つため、メイドが必死に薪を入れている。
「うう~、お風呂、や・・・・」
ステフに髪を洗ってもらっている白は目を閉じながらそう言うと、ぐて~っと床に伸びた。
「こら、白!逃げない!」
「い~やぁ~!」
ステフに掴まった白は軽くもがきながらも、髪を洗われている。
(服着たまま風呂に居るのは流石に暑いな・・・)
浴室の入り口近くの壁に座っているシェイナは持ってきたうちわでひたすら扇いでいる。
「いや、流石にあんなことして風呂入んないってのはちょっとな・・・」
シェイナの声が浴室に響き渡る。
すると白が髪を洗われている状態で言った。
「髪、洗うの、い、やだもん・・・」
床で寝そべっている白の背中に大きなステフの胸が揺れるように動いている。
「なら、
扇いでいたシェイナの隣の壁から突然、裸のジブリールがいかにも怪しいシャンプーを持ちながら現れた。
「突然現れるなよ、ジブリール・・・」
シェイナは一瞬驚くが直ぐに冷静になって、ジブリールを見た。
「これは
説明を聞いたからなのか最初から見間違っていたのかシェイナはジブリールが持っていたシャンプーが段々良いものに見えてきた。
「と、いうことで・・・」
ジブリールは持っているシャンプーを上下(?)に擦った。
すると紐のようなヘビのようなものが出てきて、たちまちステフと白を絡みこませる。
「マスターの変わりに私が体を洗いに行きます♪・・・・・ぬふふふふふふふふふ」
明らかにジブリールの言った言葉の最後がヤバイと感じたシェイナは少しづつ魔の手が及びつつある二人に言った。
「ジブリールヤバイから気をつけろよ~!」
あと数メートルでジブリールが着く、その時。
白が自分に絡み付いていたシャンプーの先をガシッと掴んだ。
「ジブリール、ストップ!」
「!、あれれっ!?」
それを見たジブリールは突然体が動かなくなったように床に足を着いた。
「ジブリール、それ以上来ちゃ、駄目。そこで、見てる・・・!」
強気な口調で白が言うと、ジブリールは非難の声を上げた。
「そんなぁ!!!」
ジブリールはその後もなにやら叫んでいたが、シェイナのところからは聞こえなかたた。
(何かすごい気になるなぁ。でも行ったら、アレだしなぁ・・・)
シェイナの心の中で二つの思いが戦っていた。