ノー『  』・ノーライフ   作:偽帝

44 / 80
ケモミミかあ・・・(意味深)

「そんなことはどうでも良い!・・・ってわけでもないけど・・・ほっ、他に何か情報無いの!?」

 

 

クラミーはフィールに隠していたことがバレていたことに少し赤面しながらもフィールに言い寄って聞いた。

 

 

「う~んと・・・後は新国王が天翼種(フリューゲル)を手に入れたことと・・・あ、これは本当かどうかは怪しいんですが獣人種(ワービースト)に目を付けてるとか・・・くらいなのですよ~♪」

 

 

「・・・なんですって」

 

 

くらみーは真顔になって答えると、フィールもわかっていたのか無言で頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょ~っと作りすぎてしまいましたかしら・・・」

 

 

前からは一瞬、姿が見えないほど皿にドーナツが盛られている。

 

 

ステフが重い(それはない)のかドーナツの量のせいなのか、ステフが一歩歩くごとにズシンズシンと巨人のような音がする。

 

 

「これなら、お兄様も喜んでくれるはず・・・!」

 

 

ステフは鼻歌を歌いながらシェイナたちの待つ広間へと向かった。

 

 

広間は扉で区切られていないので、近くまで来れば様子がわかる。

 

 

「んしょっと・・・」

 

 

広間の目の前の階段を登り、広間の光景をみた。

 

 

 

 

「さて、では本題に入ろうかジブリール。東部連合について教えてくれ」

 

 

シェイナは顔の前で手を組んでジブリールを見ていた。

 

 

ステフから言わせれば'怒る時の顔'・・・つまり真顔で見ている。

 

 

(遠くで見ていても、やっぱりあのお兄様は怖い・・・)

 

 

ステフは別に怒っているわけではないシェイナを見ながら、少し怯えて前に進んだ。

 

 

 

「はい、かしこまりました♪」

 

 

忠誠の体勢を取っていたジブリールは返事をするとシェイナがお願いした'獣人種(ワービースト)'について語り始めた。

 

 

獣人種(ワービースト)はとても身体能力が高い種族です。しかも沢山の部族がいるので長年内戦が続いていました。それが突然'巫女'と呼ばれる者の出現によって、わずか半世紀で各地を平定・併合していき、遂には世界第三位の海洋国家・東部連合となったのです」

 

 

「ふ~ん・・・」

 

 

シェイナはジブリールの情報を聞いたうえで少し考えた。

 

 

(獣人っていうくらいだから、俺達と違って耳が上にあるんだよな・・・。ってことは前のステフみたいなのがいっぱいいるのか。それも、悪くないか、もな・・・・・)

 

 

「マスター?顔がニヤけてますけど、どうしたのですか?」

 

 

「え、あ、ごめん」

 

 

相当ニヤけていたのか頬を白につつかれていた。

 

 

「こほん・・・ジブリール、俺達が東部連合を倒すことは出来るか?」

 

 

落ち着いたシェイナはジブリールに問うが、それを聞いたジブリールの口元はさっきとは違って緩んでなかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。