「そんなことはどうでも良い!・・・ってわけでもないけど・・・ほっ、他に何か情報無いの!?」
クラミーはフィールに隠していたことがバレていたことに少し赤面しながらもフィールに言い寄って聞いた。
「う~んと・・・後は新国王が
「・・・なんですって」
くらみーは真顔になって答えると、フィールもわかっていたのか無言で頷いた。
「ちょ~っと作りすぎてしまいましたかしら・・・」
前からは一瞬、姿が見えないほど皿にドーナツが盛られている。
ステフが重い(それはない)のかドーナツの量のせいなのか、ステフが一歩歩くごとにズシンズシンと巨人のような音がする。
「これなら、お兄様も喜んでくれるはず・・・!」
ステフは鼻歌を歌いながらシェイナたちの待つ広間へと向かった。
広間は扉で区切られていないので、近くまで来れば様子がわかる。
「んしょっと・・・」
広間の目の前の階段を登り、広間の光景をみた。
「さて、では本題に入ろうかジブリール。東部連合について教えてくれ」
シェイナは顔の前で手を組んでジブリールを見ていた。
ステフから言わせれば'怒る時の顔'・・・つまり真顔で見ている。
(遠くで見ていても、やっぱりあのお兄様は怖い・・・)
ステフは別に怒っているわけではないシェイナを見ながら、少し怯えて前に進んだ。
「はい、かしこまりました♪」
忠誠の体勢を取っていたジブリールは返事をするとシェイナがお願いした'
「
「ふ~ん・・・」
シェイナはジブリールの情報を聞いたうえで少し考えた。
(獣人っていうくらいだから、俺達と違って耳が上にあるんだよな・・・。ってことは前のステフみたいなのがいっぱいいるのか。それも、悪くないか、もな・・・・・)
「マスター?顔がニヤけてますけど、どうしたのですか?」
「え、あ、ごめん」
相当ニヤけていたのか頬を白につつかれていた。
「こほん・・・ジブリール、俺達が東部連合を倒すことは出来るか?」
落ち着いたシェイナはジブリールに問うが、それを聞いたジブリールの口元はさっきとは違って緩んでなかった。