「ジブリールでも無理なのに、さらに
シェイナは唇を噛むように舐めた。
「ジブリール、肝心の
ジブリールは素直に答えた。
「はい、
シェイナはステフが運んできたドーナツを一つ食べ終わると、腕を組んだ。
「ふ~ん・・・、そりゃ負けるわな」
「お兄様、どういうことですの?」
美味しくドーナツを食べてくれたシェイナにステフは少し笑顔で聞いた。
「記憶が消されるってことはゲーム内容も消えるってことだし、負けても対策をとることも出来ない。しかも
「こんなこともわからないとか、やっぱり捨て歩・・・」
「ぬぬぬぬぬ・・・・・!」
平然と白にけなされたステフは拳を作ったが、また犬にはなりたくないと思っていたので動かしはしなかった。
「ん・・・、考え間違えたかも」
シェイナは考えながらもう一つドーナツを取ろうと手を伸ばした、が。
もにゅっ
「ごめ・・・!」
シェイナは慌ててステフの胸から手を離した。
ステフは顔を赤くしながら自分の手で胸を隠すとジッとシェイナを見つめた。
シェイナはもう一回謝ると視線を戻して手を動かした。
(相変わらずやわらかかったな・・・。てか○○勃ってたような・・・)
無意識に揉むような手の動きをしていたシェイナにステフは近づいて耳打ちした。
「お兄様、手!動いてますよっ!!」
「悪りぃ」
シェイナが謝っていると白が服を引っ張っていた。
「エンドレス初見殺しが違う、の・・・?」
「うん。そんなことをしたら、誰も東部連合に仕掛けなくなる」
「仕掛けてこない方が、楽・・・」
そう言った白の頭をシェイナはくしゃくしゃと撫でた。
「ざんね~ん、白ちゃん違いますぅ~」
「むぅぅ・・・」
「
シェイナが続きを言おうとしたとき、白は明らかに嫌な顔をした。
「今日、何か理屈っぽい・・・」
「ええええ!!」
シェイナは全身全霊で言い放った。
そのリアクションを無視した白は勘違いに気づいたのか、テーブルに広げられている地図を見た。