「こんな高スペックな
シェイナは呆れた声で言うと、向かいのステフも同情した。
「お兄様、それは
そう言うとはあ、とステフはため息をつく。
「はぁんっ!懐かしいですっ!♪」
ジブリールは両手で顔を挟みながら、満面の笑みだった。
「古の大戦で、私たちは
「「「・・・・・・・・・・」」」
懐かしい思い出を少し興奮しながら語っているジブリールに、三人は血の気が引いていた。
「思い出しただけでもドキドキしますぅっ!!♪」
(・・・・・ヤバイな、これは)
(ジブリー、ル・・・・・)
(殺されますわぁッ!!)
何か半分無気力状態になんたシェイナは先ほど食べたドーナツをリバースしないよう、聞かなかったことにしようとした。
「私の昔話より、あちらをご覧下さいまし♪」
何かしらの気力を失った三人はジブリールの指差した先を見た。
自然の中にドーーーーーンと大きなビル。
屋根はビルと違い
「・・・・空気読んでないな~。あ、俺が作らせたんじゃないからな?」
「・・・おっきい」
白が建物の大きさに圧倒されていると、ステフが口を挟む。
「あれは東部連合の在エルキア大使館ですわ」
「そんなのあったんだ。それにしても立派だなぁ」
シェイナが言うとステフはそっぽを向いた。
「せ、正確に言うと我がエルキアの王城を東部連合が改築したもので・・・」
「ってことは、やっぱり・・・・・」
完全に判ったシェイナは唖然とそれ以上言えなかった。
「そうです。この十年東部連合に挑んだ唯一の国はここ、エルキアです♪」
「・・・はふ」
白が変な返事をすると、シェイナはポソっと呟いた。
「何やってんだよ、爺さん・・・・・」
で、再び図書館。
「はあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ」
カップ麺が出来そうなくらい長いため息をシェイナは吐いた。
「だいじょう、ぶ?」
白がシェイナに近づいて顔を覗き込んだ。
シェイナは少し顔面蒼白で、目は明後日の方向を向いていた。
「心配ありがとう、もうちょっと、もうちょっとだけこの状態にさせて?あは、あははははははは・・・・・」
ステフはシェイナが一時的にこうなったことに責任を感じた。