ノー『  』・ノーライフ   作:偽帝

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だーりぃー

「一回負けた森精種(エルフ)は東部連合は魔法の使えないゲームをしている、と予想した。魔法が得意中の得意な森精種(エルフ)だからそれを考えるのはとーぜん。で、何か対策を考えて二回目を挑んだ・・・が、また敗北」

 

 

はあ、と少しだけ間を空けてシェイナは再び話した。

 

 

「三回目。どうやったのかは知らんがゲーム内容を暴くことに成功。これで大丈夫だ、と思いきや、四回目も負け」

 

 

一切喋らず無表情だったいのが口を開いた。

 

 

「そこまでの妄想癖をお持ちとは、恐れ入りました」

 

 

「ひでー。でも今俺が言ったことは、あんま関係ないよ。問題は・・・」

 

 

 

 

 

「どうして『四回』で挑むのをやめた、かだよ」

 

 

シェイナは軽ーく言う。

 

 

「他はぜーんぶ、俺の妄想ってことで良いよ」

 

 

勿論、誰も返事をしない。

 

 

「四回で挑むのを止めた理由、二つあるんだけど・・・」

 

 

シェイナはそう言った後、ポケットから飴玉をひとつ口に入れた。

 

 

「ん・・・」

 

 

隣の白が、食べたそうに手を出していたのでそっと置く。

 

 

「一つ目の理由は、原理的に必敗・・・どうあがいてもこちらが負けるゲームと理解した・・・」

 

 

「それなら・・・バラせば次勝てる・・・」

 

 

飴を口の中で転がしなら、白が言う。

 

 

「ん。そして二つ目の理由。ゲームはどういうのかわかったが、どうして負けたのかはとうとうわからなかった」

 

 

シェイナはポケットに入っていた残りの飴玉を白にあげる。

 

 

「そして・・・挑むのを止めた・・・・・。でも・・・」

 

 

同時にシェイナは白の頭に置いていた手を離した。

 

 

「あれぇ~?おっかしいぞぉ~?」

 

 

白は大げさに声だけの演技をする。

 

 

「ゲームはわかったのに、負けた理由がわからないゲーム?」

 

 

いつもと違って大分流暢に白は話す。

 

 

「じゃー、といさーん」

 

 

ちょっと話し疲れたシェイナは棒読みで進める。

 

 

「しょぞくもなにもかもがちがうすべてにゆーこー、ぎじゅつりょくがたかいとーぶれんごーのみができるひっしょーのゲーム、とは・・・?」

 

 

シェイナは完全に気力を失っている。

 

 

もう相当適当だ。

 

 

「チートしまくりの、電子(テレビ)ゲーム・・・!」

 

 

白の言葉に座っているステフとジブリールは反応する。

 

 

「テ、テレビゲーム!?って、何ですの・・・?」

 

 

ステフは首を傾げる。

 

 

シェイナはもう頭を下げて、脱力状態で喋っている。

 

 

「あー、ステフはしらないよー。でもー、ジブはー、とーぶれーんごーにまえいどんだことあるよね?」

 

 

「は、はい・・・。負けはしましたが・・・」

 

 

「ならさー。さいしょにみたあのきょだいなの、なんでしらんの?」

 

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