馬、ウマ、うま!   作:ジャックマン

25 / 50
今回は狂気ナシナシ、超普通に行きますね
一応オリジナル設定が出ます


極限尾行三人衆

ジャパンカップの翌日、黒髪のウマ娘キタサンブラックは駅の前で誰かを待っていた。

面倒だし早速ネタバラシから入ろう。

キタサンブラックのお相手は中山だ。

こうなったのは昨日のレース後から話そう。

 

見事ジャパンカップを勝利したのだが、レコード更新は出来なく失敗と言われてしまうキタサンブラック。

だが、こんなに頑張って勝利したのだからと中山がこんなことを言ったのだ。

 

「なら、明日はオフにして出掛けないか?」

 

「え?トレーナーさんと?」

 

「あぁ、2駅先で小さいけど祭りがあってな…今回は頑張ったしでこれくらいのご褒美はいるだろ」

 

祭りが大好きなキタサンブラックとしては最高のご褒美だ。

すぐに了承すると例の2人が居ないのを確認して予定を決めていくのだった。

 

「待たせちゃったか?」

 

「全然待ってないよ♪」

 

見るからにグレードの高そうなシルバーの車で出迎えてくれる中山。

何故新人のコイツがこんな良いのに乗っているか、それはウマ娘のレース制度による物だ。

 

レースで優勝したウマ娘は特別給付金と言った形で学園とかから賞金をもらうのだが、その1部はトレーナーの懐に入ってくるのだ。

グレードが上がれば上がる程に額は上がり、G1ともなれば3桁近く行くのでは無いだろうか。

 

奇行が目立つがG1ハンターとして名を馳せる無敗のウマ娘イットーショー。

様々なレースで勝利してくるホクオウガンバル。

ただでさえトレセン学園の給料は良いのに、更にこれとなると左団扇状態と言えよう。

 

「す、スゴいですね!?」

 

「そう?なら良かった」

 

車内に入ると驚いたのはそのシートだ。

柔らかすぎず固すぎず、体に負担の掛からない姿勢を作ってくれる。

カーナビもかなり大きく、音声も綺麗で素人目から見ても高いと解る。

 

いったい幾らしたのか、興味が湧くが敢えて聞かないを選択するキタサンブラックだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私から逃げられると思ってるのかしら?

随分と可愛いわね」

 

「ええ加減離さんかイットー!」

 

「ふむ、これは…セーフだろうか?」

 

柱の影から2人を覗く3つの影。

無敗の悪夢【イットーショー】

白い稲妻【タマモクロス】

7冠の皇帝【シンボリルドルフ】

さて、これについては特に解説は必要ないだろうか。

 

「ところでイットー、何故此処に居るんだ?」

 

「トレーナーとブラックがデートするって聞いたのよ、こんなに楽しそうな事有る?」

 

「ならアンタ1人でええやろ!

なんでウチまで巻き込むんや!」

 

「ツッコミ役が必要なのよ」

 

「成る程、それなら納得だな」

 

「納得すな!」

 

ツッコミを入れていくタマモクロス。

今回は彼女が何とかしてくれる。

 

「先ずな、なんやその格好は!

会長の格好は私服やって理解できる、ちょいお嬢様感有ってサイズがちっちゃいけどな」

 

「それはそうよ、その服はスズカのだし」

 

「なんでや!?」

 

「この間のトレーナー同士の飲み会で沖野君が本気で歌ったうまぴょいの動画を見せたら喜んで貸してくれたわ」

 

「あほか!?

てかイットーのはなんやそれ!どっかで見たこと有るわ!」

 

今のイットーショーは、グレーのニット帽に青のスカジャン、白のスカートに黒のニーハイとヤンキー感ある服装だ。

 

「トレーナーのお姉さんに事情を話したら嬉しそうに貸してくれたわ

持つべき物は頼れる友人ね」

 

「アイツはアンタに友人扱いされたくなさそうやけどな

それより、なんでウチ等普段と違う服着とるん?」

 

「尾行するのよ、それでいつもの私服ではバレるから変えたの」

 

そして息を大きく吸い、一気に捲し立てるタマモクロス。

 

「なんでウチまで尾行せなあかんねん!

100歩譲って尾行には着いてったる、でもウチの服装が幼稚園児のアレなんや!

流石にこない大きなの有るとか可笑しいやろ!」

 

「クリークが持ってたのよ

あ、ちゃんと報酬は払ったから安心しなさいね」

 

「安心出来るか!!!」

 

「なら選択肢を2つあげるわ

1つは大人しくついてくる

もう1つはクリークのでちゅノートに名前を書かれる

どれにする?」

 

選択肢を聞くと鼻で笑うタマモクロス。

これがどんな脅しか解らず、服を脱ごうとした。

 

「なんやそれ?」

 

「クリークの持ってるノートよ

ちなみに書かれると24時間以内に現れて1日中拘束されるらしいわ」

 

「ほな、さっさと尾行しようか」

 

無表情になり服を着直すタマモクロス。

何か彼女の地雷に触れたらしく、シンボリルドルフも驚いた目で見ている。

 

「イットー、今さらなのだが君のトレーナーと担当ウマ娘での出掛けなら問題無いのではないか?」

 

「甘いわよルドルフ

トレーナーは童○丸出しの飢えた狼

その目の前にブラックなんて置いてみなさい、祭りに行く前にカラオケに行って2人でうまぴょいするわよ」

 

「うまぴょい言うな!」

 

「ウマタッチからのウマ起っち、おひさまぱっぱか快晴レースが突然の豪雨に襲われかねないわよ」

 

「真顔でエグく言うなダボ!」

 

「成る程、中山トレーナーがあかちんかくろちんかは知らないが風紀を乱すのは会長として放っては置けないな」

 

「乱しとるのはコイツや!

てかアンタも乱しとる!」

 

「トレーナーの愛バが【ズキューン!】【ドキューン!】走り出してかけていくわね」

 

「これはイカン!

2人が○○(うまぴょい)する前に止めなければ取り返しがつかなくなるぞ!

彼女のなかに光がともされてしまう!」

 

後ろに停めていたバイクに乗るシンボリルドルフとイットーショー。

シンボリルドルフのは緑が綺麗な中型で、イットーショーのは【アイアムタマモクロス】と言う文字の刻まれたクルーザーだ。

ちなみにタマモクロスはイットーショーの方に乗るのだった。




今回は此処まで。
流石にやりすぎたか。

シンボリルドルフ
どちらかと言うと強度なボケだが、会長としての威厳があるので軽度に収まっている
ちなみにイットーショーの前だと切れ味のエグいボケをしてくる

もっと暴れますか?

  • やれよ男だろ!
  • 止めておけ
  • これが暴れてるって温いだろ
  • やるならとことん貫けよもっと行けよ!
  • キタちゃん大丈夫?
  • 座布団全部持って行きなさい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。