リアルが少々忙しく、投稿が遅れてしまいました
サジタリウスの活動停止から1ヶ月。
トレーナーが居ないので3人で育ててほしい、その間の必要品は我々が揃えよう。
理事長は少し真実を混ぜつつ4人にそう伝え、レース出走をさせなかった。
確かに不満は有るが、そこは何故か空気を読んだイットーショーが「なら仕方無いわね」と言い3人もそれに納得する形で収まったのだ。
そして今は…
「ふぅ…クロも大分仕上がったわね」
「はい、初めの頃とは別人ですよ」
「ありがとうございます!」
かなりの長距離は無理だが3000mまでなら何とか走りきれる位には成長していた。
何故1ヶ月で此処まで成長したのか、そもそもフォーム自体が間違っていたのでそれを直しつつスタミナを重点的に伸ばしたのだ。
ちなみにこれは中山が居なくなった事と、レース出走をさせてもらえない3人を気遣った沖野が一目見て気付いた事だ。
「どれもこれもウチを気に掛けてくれた先輩方のお陰です!」
「ふふ、今夜は何にしようかしら♪」
「せめて生物の食い物で頼むぞ」
4人は活動停止後すぐに山に籠った。
完全自給自足、そしてこの時期の山は地面がぬかるんでたり渇いていたりと今一安定しない。
そしてそんな状態で無駄に能力の高いイットーショーとホクオウガンバルの2人が食材採取、止めはイットーショーの調理だ。
一口食べたキタサンブラックの反応は「私達って何時から歯車を壊す要員になったんですか?」と真顔で聞き返したとか。
そしてそれを2週間続けて人里に降りると泣きながらインスタントラーメンを食べる3人と、まだまだ行けたのにと落ち込むイットーショーが居たとか。
「よっ!」
「あ、沖野トレーナー」
「オス!沖野トレーナーさんお疲れ様です!」
「よっトレーナーさん」
「あら、どうしたの沖野君?」
「いやな海外からのお客さんがイットーショーと戦いたいって五月蝿いんだよ
何とかならねえか?」
まさに突然の出来事。
とあるウマ娘が模擬戦をしたいと態々海を越えてきたのだ。
これを聞き一番喜んだのはクロムハートだ。
ウマ娘の世界で既に名を残しているレジェンド級のウマ娘の本気のレースを間近で見られる、今までの訓練では無い本物の走りを見れると思ったからだ。
だがそれに乗り気ではない沖野トレーナーとイットーショー。
このカラクリに気付いてしまっているからだろう。
「ふぅ…仕方無いわね、ただし条件が有るわ」
「何でも言ってくれ」
「距離は3600m、芝
見るのはサジタリウスとスピカの面々だけよ」
「そんなのでいいのか?」
芝の3600mは現在のレースでは最長の距離。
何故それを選択したのかは解らないが、どうやら本気で挑む気迫は伝わってくる。
そして3日後、1人のウマ娘が引退する事件が発生するのだった。
有る意味この作品も嫁のロシアンルーレットですね
シンボリルドルフとタマモクロスが既に暴走させられてますし…次は誰が生けに…暴走させられるのか