マスカレードとのレースから一週間。クロムハートも確りと育ってきてそろそろメイクデビューに出しても負けない程に育ったのに未だに許可が出ない事を不審に思い出したサジタリウスの面々。
特にホクオウガンバルの不満は凄いものだ。普段とは違って椅子に『ドガッ』なんて効果音が着きそうな程に激しく座り足を組んで歯ぎしりまでしている。
「落ち着きなさいガンバル」
「クロムの出来は最高だぞ!それに俺達だって完璧、なのに理事長はまだだの一言だけだ!
なんでお前は落ち着いて居られるんだよ!」
「ホクちゃんの言う通りですよ!私達は今季に入ってまだ1度もレースに出れてないんてすよ!
これじゃサジタリウスがお荷物になっちゃいますよ!」
「ウチもです。長距離って言ってもまだ有マみたいな中距離に限りなく近いが限界ですけど早く自分を知りたいです!」
流石にもう無理か、そう見たイットーショーは言葉を濁し一部を抜き一部を誤魔化し自身の憶測を口にした。
トレセン学園や委員会へ怒りの矛先を向けさせるべきではない、そう思ったからだ。
「恐らくだけど周りは私達が怖いのよ」
「怖い?」
「えぇ。例えばの話をするなら有マ記念でレコードを出したウマ娘が出ると知ったら参加者は居るかしら?
凱旋門賞で唯一優勝したウマ娘が出るとして参加したい?
新規レースで連勝しているウマ娘が出て来ると知ってやりたいと思う?
それに、そんな3人が鍛えたウマ娘が出るならウマ娘が集まらないわ」
「出走ウマ娘はレース登録してから出るだろ!」
「ネット社会を甘く見すぎだわ。一ミリの綻びを彼等は突いてくる
私達の想像なんて彼等からしたら格好の獲物よ
それを常に確認するのがトレーナーの使命、なら兎に角嘘だろうが本当だろうと怪しむのが常よ」
イットーショーが言いたい事を纏めるなら、化け物が故にレースに出れない。
自分達は強くなりすぎた、それはクロムハートも同じだ。
だがマイナスばかり言うのではない。
「でもね、前回のウマ娘を覚えてる?」
「えっとマスカレードだったっけ?」
「強かったですね。イットーさんじゃなかったら負けてたかも」
「今後恐らくあの手の輩は増えるわ
私達は追う側じゃなくて追われる側になったの
それはクロム、貴女もよ」
「ウチが!?」
まだデビューすらしていないのに追われる側になるなんてあり得ない、そう言いたげなクロムハートに言葉を続ける。
優しく諭す母の様にだ。
「貴女の力は既にG1級なの。同年代相手なら無敗でも進める程にね
そしてサジタリウスの隠し球、狙われない方が不自然よ」
「先輩…」
「必要なのは理事長の尽力だけよ」
「オス!」
「狙われる……か、悪くは無いな」
「う~緊張します」
あんな穴だらけの理論でも上に立ったからかつい納得してしまう2人と、自身の力がそこまで上がったと喜ぶクロムハート。
4人の思いは言葉こそ同じでも意味が全く違うのだった。
(お願いだから早くしてね理事長)
前のガリガリ○の味の由来ですが
ツインターボ
歯が尖ってるのでガリガリと食べそうなのと髪の色で代名詞のあの味です
イクノディクタス
身内には甘そうなのでチョコ
マチカネタンホイザ
コーラ味って見るとかなり茶色なので色的に
ナイスネイチャ
色んな人から人気なナイスネイチャには皆から選ばれたウメがピッタリかなと
南坂
普通ならトレーナーがコラボ商品に居るのは無し(梨)って駄洒落で決めただけです