一人で悩むことが多くなって……それが……いつしかストレスになって……
だから、疲れが溜まっているような日々が続いていたのを感じた……
「ねぇ美晴」
「なぁに?」
「薬指につけてるこれって……もしかして指輪!?」
「ううん。違う。これはペアリング」
「ということは……美晴、彼氏いるの!?どんな人!?」
「すごく優しくて、わたしのことをよく知ってる人」
「今その人には会えてるの?」
「それが……会えてないの……」
「そうなんだ……」
「うん……」
「美晴が最近元気ないのって、それが原因?」
「ううん、それじゃない」
「じゃあ、なんで元気ないの?」
「お兄ちゃんが……癌になっちゃって……余命半年しかないの……」
「そうなんだ……辛いだろうね……」
「うん……」
わたしは今、大学院に来ている。
大学院の友達のお話ししていたんだけど……こんな話をしちゃってて、私の心にまた一つ穴が空いた。
別に友達を責めることはしないし、したくない。それでも……なんだか心の中があやふやになる……
マネージャーさんの連絡も途切れている。それもわたしのせいだってわかっている。なのに……なぜか連絡する元気も出ない。わたし、どうしちゃったのかな……
本当にわたしはマネージャーさんを心のどこかで求めてるのかな……
不安になっていく。その不安が募る。
それがストレスになっていく。
最近はずっとこれの繰り返し。
だから、ずっとストレスだけが溜まっていく日々。もうわたしは、どこかで限界を迎えていた。
体の疲れと心の疲れがピークを迎えていたのがわかった。
でも、頑張らないと……お兄ちゃんのためにも……
気づけばわたしは、自分をコントロールできなくなってしまっていた。
そんなある日……
その日は、朝から元気がなかった。
お昼頃からは、なんだか体が熱くなっていったのがわかっていた。
わたしの友達同士で喧嘩をしているのをたまたま見かけてしまった。
その友達がたまたま、わたしを見つけてこういう。
「ねぇ、美晴どう思う?」
わたしは、この時、自分じゃない他の人なんて、どうでもいいって思っていた。だからわたしは……
「もうやめて!」
大声で叫んだ。
2人がびっくりする。
わたしは、その場に倒れ込んでしまう。
「美晴ちゃん!大丈夫!?」
「美晴ちゃん!しっかりして!」
雨に打たれながら、わたしは倒れてしまう。
「わ、すごい熱……」
「大丈夫……?」
「うん……」
力を振り絞ってこう答えた。
でも、明らかに力はない。
気づけばわたしは目を閉じたまま、誰かの車に乗せられていた。
そして、自分の家にたどり着いた。
その瞬間、少しホッとした。
(みんな、ありがとう……)
その夜……
「お母さん」
「あら、何かしら?」
「わたし、大学院休学していい?」
わたしは、お母さんに大学院をしばらく休むことを相談した。
このままの体と心で大学院に行っても、わたしには得にはならない。そう判断した。
お母さんも止めることはなかった。
しっかり休める時間にしたい……
その時、わたしの心にあったのは、「マネージャーに会いたい」ただそれだけだった……
わたしの心の音が、崩れてしまった……
皆さんこんにちは。おみです。
この度は「最愛のあなたが、いない日々 Op.7」を読んでいただきありがとうございます。
現在かなり疲れていますが、残り少ない期間頑張りたいと思います。
ちょっとあとがき少なくて申し訳ないです。
それでは次話もお楽しみに!