知らない天井だ。
いやほんとにどこだここ。
僕は気がつくと知らない部屋で寝ていた。
勉強机と椅子、本棚等が置かれている。
どうやら子供部屋みたいだ。
というか今まで何があったか全然思い出せない。
知識とかは覚えているけど、友達や家族とかは何一つ覚えていないみたいだ。
思い出もほとんど覚えていないが、UndertaleやDeltaruneとかで遊んだりした思い出は残っている。
自分の名前すら覚えてない。
僕はなんでこんなところにいるんだ?
……ん?
僕?
いつの間に一人称僕になってるんだ?
そういえば、何だか視界が低いような……。
違和感を感じた僕は鏡で自分の体を見て見る。
は!?
………子供になってる!?
なんで!?
僕の外見は黄緑の髪と赤い瞳を持った、10歳ぐらいの男の子だった。
服装は黄緑のパーカーと黒のワイドパンツを着ている。
意味がわからない。
何も分からない。
なぜここにいるのかも、なぜ記憶がないのかも、なぜ子供になっているのかも、全てが分からない。
なんで?
異世界転生?
まさか僕が転生するなんて。
いや、この部屋に置かれているものは普通に元の世界にあったものだ。
となると、転生先は現代か?
そういえば今の僕の顔どこかで見たような……。
ならここは何かの作品の世界で僕の知っているキャラクターに転生したのか?
でも何のキャラクターだろう。
うーん、分からない。
まあいいや。
そんなことは置いといて今の状況を把握しないと。
なにか周囲に手がかりはないかだろうか。
周囲を確認すると机の上にスマホが置かれているのに気付いた。
誰のか知らないけどあのスマホを使ったら何か分かるかな?
あれ、このスマホ僕のスマホだ。
良かった、他人のスマホだったらロックがかかってるかもしれなかったし。
でもアプリがほとんど消えてるや。
残ってるのはブラウザ、電話、カメラ、時計や電卓と地図ぐらいだ。
とりあえず地図アプリで現在地確認してみよう。
何かわかるかもしれない。
ええと……現在地は………アメリカ!?
日本ですらないじゃん。
どうしよう。
…………現在地周辺の地図を確認していたら見覚えのある地名があった。
架空の地名だけど……。
その地名の名前はMt.Ebot。
Undertaleの舞台となる、登ると二度と戻ってこれない伝説の山だった。
どういうこと!?
……そういえば、さっき鏡で確認した僕の顔……髪色とかも違うけど、間違いない。
Friskの顔だ。
僕はUndertaleの世界に転生したみたいだ。