魔法少女 ヒェアデーモンコア!   作:北の倶利伽羅

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青白閃光!

炎は消え、目の前に対峙するのは正体不明の魔法少女。はっきり言って劣勢と言っていいが…

「とりあえず落ち着けよ?折角だし話でもしようぜ」

「はぁ…まぁいいでしょう」

「ではまず最初の質問 フレイムとやらを助けなかったのは何故だ?」

「あの子は元から囮になってもらう作戦でした まぁ大抵の魔法少女ならあの子が倒してしまうのですがね」

成る程…そこらの魔法少女よりは私達の方が強いってことか なんか嬉しいな

「次の質問だ お前の能力は何だ?」

「まぁ答えておきましょう 私の能力は超酸の生成と操作です はっきり言って貴女の能力で勝てるとは思いません 降伏をお勧めします」

予想通りとはいえかなり強い能力だな…だからって負けるのは嫌だが

「最後の質問だ 魔法少女は民間人に危害を加えてはいけないと思うか?」

「…? ええ それはまぁ当然でしょう」

よし 勝ちはほぼ確定した

「第二回事故再現キット 召喚」

半球2つ、中に入ったプルトニウム球、マイナスドライバーが召喚される。そのマイナスドライバーを、思いっきり引き抜いた。瞬間、青白い光が飛び散る。

「一体何を⁉︎」

「動くな!動いたらコレをマジックフィールド外に持ち出す!」

敵の顔面が驚愕に染まる。少なくとも敵はデーモンコアとその被害を知っているようだ。それなら勝ち確である。

「…いえ それを酸で溶かせば済む話ですね では」

「おぉっとそれはやめておけよ! 臨界量は溶液の方が小さくなるんだからな! 半球をどかすのもあまり意味ないぞ そうした所で有毒なプルトニウム塊は残るから周辺に被害が出るからな!」

「この…クズ魔法少女…!」

敵がキッとした目で睨み付けてくる。しかし、その程度で怖がるほどこちらもヤワじゃない。

「とりあえずお前には降伏をお勧めします 返事は早くしろよ?言っておくがどちらも至近距離でデーモンコア見てるんだからな それともここで2人仲良く燃え盛るモルモットにでもなるか?」

「くっ…降伏…します…変身解除…!」

敵がこちらを射殺さんばかりの目で見ながら変身を解除し、マジックフィールドの外に弾き出されていく。それと入れ替わるように、撮影係のゼリイムがやってきた。

「は〜完全勝利だわ…おいゼリイム!今回の収入は幾らだ?あっちょっと吐くっ」

「え〜その事なんですかンッグプィィィィィ…今回の戦術が魔法少女運用規則第14条『民間人を盾にした攻撃・防御・脅迫その他行為の禁止』に引っかかっていたため今回の収入は全額没収ンッグプィィィィィ…」

「は?」




〈人物紹介〉
【ヒェアデーモンコア】
変身前は男子大学生。頭のネジが数本飛んでいる。魔法少女としての能力はデーモンコアと関連アイテムの召喚。アイスパックとかマイナスドライバーとかを投げるのが異常に上手い。
【ヒェアマグネシア】
変身前は女子高校生。割と常識人。魔法少女としての能力はマグネシウムの召喚と変形。目が死んでる。
【ヒェアフレイム】
変身前は社畜。魔法少女に変身すると人格替わっちゃうタイプ。魔法少女としての能力は炎の操作。数年前にダーウィン賞を受賞した。
【ヒェアアシッド】
変身前はヒェアフレイムの同僚。真面目。魔法少女としての能力は超酸の召喚と操作。魔法少女に変身すると頭が淋しくないのが嬉しい。
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