ガンダムビルドダイバーズ IF-Sky-fall   作:白烏

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EP-2 Resistance

半年前…ELダイバーサラの処遇をめぐり、有志連合とビルドダイバーズによる第二次有志連合戦が行われ、そこからGBNは変わった。

 

ランダムに自動POPするELダイバーというNPDを捕らえ、引き渡すことで多額の報酬を得るELダイバー狩りが金策として多くのダイバーに周知された。

 

ヒロトは未だ目覚めていないELダイバーの少女と共に隠しフォースネストへと入り、連絡を取っていた人物…フォース「ELレジスタンス」のマスター、マギーのもとへ…

 

「ご苦労様ヒロト君、あとは私にまかせてちょうだい」

「お願いします…それじゃあ俺は…「また向かうつもりでしょ?」…はい」

 

ELダイバー狩りが認知されたのと同じころ、反対にELダイバーを保護しようと考える者たちも現れ活動を始めた…しかし「ELダイバーはバグの集合体である」という風潮を消すことは叶わず、やがては「バグの発生を助長する者」としてELダイバー同様に迫害の対象になった。しかしマギーはそんな風潮にも屈せずELダイバー保護を掲げ、フォースELレジスタンスを結成した。

 

「…これは、俺の罪滅ぼしなんです」

「…そう、あなたがそうしたいのなら止めないわ…彼女のことは任せて頂戴、誰にも指一本触れさせやしないから」

 

レジスタンスのメンバーは第二次有志連合戦でビルドダイバーズ側についていた者やビルドダイバーズと交友があったものが多い…しかしヒロトはその当時はアヴァロンとして、有志連合側で参戦していたが、こうしてレジスタンス側についている…といってもマギーに個人的にコンタクトを取って今回のように保護したELダイバーを送り届けるだけ、レジスタンスに参加はせずに第二次有志連合戦後アヴァロンを抜けてからは無所属で活動している。ヒロト自身はその理由を話そうとはせず、レジスタンスのメンバーからは最初はスパイの容疑をかけられていたがELダイバーを保護する働きでマギーの信頼を得てレジスタンスの協力者として活動している。

隠しフォースネストの場所が露見しないようヒロトはコンソールを開き、ログイン場所への帰還を選択、少々のペナルティは発生するが安全が先決とそれを実行、ワープのエフェクトがヒロトを包み、すぐにそこから姿を消す。

 

「…なんでこんなゲームになっちゃったのかしらね」

 

マギーの寂しそうな呟きだけがぽつりとこぼれた。

 

 

 

 

 

 

‐ログインロビー‐

フォース未所属のダイバーやフォースネストのないダイバーが最初にやってくるロビー、今日も多くのダイバーが情報を交換したり雑談に興じている。

ヒロトはもともと交友関係が広いわけでも有名人なわけでもないのでポンチョの端に追加したフードをかぶれば十分に顔を隠せ、ガンダム作品には仮面キャラも多く、顔を隠している程度では怪しまれることもなくログインロビーでの噂話に聞き耳を立てながらELダイバーの発生報告を検索する。

 

「ちっくしょー!せっかくELダイバーを見つけたってのにちびガンダムに横取りされた!」

 

鉄血のオルフェンズに出てくる組織、ギャラルホルンの軍服に身を包んだ男ダイバーが大声でわめいている、どうやら先ほどのグレイズのパイロットのようで、その周りには同じくギャラルホルンの軍服を着たダイバーが数名集まっていて話していて。

 

「ちびガンダム?SDガンダムか?」

「ちげーよ!なんつーか…ガキみたいなガンダムだよ!」

「いやわかんねーよ、つーかELダイバー見つけたのにぬけがけしようとしたからだろ?」

「いやいや!ちんたら連絡なんてしてたら逃げられるだろうが!」

「どうだか、お前のことだからわざといたぶって遊んでたんじゃねぇの?」

 

彼らの話しぶり的にELダイバー狩りは初めてではないようだ、それにグレイズのパイロットがELダイバーをわざと逃がしていたぶるのも常習犯らしい。

保護したELダイバーの少女の怯えた表情を思い出して歯噛みする、「どうしてそんなひどいことができる」そう言いたくてたまらなかったが自分にそれを言う権利はないと飲み込んで、これ以上被害者を増やさないために何か情報を得ようと聞き耳を立て続け。

 

「あーもうくっそ…」

「ELダイバー狩りの邪魔者といえばあれ知ってるか?あの黒いやつ」

「あー、ブレイクデカール使ってるやつだろ?」

「運営からはもうブレイクデカールは対処しました…なんて言ってるけど、あの異常な性能と黒い靄、それに記録データに残らないなんてブレイクデカール確定だろ」

「ほんと勘弁してほしいよ、俺たちはバグの原因を取ってやってんのによ?」

「そうそう、レジスタンスとか言ってたか?あいつらバグを守ったうえでチートまで使って…恥ずかしくないのかね?」

 

散々ないいよう、しかしそれが聞こえている周囲から否定の声は上がらず、多かれ少なかれ同意見だと察せられる、これが今のGBNでのELダイバー…ひいてはレジスタンスの評価だ。

 

「ん?メール…おいお前ら」

「ああ、わかってる…」

「狩りの時間だ…」

 

メールの着信音がし、それを確認すると声を落としてひそひそ…だが顔はうれしさを抑えられずににやにやと笑みを浮かべて移動開始…嫌な予感がしたヒロトはそれにこっそりとついていき、ワープゾーンに入って市街地エリアを選択するのを目視で確認。

同じ場所から出ると機体を見られて警戒されてしまうと少し離れた場所に出るように座標を設定してヒロトも市街地エリアへと飛んだ。




久々投稿、文章の書き方勉強中…
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