ホロライブラバーズ トロフィー「生きる伝説」獲得ルート 作:かかむりょう
お嬢とタイマン張る初見プレイはーじまるよー!
さて、前回は第二回バトロワが始まってお嬢と出くわしたところまでで終わりましたね。
では続きをやっていきましょう。今回はお嬢と一騎打ちです。前回も言った通りお嬢は全ホロメンの中でもトップクラスの強敵です。心してかかりましょう。
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>俺と百鬼さんはほぼ同時に動いた。百鬼さんは両手に持った二本の刀を俺の首に向かって振るう。俺はドゥリンダナの穂先を百鬼さんの心臓に向けて突き出す。
「っ!?」
>ドゥリンダナの突きに対して百鬼さんは、刀の刀身を槍の穂先に合わせて、そのまま流すことで回避した。そしてすぐさま俺に対して片方の刀を振るってきた。
>「くっ!」
>俺はそれに対して、ドゥリンダナを剣モードに変えて刀身を刀に合わせ、そのまま受け流した。俺はその勢いのままがら空きになった百鬼さんの脇腹に目掛けてドゥリンダナで斬りつけると、百鬼さんはもう片方の刀でそれを受け止めた。
ガキィィィィン!!!!
「んぉ!?…やるな人間様!一撃一撃が速いうえに重い!その不可思議な剣といい、動きといい、予想以上の手練れだな!」
>「あいにくとそれなりに修羅場はくぐってきているつもりでね!そう簡単にやられるつもりはない!」
「あはは!いいぞ人間様!もっと余を楽しませてくれ!鬼火!」
>百鬼さんは自分の刀に青い炎を纏わせると再度刀で斬りつけてきた。しかしその太刀筋はさっきとは打って変わっていた。
「受けろ!猛火剣の舞!」
>青い炎を纏った刀を構え、舞うように百鬼さんが俺に迫ってくる。俺は落ち着いて百鬼さんの動きを見て、ドゥリンダナで捌いていく。
キィン!キィン!ガキィン!
>「その青い炎…。何かの術だったりするのか?どう見ても普通の炎じゃないよな?」
「ん?…これは鬼火と言ってな!余のような鬼人なら誰だって使えるものだぞ?まぁ鬼火の強さは個人差があるみたいだがな!」
>俺は鬼火の説明を聞きつつ、改めて百鬼さんの方を見た。何合か打ち合って大まかにだが彼女の特徴がつかめてきた。おそらく彼女はパワーとスピードを生かした剣術に優れている。それは彼女の戦い方をみれば大体把握できるのだが、百鬼さんの場合、そこに鬼人の特性が加わってさらに強くなってる。並の奴じゃまともに打ち合えば、瞬く間に返り討ちにされるだろう。奇襲された際の一撃もそうだが、百鬼さんの攻撃は一撃一撃が必殺級だ。絶対に喰らうわけにはいかない。
>「あ、そういえば聞きたいことがあるんだけどさ」
「ん?どうした人間様?」
>「ついさっき兎の女の子が派手にぶっ飛ばされていったけど、ぶっ飛ばしたのって百鬼さんだったりする?」
「兎の女の子?余はそのような者とは会ってないぞ?」
>「そうか…」
>だとしたら兎田を倒したのは誰だ?そんなことを考えていると、いつの間にか俺の首目掛けて百鬼さんの刀が迫っていた。俺は間一髪、ドゥリンダナの刀身で受け止める。
キィン!
「人間様が何を考えてるかは知らんが、今は余との戦いに集中してもらおう!」
>「………そうだな。悪いな百鬼さん。さぁ、続きといこうか?」
「それでこそだ!行くぞ!」
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いやきついって!マジできつすぎるってお嬢!なんでこうも急所ばかり狙ってくるのさ!
え~、ただいまお嬢とバチバチにやり合ってますが、鬼人特有のパワーとスピードに加え、二刀流を用いた剣技が強すぎて防戦一方になりつつあります。ですがこのままで終わる海司君ではありません。先ほどからお嬢の攻撃を捌くばかりでしたが、そろそろこちらからも攻撃を仕掛けます。お嬢の攻撃をはじいたらドゥリンダナを槍モードに変えて、ブーストダッシュからの疾風突きで確実にダメージを与えます。
>「そこ!疾風突き!」
「っ!?」
よし!とうとうお嬢に一撃食らわせました。ダメージは微々たるものですが、一撃喰らわせただけでも儲けものです。ですがこれだけでは終わりません!このまま剣モードに変えて
「ははは!今の一撃は余では全く追いきれなかったぞ!大した傷ではないがな!」
>「そんなもん初めからわかりきってるさ。一撃で足りないなら、積み重ねていけばいいだけの話だ。まだまだ行くぞ!」
>俺はドゥリンダナを剣に変えてそのまま追撃をかける。このまま打ち合っていたら先にこちらがやられる。そう思った俺は勝負にでた。ドゥリンダナに魔力と覇気を纏わせた渾身の一撃を、目の前の少女におもいっきりぶつける。
>「喰らえ!
>百鬼さんはとっさに二振りの刀を交差させて防ごうとするが…。
「ぐぅぅぅぅぅぅ!」
>
おぉ~!初めて使いましたが結構強いですね
「いたた…。今のはかなり効いたぞ人間様。まさか余が力負けするとは思わなかった」
>「おいおい…。今のは割と本気で仕留めに行ったんだけどそこまで効いてるように見えないな?」
「そんなことはない余?今の一撃をもろに喰らっていたら正直危なかった。防御を間に合わせてもこれだから間違いない余」
>「お褒めに預かり光栄だ。けど俺としてはこれ以上戦いを長引かせるつもりはない。まだ敵はわんさか残ってるからな」
「そうか?余はまだまだ戦い足りないぞ?むしろずっとこうしていたいぐらいだ!…けど確かにいつまでも戯れを続けていてもつまらぬだろうな。だから…」
>「………?」
ん?お嬢が刀を納刀しましたね。一体何をする気でしょうか?
>百鬼さんは突然刀を納刀し、目を閉じた。一体何をするつもりだろうか。そう思っていると、
「………………ここからは余も少しばかり、本気でいかせてもらう余?」
>百鬼さんの纏う気配が一変した。…俺はこれと似たような気配を知っている。この全身を振るわせるような圧と気配…。これはまさか、覇気?
ファ!?なんかお嬢がとんでもない殺気を帯びてるぞ!?それになんだか海司君と同じような気配がするし!どうなってんだこれ!?
「行くぞ!人間様!」
>百鬼さんはそう言うと即座に俺に近づき、覇気を纏わせた刀を振るってくる。
ちょ、ヤバいってこれは!ひとまず防がないと!
>俺はとっさにドゥリンダナの刀身で防いだが、余りの衝撃に俺は後ろに吹き飛ばされた。
>「ぐぁぁ!」
>俺の体は後ろの木にぶつかり、一瞬意識が飛びそうになる。防御が間に合っていなければどうなっていたか…。考えるだけでも恐ろしくなった。
これはヤバいですね…。とっさに防御を間に合わせたからよかったものの、今の一撃だけで六割近い体力を持ってかれました。これ前回のバトロワだったら多分耐えきれなかったでしょうね。前回に比べて成長しているはずの海司君ですらこの有様ですから。おそらくお嬢は隠しスキルがとんでもなく強いスキルである可能性が高いです。先駆者ニキの動画で出てたお嬢が取得している『怪力乱神』とか持ってたらかなりきついです。ですがお嬢の体力はあと半分を切っています。さて、どうしたものか…。
「ははははは!どうした人間様!さっきより勢いがなくなっているぞ!」
>百鬼さんはさっきよりも強い鬼火を刀に纏わせてこちらに切りかかってきた。俺は百鬼さんの動きに合わせて斬撃を受け流そうとするが、先ほどまでの一撃とは比べ物にならないほどの威力の一撃に、避けるので手いっぱいだ。
「避けてばかりでは余は倒せないぞ人間様!まさか怖気づいたわけではあるまい!もっと余を楽しませてくれ!」
>百鬼さんはそう言うと、さらに攻撃を激しくした。ただでさえまともに喰らえば即あの世行きだってのに、目の前の鬼人はこちらを殺る気満々だ。…あぁ、だからこそ…。
>だからこそ、この瞬間がたまらなく楽しい!目の前の敵を狩り殺すために命を張り合うこの瞬間が!
…作戦変更です。ここからは武器ではなく、海司君自慢の拳で全力でお嬢を仕留めに行きます。このまま武器でお嬢を仕留めるのは難しいと判断しました。ちょうど海司君も『戦闘狂』が発動して殺る気満々です。自慢の拳をお嬢にぶつけてやりましょう。
「これで終わりだ人間様!なかなか楽しめたぞ!」
>俺の首に必殺の一撃を叩き込んでくる百鬼さん。だが俺はそれを、
ガキィィィィン!!
「っ!?」
>
>「………………フフフ」
「…?どうした人間様?急に笑い出してーー」
>「ハハハハハハハ!いいぞ百鬼さん!今回のバトロワもあんたみたいな強い奴と戦えて、俺は満足だ!」
「………っ!?」
>目の前の鬼人の少女は突如笑い出した俺に困惑が隠せないようだった。けどそんなことはどうでもいい。
>「だからこそ…」
>ここからは…。
>「…俺も全力で叩き潰してやる」
~~~~~~~
余は目の前の人間様を見て驚きを隠せなかった。この全身を振るわせるような圧と気配…。そして何よりものすごい殺気が余を襲っていた。
(なんだこれは!?こんな強すぎる殺気は今まで味わったことがないぞ!?明らかに人が放っていい殺気じゃない!)
余は混乱していた。突然気配が変わった目の前の人間様もそうだが、それ以上に気になったのは…。
(この圧と殺気…。まさか、
目の前の人間様から放たれている気配が余の知っているものとあまりに似ていたのだ。余の知る限り、
(
わからない。これは一体どういうことなのか。もし鬼人だとして、何故人間様のような姿をしているのか。それとも人間でも鬼でもない、別の何かなのか。
「………行くぞ、百鬼さん」
そんな考えは、彼が発した言葉で打ち消された。そうだ。今はまだ戦いの途中。目の前の彼と戦っている途中ではないか。くだらない考察をしている余裕などない。余も全力で彼を倒しーー
「鬼神双拳乱撃!」
「………!?」
その攻撃は、余の
バキィィィ!
「ぐっ!」
流しきれなかった拳が余の体に打ち込まれる。一撃の重さや速度、それらが先ほど武器を振るっていた時とはまるで違う。余は思わず人間様の拳を見た。あんな威力の拳をどこから生み出しているのか。余はある一つの結論にたどり着く。
「まさか、拳そのものに覇気を纏わせているのか!?」
しかし、それ以外には考えられそうもない。覇気を纏わせて拳を振るっているなら確かにあの速度と威力の強さは納得できる。恐ろしいのは、目の前の人間様がその拳を必殺級にまで引き上げていることだ。あんな拳をまともに喰らえば鬼人である余もひとたまりもない。一体その領域に到達させるまで、どれだけの鍛錬を積み重ねたのか。
「その通りだ百鬼さん。俺は自分の覇気を拳に纏わせて、それをぶつけることで拳の威力を上げている」
「なるほど…。実際に喰らってみたけど、ものすごい威力だ。まともに喰らったらひとたまりもないな」
「ははは!まだまだこの程度は序の口だぞ?今からもっとすごいやつをお見舞いしてやる」
…余は一瞬耳を疑った。あれで序の口?今よりもっとすごい技があるのか?だとしたら…見てみたくなるではないか。
「………あはは!いいぞ人間様!これほどゾクゾクする戦いは、生まれて初めてだ余!」
「そりゃよかったな。そういう俺もめっちゃ楽しんでるけど」
目の前の人間様はそう言うと、再び拳を構える。そういえばまだ聞いてなかったことがあった。
「人間様。名前は何と言うんだ?まだ人間様の名を聞いていなかったからな」
「そういえば戦いに夢中ですっかり忘れてた。俺の名前は桐山海司。好きなように呼んでくれ」
「桐山海司か…。なら海司!これからよろしく頼むぞ!余のことも気軽にあやめって呼んでくれ!」
「わかった。これからよろしくなあやめ!…それじゃあそろそろ」
「ああ。そろそろ終わりにしよう」
余は再び阿修羅と羅刹を構えて海司と対峙する。お互いに次の攻撃が決着になるだろうということはわかっていた。
「行くぞ海司!」
「来い!あやめ!」
お互いに相手の懐に飛び込み、全力の一撃を叩き込む。しかし今回は、
「そこだぁぁぁ!」
ズドォォン!
「がはっ!」
海司の一撃の方が早かった。海司はそのまま覇気を纏わせた拳を絶え間なく余の体に打ち込んでいく。一撃一撃。ありったけの殺意を込めて。
「破ァ!」
バキィィィ!
「ぐぅぅぅぅぅぅ!」
そして海司は、余にとどめを刺すべく拳に膨大な覇気を纏わせる。その拳を海司は余に打ち込んだ。余りの威力に意識が保てない。ああ。もう終わりか。もっと海司と戦っていたかった。意識を手放す直前、余は思った。もっとこの人間様の…海司のことが知りたいと。
「俺の勝ちだ、あやめ」
その言葉を聞きながら、余は意識を手放した。
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よし!なんとかお嬢を倒しました!いやほんときつかった!マジで前回のロボ子さん並みにきつい戦いでしたよマジで!
ですがこれで難関は突破しました!まだわんさか敵は残っていますが、この調子で張り切っていきますよ~!
てことで今回はここまでです。
ご視聴ありがとうございました!
読んでいただきありがとうございます。
今回はお嬢との決着がつきました。しかしこの後のバトロワはさらに激しい戦いが繰り広げられることになります。
次回もバトロワは続きますので、どうぞお楽しみに!
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