「じゃあ、試験内容を言い渡すわね!」
受験者達に緊張が走る。
「最初の試験は…腹筋1万回に腕立て1万回。それがあなた達の最初の試験よん!」
マッツルの禿頭がキラリと光る。
「ふ、腹筋1万に、う、腕立て1万?なんじゃそりゃぁ!」
受験者達が大きく騒めく。
「皆、最初に配ったカウンターを腕にはめて頂戴。それはあなた達の腹筋と腕立ての回数を正確に測ってくれるわん!カウンターの表示を見て貰っていいかしらん。」
受験者達は一斉に自分の腕にはめたカウンターを見た。カウンターの表示の右側にはハンター語で「腹筋」と、線を挟んで左側には「腕立て」と、そしてそれぞれの下には「0」の表示がしてあった。
「制限時間は半日よん!それじゃあ!始め!」
マッツルがどこから取り出したのか分からないゴングを鳴らした。
「なんてーか、試験っていうからもっとスゲーもん期待してたけど…ふ、腹筋と腕立てって…ていうか、体力テストじゃん…」
ウィルがボソボソ呟く。
「そこのイケメン、何か文句でもあるのかしらん?嫌ならいーのよん。別に。」
マッツルがウィルをギラリと睨む。
「そ、そうじゃなくて、なんてーか、こうもっと厳格なもん想像してたからさ…」
「はぁ~私も結構メンドクサイのよねぇん。試験内容いちいち考えるのって。まぁ、でもぉ、あのネテロのイケおじ様がどうしてもって言うからん。私断れなくってん。あのイケ目であんなに熱く見つめられたら…キャー私ったらイッけな~いん!ヤッダーもう!ってゆうかぁ、相思相愛?じゃあん、私、別部屋であなた達のこと監視してるから。あなたもが・ん・ばっ・て・ネ!」
軽くウィンクを決め、お尻をプリプリさせながらマッツルはそのままどこかに行ってしまった。この時、ネテロ会長及び、ウィル、そして受験者全員の背筋に冷たい何かが走った。
「ハンターにはあんなのも…いるんだな…」
「ウィル、早くこんな試験終わらせましょう。」
「あ。あぁ、そうだな。てか、何でお前上脱いでんの?」
パーシアの白い肌が照明でより一層白く輝く。
「この方が動きやすいですし。それに汗気持ち悪いですし。」
「…まぁ一理あるわな…仕方ねぇ。俺も脱いでやるか。」
こう言うとウィルも上半身を脱ぎ捨てた。この時、この様子を監視カメラで見ていたマッツルの鼻から血が噴水のように飛び出した。
「…なんだ…パーシア…俺の裸じっと見つめて…まさか、お前もあーいう気があるってんじゃないだろうな。」
「傷…」
ウィルの上腹部には何かに抉られでもしたかのような大きな傷跡があった。
「あぁ、これか…」
ウィルの脳裏にあの日の記憶が蘇った。六血衆の攻撃から友を庇おうと身を挺した記憶が。
「なんでもない…ただの古傷だ…てか、パーシア!触るなよ!」
「はっ!つい!」
「お前、まさか、あいつになんか影響されたんじゃないだろうな…」
「違います!…昔、良く怪我した時とか良くこうやって母親がやってたのを思い出して…」
「…なぁ、船で自己紹介した時…お前、六血衆って言葉に反応してただろ。」
「………私の一家と親族は血の六血衆によって妹と私を残して全員殺されました…私が8歳の時です。」
パーシアの瞳が深い悲しみを色濃く写し出す。
「…じゃあお前も復讐の為に…」
「…いいえ…私はそんなことは考えていません…言ったでしょう…助けたい人がいるって…私はその人の為にハンターになろうと決心したのですから…ウィル、私は復讐に駆られて生きるより、大切なものを守って生きる決心をしたんです……ハッ!すいません…」
この時パーシアは、深い傷を負ってまでして守ろうとしたものを殺されたこの男を前に、口にしてはいけないことを話してしまったのでは無いかとひどく後悔した。
「…良いんだよ。どう生きるかなんてそいつ次第さ。…頑張って守り抜けよ。」
少し寂し気にウィルは微笑んだ。
船長「二日間も放置してしまって誠に申し訳ありませんでした。」
船員「今後こそ真面目に失踪かと思いましたよ!」
船長「日曜だからってさ…絶対暇とは限らないじゃん?予定入ったりするやん」
船員「月曜とか何してたんですか?」
船長「家帰ってから、じゃあこれから小説書くかぁってさ…疲れんだよね…ぶっちゃけさ…」
船員「最近だと、家帰って疲れて寝るだけですもんね」
船長「GWあんなに暇だったのにさ…何でこうなるかな…」
船員「あと、huluでケロロ軍曹一気見してますもんね!」
船長「いやぁ、懐かしくてつい…ってそれを言うなよ!」
船員「あと、ゲームで死体撃ちされてブチ切れてたら一日終わるとかありましたもんね!」
船長「ゲロ~ッ!!やめてやめて!」
船員「そんなものに呆けて無いで更新しろよ」
船長「すいませんでした・・・」
船員「あと、今回ちょっと手ぇ抜いてんだろ?」
船長「だってだって平日に更新って吾輩だって疲れるでありますよぉ!」
船員「まぁ、今回は仕方無いっすもんね!」
船長「畑がね…色々ね…」
船員「あんた、海の男だろ…てなワケで次回はトクニ×タイトル×キマッテ×ナイ」
船長「決まって……無いんだ……不安だな……」