仮面ライダーの力で望む結末を   作:岬サナ

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2人の転生

世界は無数に存在する。

 

平行世界、パラレルワールド、IFと様々な言い方が存在し、何かしらの行動や何かしらの考えが複数存在するならば、そのどれかを選んだ世界やどれも選ばない世界という風に世界は増えていく。

 

時には神のいたずらで増え、時には世界その物が求めたが故に増える。

 

これは、そんな神のいたずらと世界の両方が求めた無数にある世界の一つの物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開けると、そこには全く知らない部屋にいた。

 

「……ここは何処だ?」

 

青年は周りを見渡して自分が一人で、その部屋に存在しているのを認識した。

 

「俺は何でここにいるんだ?」

 

辺りを見回しても自身と座っている椅子と机に机の上に置いてある紙があるだけで、他には何も無い教室のような部屋としか分からない。

 

「この紙だけが手掛かりだよな」

 

その紙を反対にしてみたら、

 

“貴方は、今回の転生者の一人に選ばれました♪

 

誠に勝手ながら転生をしてもらう事になりました。v(´∀`*v)ピース

嬉しいかな〜”

 

「何か軽い感じだな」

 

それでも続きを読んだ。

 

“簡単に言うと神々の暇潰しに近いと思っていいよ♪

 

なので転生先の世界で何かをしろとかの強制は無いよ。

 

好きに生きて、それを見て楽しむだけっと考えていいのさ(^^)

 

転生先の世界に君っていう異物を入れた時点で目的は達成してるからね”

 

「暇潰しね……別に構わないかな」

 

暇潰しと言われても構わなかった。ただただ同じ日々を過ごすだけの人生よりは転生という変わった体験をしたいと考えたからだ。

 

“そんな訳で転生する世界は魔法少女リリカルなのはっていう世界だよ。

 

転生する世界で原作に介入するもしないも個人の自由。

 

だけど、介入するもしないも特典を付けて面白くしたいから下の項目に書いてね♪”

 

紙には4つの欄が枠組みされていた。

 

「転生特典は4個って事ね」

 

俺はそこに4つの転生特典を書いた。

 

◉平成仮面ライダーと令和仮面ライダー全てに変身が出来る。

(変身に必要な適正を無しで変身可能。

変身後に身体に掛かる負担は無し。

強化アイテムや武器も全部込み。

特別な空間に基本的に収納している。

ベルト等の破壊は出来ない。

自分以外の存在が自分の特典のベルトやアイテムを使おうとしても使用は不可能でありデメリットのみ襲われる。

特定の場合以外に自身から離れたら手元か空間に戻る)

 

◉不老と年齢調整

(7歳から30歳まで自在に変えられる)

 

◉飛行&空中歩行能力

 

◉豪運

(運がめっちゃめっちゃ良くなる)

 

俺は書き終わってペンを置いた。

 

「こんなもんかな」

 

“特典も決めたようだね

 

では、早速新しい世界に行ってもらうよ♪

 

楽しんでくれたまえ”

 

その最後の文を境に俺の…桐生(きりゅう)千景(ちかげ)の意識はその場から消えた。

 

 

 

桐生千景が消えた後、その場に靄で全身が見えない存在が現れていた。

 

『あ?』

 

千景を転生させた、その存在は確認をしていた。

 

『ミスって送る時代を間違えたな。後でフォローしとかないとな』

 

その存在は少し楽しみそうに言う。

 

『まぁ彼からしたら、こっちの方が都合がいいかも知れないけどね』

 

神が千景がこの場に来た時には千景に関する事を大半は知っていたので間違えて送った時代は千景にとって望みを叶える絶好の時代とも言える場所だと確認して知った。

 

人を転生させる時に転生者の情報は全て知られる為に神は知っているのだ。

 

そう言って、その靄もその空間から消えた。

 

 

 

 

 

❖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新たに少年が目を覚ます。

 

目が覚めたら、そこは教室だった。

 

「は?」

 

自身が何でこんな事になっているか分からない。

 

「ここ何処?」

 

いきなり、自分一人だけがいる教室とか意味不明としか言えない。しかも、自分は丁寧にも椅子に座ってるし。

 

「何、この紙?」

 

目の前の机には紙が置いてあった。

 

“この紙を見てるかな〜”

 

(何か軽い)

 

“君は今回の転生してもらう一人に選ばれたよ♪”

 

「転生って、マジですか…」

 

まさか自分が体験するとは思わなかった。

 

“誠に勝手ながら転生してもらうからね〜v(´∀`*v)ピース

ちなみに拒否権とかは無いから(笑)”

 

「何か軽い!?」

 

ついに心で思った事を口に出した。

 

“転生した世界で何をしようが構わない。

 

例え、原作を崩壊させる行動をしようとしても、逆に原作に関わらなくても好きにしたらいい

 

まぁ転生者っていう元々はいなかった存在を入れるから原作なんて崩壊して無くなるんだけどね(笑)”

 

「好きにしていいって……」

 

僕は次の文に目を通した。

 

“ちなみに転生する世界は、魔法少女リリカルなのはの世界だよ〜

 

原作に介入するしないは自由だけど介入するなら力が必要だろうから下の項目に特典を書いてね♪”

 

そこには4つの空欄があった。

 

「転生特典は4つね」

 

……………………

 

……………

 

………

 

◉仮面ライダースナイプに変身する

 

◉ガシャット開発の才能

 

◉射撃才能EX

 

◉適合手術済みになっている

 

 

こんな所かな。

 

“特典を選んだみたいだね。

 

それじゃ、君の新たなる人生を楽しみたまえ!”

 

そうして僕の、花家(はなや)ヒロマサの意識は消えた。

 

花家ヒロマサが消えた所にはノイズが奔った。

 

『こっちも転生者の送りは終わったね♪』

 

ノイズは男か女かも分からない声が出ていた。ヒロマサの特典の部分を見ていた。

 

『これでも面白いけど、少し手を加えるかね♪』

 

この神は自身が送る転生者の特典に手を加える事を毎回してる常習犯である。根本的な特典の改変はしないし、デメリットを付けてる訳ではないから見逃されているのだ。

 

◉適合手術済みになっている

 

キュッキュッ

 

◉適合手術済みになっている

 

カキカキカキ

 

◉バグスターウイルスのパラドが存在する為、適合手術を受けなくてもよくなっている。

 

ノイズが奔って表情は分からないが見る人が見たら、こう言うだろう。笑顔だと。

 

『こっちの方が君も楽しめるだろう』

 

そう言ってノイズの存在は、その場から消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして二人の転生者が魔法少女リリカルなのはの世界に送り込まれた。

 

 

 

この二人が、この世界をどうしていくのかは……まだ誰にも分からない。

 

 

 

 

 

 




次は1時間後にもう一話更新します。
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