仮面ライダーの力で望む結末を   作:岬サナ

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なんとか、一年は経過せずに書けた!

迷って書き直してを繰り返してたら時間がここまで経っていた。


深夜の決着

現れたスナイプ、なのは、フェイト、アルフ、ユーノ、パラドクスを見ながらブラッドスタークに変身している千景はどう動くかと考えていた。

 

「オラァァァ!!」

 

パラドクスが先程の戦闘でダメージを受けたのにもかかわらず、こちらに殴りかかってきた。

 

「おっと」

 

それを避けて他の奴らとの距離が空いた。

 

「アイツの相手をしなくていいのか?」

 

俺はパラドクスの方を見ながら聞いた。それに対してパラドクスはエナジーアイテム操作しながら答える。

 

「まずは一番邪魔なお前からだ」

 

そうしてパラドクスは3つのエナジーアイテムを選んで自分に付与した。

 

《高速化》《高速化》《マッスル化》

 

「はぁ………」

 

まずは千景に攻撃を当てる為に、高速化のエナジーアイテムを2つ使い、目にも止まらぬ速さで千景へと迫るパラドクス。それを紙一重で躱す千景。

尚も高速で千景に近付き、パンチやキックなどで攻撃するも、

 

「グワッ!?……グッ!?」

 

千景には一切攻撃は当たらず、逆に自分にカウンターの要領で返り討ちにされてしまう。

 

「ガハッ!?」

 

パラドクスはその実力差により地面を転がり呻く。

 

「さ、流石にレベルと………経験値が、違うな」

 

それでも尚、パラドクスは楽しそうに言う。

 

「普通は、ここまで実力差を見たら心が折れるのが普通なんだがな」

 

ブラッドスタークに変身している千景は闘志を燃やしているパラドに呆れた風に言った。そして視線をなのは達の方へと向ける。

 

「あっちもあっちで佳境だな」

 

そう言って千景が視線を向けるのは、今まさにジュエルシードの獲得するためになのは、フェイト、仮面ライダースナイプが三つ巴で戦っていた。

 

「アクセルシューター!」

「フォトンランサー!」

「おらっ!?」

 

3人が同時に魔法や弾丸を放ち、それはぶつかり合って相殺された。

 

「くっ!?」

「逃げんじゃないよ!」

 

なのはとフェイトのパートナーのユーノとアルフもそれぞれでなのはとフェイトにサポートするためと相手にサポートをさせないために動いていた。

しかも互いに相手をしながもこちらにも意識を割いているからスナイプやなのはにフェイトの方に介入するのも面倒そうだ。

 

《キメワザ!》

 

「ん?」

 

聞こえてきた音にそちらを向けばパラドクスが必殺技の待機状態になっていた。

 

「ヘぇ~」

 

俺自身も片足に力を込める。

 

「お前は、俺の心を滾らせた!!」

 

パラドクスは一気に俺へと距離を詰めた。

 

《パーフェクトクリティカルコンボ!!》

 

パラドクスは渾身の一撃をその蹴りに込めて放つ。

パラドクスとスタークの互いの蹴りがぶつかり合う!

競り負けたのは、

 

「……くそっ!?」

 

パラドクスの方であった。ライダーゲージは一メモリにまで減っていた。

 

「ゼロになっていない……あぁ回復のエナジーアイテムか」

 

千景はパラドのゲージがゼロになっていないことに疑問を感じたが、パラドクスの能力で回復のエナジーアイテムを使って体力を回復したのだと察した。

 

ザリッ

 

「ん?」

 

千景はパラドクスの方へと行こうとしたが、足を上げたつもりが引き摺るように動いた。

どうやら先程のパラドクスの渾身のキメワザによるダメージが大きかったようだ。

 

「強化されたキメワザに普通の蹴りでの対応は流石に無理があるか。今回は俺も足にきたからな。ここは引き下がることにするよ………Ciao」

 

そう言って、先程まであった筈の足の引き摺りが無くなったように歩いているスタークは姿を消した。

 

「くっ!?……今回はここまでだな」

 

パラドもバグスター特有の消え方をして、その場から消える。

 

──場面は千景とパラドからなのは、フェイト、スナイプに変身しているヒロマサのへと移る。

3人はそれぞれの魔法やエネルギー弾による射撃の撃ち合いで三つ巴の状況を作っていた。

 

「このままじゃ埒があかねぇな」

 

ヒロマサはこの場で最も脅威となるパラドクスとブラッドスタークが消えたことで好機だと感じていたが、この三つ巴を早くどうにかしたいと思った。

 

「ここでどうにかしないと」

 

フェイトは自分の目的の邪魔をする存在が減ったことで目の前の敵に対する思考を増やす。

 

《ガシャット!キメワザ!》

 

スナイプはゲーマドライバーからジェットコンバットを抜き、キメワザホルダーに差し込んでボタンを押す。

 

「させないよ!」

 

ユーノの相手をしていたアルフがスナイプへと襲い掛かる。

 

「チェーンバインド!」

 

「何!?」

 

スナイプの身体に緑色の鎖が縛り動きを阻害してきた。

 

「なのは大丈夫!?」

「ユーノ君!」

 

「フェイト、無事かい!?」

「私は大丈夫だよ。アルフ」

 

スナイプの動きを封じたユーノとアルフはなのはとフェイトの下へと駆け寄る。

 

「ほどけねぇ!?」

 

スナイプは身体を拘束するチェーンバインドを破壊して自由になろうとするも、予想よりも硬く、壊すのに手間取っていた。

 

「今の内だよ!なのは!」

「今だよ!フェイト!」

 

ユーノとアルフは全く同時に互いのパートナーに声を掛ける。

 

「うん!レイジングハートお願い」

 

「バルディッシュお願いね」

 

《ExceedCharge》

《ZamberDaggerSonicMode》

 

2人のデバイスはそれぞれチャージを行う。

 

「させるか!」

 

スナイプは2人に攻撃をさせまいとジェットコンバットに装填されている必殺技を放つためにキメワザホルダーのスイッチを押す。

 

《ジョットクリティカルストライク!》

 

それにより無理矢理に拘束していたチェーンバインドを破壊して弾丸を放とうとする。

 

「させないよ!」

 

だがユーノはそれを結界で防ぎ、その間にアルフも魔力弾を放つ。

 

「くっ!?」

 

スナイプに変身しているヒロマサはそれを回避するが、なのはとフェイトとの減ったライダーゲージが更に減りジョットコンバットの飛行能力で素早く空中に上がる。

 

「もう無理か」

 

ヒロマサの視線には倒れたなのはと、そのなのはに近付いてレイジングハートからジュエルシードを回収しているフェイトの姿が見えた。

どうやら、なのはとフェイトの魔法戦はフェイトの勝利で終わったのだと気付いた。

 

「あ!?」

 

「チッ!?」

 

そのまま空の彼方へと消えたスナイプにユーノとアルフはそれぞれ声を漏らすが、すぐに互いのパートナーのなのはとフェイトの元に向かう。

 

「なのは!?」

 

「…………」

 

ユーノはなのはに声を掛けるが気絶していて起きない。

 

「ジュエルシードは回収できたみたいだね!流石は私のご主人様だよ!」

 

「……うん」

 

フェイトはアルフの言葉に頷いて、チラリと倒れているなのはの方を見てからその場から離れた。

 

 

 

今宵のジュエルシード争奪戦はフェイトが獲得し、終わりを迎えた。

 

 

 




次は可能ならばもう少し早めに続きを書きたいと思ってます。
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