次のジュエルシードは順番が変わっていないのなら大樹による街の混乱になるだろう。
「さて、俺はどう動くかな」
「社長」
俺が次のジュエルシードに対しての行動を考えてながら飲み物を飲んでいると秘書のヒューマギアが俺を呼んだ。
「何だ?」
「製作しているドライバーの進捗状況の報告が来ました」
「報告してくれ」
「それは俺も聞きたいな」
秘書からの報告を聞こうとした時に、いつの間にかパラドも部屋にいた。
せめて直接的に部屋に現れるのではなく扉の前とかからにしてほしいよ。
「・・・・」
「構わない。彼がいるが報告してくれ」
「かしこまりました」
パラドがいることで口が閉じて機密を洩らさないようにしていた彼女は俺からの命令により了承し、パラドが聞いている状態でも報告をする。
「現在の完成度は約4割ほどが出来上がりましたが、性能と耐久テストが望む数値に達していないとの事です」
「そうか。……予想よりも低いな」
俺は途中の経過報告を聞き、色々と考えていた。
「どのくらいのレベルなんだ?」
「性能耐久ともに半分程の数値しか出ておりません」
「…マジか」
これには俺も驚いた。さすがに半分しかいってないとは思わなかった。
「何か解決案は出ているのか?」
「今のところ1つだけ解決案が出ております」
「それは?」
流石に一から作るとなると時間が掛かるのは予想していたが、ここまで掛かってるのならば解決案は無いだろうと思ったらあるらしい。
「完全個人対応型にすれば問題ないとの報告があります」
「……なるほどね」
どうやら万人向けではなく、完全に個人に対してなら完成の目処が立つって事だな。……まぁ他の人に使わせる予定は一切ないけれど。
「何か必要な物があるなら俺も協力するぜ♪」
「お前が協力するのは当たり前だ」
だって、こいつのドライバーだからな。それに製作依頼をしてきたのもパラドだからな。
「それで必要な物はあるのか?」
「あります」
「何が必要だ?」
俺は秘書のヒューマギアに聞くと必要な物はあるらしい。
「それは、その人物の情報と戦闘データです」
「戦闘データか」
「はい。情報のみでも完成は出来ますが、最低でも2年か3年の間は時間がかかるとの事です。戦闘データがあればこれを約半年にまで縮めれます」
必要な物は聞けば納得するものだった。更に戦闘データがあれば時間がかなり短縮されるようだ。
「どうするパラド?」
「それなら俺も
パラドは自身のガシャットを持ちながら言った。それにドライバーに必要な戦闘データを貢献してくれるみたいだった。俺は秘書を下がらせて部屋には俺とパラドの2人になった。
「次のジュエルシードの時に介入するのか?」
「あぁ、魔導師ってのがどこまでやるのかが楽しみだ♪」
「彼じゃなくて、なのはの方を先に相手をするのか?」
パラドにいつ介入するかを聞いた俺はそこに驚いて聞き返してしまった。
「射撃の腕はアイツは天才だが、他の技術やらのレベルが足りないからな。そこら辺のレベルアップが少しは済んでからだな」
「そこはお前の事情だから好きにすればいい」
「了~解♪」
パラドはそう言って部屋から完全に姿を消した。
俺はパラドとの話し合いを終わらせて社長室から見える海鳴市を眺めていた。
「パラドの奴はいつも楽しそうにしているな。まぁ気持ちは分からなくもないがな」
ドドォォォン!
「なっ‼️」
急に耐震にしてある会社内でも分かる程の震動が起こった。
机の上にあるコップも揺れる。
「あれは」
近くの窓から外の様子を見れば、巨大な大樹が街中に突然現れていた。
「そうか。あれは今日だったのか……また色々と大変になるな。まぁ早速戦闘データを取れる環境が出来たのだけは不幸中の幸いだな」
俺はこの後に起こる事を予想して手を頭に添えて、パラドのドライバーに必要な情報を手に入れる切っ掛けが来たことに少しながらの安堵をした。
「今回は完全に俺は介入する気はないし、ゆったりとさせてもらうかな」
俺はソファーに座り、成り行きを見守ることに決めた。
「…はぁ」
バシッ!…ジ…ジ
ジュエルシードの暴走によって生まれた大樹の根っこが俺の会社にまで襲ってきたが、俺はため息を吐きながら大樹の根っこの時を止めた。
「被害が出る前に止めてくれよ」パチン!
俺は指を鳴らして、時を止めてある根っこを消滅させた。
千景はそのまま容れてある飲み物を飲んだ。全く関係ないことだが、この男はコーヒーや紅茶の類いは一切飲めない男である。
◇
僕が最初のジュエルシードを回収してから2日が経過した。
前回の回収の時にリボルとの戦闘の疲れが出たのか次の日は家で休息を取った。
疲れが出て身体を休めていた僕に
「身体の調子もよくなったし、今日はジュエルシードを探してみようかな」
とは言っても暴走前のジュエルシードは殆ど綺麗な石くらいの認識しかできないから地道に探すしかないんだよね。
「マジマジ」
「だよね~」
「課長のハゲめ!」
「あそこのジュース美味しいよね」
「俺たちrappa!」
「翠屋のケーキ最高だよね♪」
「ここの焼き鳥当たりだな」
「私は神だぁぁぁぁぁ!」
「みーたん最高!」
「先生!締め切りが間近なんです!」
「マジやばくね」
「……左手は添えるだけ」
「メイドに、なりたい」
歩いていると街の色々な賑わいの声が聞こえてきて、これはこれで楽しんでいる。
途中でおかしな事を言ってる人がいたけど気にしたらダメだよね!
「それにしてもジュエルシードは簡単には見つからないね」
僕が手に入れたジュエルシードは先日の分の1つのみ。僕の願いを叶える為には、まだ1つだけでは足りない可能性が高い。
最悪の場合だとなのは達を襲い手に入れないといけない。
かなり物騒な事を考えるヒロマサ。
「どうぞ~」
「大丈夫です」
目の前にポケットティッシュを渡されかけたヒロマサはやんわりと断った。
「いつかの大樹の件が今日だったらね~」
ドドドドッ!ドン!
「うわっ⁉️」
「きゃ⁉️」
「アウタッ‼️」
「何だよ⁉️」
「世界の破滅だぁ‼️」
「神は不滅だぁぁぁぁ!」
「先生、バスケがしたい‥です‼️」
「避難しないと!」
「危ない!」
僕がそんなことを言ったからなのか、急に地震が起きた。いきなりの揺れで僕も転けてしまう。
後、本当におかしな事を言ってる人がいるよね⁉️
「いきなり地震⁉️」
僕は周りを確認してようとしたら、目の前に巨大な根っこが振ってきた。
……いや、この場合は振り下ろされてきたが正しいのかな?
「あれは⁉️」
例えどんなに距離がかなり離れていようとも、見失うことの無い巨大な大樹が海鳴市に現れていた。
「本当に今日だったの⁉️」
ヒロマサが周囲を見渡すかぎり混乱している人達で溢れかえっていた。
「どうにかしないとね」
《バンバンシューティング!》
《ジェットコンバット!》
「第三戦術……変身!」
《ガッチャーン!レベルアップ!》
スナイプレベル3に変身した俺はすぐに空中に上がり周りの状況を見た。
「こいつはヤバいな」
まだ建物への被害は少ないが、それでも少しずつ着々と被害の規模は拡がっていた。
「チッ!」
俺はガトリングコンバットからエネルギー弾を根っこに命中させて動きを止めるが一時凌ぎにしかならない。
ジュエルシード諸とも破壊しても問題ないのならばキメワザで破壊は出来るが、問題がありまくりで出来ないのが現状だ。
「やっぱり、ここはなのはの砲撃魔法からの封印処理に任せるしかないな」
俺は上から俺目掛けて落ちてくる根っこを認識し、俺が造ったゲキトツロボッツのガシャットを取り出して、ガシャコンマグナムに差し込む。
《ガシャット!キメワザ!》
「喰らいやがれ!」
《ゲキトツクリティカルフィニッシュ!》
ガシャコンマグナムの先端からエネルギー体のゲキトツスマッシャーを根っこ目掛けて撃つ。
その威力によって根っこは軌道を変えられ人のいない所に落ちた。
「さすがに長く持ちそうにないな」
守りながらの防衛に疲労を隠せないヒロマサであった。
その時!
膨大な大きさの桜色の光線が大樹へと命中した。
「これが魔砲少女‥か」
ヒロマサは後になのはが魔王少女とか魔砲少女とか言われても仕方ない片鱗を今日見たのであった。
「あ⁉️ジュエルシード!」
封印処理がされたジュエルシードを見つけた。
「横から取るのは良心が痛むが俺の目的の為にも回収させてもらう!」
俺はすぐさまジュエルシードの所に速度を上げて回収しに向かった。
ジュエルシードはなのはが回収する前に手に入れることに成功した。
ヒロマサは人気の無い場所に降り、変身を解除した。
「ふぅ‥‥なのはが回収する前にゲットできて良かったよ」
僕は急いでその場から離れる事にした。
自分の考えた作品を書き上げるのは、やっぱり楽しいですね♪
色々と悩むけど時間かけて書き上げた達成感はある。
なので時間はかかりますけど、このまま頑張って続きを書いていきます!